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Yamareco

記録ID: 2214399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳と大キレット

2011年08月05日(金) 〜 2011年08月07日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
41.8km
登り
2,462m
下り
2,453m

コースタイム

1日目
山行
9:40
休憩
0:00
合計
9:40
9:10
9:10
40
9:50
9:50
50
10:40
10:40
60
11:40
11:40
30
12:10
12:10
50
13:00
12:10
75
槍沢キャンプ場
13:25
13:25
65
14:30
14:30
73
15:43
15:43
50
16:33
16:33
37
殺生ヒュッテ
2日目
山行
8:45
休憩
2:35
合計
11:20
4:50
50
5:40
5:40
50
6:30
7:30
45
8:15
8:15
58
9:13
9:13
7
9:20
9:55
80
11:15
11:15
115
13:10
14:10
120
16:10
3日目
山行
4:20
休憩
0:00
合計
4:20
7:20
60
8:20
8:20
40
9:00
9:00
45
9:45
9:45
75
11:00
11:00
40
11:40
上高地バスターミナル
天候 晴れ時々雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
マイカー規制のため、沢渡駐車場に駐車し、バスorタクシーで上高地入り。
北アルプスの山々と急流の梓川、これぞ上高地という風景。
2011年08月05日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 8:29
北アルプスの山々と急流の梓川、これぞ上高地という風景。
振り返れば焼岳が見える。
2011年08月05日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 8:29
振り返れば焼岳が見える。
毒草トリカブト発見!
2011年08月05日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 8:32
毒草トリカブト発見!
明神池到着。
2011年08月05日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 9:10
明神池到着。
横尾キャンプ場到着。奥に見えるのが・・・
2011年08月05日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 10:41
横尾キャンプ場到着。奥に見えるのが・・・
横尾山荘。
こっから西に向かえば涸沢、東に向かえば常念岳。我々は北に向かう。
2011年08月05日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 10:41
横尾山荘。
こっから西に向かえば涸沢、東に向かえば常念岳。我々は北に向かう。
エメラルドの川がとてもきれいだ。
上高地からこの辺りまでは、ほぼ平坦な道で登山という感じではない。
2011年08月05日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 11:43
エメラルドの川がとてもきれいだ。
上高地からこの辺りまでは、ほぼ平坦な道で登山という感じではない。
槍沢ロッジへ到着。
上高地から槍へ向かう中間地点。
2011年08月05日 12:07撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 12:07
槍沢ロッジへ到着。
上高地から槍へ向かう中間地点。
ロッジから槍まで5.9km。
そしてこっからが本格的な登り道となる。
2011年08月05日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 12:35
ロッジから槍まで5.9km。
そしてこっからが本格的な登り道となる。
槍見、これを本物の槍ヶ岳と勘違いする人がいるかも・・・
2011年08月05日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 12:42
槍見、これを本物の槍ヶ岳と勘違いする人がいるかも・・・
ババ平キャンプ場に到着。
2011年08月05日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 13:01
ババ平キャンプ場に到着。
大曲、ここを北上すれば東鎌尾根と合流する。
ロック鳥がそろそろ疲れてきた様子。
2011年08月05日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 13:33
大曲、ここを北上すれば東鎌尾根と合流する。
ロック鳥がそろそろ疲れてきた様子。
ついに槍が姿を現す。
2011年08月05日 15:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 15:35
ついに槍が姿を現す。
雪渓を慎重に渡る。
2011年08月05日 15:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 15:40
雪渓を慎重に渡る。
17時10分、急登を繰り返してやっと槍ヶ岳山荘へ到着。
2011年08月05日 17:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/5 17:09
17時10分、急登を繰り返してやっと槍ヶ岳山荘へ到着。
霧の中、槍の穂先へ出発。
2011年08月06日 04:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 4:57
霧の中、槍の穂先へ出発。
早朝に槍の穂先を目指す人が大勢いる。
一本道で垂直の梯子を数箇所登るため、渋滞発生中。
