2019新穂高周回縦走（双六、三俣蓮華、黒部五郎、水晶、鷲羽）

2019年09月12日(木) 〜 2019年09月15日(日)

• GPS: 76:22
• 距離: 58.9km
• 登り: 4,545m
• 下り: 4,514m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:10

7:10 新穂高温泉無料駐車場
7:17 7:22 新穂高温泉バス停
7:23 7:28 新穂高登山指導センター
7:41 7:47 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
8:03 8:03 お助け風穴
8:17 8:17 中崎橋
8:27 8:27 笠新道登山口
8:39 8:41 わさび平小屋
9:01 9:01 小池新道入口
9:51 9:57 秩父沢出合
10:12 10:12 チボ岩
10:34 10:34 イタドリが原
11:07 11:10 シシウドヶ原
11:57 11:58 鏡池
12:00 12:11 鏡平山荘
13:13 13:17 弓折乗越
13:34 13:34 花見平
13:49 13:52 くろゆりベンチ
14:20 双六池

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:30

4:30 双六小屋
4:50 4:51 双六岳巻道分岐
4:55 4:55 双六岳中道分岐
5:33 5:34 中道分岐
6:03 6:03 丸山
6:26 6:40 三俣蓮華岳
7:02 7:02 三俣蓮華岳巻道分岐
7:54 8:37 黒部五郎小舎
10:19 10:20 黒部五郎の肩
10:30 11:24 黒部五郎岳
11:35 11:35 黒部五郎の肩
13:00 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 1:52
• 合計: 9:15

5:52 黒部五郎小舎
6:56 6:56 三俣蓮華岳巻道分岐
7:50 8:21 三俣山荘
8:48 8:48 黒部川水源地標
9:46 9:47 岩苔乗越
9:57 9:58 ワリモ北分岐
10:31 10:43 水晶小屋
11:14 11:31 水晶岳
12:02 12:26 水晶小屋
12:55 12:55 ワリモ北分岐
13:13 13:15 ワリモ岳
13:48 14:12 鷲羽岳
15:07 三俣山荘

4日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:00

3:33 宿泊地
4:09 4:09 三俣峠
4:28 4:28 三俣蓮華岳
4:54 4:54 丸山
5:21 5:21 中道分岐
5:40 5:50 双六岳
6:20 6:20 双六岳中道分岐
6:23 6:25 双六岳巻道分岐
6:37 6:37 双六小屋
6:40 6:40 双六池
7:11 7:11 くろゆりベンチ
7:22 7:22 花見平
7:34 7:34 弓折乗越
8:06 8:18 鏡平山荘
8:21 8:23 鏡池
8:53 8:53 シシウドヶ原
9:11 9:11 イタドリが原
9:24 9:24 チボ岩
9:35 9:36 秩父沢出合
10:10 10:10 小池新道入口
10:25 10:28 わさび平小屋
10:39 10:39 笠新道登山口
10:48 10:49 中崎橋
11:01 11:01 お助け風穴
11:14 11:18 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:26 11:29 新穂高温泉バス停
11:33 ゴール地点

天候

9/12朝霧雨
それ以降は晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅発→調布IC→松本IC→ 新穂高温泉(市営新穂高第三駐車場)
　※駐車場無料
　※木曜早朝で無料駐車場8割以上埋まる（木曜夜には満車らしい）

