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Yamareco

記録ID: 2634376
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

南岳・北穂高岳・そして涸沢へ/新穂高〜上高地

2020年10月02日(金) 〜 2020年10月04日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
39.0km
登り
2,825m
下り
2,339m

コースタイム

1日目
山行
8:57
休憩
0:34
合計
9:31
3:58
4:03
41
4:44
4:53
95
6:28
6:37
53
滝谷出合
7:30
7:41
157
12:09
2日目
山行
5:43
休憩
0:49
合計
6:32
5:45
95
7:20
115
9:15
9:54
16
10:10
10:20
117
北穂高岳南峰
12:17
涸沢野営場
3日目
山行
4:44
休憩
1:22
合計
6:06
5:07
7
涸沢野営場
5:14
5:20
88
6:48
6:59
57
7:56
8:13
52
9:05
9:19
40
徳沢
9:59
10:12
35
明神
10:47
11:08
5
天候 2日:快晴 3日:曇り一時晴れ 4日:曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉・深山荘前、登山者用無料駐車場を久しぶりに停めれました。
上高地下山後は平湯行き、新穂高行きと2本のバスを乗り継ぎ深山荘前バス停で下車。

安房峠を越える旧道は土砂災害のために通行止めになっています。
※焼岳登山口までは行けます。
コース状況/
危険箇所等
南岳新道、大キレット、北穂南稜は周知のとおり急峻な地形のため転滑落注意。
また登山者由来の落石を起こさないことも重要です。

滝谷手前にて崩壊地を避けるための迂回路が整備されていたり、
近年の台風や大雨の被害で景色が変わったところがありました。
その他周辺情報 直帰しました。
予約できる山小屋
槍平小屋
10/1(木)夜 23:00前 深山荘前・登山者用駐車場到着。

今回は難なく駐車場を利用できました。

今までこの駐車場に入れた確率は半分くらい。今回は木曜夜着なのでまず大丈夫だろうとは思いましたが、
鍋平に停めることになった時のために自転車も用意してました。

出発まで車中で仮眠をとる。


10/2(金) 

3日間の中で最も確実に好天の初日。しかもほぼ満月で明るいという絶好のコンディションでのナイトハイクとなります。

2:39 深山荘前・登山者用無料駐車場(1,040m)出発

3:58 穂高平小屋(1,340m)

4:44 白出沢出合(1,540m)

右俣林道を歩き終わってもまだ暗い。

チビ谷の手前辺りでやっと明るくなってきました。

5:57 チビ谷(1,660m)

山小屋泊、または日帰り?の軽装備の方々に次々と追い抜かれます。
10/1(木)夜 23:00前 深山荘前・登山者用駐車場到着。

今回は難なく駐車場を利用できました。

今までこの駐車場に入れた確率は半分くらい。今回は木曜夜着なのでまず大丈夫だろうとは思いましたが、
鍋平に停めることになった時のために自転車も用意してました。

出発まで車中で仮眠をとる。


10/2(金) 

3日間の中で最も確実に好天の初日。しかもほぼ満月で明るいという絶好のコンディションでのナイトハイクとなります。

2:39 深山荘前・登山者用無料駐車場(1,040m)出発

3:58 穂高平小屋(1,340m)

4:44 白出沢出合(1,540m)

右俣林道を歩き終わってもまだ暗い。

チビ谷の手前辺りでやっと明るくなってきました。

5:57 チビ谷(1,660m)

山小屋泊、または日帰り?の軽装備の方々に次々と追い抜かれます。
6:27 滝谷出合(1,760m)

滝谷出合の手前では右俣谷の沢床まで下りるくらい迂回しました。
昨秋の台風被害で付け替えられた迂回路と思われます。以前は無かった登下降となりますが、
とりあえず通行できるように整備してくださったことは感謝です。

滝谷は記憶どおりの光景。今回も轟々と水が流れていました。
6:27 滝谷出合(1,760m)

滝谷出合の手前では右俣谷の沢床まで下りるくらい迂回しました。
昨秋の台風被害で付け替えられた迂回路と思われます。以前は無かった登下降となりますが、
とりあえず通行できるように整備してくださったことは感謝です。

滝谷は記憶どおりの光景。今回も轟々と水が流れていました。
遥か上方の滝谷ドームを見上げながら一息入れました。

6:36 滝谷出合出発
1
遥か上方の滝谷ドームを見上げながら一息入れました。

6:36 滝谷出合出発
滝谷出合を出発してまもなく藤木レリーフ。
地元六甲山の岩場で練習し、先述の滝谷を登攀されたすごい方です。
滝谷出合を出発してまもなく藤木レリーフ。
地元六甲山の岩場で練習し、先述の滝谷を登攀されたすごい方です。
7:09 南沢(1,910m)

南沢まで来ると、槍平まであとひと登り。
7:09 南沢(1,910m)

南沢まで来ると、槍平まであとひと登り。
槍平小屋手前ではずっと樹林帯の中だったような気がするので、ここも道が付け替えられたように思います。
河原のゴーロ帯なので歩きにくいです。
槍平小屋手前ではずっと樹林帯の中だったような気がするので、ここも道が付け替えられたように思います。
河原のゴーロ帯なので歩きにくいです。
7:30 槍平小屋(1,980m)到着

新穂高から5時間ほど掛かってようやく槍平小屋到着。
6年前はここまで飛ばし気味で来て、南岳新道はバテた記憶があるので今回は抑え気味に歩きました。

あまりじっとし過ぎない程度に小休止。小屋周辺はなかなかの冷え込みぶりでした。

7:41 槍平小屋出発
1
7:30 槍平小屋(1,980m)到着

新穂高から5時間ほど掛かってようやく槍平小屋到着。
6年前はここまで飛ばし気味で来て、南岳新道はバテた記憶があるので今回は抑え気味に歩きました。

あまりじっとし過ぎない程度に小休止。小屋周辺はなかなかの冷え込みぶりでした。

7:41 槍平小屋出発
槍平小屋からまずは樹林帯を登っていきます。
前方にはこのあと取付く南岳新道のある西尾根末端が見えています。
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槍平小屋からまずは樹林帯を登っていきます。
前方にはこのあと取付く南岳新道のある西尾根末端が見えています。
8:05 南沢(2,090m)

