【星降る稜線】空木岳 駒ヶ根スキー場から千畳敷

2019年08月06日(火) 〜 2019年08月07日(水)

• GPS: 31:11
• 距離: 21.0km
• 登り: 3,073m
• 下り: 1,328m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:31

6:55 スタート地点
7:34 7:35 空木岳登山道取付地点
7:40 7:40 空木岳登山道入口(第二取付点)
8:01 8:02 空木岳登山口駐車スペース
8:02 8:04 林道終点
8:32 8:33 タカウチ場(池山分岐)
9:16 9:28 池山
9:41 9:48 池山小屋
9:49 9:50 池山尾根水場
10:18 10:19 尻無
10:26 10:27 マセナギ
11:16 11:22 大地獄
11:28 11:29 小地獄
11:54 11:56 ヨナ沢ノ頭
12:48 12:51 空木平カール分岐点
13:29 13:57 駒石(駒石山)
14:26 駒峰ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 0:14
• 合計: 8:08

5:58 駒峰ヒュッテ
6:06 6:10 空木岳
7:09 7:09 木曽殿山荘
7:38 7:38 東川岳
9:02 9:02 熊沢岳
10:25 10:29 檜尾岳
12:07 12:09 濁沢大峰
13:32 13:32 島田娘
13:41 13:41 極楽平
14:01 14:05 千畳敷駅
14:06 ゴール地点

天候

6日：はれのちガス 15時過ぎに夕立
7日：はれのちガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：調布IC〜駒ヶ根IC 右折して5分ほどで菅の台BT

駐車場：駒ヶ根スキー場（無料）菅の台の前を左折 5分ほど登る

下山：浄土平から駒ケ岳ロープウェイでしらび平 バスで菅の台 2170円 14:09の臨時便〜14:20のバスであっという間に下山 スキー場までは徒歩8分ほど舗装路歩き

復路：駒ヶ根IC〜高井戸IC 小仏渋滞20分

コース状況／危険箇所等

よく整備された歩きやすい登山道。

駒峰ヒュッテから浄土平までは水場がないので多めに担いで行くかヒュッテで購入する。500mlが200円。

その他周辺情報

コンビニは駒ヶ根IC下りて左折したところにセブンイレブン。

早太郎温泉 こまくさの湯
http://www.komakusanoyu.com
菅の台からすぐ、大人610円、JAF割50円。水風呂気持ちいい。

ガロが定休日だったので明治亭でソースカツ丼。無難。

写真

8/6 6:36

菅の台バス亭の行列を横目にスキー場へ。

8/6 6:35

こちらに駐車。下山後はピックアップに来なければ。

8/6 6:35

犬連れの方がゲレンデを散歩していたがすぐに帰ってしまった。残念。

8/6 7:08

こちらにポストあり。

8/6 7:17

綺麗に植えられた明るい森を歩く。

8/6 7:33

木漏れ日だとそこまで暑くはない。

8/6 7:43

林道と何度か出合う。

8/6 7:58

岩陰にきのこ。

8/6 8:00

地蔵と慰霊碑。74年前の出来事を思いしばし黙祷。

8/6 8:15

林道終点。ピストンならばここまで車で来られる。

8/6 8:16

甲斐駒仙丈と白峰三山。

8/6 9:03

池山目指すもうっすらガスが。

8/6 9:24

まったくな樹とビッシリな樹。違いはなんなんだ？

8/6 9:34

池山山頂から千畳敷カール。

8/6 9:48

ミヤマカラスアゲハ。

8/6 9:50

ブナの森だが背が高いせいかあまりブナ感がない。

8/6 9:52

少し下って池山小屋。

8/6 9:56

唯一の給水ポイント。冷たくてうまい水がジャージャー。持ってきた水は全て入れ替え。3.5リットル担ぐ。

8/6 10:05

タマガワホトトギス。

8/6 10:15

この辺りはカニコウモリだらけ。

8/6 10:28

切り株にもふっと。

8/6 11:01

ミヤマクワガタソウ。

8/6 11:06

まるで木工品のよう。

8/6 11:22

急だが木段も多数。

8/6 11:38

うつむきクルマユリ。

8/6 11:38

シモツケ。

8/6 11:39

ヤマハハコ。

8/6 11:44

迷い尾根って名前はなんだかちょっと...

