記録ID: 226040
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳
2012年09月15日(土) 〜
2012年09月17日(月)



体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 54:47
- 距離
- 48.5km
- 登り
- 3,920m
- 下り
- 3,912m
コースタイム
9/15上高地7:30-9:25徳沢園9:40-12:05本谷橋12:25-14:40涸沢野営場
9/16涸沢野営場5:25-8:25南陵分岐-8:40北穂高岳北峰(北穂高岳小屋)9:15-11:30最低コル-13:10涸沢岳-13:40穂高岳山荘-14:30奥穂高岳-15:35穂高岳山荘15:55-18:50涸沢小屋-19:35涸沢野営場
9/17涸沢野営場7:25-9:10本谷橋9:35-10:40横尾11:00-12:05徳沢園12:25-13:15明神池13:25-14:15上高地(河童橋)
9/16涸沢野営場5:25-8:25南陵分岐-8:40北穂高岳北峰(北穂高岳小屋)9:15-11:30最低コル-13:10涸沢岳-13:40穂高岳山荘-14:30奥穂高岳-15:35穂高岳山荘15:55-18:50涸沢小屋-19:35涸沢野営場
9/17涸沢野営場7:25-9:10本谷橋9:35-10:40横尾11:00-12:05徳沢園12:25-13:15明神池13:25-14:15上高地(河童橋)
天候 | 9/15晴れ(ほんの一時雨)9/16晴れ(午後時々曇り)9/17曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
9/15松電の経営する「沢渡上」駐車場からシャトルバスにて上高地入り(駐車場代3日1500円、運賃1名1200円) 9/17上高地からの戻りはタクシーで沢渡上Pまで定額4000円 帰り途中で、乗鞍温泉に寄り道し「湯けむり館」(1名700円)で温泉 http://www.norikura.co.jp/kanko/yukemurikan/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜泊は松本空港近隣の道の駅「今井恵の里」にて仮眠。 翌朝天候は晴れ。沢渡上の松電駐車場まで向かい、シャトルバスに乗り換え上高地へ。横尾までは順調に進むも、傾斜のつき始めた横尾からは荷物の重さに負けコースタイム維持が厳しくなる。Sガレの押出し付近で1分ほど小雨が舞うもすぐ止む(今回の行程で唯一の合羽着用)。涸沢での幕営は、到着時すでにたくさんのテントが張られた中、一番北東側の外れにテン場を確保。隣接の1人テントの住人に声をかけ、5人で入山祝い。 翌朝3:40起床したがトイレ渋滞等にあい、出立は5:30にずれ込む。10分ほどして頭上を見上げると鮮やかなモルゲンロート。軽量なサブザックで北穂沢をたくさんの登山客に続きながら順調に昇る。最初の渋滞は南稜の取付けの鎖と梯子部分。それでも8:40には北穂高岳北峰登頂。槍・常念はもとより八ヶ岳や南アルプス、果ては富士まで見渡せる。北穂高小屋で一息入れ、今回の核心ともいえる涸沢岳までの稜線歩きが始まる。岩トレの効果は絶大で、各人危なげなく通過していく。ただ悲しいかな連休の中日、鎖場、梯子等の各所で渋滞が発生、時間が奪われる。最低コルを過ぎ、正午を廻っても、対向からの登山者が途切れない。聞けば、大渋滞で奥穂に登れないのであきらめて北穂へとのこと。ショックを受けつつ涸沢岳への一番厳しい鎖に取付く。登り切る頃にはガスが稜線を包み始める。なんとかならないか…。涸沢岳から穂高岳山荘への下り、ガスの中にかすむ奥穂への取付け部をうらめしく睨む。確かに行列はあるものの、ガスが効いたのか列に人は増えていないように見えるが…。13:40穂高岳山荘に到着。渋滞でどの程度時間がかかるか読めない…。最悪涸沢に戻れないかもしれない。奥穂を見上げるとガスが少し緩んだようにも思えた。「これは来いということか?」3人に理解をして貰い、奥穂へアタック。梯子を登ると逆に下りようとする下山者200人が待ち受ける。しかし自分たちはほとんど待たされない。気がつけばコースタイムで山頂に到着。写真を撮り踵を返す。自分たちが帰る頃には降り待ちは30人ほどに縮小していた、それでも往路以上の時間をかけ穂高岳山荘に戻る。ここを16時までに出れば何とか日没までには涸沢に戻れるはず…。だったのだが、ザイテングラートの中盤の鉄梯子付近で、不用意にも踏み跡につられ北側のガレ沢に出てしまう。もう戻れない…浮き石の上を慎重に下降していく。しかし時間がかかる。涸沢パノラマとの分岐付近でヘッドランプを装着。昼寝岩で完全に日没。樹林帯の中を涸沢小屋に出たのは18:50となった。小屋は19時で閉店。滑り込みで生ビールにありつけた。 翌最終日朝、曇り。風があり雲が勢いよく流れていく。が北穂奥穂もガスの中。今日はモルゲンロートは拝めそうにない。昨日の疲れと眺望が望めないことからパノラマコースは断念しゆっくり撤収、素直に横尾下山とする。本谷橋につく頃には太陽が顔を出し、青空が広がる。 上高地河童橋前に14:15到着。下山報告をし一目散にタクシー乗り場へ。沢渡まで定額4千円。沢渡から乗鞍に寄り道。湯けむり館の乳白色の本気モードの温泉で疲れを癒やし帰路についた。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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