コース状況／危険箇所等

・双六小屋から三俣山荘の巻き道の熊の目撃情報あり（その他のコースでも目撃情報あり）

その他周辺情報

竜神温泉　　　　せせらぎの湯:510円

写真

9/12 7:12

木曜早朝ですでに無料駐車場は8割以上埋まる

9/12 7:19

霧雨の中スタート

9/12 7:34

去年は濁流だったが今年は穏やか

9/12 7:42

長い林道歩きのスタート

9/12 8:23

ひたすら林道を行くが往路は余裕

9/12 8:39

わさび平小屋着

9/12 8:56

ここも去年より穏やか

9/12 9:02

小池新道、本格的な登山道へ

9/12 9:06

この道は登りやすい

9/12 9:38

天気が回復してきた

9/12 9:43

小窓のような雲の切れ間

9/12 9:46

去年は雨の中修行のような登りだったが・・・
今年は絶景

9/12 9:50

秩父沢到着

9/12 10:11

チボ岩

9/12 11:11

シシウドヶ原
この辺りから疲労が・・・

9/12 11:40

ここからも長かった

9/12 11:57

鏡池到着
槍は見えず

9/12 12:04

暑くて堪らず・・・

9/12 12:04

鏡平小屋

9/12 12:36

槍のお出まし

9/12 12:41

雲海もすごい

9/12 12:44

弓折中段
もうバテバテ

9/12 13:07

去年もこの辺りは記憶がない

9/12 13:13

弓折乗越
ヘロヘロ・・

9/12 13:13

弓折乗越からの眺め

9/12 13:22

あとひと踏ん張りがけど長い・・・

9/12 13:31

ようやく鷲羽が見えた

9/12 13:45

双六小屋も見えた

9/12 13:56

鷲羽と双六小屋

9/12 14:09

双六岳

9/12 15:16

双六小屋に到着

9/12 15:27

遅い昼食

9/12 15:40

双六のテント場もまだガラガラ

9/12 15:53

鷲羽と

9/12 16:05

電波を求めて少し登る

9/12 17:08

ヘリが物資ではなく人を運んできたようだ

9/12 17:53

夕方の雲海も見事

9/13 4:44

2日目スタート

9/13 4:51

双六岳頂上にはいかず中道へ

9/13 4:55

中道分岐

9/13 5:12

ご来光は雲に隠れ・・・

9/13 5:17

中道を行く

9/13 5:34

中道分岐

9/13 6:06

三俣蓮華までも長い

9/13 6:26

三俣蓮華から

9/13 6:34

明日の宿泊地、三俣山荘も見える

9/13 6:49

雲ノ平も

9/13 7:29

今日の目的地、黒部五郎岳

9/13 7:50

黒部五郎小舎の前の急な下り
明日登ると思うと・・・

9/13 7:55

黒部五郎小舎

9/13 8:22

黒部五郎小舎

9/13 8:29

テン場もまだガラガラ

9/13 8:44

黒部五郎岳へ

9/13 9:01

カール内の登山道を行く

9/13 9:25

カール

9/13 9:44

ガス出てくると迷いそう・・・

9/13 10:02

肩までの急登

9/13 10:14

頂上確認

9/13 10:19

黒部五郎の肩

9/13 10:38

登頂

9/13 10:48

立山方面

9/13 11:38

絶景

9/13 12:15

大きな割れた岩

9/13 12:37

ガスが出始め・・・

9/13 12:52

あっという間に真っ白

9/13 13:37

黒部五郎小舎で昼食の親子丼

9/13 16:23

下山後はガスが出たり取れたり

9/13 16:43

下山後はガスが出たり取れたり

9/13 17:48

夕方は笠ヶ岳も現れ

9/13 18:10

夕刻の薬師岳

9/14 1:18

中秋の名月だそうで

9/14 1:20

星空

9/14 1:21

星空

9/14 6:11

3日目スタートから小屋の前の急登を行く

9/14 6:27

昨日登った黒部五郎岳

9/14 6:40

遅めのご来光

9/14 6:57

三俣山荘へは巻き道へ

9/14 7:00

巻き道

9/14 7:14

巻き道

9/14 7:25

小屋までまだ少しある

9/14 7:26

巻き道の残雪

9/14 8:10

三俣山荘にテント張って、今日の目的地へ

9/14 8:26

まずは源流を目指す

9/14 8:37

涼し気な登山道

9/14 8:44

源流の碑

9/14 8:44

この辺りが源流とのこと

9/14 8:47

岩苔乗越へ

9/14 8:53

川沿いに歩くので暑さ対策しながら

9/14 9:46

岩苔乗越

9/14 9:46

水晶岳までの道のりを見て、「長い・・・」

9/14 10:17

まずは小屋を目指して

9/14 10:34

水晶小屋

9/14 10:40

水晶小屋
この日は大盛況、人が続々と来る

9/14 10:55

水晶岳までもう少し

9/14 10:57

こんなところを通り

9/14 11:02

頂上にはなかなか着かない

9/14 11:14

ようやく頂上
去年断念してようやく登頂

