槍ヶ岳 北鎌尾根
- GPS
- 29:31
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 2,791m
- 下り
- 2,761m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:45
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 12:28
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:36
天候 | 9/20 曇りのち晴れ 9/21 晴れ 9/22 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
上高地BTまでの往復はタクシー利用。\4600/片道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北鎌沢はこれまでになく水が少なかったです。左俣出合まで水を汲みに行かなければなりませんでした。しかし右俣上部にも水が流れていました。 北鎌尾根上は岩が剥がれやすくなっています。「落」の声を何度も聞きましたし、自分も落としていました。穂先の北面あたりで大規模な落石の音も聞こえました。 |
その他周辺情報 | 湯の華温泉瑞祥に行きました。\700 |
写真
感想
Yさんのリクエストで、今年も北鎌尾根へ行くことにしました。去年の稜線通しが楽しかったので、lunetteさんも誘って3人旅になりました。
天気が心配でしたが、予報はどんどん好転してくれて、一安心。ただ気温がだいぶ下がるようなので、降雪になるかもしれない心配はありました。
北鎌沢出合までの長い道のりは、柔らかい日差しで快適に(?)進めました。かなり手前からテントが見え始めて、出合はかなり混んでいるとのこと。Yさんがなんとか3張り分の場所を見つけてくれました。気持ちがいいので夕食は外で。それほど冷え込みもせず快適に眠れました。
2日目。皆さん早くから出発していきます。暗い中大岩の重なる沢を登ります。去年上部で間違えたところは注意してましたが、最後の詰めの入り口を間違えてしまいました。北鎌のコルで装備を整えて、いよいよ尾根へ。最初は登山道っぽいのがだんだん岩稜になり、天狗の腰掛けからは岩伝いになります。
独標直登するパーティは他にもいましたが、競合することなく登ることができました。その後は記憶を辿りながらなんとか楽なルートを選んで行けましたが、1か所巻道に入らざるをえなかったところがあり、稜線復帰に時間がかかってしまいました。帰ってから去年のログを見るとちゃんと稜線通しだったので、この謎は来年以降に持ち越しです。
岩稜のアップダウンにも飽きてきたころ穂先の根元に到着。岩稜に慣れているYさんは先行しており、lunetteさんと登ります。今まで行ったことのない右側に、登れそうなルートを遠目に見ていたので行ってみました。無理のない個所を探りながら登っていきましたが、最後は衝立のような岩に阻まれ、左へ回り込みました。以前も登った上のチムニーがあったので、そこから登頂しました。3人で写真を撮り慎重に下って、殺生のテント場へ急ぎます。もうかなりの数が張られていましたが、小屋から離れた場所を確保できました。さすがに標高が上がると寒いのでオレンジジュースで乾杯した後は、各自テントで夕食としました。風も強く、はためく音で眠りは浅くなりました。
3日目。寒さに耐えながら撤収です。長い下りを徳澤園でのカレー目指して歩きました。想像通りのおいしさでした。やっとたどり着いた上高地は、バス乗り場に長蛇の列。タクシー乗り場も若干の列ができていましたがやはり回転が速いです。ほぼ予定通りに駐車場に戻ってこれました。
というわけで、今年の北鎌尾根も好天の中楽しく歩くことができました。lunetteさん、Yさん、大変お世話になり、ありがとうございました。いろいろ参考になるお話も出来て、とても有意義でした。またの機会を楽しみにしています。
今回はBBCさんのお知り合いのyさんも参加されて、お二人ともレベル「高」なので緊張度も「高」でした。水俣乗越からの嫌な下りで滑落して、頭を石に激突し、どうなるかと思いましたがヘルメット、手袋のおかげでかすり傷で済みました。BBCさんがザックを引き上げてくれて、すごく助かりました。(ヘルメットの大切さをこの度実感しました。)その中yさんの歩きの速さときたら、さすがです。(登りも)
3年ぶりの北鎌尾根でしたが、体力の低下を感じました。(膝も痛く)
北鎌沢の出会いで30人もテント泊とはびっくり。以前は4人ぐらいでした。
水も枯渇して上部まで摂りにいく状態、しかし、以前は上部には水はなかったけど、今回は豊富に流れて、靴を濡らしました。
お天気は最高で、段々迫る槍の穂先の迫力も抜群。(迫るんだけど、まだ取り付きにたどり着けないうんざり感あり)
しかし、どこで尾根通しを外れたか?これが謎です。でも、以前より下がらなくて済み、ざれざれの登り返しは回避できました。
最後、穂先への登りは、以前と同じ場所でした。
お二人に助けていただき、歩くことができました。ありがとうございました。
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