ルートは一旦南沢に出て、少し沢床を登ってから左岸の西尾根へ。
ここからが南岳新道の頑張りどころとなります。
8:05 南沢(2,090m)

ルートは一旦南沢に出て、少し沢床を登ってから左岸の西尾根へ。
ここからが南岳新道の頑張りどころとなります。
尾根下部は急登の連続で、ハシゴ、クサリが次々と現れます。
下調べではやや荒れ気味で下り使用は回避すべきという情報を得てましたが、しっかり手を入れていただいていると感じる場面が続きます。
とはいえ、しんどいルートには変わりなく、体力と集中力を振り絞って登りました。
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尾根下部は急登の連続で、ハシゴ、クサリが次々と現れます。
下調べではやや荒れ気味で下り使用は回避すべきという情報を得てましたが、しっかり手を入れていただいていると感じる場面が続きます。
とはいえ、しんどいルートには変わりなく、体力と集中力を振り絞って登りました。
部分的には緩むところもありますが、基本的にはずっと急登です。
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部分的には緩むところもありますが、基本的にはずっと急登です。
8:50 スラブ状の急坂(2,310m)

下りではいやらしく感じそうな岩盤を通過。
遥か眼下には槍平小屋の赤い屋根が見送ってくれてます。
標高を上げてもなかなか日が当たらずに寒いです。
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8:50 スラブ状の急坂(2,310m)

下りではいやらしく感じそうな岩盤を通過。
遥か眼下には槍平小屋の赤い屋根が見送ってくれてます。
標高を上げてもなかなか日が当たらずに寒いです。
まだまだハシゴのオンパレード。真新しいハシゴも多く、整備していただいて有難いです。
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まだまだハシゴのオンパレード。真新しいハシゴも多く、整備していただいて有難いです。
そろそろ視界が開けてきそうな予感!
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そろそろ視界が開けてきそうな予感!
9:47 尾根直上に出る(2,530m)

槍平小屋を出発してはや2時間余。遂に樹林帯の急登を越え、尾根直上に出てきました。
やっと今日初めて日差しを浴びて気持ち良いです。
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9:47 尾根直上に出る(2,530m)

槍平小屋を出発してはや2時間余。遂に樹林帯の急登を越え、尾根直上に出てきました。
やっと今日初めて日差しを浴びて気持ち良いです。
今日最初の絶景!!

新穂高から歩いてきた道程が一望の下。背後には4回登った笠ヶ岳も見送ってくれてます。
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今日最初の絶景!!

新穂高から歩いてきた道程が一望の下。背後には4回登った笠ヶ岳も見送ってくれてます。
明日登る北穂の眺望も素晴らしい。この空模様がせめて明日午前まで続いてくれたら…。
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明日登る北穂の眺望も素晴らしい。この空模様がせめて明日午前まで続いてくれたら…。
10:18 救急箱(2,631m標高点)

槍平小屋設置の救急箱までやってきました。
この先の岩がちの尾根筋はちょっと頑張りどころ。
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10:18 救急箱(2,631m標高点)

槍平小屋設置の救急箱までやってきました。
この先の岩がちの尾根筋はちょっと頑張りどころ。
双六から笠の稜線、奥丸山の稜線。そして槍平小屋。
信州側より飛騨側から登るのが好きで何度となく見てきた絶景です。
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双六から笠の稜線、奥丸山の稜線。そして槍平小屋。
信州側より飛騨側から登るのが好きで何度となく見てきた絶景です。
10:41 痩せ尾根を通過(2,710m)

見上げれば南岳が見えてくる頃、細い橋を渡って北側斜面のトラバースに入ります。
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10:41 痩せ尾根を通過(2,710m)

見上げれば南岳が見えてくる頃、細い橋を渡って北側斜面のトラバースに入ります。
尾根筋を外して、南沢源頭部の登りに入ります。
しばらく登ってから、再び南側の尾根直上へ回り込むところがちょっと分かり辛くて探し回りました。
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尾根筋を外して、南沢源頭部の登りに入ります。
しばらく登ってから、再び南側の尾根直上へ回り込むところがちょっと分かり辛くて探し回りました。
11:43 ゆったりとした尾根に乗る(2,900m)

再び尾根に戻ってくると、もう穏やかな地形となっています。
「標高2,900m」のプレートもあって、元気付けられます。
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11:43 ゆったりとした尾根に乗る(2,900m)

再び尾根に戻ってくると、もう穏やかな地形となっています。
「標高2,900m」のプレートもあって、元気付けられます。
遂に槍も見えてきました!長かった登りもあと少し、あと少し…。
6年前に南岳新道を登った時は、途中からガスガスだったのでこの光景を見るのは初めてです。
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遂に槍も見えてきました!長かった登りもあと少し、あと少し…。
6年前に南岳新道を登った時は、途中からガスガスだったのでこの光景を見るのは初めてです。
だいぶ近づいてから初めて南岳小屋が見えてきました!
快晴とはいえもう10月。標高3,000m級の稜線の風は冷たいです!
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だいぶ近づいてから初めて南岳小屋が見えてきました!
快晴とはいえもう10月。標高3,000m級の稜線の風は冷たいです!
12:09 南岳小屋(2,970m)到着!

新穂高を出発してから約9時間…。ようやく南岳小屋に辿り着きました。
前回ここへ来てからの6年の間に筋トレを始め、それなりに鍛えてきたつもりでもこのルートは長く厳しい道のりです!

小屋入口に置いてある氷が溶けていないことからも寒さが伝わるのではと思います。
12:09 南岳小屋(2,970m)到着!