9/14 11:19

水晶岳頂上から

9/14 11:21

水晶岳頂上から

9/14 11:22

水晶岳頂上からギザギザ

9/14 11:27

水晶小屋と槍

9/14 12:16

水晶小屋へ戻って、Tシャツ購入

9/14 12:21

水晶小屋で力汁
これはうまかった

9/14 13:04

鷲羽を目指しワリモ岳へ
稜線はとにかく暑い・・・

9/14 13:17

ワリモからの鷲羽への登り返しがきつそう

9/14 13:18

ワリモの登山道

9/14 13:21

ワリモ岳頂上は荒々しい

9/14 13:47

奇岩？誰かが乗せた？

9/14 13:50

去年以来の鷲羽岳頂上

9/14 13:54

鷲羽池と槍

9/14 14:02

登った水晶を眺めて

9/14 14:03

これも水晶方面を

9/14 14:24

三俣山荘からの鷲羽の急登
下りもきつい・・・

9/14 16:07

テント場は続々と人が・・・

9/14 16:50

夕食時には鷲羽はガスの中

9/14 18:53

夜の三俣山荘

9/14 23:47

星空と鷲羽

9/15 2:40

山荘からテント場の夜空

9/15 2:41

槍と星

9/15 4:25

4日目
まだ暗い三俣蓮華岳山頂

9/15 4:54

朝焼け

9/15 5:29

朝焼け

9/15 5:46

双六岳頂上

9/15 5:49

双六岳頂上

9/15 5:59

双六大地からの槍

9/15 6:00

穂高の雲海が見事

9/15 6:29

双六小屋に戻ってきた

9/15 6:39

双六のテン場はこの時間でも大盛況

9/15 7:29

下山はとにかく暑さと疲労との闘い

9/15 8:09

堪らず帰りも鏡平小屋で

9/15 8:23

鏡池からの槍もばっちり

9/15 8:58

暑さと疲労でもうろうと・・

9/15 10:31

ようやくわさび平小屋

9/15 10:33

長い林道歩き・・・

9/15 11:27

無事に下山
暑かったし、足がボロボロ

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

装備

個人装備

サングラス 保険証 トイレットペーパー ティッシュ・手拭きシート 手ぬぐい(2) スマホ レインコート 防寒着（ダウン上下・フリース・タイツ） 水筒（1ℓ×1・プラティパス） 折畳 時計 食糧（行動食・食事） シート代用 着替え（下着・半そで・靴下） ビニール袋 ゴミ袋（モンベルの袋も） 登山靴・靴下 カメラ 手帳・ペン ホイッスル ヘッドライト・雨用帽子・スパッツ・手袋 コンパス・地図 ホッカイロ スマホ充電池・カメラ充電池・予備電池 ザックカバー 救急セット 予備コンタクト・歯ブラシ・メガネ ストック コンロ・ガス（予備ガスも）・ライター クッカー コップ スポーク テント（シート・ポール・ペグ忘れずに） マット サンダル 汗ふきシート・日焼け止め ランタン・小屋用ライト 帽子 温泉用タオル・着替え（車）

備考

・9月中旬で手持ちのmont-bell#3は少しシュラフは寒い

感想

stream29

今回の縦走はまず赤石荒川と迷い、新穂高からの縦走に決めてからは、去年断念した水晶に行くか黒部五郎に行くかで悩んだ。日程的には行けるが去年の経験から体力的にきついと思い、計画は両方行くことにして体調や天候で2、3日目の予定を変えることにした。
まずは新穂高の駐車場を無事確保し、霧雨の中スタート。去年とは違い序盤で天気が回復し、稜線を眺めながらの登り。それでも鏡平の前から足が上がらなくなり始め、なんとか双六小屋へ。しばらく休むと足も問題なさそうだが明日の予定はまだ決めかねる。
2日目は三俣蓮華手前までどちらに行くか迷ったが予定通り黒部五郎へ。稜線からみる黒部五郎は雄大で、近づくにつれ存在感に圧倒された。山頂からの眺めは抜群で、しばらくの合間誰もいない山頂を楽しむことが出来た。
3日目は疲労もなく、予定通りに水晶、鷲羽へ。黒部五郎小舎前の朝イチの急登に苦しんだが三俣山荘に到着しテント設営して、いざ！まずは黒部源流に下り、そこから水晶へ。岩苔乗越に出て水晶方面を見ると、思わず「な、長い・・」と呟くほど稜線が続く・・気を取り直し、水晶小屋を越え、去年登れなかった頂きが近づく、そして一年越しの登頂。ゴツゴツして狭い山頂からの眺めは絶景だった。山頂滞在もそこそこに鷲羽に向けて、水晶小屋で力汁を投入し、ワリモ岳を越え、鷲羽岳への登り返しを登りきり、日射しも強い中、ヘロヘロになりながらも登頂。ここからの眺めは格別だけど下りは登りとはまた違い、やはりしんどかった。三俣山荘のテント場に戻り、そこから見る鷲羽岳は何とも言えない格好良さ。その後ガスに包まれるが夜中に星空とともに見た姿も素晴らしかった。
4日目は3:30には下山開始し、三俣蓮華、双六の稜線を朝焼けを楽しみながら歩くことが出来た。4日間、当初の霧雨を除けば天気に恵まれたが下山は暑さと疲労との闘い・・弓折乗越から小池新道までの下りは長く、暑かった・・
初の3泊テント、総距離も最長だったが終わってみれば、天候に恵まれ、体力的にも予定通り歩くことが出来て大変充実した山行だった。黒部五郎、鷲羽、水晶の100名山はどれもすばらしく、その稜線歩きも記憶に残るものだった。