2011年08月06日 05:04撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 5:04
早朝に槍の穂先を目指す人が大勢いる。
一本道で垂直の梯子を数箇所登るため、渋滞発生中。
霧が晴れて今日のルートが見える。
2011年08月06日 05:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 5:17
霧が晴れて今日のルートが見える。
これが収容人員650名を誇る空中城塞槍ヶ岳山荘。
まるで天空の城マチュピチュを思わせるようだ。
2011年08月06日 05:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 5:17
これが収容人員650名を誇る空中城塞槍ヶ岳山荘。
まるで天空の城マチュピチュを思わせるようだ。
槍ヶ岳登頂成功。
遠くに富士山が見えた。
2011年08月06日 05:41撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 5:41
槍ヶ岳登頂成功。
遠くに富士山が見えた。
大喰岳(おおばみだけ)、3101mで日本山岳標高10位の山。
山バッジがあったので、思わず買ってしまった。
2011年08月06日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 8:16
大喰岳(おおばみだけ)、3101mで日本山岳標高10位の山。
山バッジがあったので、思わず買ってしまった。
南岳小屋へ到着。
2011年08月06日 09:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/6 9:18
南岳小屋へ到着。
大キレットでは重大事故頻発中との注意書き。
それでは気を引き締めて行こう!
2011年08月06日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 9:56
大キレットでは重大事故頻発中との注意書き。
それでは気を引き締めて行こう!
これが難所の長谷川ピーク。両側切れ落ちている。
雨に濡れた岩は滑るため、慎重に歩を進める。
霧で下が見えないのは良かったのかも・・・
2011年08月06日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 11:17
これが難所の長谷川ピーク。両側切れ落ちている。
雨に濡れた岩は滑るため、慎重に歩を進める。
霧で下が見えないのは良かったのかも・・・
これが最大の難所と言われる飛騨泣き。
個人的には長谷川ピークほど難所という感じはしなかった。
2011年08月06日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 12:06
これが最大の難所と言われる飛騨泣き。
個人的には長谷川ピークほど難所という感じはしなかった。
難所を通過したものの最後まで気を抜くことはできない。
2011年08月06日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 12:16
難所を通過したものの最後まで気を抜くことはできない。
13時10分、北穂高小屋へ到着。
奥穂高岳に行くのは止めて、涸沢へ向かう。
2011年08月06日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 13:11
13時10分、北穂高小屋へ到着。
奥穂高岳に行くのは止めて、涸沢へ向かう。
涸沢が姿を現した。
16時10分、涸沢小屋へ到着。
2011年08月06日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/6 15:52
涸沢が姿を現した。
16時10分、涸沢小屋へ到着。
涸沢ヒュッテまで散歩に行く。
画像の右に見えるのが、宿泊場所の涸沢小屋。
2011年08月07日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 5:46
涸沢ヒュッテまで散歩に行く。
画像の右に見えるのが、宿泊場所の涸沢小屋。
長野県警山岳遭難救助隊基地。
2011年08月07日 05:51撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 5:51
長野県警山岳遭難救助隊基地。
涸沢にはテントが沢山張られている。
2011年08月07日 05:54撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 5:54
涸沢にはテントが沢山張られている。
涸沢は最高の天気だ。
2011年08月07日 07:20撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 7:20
涸沢は最高の天気だ。
さようなら涸沢。
2011年08月07日 07:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 7:23
さようなら涸沢。
横尾山荘からは平坦な道をひたすら進む。
2011年08月07日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 8:46
横尾山荘からは平坦な道をひたすら進む。
徳沢園で名物?のソフトクリームを食べる。おいしい。
2011年08月07日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 9:52
徳沢園で名物?のソフトクリームを食べる。おいしい。
ニホンザルの群れに遭遇。ここのサルはかなり人間慣れしている。
2011年08月07日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 11:04
ニホンザルの群れに遭遇。ここのサルはかなり人間慣れしている。
上高地へ無事到着。大勢の人で賑わっている。
2011年08月07日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
8/7 11:37
上高地へ無事到着。大勢の人で賑わっている。

