ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 320727
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

暴風雨の立山、剱岳

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)
 - 拍手
GPS
27:35
距離
17.8km
登り
2,055m
下り
2,052m

コースタイム

1日目
7:50室堂-8:35一ノ越-9;20雄山-10:00大汝山-10;15富士ノ折立-11:55別山-12:15剱御前小舎-13:20剱沢キャンプ場-14:35剣山荘
2日目
4:10剣山荘-4:30一服剱-5:15前剱-6:15〜6:35劔岳-7:20前剱-7:50一服剱-8:10剣山荘-9:40剱御前小舎-10:30雷鳥沢キャンプ場-10:45雷鳥荘-10:55みくりが池温泉-11:00室堂
天候 1日目:暴風雨
2日目:雨のちくもり
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日あるぺん号
コース状況/
危険箇所等
まだこの地域は残雪が多く、雪上歩きを強いられる箇所が多々有り。
主要なコースは雪切りがされているが、それでもアイゼンがあったほうが安心。
僕は度々コースを外れて雪切りされていない傾斜面をトラバースされることがあったが、チェーンスパイクしか持ってきていなかったため(チェーンスパイクは効きが甘く、度々滑った)滑落しないように慎重に歩を進めた。
特に一番苦労したのが剣山荘から剱御前小舎への直登ルート。ここは残雪が多く、
何回も長い急斜面の雪上トラバースを強いられた。このルートはまだ開かれておらず、剱岳方面へ向かう側では剱御前小舎の看板にしっかり通行止めと示されていたが、逆の剣山荘からは何も示されておらず、うっかり僕のように入ってしまうと恐ろしい目にあう。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
室堂ターミナル。早朝のため、人影はまばら。
2013年07月13日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/13 7:25
室堂ターミナル。早朝のため、人影はまばら。
玉殿湧水。登山の無事を祈願して喉を潤す。
2013年07月13日 07:48撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 7:48
玉殿湧水。登山の無事を祈願して喉を潤す。
雪除けがされてなければまだまだ登山道は雪の下
2013年07月13日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 7:53
雪除けがされてなければまだまだ登山道は雪の下
立山室堂山荘を望む
2013年07月13日 07:59撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 7:59
立山室堂山荘を望む
雪上の歩行箇所は数知れず。
2013年07月13日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 8:11
雪上の歩行箇所は数知れず。
祓堂に到着。
2013年07月13日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 8:23
祓堂に到着。
一の越山荘は外壁工事中。
2013年07月13日 08:33撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 8:33
一の越山荘は外壁工事中。
ハクサンイチゲ
2013年07月13日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 9:08
ハクサンイチゲ
立山頂上方位版
2013年07月13日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 9:22
立山頂上方位版
雄山神社
2013年07月13日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 9:22
雄山神社
雄山頂上
2013年07月13日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/13 9:42
雄山頂上
大汝山頂上
2013年07月13日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/13 10:02
大汝山頂上
雷鳥との遭遇1
2013年07月13日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/13 11:13
雷鳥との遭遇1
高山植物(名前はわからない)
2013年07月13日 11:14撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 11:14
高山植物(名前はわからない)
別山山頂
2013年07月13日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/13 11:53
別山山頂
雷鳥との遭遇2
2013年07月13日 12:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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7/13 12:04
雷鳥との遭遇2
剱御前小舎
2013年07月13日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 12:17
剱御前小舎
コイワカガミ
2013年07月13日 13:03撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 13:03
コイワカガミ
景色はこんな感じ
2013年07月13日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 13:11
景色はこんな感じ
ほんの一瞬霧が晴れると峰々が見える
2013年07月13日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 13:17
ほんの一瞬霧が晴れると峰々が見える
剱御前方面
2013年07月13日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 13:17
剱御前方面
剱沢キャンプ場が見えてきた
2013年07月13日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 13:17
剱沢キャンプ場が見えてきた
遥遠方に剣山荘が
2013年07月13日 14:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 14:31
遥遠方に剣山荘が
池塘越しに
2013年07月13日 14:32撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 14:32
池塘越しに
剣山荘に到着
2013年07月13日 14:34撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/13 14:34
剣山荘に到着
晩御飯は結構豪華
2013年07月13日 17:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/13 17:19
晩御飯は結構豪華
2日目暗いうちに出発
2013年07月14日 03:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 3:46
2日目暗いうちに出発
直後にチェーンスパイク装着
2013年07月14日 04:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 4:17
直後にチェーンスパイク装着
2番目の鎖場