8/6 12:02

シャクナゲ。

8/6 12:48

カラマツ。

8/6 13:00

フウロ。

8/6 13:00

キスゲ。

8/6 13:12

樹林を抜けるも青空ロスト。

8/6 13:15

シラビソボックリ。

8/6 13:23

イワツメクサばっかり。

8/6 14:06

下のルートには避難小屋。

8/6 14:09

飯島町の方かと。

8/6 14:09

駒石。時間も余裕だったので白い岩の上で30分ほどお昼寝。

8/6 14:30

ハイマツぼっくりは歌舞伎の隈取りのよう。

8/6 14:41

本日のお宿。駒峰ヒュッテ。小屋番さんと中1のお孫さんがいた。

8/6 14:51

シェラフ持ち込みで1泊3500円。最終的に7名。ゆったりのんびり。

8/6 14:51

あと少しで山頂だけど今日はここまで。350mlが500円。

8/6 16:26

ビール2本目をテラスで楽しく飲んでいたら雷鳴とともに夕立襲来。慌てて室内にビパーク。スパイスキーマカレーにズッキーニやら豆やら。ウイスキーぐびぐび。

8/6 16:59

かわいい小屋番さんが味噌汁どーぞと。野菜の甘みと辛いお味噌が染み渡るいい一杯。

8/6 17:21

雨上がり。しかし宝剣は雲の中。

8/6 17:22

八ヶ岳もモックモク。

8/6 17:22

甲斐駒が出た！とか大喜び。

8/6 18:09

そしてひょっこり日本一。

8/6 18:10

地元の山岳会が協力して作ったと言う小屋はとても素敵な場所に建っていた。

8/6 18:10

夕刻に宝剣。しばしウイスキー飲みながらヤマ談義して19時には気絶。

8/7 2:10

2時に起床。寒暖計は13度。早くも暑い1日になりそうな予感。

8/7 2:08

上空には綺麗に夏の大三角形。

8/7 2:10

屋根の上のカシオペア。

8/7 2:29

天の川に角度を合わせて。

8/7 2:43

我慢できずカメラだけ持って山頂へ。

8/7 3:06

雲の下に輝く伊那の街。叔父叔母いとこ元気かな。

8/7 3:25

南の空にはさそり座が浮かぶ。

8/7 3:12

縦使いで南アルプスと駒ヶ根の街。

8/7 3:45

ちょっと上空に振るとオリオン座とプレヤデス星団。

8/7 3:32

伊那峡に星々降りて。

8/7 4:07

暁のオリオン。

8/7 4:17

浅間山から北岳までが一望。

8/7 4:22

南八ヶ岳の稜線が燃えている。

8/7 4:24

ヒュッテにも明かりが灯る。

8/7 4:36

おはよう芙蓉峰。

8/7 4:49

オレンジモーメント。

8/7 4:50

甲斐駒と鋸。奥には金峰の五丈岩も見える。

8/7 4:59

たまらん瞬間。

8/7 5:06

来た。

8/7 5:00

一旦キソコマはさみまーす。

8/7 5:12

山肌焼いて。

8/7 5:12

ライジンサン。

8/7 5:12

素晴らしき2864mの夜明け。

8/7 5:12

本日の縦走路はこちら。

8/7 5:14

雲海に浮かぶ八ヶ岳連峰。

8/7 5:14

南プス北部の五人衆のシルエット。

8/7 5:14

甲斐駒もだが鋸の稜線がたまらん。

8/7 5:15

仙丈は雄大にデカく。

8/7 5:15

白峰三山はたおやかに。

8/7 5:07

自撮る。

8/7 5:17

よき1日の予感しかしない。

8/7 5:19

朝食片付けトイレ済ませるべく一旦小屋へ。

8/7 5:24

御嶽山もどどどーんと。

8/7 6:00

左肩に乗っているのは白山じゃあないか。

8/7 6:11

空木ブルーに向けて出発。

8/7 6:16

美ヶ原の奥には浅間山。噴火の兆候などは微塵も見せずにゆったりと。

8/7 6:17

ずいぶん青いな。

8/7 6:20

今回の山行ですっかり御嶽山が好きになった。いよいよ登ろう。

8/7 6:20

振り向けば恵那山。かな？

8/7 6:35

ミネウスユキソウ。

8/7 7:07

すぐに急降下。

8/7 7:20

鞍部に木曽義仲ゆかりの木曽殿小屋。

8/7 7:36

こんなアップダウンの繰り返し。

8/7 7:43

ガーガー言うのでズーム。ホシガラス。

8/7 7:47

恵那山トンネルの向こうには中津川の街。

8/7 8:24

塩見と富士山。駒石の所に人影が。富士山見えるのかしら？

8/7 8:25

