大雪渓とキレットを満喫（猿倉〜白馬岳〜不帰キレット〜唐松岳〜八方）

2012年08月04日(土) 〜 2012年08月05日(日)

• GPS: 19:10
• 距離: 28.4km
• 登り: 2,915m
• 下り: 3,362m

コースタイム

8/4
　09：00　猿倉荘
　09：55　白馬尻小屋
　14：05　頂上宿舎　14：10
　14：30　白馬山荘
　14：55　白馬岳
　15：25　頂上宿舎　15：35　（昼食）
　16：50　杓子岳　　17：00
　17：55　鑓ヶ岳　　18：10
　18：50　天狗荘(テント泊)
8/5
　06：55　天狗荘
　07：25　天狗の頭
　09：05　不帰一峰
　10：05　不帰二峰北峰
　10：35　不帰二峰南峰
　11：10　唐松岳　　11：40
　11：55　唐松山荘　13：00　（昼食）
　14：15　八方池
　15：00　八方池山荘
　15：35　八方駅(八方アルペンライン)

天候

8/4　晴れ
8/5　晴れ　後　曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■駐車場
　二俣駐車場(朝8：30に到着段階で猿倉は満杯のため、猿倉の下にある無料の二俣駐車場へ誘導されました。誘導員の話では、夜2：00段階で猿倉は満杯だったようです。)
■リフト・ロープウェイ
　八方アルペンライン　片道1400円　夕方4：30くらいまで営業
HP:http://www.tokyu-hakuba.co.jp/green/happo/alpenline.html
■タクシー
　二俣駐車場〜猿倉　2200円
　八方駅(八方アルペンライン)〜二俣駐車場　　1400円

コース状況／危険箇所等

（1）道の状況
　コース全般
　・岩表面が滑りやすい
　・小石が多く落石に注意
　■大雪渓
　・アイゼンを準備した方が無難(6本歯を使用しました)
　・常に小石や岩が転がる音が聞こえ不安
　■不帰キレット
　・遠目にはルートが分かりにくいが、目印がきちんとあり迷うことはない
　・天狗の大下りはガレ場のため、落石に注意
　・不帰二峰北峰の北側にある鎖場は、3点支持が必要。高度感もあり怖い
（2）登山ポスト
　猿倉荘にあります
（3）水場
　猿倉〜白馬岳：3か所(猿倉、大雪渓の少し上、頂上宿舎)は確認
　　　　　　　　水には困らない
　白馬岳〜唐松岳〜八方：天狗荘のみだと思います。唐松山荘で購入は可能
（4）温泉
　白馬塩の道温泉　倉下の湯
　HP:http://www.kurashitanoyu.com/index.html

写真

8/4 9:00

スタート地点の猿倉荘

8/4 10:18

大雪渓の全景

8/4 13:20

大雪渓が終わり、お花畑の中を登山

8/4 14:49

白馬岳山頂に到着

8/4 17:00

杓子岳山頂からの鑓ヶ岳

8/4 18:03

文字が消えてますが、鑓ヶ岳山頂です

8/4 18:50

今回テント泊する天狗荘

8/5 4:59

天狗荘よりの御来光

8/5 7:18

天狗の頭

8/5 7:19

天狗の頭より剱岳と立山

8/5 7:51

天狗の大下り上からの不帰キレット

8/5 9:07

ガスの中の不帰1峰

8/5 10:16

不帰2峰北峰からの南峰

8/5 10:34

ライチョウ
不帰2峰南峰に向かう途中で発見

8/5 10:37

不帰2峰南峰

8/5 11:19

唐松岳山頂
人がいっぱいでした

8/5 11:49

唐松山荘
キレイな山小屋です

8/5 14:11

八方池
観光客がたくさんいました

撮影機器：

α NEX-3 SONY

感想

Qsuke

今回、テント泊練習のため、白馬岳に挑戦しました。

まず、白馬岳ですが、高速道路から白馬村までのアクセスが不便にもかかわらず、白馬岳や唐松岳には多くの登山者がいて、驚きました。
自分としても、大雪渓やキレットを体験し、お花畑、剱岳や立山などの素晴らしい景色を眺め、カモシカやライチョウといった野生動物とも遭遇し、充実した登山でした。

テント泊は、とにかく大変なことばかりでした。
まず荷物が重く(当然ですが...)、これまでに経験したことのない箇所（肩や骨盤、首筋）が痛くなり、探り探りの登山でした。
ひとつは、ザックへの荷物収納が悪かったです。ザックは、ホグロフスのOXO60を使ってますが、ハイドレーション専用の収納スペースがなく、ザック側面に入れてました。そのせいか、左右のバランスが悪く、左肩だけがやたらと痛かったです。
あと、骨盤は最後まで痛かったです。OXOは、ウエストベルトがしっかりしてるためなのか、自分が締付け過ぎてたためなのか、最後まで苦しみ続けました。何とかせねば。
テント張りは、19時前の暗くなり始める頃に到着して、親子2人に場所を譲ってもらいました。未経験者二人で、他の人達のテントを見ながら、テントを張り・片付けました。なんとか、二人でやり切ったといった感じでした。
食事は、天気が良かったので、それほど困らなかったです。でも、雨が降ったらと思うと、何か考えとかないといけないですね。ソーセージや餅を持って行ったのが、個人的には良かったです。

色々大変で反省もありますが、またテント泊に行きたいと思える良い登山でした。