2013年07月14日 04:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 4:26
2番目の鎖場
一服剱に到着
2013年07月14日 04:33撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 4:33
一服剱に到着
危険を知らせる看板が
2013年07月14日 04:48撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 4:48
危険を知らせる看板が
コバケイソウかな?まだ咲いてない
2013年07月14日 04:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 4:52
コバケイソウかな?まだ咲いてない
大岩に到着。落ちてきたらひとたまりもない
2013年07月14日 05:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:00
大岩に到着。落ちてきたらひとたまりもない
大岩の左側を登る
2013年07月14日 05:01撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:01
大岩の左側を登る
前剣の鎖場
2013年07月14日 05:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:09
前剣の鎖場
前剱に到着
2013年07月14日 05:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:15
前剱に到着
健気な植物
2013年07月14日 05:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:18
健気な植物
雪が大きくハングしている
2013年07月14日 05:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:19
雪が大きくハングしている
ハイマツの中で項垂れている
2013年07月14日 05:20撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:20
ハイマツの中で項垂れている
ミヤマキンバイ
2013年07月14日 05:21撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:21
ミヤマキンバイ
危険のお知らせ
2013年07月14日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:23
危険のお知らせ
左側の幅20cm程の足場が今回一番怖かった
2013年07月14日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:23
左側の幅20cm程の足場が今回一番怖かった
5番目の鎖場。
2013年07月14日 05:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:24
5番目の鎖場。
右側がスッパリ切れ落ちている。落ちたらひとたまりもない
2013年07月14日 05:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:24
右側がスッパリ切れ落ちている。落ちたらひとたまりもない
5番目の前剣の看板
2013年07月14日 05:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:24
5番目の前剣の看板
5番目の鎖場の先のケルン
2013年07月14日 05:40撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:40
5番目の鎖場の先のケルン
7番目、平蔵の頭
2013年07月14日 05:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:43
7番目、平蔵の頭
なかなか厳しい岩場
2013年07月14日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:45
なかなか厳しい岩場
ひたすら登りが続く
2013年07月14日 05:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:47
ひたすら登りが続く
8番目の鎖場。平蔵のコル
2013年07月14日 05:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:51
8番目の鎖場。平蔵のコル
ビバーク地点
2013年07月14日 05:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:55
ビバーク地点
古い小屋が
2013年07月14日 05:56撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:56
古い小屋が
鎖場の先にはしごが見える
2013年07月14日 05:57撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 5:57
鎖場の先にはしごが見える
本当は下りに使うはしごを登る
2013年07月14日 05:58撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 5:58
本当は下りに使うはしごを登る
カニのヨコバイに既に取り付いている。祠っぽい岩が・・・
2013年07月14日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:00
カニのヨコバイに既に取り付いている。祠っぽい岩が・・・
カニのヨコバイ。まさに横に這っていく
2013年07月14日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:00
カニのヨコバイ。まさに横に這っていく
カニのヨコバイの看板
2013年07月14日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:03
カニのヨコバイの看板
カニのヨコバイを振り返る
2013年07月14日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:03
カニのヨコバイを振り返る
山頂に到着。たくさん記念看板が。しかし、祠はない。
2013年07月14日 06:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 6:16
山頂に到着。たくさん記念看板が。しかし、祠はない。
こちらは源次郎尾根方面。キケンのお知らせ
2013年07月14日 06:21撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 6:21
こちらは源次郎尾根方面。キケンのお知らせ
北方尾根。こちらもこの先キケン
2013年07月14日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:25
北方尾根。こちらもこの先キケン
岩にペンキで日付が書いてある
2013年07月14日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:25
岩にペンキで日付が書いてある
看板越しにカロリーメイトを補給
2013年07月14日 06:27撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
7/14 6:27
看板越しにカロリーメイトを補給
ザックも記念に。景色が望めず残念だが、登頂の満足感は味わえた。しばしの休憩後、下山開始
2013年07月14日 06:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/14 6:29
ザックも記念に。景色が望めず残念だが、登頂の満足感は味わえた。しばしの休憩後、下山開始
先ほどのはしごに戻ってきた