新穂高を出発してから約9時間…。ようやく南岳小屋に辿り着きました。
前回ここへ来てからの6年の間に筋トレを始め、それなりに鍛えてきたつもりでもこのルートは長く厳しい道のりです!

小屋入口に置いてある氷が溶けていないことからも寒さが伝わるのではと思います。
テント泊受付後さっそく設営。
まだまだ選び放題だったので、小屋から離れて風除けもある好立地に張れました。

笠をはじめ、今夏登頂したばかりの黒部五郎まで見渡せる絶景のテン場です!

今日が最も好天なのは分かっていたので、上高地から入山すれば初めて晴天の涸沢を見ることができたでしょう。
でも自分は上高地から入るのがあまり好きでなく、しかも稜線に居ることを優先してしまうのです。
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テント泊受付後さっそく設営。
まだまだ選び放題だったので、小屋から離れて風除けもある好立地に張れました。

笠をはじめ、今夏登頂したばかりの黒部五郎まで見渡せる絶景のテン場です!

今日が最も好天なのは分かっていたので、上高地から入山すれば初めて晴天の涸沢を見ることができたでしょう。
でも自分は上高地から入るのがあまり好きでなく、しかも稜線に居ることを優先してしまうのです。
13:37 南岳小屋出発

アタックザックに換装後、南岳まで散策に出かけました。
6年前はほぼガスガスだったので、今日の特別な好天を逃す手は無いでしょう。
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13:37 南岳小屋出発

アタックザックに換装後、南岳まで散策に出かけました。
6年前はほぼガスガスだったので、今日の特別な好天を逃す手は無いでしょう。
13:47 南岳山頂(3032.9m)到着

名前はちょっと地味でも素晴らしい絶景の山頂でした!
ここまで槍に近づいたのは、3年前に母を連れて登頂して以来。
槍から南岳の稜線を残したままなんですが、いずれつなぐ機会があるでしょう。
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13:47 南岳山頂(3032.9m)到着

名前はちょっと地味でも素晴らしい絶景の山頂でした!
ここまで槍に近づいたのは、3年前に母を連れて登頂して以来。
槍から南岳の稜線を残したままなんですが、いずれつなぐ機会があるでしょう。
あおいとひなたも南岳山頂に登頂です!
遂にこの2人もかえでさんに続いて槍穂の稜線デビュー!?

#ヤマノススメ
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あおいとひなたも南岳山頂に登頂です!
遂にこの2人もかえでさんに続いて槍穂の稜線デビュー!?

#ヤマノススメ
どこまでも歩いていきたくなる稜線が続いています。
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どこまでも歩いていきたくなる稜線が続いています。
表銀座を縦走してからはや7年。いずれまた歩いてみたい。
表銀座を縦走してからはや7年。いずれまた歩いてみたい。
続々と槍方面から登山者が到着されてきました。
この快晴の日の稜線歩きは気持ち良かったでしょう。
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続々と槍方面から登山者が到着されてきました。
この快晴の日の稜線歩きは気持ち良かったでしょう。
三等三角点
点名:「北穂高」
標高:3032.88m

すっかり忘れていたけど、南岳にある三角点がなぜか「北穂高」。
穂高のピークの呼び方も時代と共に変遷を経てきたようです。
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三等三角点
点名:「北穂高」
標高:3032.88m

すっかり忘れていたけど、南岳にある三角点がなぜか「北穂高」。
穂高のピークの呼び方も時代と共に変遷を経てきたようです。
14:20 南岳山頂出発

いつまでも居たい南岳山頂ですが30分で重い腰を上げました。
次は獅子鼻岩まで行って、明日越えていく大キレットを観に行きます。
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14:20 南岳山頂出発

いつまでも居たい南岳山頂ですが30分で重い腰を上げました。
次は獅子鼻岩まで行って、明日越えていく大キレットを観に行きます。
14:32 獅子鼻岩展望台(2,980m)

ただただ素晴らしいとしかいえない。もうめちゃくちゃきれいです!
今日できれば大キレットを越えたかった…。

15:00 テントに戻る
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14:32 獅子鼻岩展望台(2,980m)

ただただ素晴らしいとしかいえない。もうめちゃくちゃきれいです!
今日できれば大キレットを越えたかった…。

15:00 テントに戻る
お待ちかねの夕食をとります!
ちょっと重くなったけど、今回もキムチ鍋の食材を担ぎ上げてきました。
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お待ちかねの夕食をとります!
ちょっと重くなったけど、今回もキムチ鍋の食材を担ぎ上げてきました。
締めのラーメンまで完食です。満足です。

夕食を片付けてから、再び獅子鼻岩まで夕景を観に行きました。
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締めのラーメンまで完食です。満足です。

夕食を片付けてから、再び獅子鼻岩まで夕景を観に行きました。
笠越しの夕日でした!
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笠越しの夕日でした!
獅子鼻岩にて
獅子鼻岩にて2
夕照の大キレット、そして北穂…
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夕照の大キレット、そして北穂…
初日だけで3日分の絶景を観た気分で、テントに戻りました。

18:30頃 就寝。熟睡でした。



10/3(土) 

3:30 起床

起きてみると、まだ月は見えるものの、やはり雲が目立っています。

5:30 出発
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初日だけで3日分の絶景を観た気分で、テントに戻りました。

18:30頃 就寝。熟睡でした。



10/3(土) 

3:30 起床

起きてみると、まだ月は見えるものの、やはり雲が目立っています。

5:30 出発
曇り予報ながら朝はモルゲンロートが見事でした!
でもゆっくり眺めてはいられません。できるだけ天気の良い間に先へ進みたいので直ちに出発します。
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曇り予報ながら朝はモルゲンロートが見事でした!
でもゆっくり眺めてはいられません。できるだけ天気の良い間に先へ進みたいので直ちに出発します。
5:52 大キレットへ下降開始(2,980m)

