北岳〜間ノ岳〜農鳥岳、晩秋の白根三山縦走

2012年10月26日(金) 〜 2012年10月28日(日)

• GPS: 46:59
• 距離: 31.9km
• 登り: 3,437m
• 下り: 4,132m

コースタイム

1日目

　(バス)
　08:50　奈良田（バス停）
　09:40　広河原

　(以降、徒歩)
　09:50　広河原
　11:58　二俣
　14:38　八本歯のコル
　16:04　北岳山頂
　17:02　北岳山荘

2日目

　07:22　北岳山荘
　08:10　中白根山
　09:26　間ノ岳
　10:35　農鳥小屋
　11:49　西農鳥岳
　12:40　農鳥岳
　13:42　大門沢下降点
　16:08　大門沢小屋

3日目

　04:39　大門沢小屋
　07:36　休憩小屋（第三堰堤手前）
　08:50　奈良田（バス停）

天候

10/26・・・晴れのち曇
10/27・・・晴れ後曇
10/28・・・曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田の第一駐車場（無料）までマイカー。
入山時、下山時ともに駐車車両は3〜4台程度と空いていた


奈良田から広河原までバス(\1,100)で移動して入山し、奈良田へ下山してマイカー回収。

コース状況／危険箇所等

■積雪状況

　※2012/10/26-10/27の情報です、
　10/28低気圧の接近で状況は変化していると思うので、参考程度に。

・左俣コース
　積雪(根雪となりそう)と日中でも凍結が多い。
　八本歯のコルの梯子が連続する地帯より下は登降者の多くがアイゼンを装着。

・間ノ岳北側／西農鳥岳北側
　積雪・凍結多し。

　この時期は日毎に状況が大きく変化していくが、
　大局的には日を追うごとにシビアな状況となるので、
　最新の登山道の情報収集とそれに対応した装備や心構えが必要。


■道迷い

大門沢小屋から奈良田へ下る際、道に迷った。

迷った場所は大門沢小屋から南東250m地点。
暗闇・雨・濃霧でマークと踏み跡を見失い、開けた沢沿いに降りてしまい、
川べりで行き止まりになってしまった。
ルートに復帰するまで40分ほど時間を要した。

写真

10/28 16:07

奈良田からバスを経て広河原からスタート。初日は絶好の天気。

10/28 16:08

左俣コース大樺沢の下部から八本歯のコル（中央）、北岳山頂（中央右）を見上げる。やや雲が増えてきた。

10/28 16:09

大樺沢の雪渓。溶けずに来年まで残るようだ。

10/28 16:10

大樺沢から高嶺と地蔵岳。

10/28 16:10

八本歯のコルを目指す途中。積雪と凍結が多く、このあたりでアイゼンを装着。

10/28 16:11

再び大樺沢から高嶺と地蔵岳を振り返る。

10/28 16:11

ようやくバットレスが水平近くに見える位置まできたが、ガスっていて全容は見えない。

10/28 16:12

八本歯のコルからボーコン沢方面。

10/28 16:13

北岳山頂。と、仙丈ヶ岳が見える予定だった・・・

10/28 16:14

暫く晴れ待ちをしたが、仙丈ヶ岳は見えなかった。日没も近いので諦める。

10/28 16:15

2日目の朝。テン場から間ノ岳のモルゲンロート。

10/28 16:15

北岳のモルゲンロート。早立ちしてもっと良い場所から見たかった。

10/28 16:16

北岳山荘から白根中岳へ向かう途中、ようやく稜線上から仙丈ヶ岳が見えた。

10/28 16:16

白根中岳から北岳へと続く野太い縦走路。

10/28 16:17

白根中岳から東側。稜線は雲に飲み込まれそうな勢い。

10/28 16:18

白根中岳を超えると、視界は間ノ岳に支配される。

10/28 16:18

間ノ岳の稜線、物凄い威圧感。デカい。

10/28 16:18

間ノ岳は長く広い。直下からは似せピークを何度か踏まされる。これもその中のひとつ。

10/28 16:19

ようやく間ノ岳山頂に着き、北岳、白根中岳を振り返る。

10/28 16:19

間ノ岳山頂標。もう少し天気は持ちそうだ。

10/28 16:19

間ノ岳から農鳥岳方面。2名ほどの踏み跡があった。

10/28 16:19

農鳥小屋に到着。西農鳥岳はガスに飲まれている。

10/28 16:20

農鳥小屋のテン場で暫く晴れ待ちすると、雲が切れて西農鳥岳を拝むことができた。

10/28 16:20

西農鳥岳へと登る。中腹から間ノ岳と農鳥小屋を振り返る。

10/28 16:21

西農鳥岳山。山頂標と間ノ岳。

10/28 16:21

西農鳥岳から間ノ岳の縦走路。これから農鳥岳へ向かおうかというあたりで雲が高くなってきた。

10/28 16:22

農鳥岳山頂へ続く稜線。この辺で青空は見えなくなった。

10/28 16:22

農鳥岳から西農鳥岳方面。しばし晴れ待ちするが、雲は晴れそうにない。

10/28 16:22

稜線が雲に覆われてからは大門沢へと急ぐ。

撮影機器：

EOS 5D Mark II CANON

感想

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天気が良ければのんびり二泊三日。
天気が悪ければせかせか一泊二日。
と、考えて挑んだ白根三山。

結果的には一日目・二日目ともに天気が持ったので、
稜線上に長く留まれるよう二泊三日の山行となった。

・0日目
仕事を終えてから帰宅してすぐに出発。
（初めて第二東名高速道路を走る！）
道の駅「富士川ふるさと工芸館」で前泊。


・1日目
八時過ぎに奈良田のバス停に到着。
奈良田から広河原への乗客は自分を含めて二名。
思ったより少ない・・・
（続）