2013年07月14日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:47
先ほどのはしごに戻ってきた
11番目の鎖場、平藏のコル
2013年07月14日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:53
11番目の鎖場、平藏のコル
下りはやはり上りよりキケン
2013年07月14日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 6:53
下りはやはり上りよりキケン
チングルマ
2013年07月14日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:09
チングルマ
13番目、前剱の門
2013年07月14日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:13
13番目、前剱の門
上りルートの下を通っている
2013年07月14日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:16
上りルートの下を通っている
再び前剱
2013年07月14日 07:21撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:21
再び前剱
登ってくる人たちとすれ違う
2013年07月14日 07:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:31
登ってくる人たちとすれ違う
来るときには撮れなかった3番目の鎖場、前剱大岩
2013年07月14日 07:34撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:34
来るときには撮れなかった3番目の鎖場、前剱大岩
前剣大岩の鎖場を登る登山者
2013年07月14日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:35
前剣大岩の鎖場を登る登山者
シナノキンバイ
2013年07月14日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 7:44
シナノキンバイ
剣山荘に戻ってきた
2013年07月14日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 8:08
剣山荘に戻ってきた
剣山荘-剱御前小舎間の南北に走る直登ルート。ところどころが一面の雪面でルートファインディングとトラバースに苦労した
2013年07月14日 08:56撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 8:56
剣山荘-剱御前小舎間の南北に走る直登ルート。ところどころが一面の雪面でルートファインディングとトラバースに苦労した
前も後ろも雪しか見えない・・・。コンパスを頼りにひたすら南下する
2013年07月14日 08:56撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 8:56
前も後ろも雪しか見えない・・・。コンパスを頼りにひたすら南下する
雷鳥との遭遇3
2013年07月14日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/14 9:14
雷鳥との遭遇3
なんとか剱御前小舎に到着
2013年07月14日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 9:43
なんとか剱御前小舎に到着
ここからは雷鳥沢へと一気に下る。
2013年07月14日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 9:43
ここからは雷鳥沢へと一気に下る。
雷鳥との遭遇4
2013年07月14日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/14 10:02
雷鳥との遭遇4
雪渓下り。こちらはルートがしっかりしているので安心
2013年07月14日 10:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 10:16
雪渓下り。こちらはルートがしっかりしているので安心
称名川が見えてきた
2013年07月14日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:18
称名川が見えてきた
川の脇は深い雪が覆い被さっている
2013年07月14日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:23
川の脇は深い雪が覆い被さっている
赤い上下のウェアは目立つ
2013年07月14日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 10:24
赤い上下のウェアは目立つ
橋を渡る人々
2013年07月14日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:24
橋を渡る人々
橋の上から下流を望む
2013年07月14日 10:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:26
橋の上から下流を望む
上流はこんな感じ。いい天気なら立山が一望できるはずなのだが・・・
2013年07月14日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:27
上流はこんな感じ。いい天気なら立山が一望できるはずなのだが・・・
雷鳥沢キャンプ場前の小屋
2013年07月14日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 10:29
雷鳥沢キャンプ場前の小屋
キャンプ場、テントがちらほらと設営されている
2013年07月14日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:29
キャンプ場、テントがちらほらと設営されている
雷鳥沢ヒュッテに到着
2013年07月14日 10:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:43
雷鳥沢ヒュッテに到着
みくりが池温泉。時間があればゆっくり温泉に浸かれたのだが・・・
2013年07月14日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:57
みくりが池温泉。時間があればゆっくり温泉に浸かれたのだが・・・
ミクリガ池。雪がまだ深い
2013年07月14日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 10:59
ミクリガ池。雪がまだ深い
みくりが池温泉を振り返る
2013年07月14日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 11:00
みくりが池温泉を振り返る
ホテル立山に戻ってきた
2013年07月14日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 11:08
ホテル立山に戻ってきた
お昼はターミナルのかき揚げそばを。なんか華がない・・・
2013年07月14日 11:38撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
7/14 11:38
お昼はターミナルのかき揚げそばを。なんか華がない・・・
帰りのバスでは祝杯を。ここから8時間ほど延々とバスに揺られて新宿に戻る
2013年07月14日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
7/14 12:19
帰りのバスでは祝杯を。ここから8時間ほど延々とバスに揺られて新宿に戻る
今回の登山記念バッジ
2013年07月14日 15:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
7/14 15:22
今回の登山記念バッジ
撮影機器:

感想

7/13,14 立山、剱岳記録

室堂はあいにくの雨。
ここのところ天気に恵まれない山行が多い。
着古したレインウェアに身を包み、いざ登山道へ。
室堂周辺は一般観光客もたくさん訪れるため、道は石畳で整備され、
非常に歩きやすい。まずは玉殿湧水で喉を潤し、いざ一ノ越方面へ。
下界は連日の猛暑だが、こちらはまだまだ残雪がたっぷりある。
一ノ越までは比較的登り易い道が続くが、雪上歩きを余儀無くされる
箇所が多々あり。
一ノ越から雄山に向かう途中、岩で見事に滑り、右膝を強打。
以降、剣山荘まで痛みとの戦いとなる。
おまけに雨脚が叩きつけるような強さとなり、
身体が飛ばされそうなくらいの強風まで吹いてくる。何とか雄山に辿り着いたが、
ずぶ濡れ状態で、既にヘロヘロ。次の行動を起こすことに躊躇する。
因みに本日立山に登った人はいないようだ。
雄山の山頂の神社はすごく立派で、中に休憩できるスペースもあった。
中に入ると巫女さんが、ずぶ濡れの僕を気遣ってくれて救われた気がした。
登山記念バッジを購入し、気持ちを奮いたたせ、真砂山方面へ向かう。
以後、別山経由で剱御前小舎へ行くまでにすれちがった人はゼロ。
視界は雨で霧のように塞がれ、ほぼホワイトアウト状態。
途中間違った標識に翻弄され、道がわからなくなるが、
なんとか現地点を把握し、別山への道をピストンの形で登り切り、剱沢方面へ。
剣御前小舎では、ずっと続いている雨で身体が冷えて、震えが止まらなくなる。
小屋でカップラーメンをいただき、束の間の暖をとる。漸く雨脚が弱くなり、
身体の震えも収まり、剱沢方面へ。
緩やかな長い下りの後にテント場が見えてくる。
もともとテント泊のつもりできたし、雨も止んでいたので受け付けで
テント泊を申し込む。設置場所を決めて設営を始めたところ、
再び雨が降り始めた。
風も強くて設置する前にずぶ濡れになってしまうので、早々にテント泊を断念。
先にある山小屋を目指す。どうせ山小屋に泊まるなら、
剱岳に最も近い剣山荘がいいと思い、剱沢小屋をスルーして向かう。
ここで雪上歩きがあるのだが、ルートを外れて再び道迷い。
雪上歩きに復帰すべく、しばらく薮との格闘。
なんとか正規の雪切りされたルートに戻り、剣山荘へ到着。
剣山荘は剱岳に最も近い山小屋にもかかわらず、中は綺麗で
おまけにシャワーまで使える。
トイレも下界のトイレと全く同じ。山小屋独特の嫌な臭いが全くない。
布団が小さかったのが難点だがそれでも十分だ。