今日は最初からポールはザックに収納し、獅子鼻岩付近から大キレットへ向けて出発。
はじめは階段状の激下りからスタート。
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5:52 大キレットへ下降開始(2,980m)

今日は最初からポールはザックに収納し、獅子鼻岩付近から大キレットへ向けて出発。
はじめは階段状の激下りからスタート。
獅子鼻岩から一下りで眼前に再び大きく見えてくる大キレット!
6年越しに見る光景でただただ感無量です。
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獅子鼻岩から一下りで眼前に再び大きく見えてくる大キレット!
6年越しに見る光景でただただ感無量です。
ハシゴもある激下りを終えると、比較的穏やかな場面が続きます。
大キレットは2回目なので、何となく撮影ポイントが分かっていました。
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ハシゴもある激下りを終えると、比較的穏やかな場面が続きます。
大キレットは2回目なので、何となく撮影ポイントが分かっていました。
穏やかな稜線を歩いているうちに高曇りとなり、次第に日差しが無くなってしまいました。
一昨日まで午前は晴れという予報だったのに、本当にコロコロ変わり過ぎる。
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穏やかな稜線を歩いているうちに高曇りとなり、次第に日差しが無くなってしまいました。
一昨日まで午前は晴れという予報だったのに、本当にコロコロ変わり過ぎる。
7:01 最低コル(2,748m)

出発から1時間超で最低コルへ下り立ちました。
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7:01 最低コル(2,748m)

出発から1時間超で最低コルへ下り立ちました。
眼前には鋭くそびえる長谷川ピーク。ここからややまとまった登りが始まります。ゆっくり確実に越えていきましょう。
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眼前には鋭くそびえる長谷川ピーク。ここからややまとまった登りが始まります。ゆっくり確実に越えていきましょう。
7:20 長谷川ピーク(2,841m)

6年前と変わらず、Hピークのペンキ文字。
周囲は本当に絶壁で、高所恐怖症ではないけど長居はできないところです。
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7:20 長谷川ピーク(2,841m)

6年前と変わらず、Hピークのペンキ文字。
周囲は本当に絶壁で、高所恐怖症ではないけど長居はできないところです。
長谷川ピークを越えると、ナイフリッジのトラバースへ入ります。
一旦、信州側に回り込んでから、クサリを頼りに乗越して飛騨側へ。
落ちれば終わりの区間がしばらく続くので、とにかく慎重に三点支持を。
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長谷川ピークを越えると、ナイフリッジのトラバースへ入ります。
一旦、信州側に回り込んでから、クサリを頼りに乗越して飛騨側へ。
落ちれば終わりの区間がしばらく続くので、とにかく慎重に三点支持を。
7:38 A沢のコル(2,800m)到着

ここまでやってきて、とりあえずほっと一息付けます。
北穂へ向けての登りに備え、ザックを下ろして小休止。

7:44 A沢のコル出発
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7:38 A沢のコル(2,800m)到着

ここまでやってきて、とりあえずほっと一息付けます。
北穂へ向けての登りに備え、ザックを下ろして小休止。

7:44 A沢のコル出発
難しくはないものの、急斜面の岩肌をジグザグに登っていきます。
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難しくはないものの、急斜面の岩肌をジグザグに登っていきます。
8:14 飛騨泣きに入る(2,900m)

6年前は対向の方も多くて渋滞していた飛騨泣き。今回は空いているので順調でした。
ステップとクサリを使って飛騨側を登っていきます。ここは名前ほど怖くはないように思います。
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8:14 飛騨泣きに入る(2,900m)

6年前は対向の方も多くて渋滞していた飛騨泣き。今回は空いているので順調でした。
ステップとクサリを使って飛騨側を登っていきます。ここは名前ほど怖くはないように思います。
続いて信州側に回って、ステップ上をトラバース。
ここはヤマノススメでも使われている場面で、タイミングを見計らって自撮りしてみました。
ここもあまり恐怖心は感じないように思いますが、むしろこの後の足場の悪いルンゼ状の登りが要注意。
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続いて信州側に回って、ステップ上をトラバース。
ここはヤマノススメでも使われている場面で、タイミングを見計らって自撮りしてみました。
ここもあまり恐怖心は感じないように思いますが、むしろこの後の足場の悪いルンゼ状の登りが要注意。
8:46 北穂まであと200m(2,980m)

久しぶりに休憩適地と思われる「北穂まであと200m」地点。
北穂高小屋まで急登が続くので、息を整えていきます。

この頃次第に日が射すようになってきてちょっと期待しましたが、やはり一時的だったようです。
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8:46 北穂まであと200m(2,980m)

久しぶりに休憩適地と思われる「北穂まであと200m」地点。
北穂高小屋まで急登が続くので、息を整えていきます。

この頃次第に日が射すようになってきてちょっと期待しましたが、やはり一時的だったようです。
最後まで続く急登。頭上には北穂高小屋が見え隠れします。
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最後まで続く急登。頭上には北穂高小屋が見え隠れします。
北穂高小屋まで僅かというところで、振り返ると大キレットを滝雲が越えていました!

急登の末、ようやく北穂高小屋に到着しますが、何はともあれまずは北峰に立ちたく素通りします。
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北穂高小屋まで僅かというところで、振り返ると大キレットを滝雲が越えていました!

急登の末、ようやく北穂高小屋に到着しますが、何はともあれまずは北峰に立ちたく素通りします。
9:15 北穂高岳山頂・北峰(3,090m)到着!

南岳小屋を出発してから約3時間半弱。渋滞が無かったこともあるけど6年前を上回るCTで到着できました!
昨日のような晴天でないのが本当に残念だけど、達成感を得られる光景には違いありません。
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9:15 北穂高岳山頂・北峰(3,090m)到着!