甲斐駒鋸の後ろから雲がモクモク。

8/7 8:26

ハイマツの茂る稜線の道を進む。

8/7 8:49

上ったり下ったり。

8/7 8:56

振り返ったり。南駒ケ岳もいいな。

8/7 9:19

熊沢岳。スフィンクスのような巨岩。

8/7 10:11

トリカブト。

8/7 10:11

オトギリ。

8/7 10:37

キン肉マンの家のような避難小屋。

8/7 10:39

ヒノキオダケ。ウソつくと鼻が伸びるのかしら。

8/7 10:39

子連れの賑やかな団体がお食事中。

8/7 10:39

かわいいお尻丸出し。

8/7 10:40

ハイマツの実を捕食中。子供はお花に夢中。

8/7 10:43

あれ？あれれれれ？

8/7 11:06

木曽路。大桑村。

8/7 11:09

タカツメクサ。

8/7 11:19

しらび平が見えた。炭酸飲みたい。

8/7 11:20

キバナコマノツメ。

8/7 11:24

エゾシオガマ。

8/7 12:10

ご機嫌稜線歩きにピリオドを打つように雲が襲来。

8/7 12:11

南プス劇場も幕が閉まる。

8/7 12:35

後方から猛ダッシュで兎が走って来て、こちらに気づくと踵を返して走り去る。そんなのが2回くらいあった。

8/7 12:56

イワヒバリは登山道で優雅に歌う。

8/7 13:05

島田娘の先には何も見えず。この辺りで背負ってきた水が底をつく。

8/7 13:09

イワギキョウ3姉妹。

8/7 13:26

稜線のシンジロウとクリステル発見。

8/7 13:33

駒ヶ根はなかなかのビックタウン。

8/7 13:43

伊那前岳あたりはかろうじて。

8/7 13:44

宝剣ないけん登らんけん。またの機会にやりましょう。

8/7 13:51

千畳敷は思ったよりも混雑していない。

8/7 14:05

諦めて正解。

8/7 14:16

炭酸買う暇もなくすぐに臨時便が。

8/7 14:09

あんなに苦労して登ったのに下るのは一瞬っていう。菅の台バス停で下車。

8/7 15:08

舗装路を8分ほど登り返し。

8/7 15:14

スキー場直下のショートカットから。

8/7 15:15

車の中は灼熱地獄。急いでこまくさの湯に行き水風呂へダイブ。

8/7 16:09

ガロは定休日。無難に明治亭。美味しいがキャベツがシャキシャキすぎて食べづらかった。ノンアルうまー。

8/7 16:32

下界から稜線見上げると宝剣が顔を出していた。さて次はいつ来ようか。

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

otkme

白馬から戻ると、3日間の屋外仕事に駆り出された。

街の暑さに朦朧としながら、次の山行に想いを馳せる。8月の6日と7日、涼しい山で星空眺めて、うまい酒飲んで。

天気予報では7日がどこも不安定と。そんな中空木岳だけは好転予報。千畳敷から攻めるか、空木まで先に登るか。何はともあれ駒ヶ根に移動。
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駒峰ヒュッテは地元山岳会が管理する山小屋。当番の方とお孫さん、二人のおもてなしを受け、同宿した方々とひと時の邂逅。お酒を飲みつつ山の話やら旅の話やら。なんて素敵な時間。

真夜中に目覚め、空を見る。稜線に降り注ぐ満天の星たち。街が近いせいで光害も多いが、それはそれでドラマチックに。

夏の大三角形と暁のオリオン。稜線の彼方の空が茜色に焼けるまで山頂を楽しみ、スッキリと晴れ渡る稜線を千畳敷方面へ進んだ。
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74年前も星は輝き、山も人々の暮らしも変わらずそこにあったのだろう。

稜線に座り街の灯りを眺め、そこに暮らす人たちの平穏な日々を祈る。

コメント

HAL011

4年前に
駒峰ヒュッテで休憩したとき、小屋番で登ってきた方から同じようなお話を伺いました。山岳会メンバーで管理するとかすごいですよね。通り掛かりで休憩しただけだったんですが珈琲をご馳走になり、本当に良き思い出です。

最近めっきり登山してません…

otkme

築20年
山岳会の仲間うちの大工さんやら内装屋さんやら電気工さんが協力して作ったとかで、かなりの低予算だったとか。

その割に綺麗に保たれているのは会の皆さんのお人柄が伺われるよねえ。

早く倅連れて日向山行きたいねー。