感想

今回は日本のマッターホルン・槍ヶ岳に登り、日本アルプスの十字路を南へ向かい、
国内一般登山ルートで最高難度のルートの一つといわれる大キレットの通過に挑戦する。
危険を伴うルートである上に歩行距離も長いため、検討した結果、ロック鳥と2人での挑戦となった。
(本当は2人しか集まらなかっただけ…)

マイカー規制のため、沢渡駐車場に駐車し、ここからはバスorタクシーで上高地入りする。

8時20分、登山開始。
本日の宿泊場所は、槍ヶ岳山頂直下の槍ヶ岳山荘の予定。
上高地からの距離は約22kmとハーフマラソン並の距離を移動しなければならない。

17時10分、急登を繰り返してやっと槍ヶ岳山荘へ到着。
槍ヶ岳頂上まですぐだが、今日はもう遅いので明朝登ることにする。

おいしい晩御飯をいただき、20時頃就寝。
そして朝・・・

霧の中、槍の穂先へ出発。荷物は山荘に置いていく。
早朝に槍の穂先を目指す人が大勢いる。
一本道で垂直の梯子を数箇所登るため、渋滞発生中。
5時40分、槍ヶ岳登頂成功。
遠くに富士山が見えた。

再び渋滞の中を下山し、槍ヶ岳山荘で朝食にカップラーメンを食べる。
そして7時30分に山荘を出発。

南岳小屋へ到着。
ここにきて小雨が降ってきたので雨具着装。
大キレットに向け装備を整える。

長谷川ピーク、飛騨泣きと難所を順調に通過。
13時10分、北穂高小屋へ到着。
ここで泊まるには時間が早いため、奧穂高岳をめざすか、涸沢まで下りるかを迷ってたら雨足が強くなってきたため、奥穂高岳に行くのは危険と判断し、涸沢へ向かう。

16時10分、涸沢小屋へ到着。
おいしい晩御飯をいただき、21時頃就寝。
そして朝・・・

涸沢ヒュッテまで散歩に行く。
散歩から戻り、朝食を食べ、いざ出発しようとしたときに事件発生!
俺の登山靴がない!
置いていたはずの棚にない!ロック鳥や山小屋の人と探し回ったけど見つからず。
履き間違いはよく聞く話だが、残っている靴が一つもない。
最悪だ!4万もしたお気に入りの靴だったのに
無いものはない、しょうがないと気持ちを切り替え、山小屋の人に運動靴を借りる。

涸沢と靴に別れを告げ、7時20分出発。
涸沢から横尾山荘までの道中、親戚の登山隊と感激の遭遇をする。

11時40分、上高地へ無事到着。大勢の人で賑わっている。

バスで沢渡駐車場へ。近くの温泉で疲れを取り、昼食を食べる。
食事中に天気は急変し、山の方で雷が鳴り出した。
あんなに天気が良かったのに、山の天気は本当に変わりやすい。

また、今日我々が涸沢小屋を出発したころ、穂高岳のザイテングラードで
痛ましい事故が起きていた。落石による滑落死亡事故である。
ハイペースで登る登山者の落とした石が、小学2年生の少年に直撃し50m滑落、
少年を助けようとした少年の祖父も滑落、2人とも死亡した。
事故の詳細はその場にいた人しかわからないが、
登山者は、落石が死亡事故に直結するということを肝に銘じておく必要がある。
細心の注意を持って歩くように心掛けないとならない。

【反省事項(→対応策)】
●小雨が降れば、レインウェアをすぐに着ること。
●登山靴の管理をしっかりすること。
●落石を絶対に起こさないこと。
●岩場ではヘルメットを必ず着装すること。

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