南岳小屋を出発してから約3時間半弱。渋滞が無かったこともあるけど6年前を上回るCTで到着できました!
昨日のような晴天でないのが本当に残念だけど、達成感を得られる光景には違いありません。
北穂・北峰に登頂のあおいとひなた
北穂・北峰に登頂のあおいとひなた
越えてきた大キレット。高曇りとはいえ空気は澄んでいました。
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越えてきた大キレット。高曇りとはいえ空気は澄んでいました。
僅差とはいえ、最高点は南峰なので後で寄ります。
ちなみに6年前は素通りして、穂高岳山荘へ直行していました。
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僅差とはいえ、最高点は南峰なので後で寄ります。
ちなみに6年前は素通りして、穂高岳山荘へ直行していました。
北穂高小屋

北峰出発前に再び北穂高小屋へ下りてきて、前回は買わなかった北穂の山バッジを購入しました。
北穂高小屋

北峰出発前に再び北穂高小屋へ下りてきて、前回は買わなかった北穂の山バッジを購入しました。
見飽きることのない大キレットと槍の絶景でした。


9:54 北穂高岳山頂・北峰(3,090m)出発

北穂・北峰を過ぎると、これまでより明らかに人通りが増えました。
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見飽きることのない大キレットと槍の絶景でした。


9:54 北穂高岳山頂・北峰(3,090m)出発

北穂・北峰を過ぎると、これまでより明らかに人通りが増えました。
10:00 北穂分岐(3,080m)

このあと涸沢へ向けて南稜を初めて下るのですが、その前にいったん分岐を奥穂方面へ向けて直進。
最高点の北穂・南峰を目指します。
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10:00 北穂分岐(3,080m)

このあと涸沢へ向けて南稜を初めて下るのですが、その前にいったん分岐を奥穂方面へ向けて直進。
最高点の北穂・南峰を目指します。
この北穂高小屋の案内のところから縦走路を逸れて南峰へ向かいます。
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この北穂高小屋の案内のところから縦走路を逸れて南峰へ向かいます。
10:10 北穂高岳山頂・南峰(3,106m)到着!

狭いけど北峰と同じく絶景の山頂です!
見たところ北峰との標高差は10mもないでしょう。
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10:10 北穂高岳山頂・南峰(3,106m)到着!

狭いけど北峰と同じく絶景の山頂です!
見たところ北峰との標高差は10mもないでしょう。
飛騨側は本当にただただ絶壁…
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飛騨側は本当にただただ絶壁…
10:20 北穂高岳山頂・南峰(3,106m)出発

昼頃には涸沢へ着いておきたいので、あまり長居せずに出発します。
なお今回も6年前に続いて穂高岳山荘でテントを張りたかったのですが、数日前に問い合わせてみたら既に「満室」。
従来の穂高岳山荘なら広いテラスがあるので張れないことはないのですが。
自分はいつも直前に計画するので、天気を読めないうちに予約する気になれないのです。
10:20 北穂高岳山頂・南峰(3,106m)出発

昼頃には涸沢へ着いておきたいので、あまり長居せずに出発します。
なお今回も6年前に続いて穂高岳山荘でテントを張りたかったのですが、数日前に問い合わせてみたら既に「満室」。
従来の穂高岳山荘なら広いテラスがあるので張れないことはないのですが。
自分はいつも直前に計画するので、天気を読めないうちに予約する気になれないのです。
10:28 北穂分岐(3,080m)

それでは改めて初めての南稜を下り始めます。
最初は緩やかな場面から始まります。
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10:28 北穂分岐(3,080m)

それでは改めて初めての南稜を下り始めます。
最初は緩やかな場面から始まります。
北穂高小屋のテン場の間を通り過ぎていきます。
ここにテントを張ることも考えたのですが、3日目の天候を考慮すると涸沢まで下りてしまうこととしました。
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北穂高小屋のテン場の間を通り過ぎていきます。
ここにテントを張ることも考えたのですが、3日目の天候を考慮すると涸沢まで下りてしまうこととしました。
遥か眼下に見えてくる涸沢と、既に設営済みの無数のテント。
涸沢は広いから張れないことはないけど、張りやすい場所から埋まるので早着するに越したことはありません。
この時間から設営中ということは、前日から既に多くの方々が入山されているのでしょう。
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遥か眼下に見えてくる涸沢と、既に設営済みの無数のテント。
涸沢は広いから張れないことはないけど、張りやすい場所から埋まるので早着するに越したことはありません。
この時間から設営中ということは、前日から既に多くの方々が入山されているのでしょう。
11:21 ハシゴ場(2,780m)

南稜で最も難所?と思われるハシゴ場までやってきました。
ハシゴの直下がクサリ場となっていて、行き違いの状況によっては渋滞が発生しそうです。
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11:21 ハシゴ場(2,780m)

南稜で最も難所?と思われるハシゴ場までやってきました。
ハシゴの直下がクサリ場となっていて、行き違いの状況によっては渋滞が発生しそうです。
南稜は下るにつれて歩きやすくなってきました。
紅葉がきれいな灌木帯に入ってきますが、日差しが無いのでやはりイマイチ色彩が冴えなくて惜しい。
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南稜は下るにつれて歩きやすくなってきました。
紅葉がきれいな灌木帯に入ってきますが、日差しが無いのでやはりイマイチ色彩が冴えなくて惜しい。
12:14 涸沢小屋(2,350m)

涸沢小屋まで下りてきましたが、行き交う人々で溢れかえる状態に圧倒されました。
とりあえず下りながらある程度目星を付けていた設営候補場所に直行します。
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12:14 涸沢小屋(2,350m)

涸沢小屋まで下りてきましたが、行き交う人々で溢れかえる状態に圧倒されました。
とりあえず下りながらある程度目星を付けていた設営候補場所に直行します。
12:20 涸沢(2,310m)到着。幕営場所を即決する。

涸沢ヒュッテからみて最も遠いけど、ほぼ水平の場所を見出しました。
そんなに何回もトイレに行き来しないし、静かなほうがいいので即決しました。
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12:20 涸沢(2,310m)到着。幕営場所を即決する。