2日目は1日目よりはマシだったがそれでも風が強く、雨も降ったり止んだりで
視界も全く開けてこない。
残念ながら眺望は望めそうにない。
4:00にヘッドランプをつけて早々に山荘を出発。
直後に雪上歩きが現れた。剱岳が険しい岩山であることと、
今後も雪上歩きが予想されたため、
ここで持参したチェーンスパイクを装着。
雪切りがされていたので難なく進む。
雪道が途切れたところで道がわからずしばし呆然とするが、
左側の雪際の斜面を見ると
うっすらとお助けロープがぶら下がっていた。
実はここが第一の鎖場であった。
お助けロープをお借りし、何とか一つ目の鎖場をクリア。
3番目の大岩の鎖場では岩が落ちてこないかと思われるような
塊で聳えている。大岩の左脇を進む。
今日は鎖が濡れていて滑りやすかったため、なるべく鎖は使わず、
岩を掴んで登ることに。
ホールドがしっかりしているため、特に難しく感じる箇所はなかった。
ただし、5番目の前剱手前に幅20cmほどの足場がかかっており、
ここが一番緊張した。落ちたらまず命はないだろうし、
ちょうど谷間の部分で強風が吹き荒れていたため、慎重に歩を進めた。
その後は長い7番目の平蔵の頭、8番目の平蔵のコルとクリアし、
本来登りはカニのたてばいへと進むべきところをルートが
見つからずカニの横ばい方面へと進んでしまう。
多分雪下に上りのルートが埋まってしまっていると思われる。
下りルートをしばらく進み、ビバーク地点と小さな小屋の脇を抜け、
梯子を登ってカニの横ばいへと取り付く。
まさに横ばいといった形で登って行く時は大きく左曲がりで
巻いていく。途中で一箇所大きく踏ん張りを聞かせて登る必要がある地点が
あったが、それ以外は特に問題なく進むことができた。
カニの横ばいの頭上に祠のような尖頭部があり、そこが頂上かと勘違いをする。
以後、特に難所もなくゴロゴロした岩場を進み、やっと山頂に到着。
ほかの方のレポートで見ていた山頂の祠はなく、
多くの方々が置かれていった剱岳の登頂記念看板が置いてあるのみで
淋しい雰囲気であった。そして残念ながら眺望はゼロ。
ともあれ、日本で最も登頂が厳しいとされる剱岳の山頂に立てた
喜びをひととき噛み締める。
源次郎尾根の看板と北方稜線の看板が岩場に貼られていた。
15分ほど登頂の余韻に浸り、来た道を下山する。
どうやら本日は僕が一番初めに登頂したようで、下山途中すれ違う方々から
山頂の様子を聞かれた。大人数のパーティもいたので渋滞したであろう。
下りの鎖場の方が上りよりも難易度は上がる。何度か滑り、尻餅を付いた。
それでもチェーンスパイクがよく効いてくれて、
足元を固めてくれていたことは心強かった。
早々に剣山荘につき、明日(7/15)まで滞在する予定でいたが
天候も望めないため、一日繰り上げて本日帰宅することに。
とはいえ、交通手段としていた毎日あるぺん号は室堂12:30出発。
少々急ぎ足で室堂へと向かう。
しかし、剣山荘から元来た道の剱沢方面へ向かうはずが、
剣山荘と剱御前小舎を南北に走るルートに入ってしまう。
ここからが辛かった。結構な登りの上に、途中雪渓に阻まれる所が何箇所も。
おまけに視界は限りなく狭く、先のルートが全く見えない。
コンパスを頼りにひたすら南下する。
チェーンスパイクで滑り落ちそうになるところをなんとか持ちこたえ、
歩を進める。ここでだいぶ体力を消費させられてしまった。
剱御前付近の最後の雪渓が急登でチェーンスパイクでは到底登ることはできない。
途方に暮れていたが、右側に雪がないガレ場があったため、
ボロボロと崩れ落ちる脆岩群と格闘しながらなんとか頂部まで登る。
稜線をしばし進み、ようやく剱御前小舎にたどり着く。
ルートを外れたと気づいた時に戻っていればこんなに苦労は
しなかっただろうと反省しつつ、なんとか正規ルートに戻れたことでほっと一息。
ここからは雷鳥沢への下りを一気に降りる。
雷鳥沢間際で再び雪渓歩きの箇所があったが、旗が立ててあり、
多くの登山者が歩いているため、トレースも比較的わかりやすく残されていた。
雷鳥沢からは道は再び石畳となり、歩きやすくなる。
これに伴い、一般の観光客も多く見受けられるようになる。
雷鳥沢からは再び登りとなり、剱御前で消耗した身に堪える。
それでも様々な観光スポットを横目に見ながらなんとか
室堂までたどり着くことができた。

今回の山行は、距離はそれほど歩いていないが、天候に大いに翻弄され、
何回も道迷いを余儀なくされたため、苦労が多かった。
だが、その分勉強にもなった。
今度は晴天の時に再び訪れたい。

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コメント

お疲れ様です。
tktn3180さん
こんばんは。
7/14の剱岳山頂も天気悪かったのですね。
私は7/13に早月尾根より剱岳に登りました。
早月、剱沢からも誰も来ない寂しい日でしたが、山頂を二人占めしました。
次は剱沢方面から登りたいと思います。
2013/7/15 20:31
ありがとうございます
RonaldoYAMAさん
コメントありがとうございます。
7/14は前日ほどの悪天候ではありませんでしたよ。
もちろん景色は見れませんでしたが・・・。
7/13はレコに示したとおりは立山で死にそうに
なってました(笑)。
僕が登った別山尾根は高低差はそれほどなく、
距離も短いので一番易しいルートですね。
それに比べて早月尾根は高低差も
距離もすごいですよね。
僕には日帰りは無理です・・・。
2013/7/15 21:43
こんにちは。tktn3180さん
早月尾根は別山尾根ほど危険箇所は無いのですが急登なので下りが膝にきます。
下山した時は膝がガクガクでした。

また次は、天気の良い日に景色を眺めながら登りたいですね。
ではまた。
2013/7/16 12:53
今度は晴天を期待しましょう!
RonaldoYAMAさん。

今回は残念でしたが
今度の登山はお互い天気に恵まれるといいですね。
やっぱり登山の醍醐味は景色にありますからね。
2013/7/17 20:28
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