涸沢ヒュッテからみて最も遠いけど、ほぼ水平の場所を見出しました。
そんなに何回もトイレに行き来しないし、静かなほうがいいので即決しました。
12:55 幕営完了

8年ぶり2回目の涸沢。ここは自分のアルプスでのテント泊デビューの地です。
前回は真夏に来たので紅葉は初めて。曇りながらもきれいなことはきれい。
でもこれで日差しがあれば言うことはないでしょう。
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12:55 幕営完了

8年ぶり2回目の涸沢。ここは自分のアルプスでのテント泊デビューの地です。
前回は真夏に来たので紅葉は初めて。曇りながらもきれいなことはきれい。
でもこれで日差しがあれば言うことはないでしょう。
忘れないうちにテントの受付へ。驚いたことに受付待ちの行列となっていました!
受付では検温までやっていて、感染対策は徹底しています。
そもそも仮に熱っぽかったら、上高地からここまで歩いてこれないだろうけど念には念をということでしょう。
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忘れないうちにテントの受付へ。驚いたことに受付待ちの行列となっていました!
受付では検温までやっていて、感染対策は徹底しています。
そもそも仮に熱っぽかったら、上高地からここまで歩いてこれないだろうけど念には念をということでしょう。
一度は見ておきたかった紅葉の涸沢。曇りながらも、あおいとひなたも喜んでくれてそう。
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一度は見ておきたかった紅葉の涸沢。曇りながらも、あおいとひなたも喜んでくれてそう。
涸沢でのあおいとひなた
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涸沢でのあおいとひなた
紅葉もすごいけど、このテントの数もすごい。
写真中央ではテント受付の行列がまだまだ続いてます。

涸沢ヒュッテのトイレと水場に立ち寄って用事を済ませ、
何か売店で飲み物をと思ったのですが長蛇の列で諦めました。
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紅葉もすごいけど、このテントの数もすごい。
写真中央ではテント受付の行列がまだまだ続いてます。

涸沢ヒュッテのトイレと水場に立ち寄って用事を済ませ、
何か売店で飲み物をと思ったのですが長蛇の列で諦めました。
さっさとテントに戻ってゆっくり過ごします。
やはり稜線上に比べるとだいぶ気温が高くて過ごしやすいです。

夕方近くなってきて青空が広がり晴れてきましたが、涸沢ではせっかくの日差しも主稜線にほぼ遮られて時既に遅し。

2日目の夕食はラーメンで簡単に済ませました。

19:00頃 就寝



10/4(日)

3:00 起床
さっさとテントに戻ってゆっくり過ごします。
やはり稜線上に比べるとだいぶ気温が高くて過ごしやすいです。

夕方近くなってきて青空が広がり晴れてきましたが、涸沢ではせっかくの日差しも主稜線にほぼ遮られて時既に遅し。

2日目の夕食はラーメンで簡単に済ませました。

19:00頃 就寝



10/4(日)

3:00 起床
5:07 涸沢・幕営地を出発(2,310m)

3日目は上高地へ下りるだけの行程ですが、距離が長くて自分は苦手意識のある横尾からの林道歩きも含みます。
今日も暗いうちから早発します。
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5:07 涸沢・幕営地を出発(2,310m)

3日目は上高地へ下りるだけの行程ですが、距離が長くて自分は苦手意識のある横尾からの林道歩きも含みます。
今日も暗いうちから早発します。
本当にテントの灯りがきれい。
そして空模様はというと、昨日よりしっかりと曇ってます。
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本当にテントの灯りがきれい。
そして空模様はというと、昨日よりしっかりと曇ってます。
今回の理想の行程は3日目に北穂山頂でご来光を見て、下る途中で涸沢で紅葉を観るというものでした。
なかなか思うようにいかないけど、天気は人の都合と関係ないから仕方ない。
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今回の理想の行程は3日目に北穂山頂でご来光を見て、下る途中で涸沢で紅葉を観るというものでした。
なかなか思うようにいかないけど、天気は人の都合と関係ないから仕方ない。
8年ぶりとなる涸沢からの下り。前回は雨の中、濁流と化した登山道を下りました。
靴の中までびしょ濡れとなり、散々のテント泊デビューでした。あれ以来、天候により敏感になった気がします。
8年ぶりとなる涸沢からの下り。前回は雨の中、濁流と化した登山道を下りました。
靴の中までびしょ濡れとなり、散々のテント泊デビューでした。あれ以来、天候により敏感になった気がします。
6:04 Sガレ(2,070m)

だいぶ遠くなった涸沢。登りの時はここからが長かった記憶があります。
6:04 Sガレ(2,070m)

だいぶ遠くなった涸沢。登りの時はここからが長かった記憶があります。
やはり雨で濡れていないので歩きやすい涸沢からの下りでした。
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やはり雨で濡れていないので歩きやすい涸沢からの下りでした。
自分一人ではなかなか涸沢へ行く機会が無いので、次は母を連れてここを登ってくることになるかもしれません。
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自分一人ではなかなか涸沢へ行く機会が無いので、次は母を連れてここを登ってくることになるかもしれません。
6:48 本谷橋(1,780m)

昨秋の台風のせいでだいぶ被害があったように聞いてましたが、既にしっかりと吊り橋が掛かっています。
ここで10分程度小休止を入れました。
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6:48 本谷橋(1,780m)

昨秋の台風のせいでだいぶ被害があったように聞いてましたが、既にしっかりと吊り橋が掛かっています。
ここで10分程度小休止を入れました。
屏風岩の基部を回り込んで横尾へ。今日は日曜のはずなのに数え切れないほど多くの方々とすれ違いました。
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屏風岩の基部を回り込んで横尾へ。今日は日曜のはずなのに数え切れないほど多くの方々とすれ違いました。
7:56 横尾(1,610m)到着

横尾まで下りてくると実質的な登山道は終わりで、あとは苦手な林道歩きを残すのみ。
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7:56 横尾(1,610m)到着

横尾まで下りてくると実質的な登山道は終わりで、あとは苦手な林道歩きを残すのみ。
8:13 横尾出発

あおいとひなたをザックから取り出すのがちょうど良い休憩時間となってるような。
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8:13 横尾出発

あおいとひなたをザックから取り出すのがちょうど良い休憩時間となってるような。
9:05 徳沢(1,562m)

1時間弱で徳沢に到着。標高を下げたはずなのに意外に風が強い。
名物のソフトクリームを食べたいけど、まだ2時間の林道歩きを残してるので先へ進みます。
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9:05 徳沢(1,562m)

1時間弱で徳沢に到着。標高を下げたはずなのに意外に風が強い。
名物のソフトクリームを食べたいけど、まだ2時間の林道歩きを残してるので先へ進みます。
9:19 徳沢出発

ここも一度はテントを張ってみたい場所なのです。
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9:19 徳沢出発

ここも一度はテントを張ってみたい場所なのです。
9:58 明神(1,520m)到着

明神までやってきました。明神岳は当然のように雲で見えていません。
9:58 明神(1,520m)到着

明神までやってきました。明神岳は当然のように雲で見えていません。
10:12 明神出発

上高地まであともうひと頑張り。
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10:12 明神出発

上高地まであともうひと頑張り。
10:48 上高地・河童橋(1,500m)到着!

横尾から2時間半ほどで林道歩きを終えました。毎度のことながらホッとします。
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10:48 上高地・河童橋(1,500m)到着!

横尾から2時間半ほどで林道歩きを終えました。毎度のことながらホッとします。
11:08 上高地出発

上高地でのあおいとひなた。河童橋は登山者と観光客でそれなりに賑わっていました。
11:08 上高地出発

上高地でのあおいとひなた。河童橋は登山者と観光客でそれなりに賑わっていました。
11:13 上高地バスターミナル到着(1,500m)

ここで3日間の行程終了!お疲れさまでした。

これから車を置いてる新穂高へのバス旅となります。
まだ昼前だからか混雑は殆どなく、まずは平湯温泉(あかんだな)行きのバスに乗車。30分弱の乗車時間でした。
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11:13 上高地バスターミナル到着(1,500m)

ここで3日間の行程終了!お疲れさまでした。

これから車を置いてる新穂高へのバス旅となります。
まだ昼前だからか混雑は殆どなく、まずは平湯温泉(あかんだな)行きのバスに乗車。30分弱の乗車時間でした。
11:59 平湯温泉到着

平湯温泉までは順調でしたが、乗り継ぎの新穂高温泉行きの便が遅延のため1時間程度待ちました。
なお上高地から新穂高まで通しの乗車券はないので、平湯温泉でもう1回乗車券を購入します。


13:00頃 平湯温泉出発

大雨による災害での不通区間を迂回するために遅延が発生しているようでした。定刻より20分遅れで出発です。  
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11:59 平湯温泉到着

平湯温泉までは順調でしたが、乗り継ぎの新穂高温泉行きの便が遅延のため1時間程度待ちました。
なお上高地から新穂高まで通しの乗車券はないので、平湯温泉でもう1回乗車券を購入します。


13:00頃 平湯温泉出発

大雨による災害での不通区間を迂回するために遅延が発生しているようでした。定刻より20分遅れで出発です。  
13:30 深山荘前到着

30分の乗車時間で懐かしい深山荘前に戻ってきました。
今回は鍋平までロープウェイに乗らずに済みました。
13:30 深山荘前到着

30分の乗車時間で懐かしい深山荘前に戻ってきました。
今回は鍋平までロープウェイに乗らずに済みました。
少しだけ小雨がぱらつく中、ようやく車まで戻ってきました。

3日間の行程の充実感に包まれ、約3時間余の帰途に就きました。
少しだけ小雨がぱらつく中、ようやく車まで戻ってきました。

3日間の行程の充実感に包まれ、約3時間余の帰途に就きました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

長らく登っていなかった穂高、そして涸沢へ行ってみたく計画していましたが、ようやく紅葉の時期に合わせて年休も取得の上で実現できました。
出発前日までは晴天の下で北穂まで行けそうな予報でしたが、蓋を開ければしっかり晴れたのは初日だけ。まあ予報はあくまで予報。でも南岳までは文句なしに快晴の下での絶景を満喫できました!

2日目も視界が利いてたのだけは救いでしたが、高曇りの下での6年ぶり2回目の大キレット越え、そして紅葉の涸沢訪問となってしまいやや消化不良感は否めません。

それでも今夏はコロナ、地震、長雨といろいろ余計な障害の多い中で、テント泊で3度アルプスに登れているのは順調と言って良いのかなと思います。
残り少なくなってきた山小屋営業期間内で、できればあと1回はアルプスでテントを張って締めたいけど全ては天気次第です。

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コメント

摩耶山さん歩です
こんばんわー!
そまたににコメントをいただきまして
ありがとうございます!
ゆっくり楽しみながら
拝見しますねー。
長谷川ビーク
A沢のコル
ひだなき
たのしみです
2020/10/10 23:12
Re: 摩耶山さん歩です
おはようございます、mayasanpoさん。
いつもありがとうございます!
mayasanpoさんの六甲のレポは自分にとってすごく癒しの時間になっていますよ!

大キレットから涸沢という核心の2日目に曇ってしまったんですが、
ゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。
2020/10/11 10:54
Re: 摩耶山さん歩です
拙レポが ルーンさんの 癒しになっているそうで
嬉しいです。
孫の宿題を見守りながら PCを開きました。
ルーンさんの レポ スマホで 明石公園で拝見しました。
帰宅後コメントと 思いますが、
寄り道ばかりしてしまいます。
滝谷レポをみたり 大キレっと 動画をみたり、、
明日コメント書きますね。
すみません。
(^▽^)/
2020/10/11 20:53
Re[2]: 摩耶山さん歩です
ルーンさん おはようございます。
 遅くなりすみません。

大キレットですねー☆☆☆
2度目の 落ち着きを 感じました。
すごいなー。

大キレットを知ったのは学生の時でした。
担任ではありませんが、若いころ山やさんだった先生、
新高山に修学旅行で行ったという世代です。
大キレット 通過の喜びを 全身で語ってくれました。
「へぇーーーー」と 聞いていただけの私。

あの時目覚めていればね、、☆ 
興味なかったのよね。
(><)
2020/10/12 9:27
Re[3]: 摩耶山さん歩です
前回を踏まえ エネルギー配分を考えられた
コース取ですね。
駐車場で無事止めることができて、仮眠。
出発が2:39 はやーい。
南岳小屋 テント地に 12:09着。
じつに、9時間30分ですねー。
さすがのロングコースですね。
天気が良く景色を見ることができてluckyでした。
まぁ 歩きにくい道の連続。
キレットを前に 良いトレーニングでしたね。
キムチ鍋 美味しそう。(^▽^)
笠越しの夕日すばらしい。
翌日 いよいよキレットへ。
獅子鼻岩からの展望に 感無量だったのね。
いいお写真ですね。
キレットも 少し歩きやすい箇所もあるのですね。
長谷川ピークの手前は まだ 歩きやすそうですね。
そこからが ドキドキコースのようですね。
2020/10/12 9:40
Re[4]: 摩耶山さん歩です
ルーンさんの 前後ろに 登山者がおられるのねー。
屹立した岩の写真が続きますね。
まさしく核心部ですね。
すごいなーーー。


六甲摩耶では 夏は駅から登山口までが
核心部 だったりしますが、、(笑)

「北穂 あとM200」の表示の後も
岩は手を抜かないですね!
ほんとにすごいです。
北峰 3090 到着。
ほっとされたでしょう。
曇り空でも それなりの展望があり
大丈夫 沢山の絶景写真を楽しめました。

ありがとうございました。
涸沢の景色、、あこがれますね。
美しい紅葉 夜のあざやかなテントの明かり。
絵になりますね―。
本谷橋 屏風岩 徳澤園 明神 河童橋と
名所をご紹介ありがとうございます。

上高地は2度ほどいったことあるんですよー。
せめて 涸沢に行きたいですね。
バスターミナルは結構は人でしたね。

緊張ドキドキ 絶景 名所と
楽しいレポをありがとうございました。
(^▽^)/
2020/10/12 9:53
Re[5]: 摩耶山さん歩です
こんばんは、mayasanpoさん。
いつもたくさんコメントをいただきまして、本当にありがとうございます。
また、お忙しいところを度々、書き込んでいただきましてすいません。

mayasanpoさんの学生の頃の、山やさんだった先生のお話しとても興味深いですね!
新高山は今でいうと台湾の山ですよね!自分も機会があれば登ってみたいですよ。
大キレットを通過されたことをお話しされた時のお気持ちはよく分かります!

自分も山に目覚めたのは、30過ぎてからで早くはないんです。
だからヤマノススメで描かれる登山部とか、インターハイとかすごく憧れます。
学生の時の自分は運動嫌いでゲームばっかりしてましたから。(>_<)

今回の久しぶりの大キレットの行程ですが、北穂〜涸沢以外は一度は歩いたことのある
区間ばかりです。良くも悪くもこれまでの経験を基にいろいろと考えますね。
新穂高へ行く時は深山荘前、鍋平とどちらに停められるかで、スタート地点が大きく
変わるので自転車は一応用意するようにしています。
初日はペースを抑えたからか、6年前より所要30分くらい長くなっています。
でも初日の疲れをできるだけ軽減して大キレットを越えたいので、これは良かったと思います。
キムチ鍋の効果?もあってか、6年前より余裕を感じて大キレットを越えることができました。
北穂寄りの核心部を通過する時、心身共に余裕がないと厳しいと思います。
うちの母もできれば大キレットを経験させてあげたいけど、ちょっと危険かなと感じます。
去年、剱には登頂できてますが、初日の行程の長さが大キレットは全然違いますから。

初日は終日快晴で笠に沈む夕日まで堪能できたんですが、初日が良過ぎましたね。
でも曇りがちな2日目の写真でも楽しんでいただけましたようで良かったです。

上高地から涸沢。mayasanpoさんなら難なく行けると思いますよ。
それどころか涸沢に留まらず、北穂か奥穂を目指していただければなと願っています。
うちの母にも北穂はできれば連れて行ってあげたいなと思っています。
奥穂より北穂のほうが高度感が控えめなように感じました。

3日目も曇り空で各名所を通過しましたが、ぜひいずれmayasanpoさんも上高地から
歩いていただければと、自分のレポがいざないとなればと願っています。

このたびもありがとうございました!
2020/10/12 21:35
Re[6]: 摩耶山さん歩です
ありがとうございます
北穂がおすすめですね
来年いこうかな、、
2年続きの主人の夏の不調でした
今年こそはと想いましたが
コロナで、ままならずでしたねー

私は50を大きく過ぎてから
  ですから、おそ、、、いです
らいねんがんばりまーす
2020/10/13 15:26
Re[6]: 摩耶山さん歩です
ありがとうございます
北穂がおすすめですね
来年いこうかな、、
2年続きの主人の夏の不調でした
今年こそはと想いましたが
コロナで、ままならずでしたねー

私は50を大きく過ぎてから
  ですから、おそ、、、いです
らいねんがんばりまーす
2020/10/13 15:31
Re[7]: 摩耶山さん歩です
ぜひぜひ、北穂を目指してみてくださいね!
今回の山行で初めて涸沢〜北穂の南稜を歩いて、以前歩いた奥穂へのルートと比較できるようになりました。
母に薦めるならば北穂かなと思いましたよ。
母はもっと年を取ってから登山を始めてますが、
目標の山を持って日頃から体力づくりに励んでいるようです。
mayasanpoさんが来年夏に北穂へ登頂されるよう応援します!
2020/10/14 20:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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