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Yamareco

記録ID: 3311692
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳・間ノ岳 〜北岳草を追いかけて〜

2021年06月26日(土) 〜 2021年06月27日(日)
 - 拍手
ゆきち その他4人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:12
距離
18.0km
登り
2,294m
下り
2,270m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:17
休憩
1:06
合計
8:23
2日目
山行
7:16
休憩
2:07
合計
9:23
4:09
37
4:46
4:57
42
5:39
5:46
35
6:21
6:22
21
6:43
7:21
31
8:16
8:22
36
8:58
9:15
13
9:28
9:29
10
9:39
9:52
19
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10:17
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10:27
10:33
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89
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14
13:26
13:26
3
13:29
13:29
3
13:32
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【行き】1:00 芦安駐車場着(広い方は9割埋まっていた) 5:00乗合タクシーにて広河原(5:30夜叉神のゲートが開く) 5:50広河原着
※タクシー料金 1300円(バスは1250円)この日は5台出た。確か9人乗りなので早めに並ぶ必要がある。

【帰り】14:00 バスで芦安駐車場へ
※バス料金 1250円。先にチケットを買う。広河原には食べ物の販売は無くソフトドリンクの自動販売機のみ。
コース状況/
危険箇所等
【登り】
雪渓→雪渓脇に登山道が出ているが、3回程雪渓をトラバースする必要がある。斜度が結構あり滑るので、軽アイゼンかチェーンスパイクが必要。下りには通過したくない感じだった。

8本歯のコル→直下は丸い木のハジゴの連続。濡れていると滑りそうなので注意が必要。イワカガミが見頃。コルに到着し八本歯のカシラ方面へ少し行くと右手にクロユリが咲くお花畑がある。

トラバース道→斜面一面北岳草とハクサンイチゲのお花畑。来週辺りまでは見られそうだ。

中白根山から間ノ岳→緩いトラバース道が続いた後に山頂直下の登り。

【下り】
草すべりコース→上部はミヤマキンバイのお花畑が見事。後半は疲れた脚には優しくない、注意が必要な登山道が続く。
始発のバスより少し早く出発するタクシー乗り場に並ぶ。出発も早いがスピードも速かった。
始発のバスより少し早く出発するタクシー乗り場に並ぶ。出発も早いがスピードも速かった。
バスが続々と到着。バスの始発はAM5:15。
バスが続々と到着。バスの始発はAM5:15。
AM6:00 広河原到着
行って来ます!
北岳さん、こんにちは
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北岳さん、こんにちは
これからお邪魔いたします
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これからお邪魔いたします
御池小屋分岐から沢沿いを歩く
御池小屋分岐から沢沿いを歩く
渡渉数回
立派な橋がかかっていた
立派な橋がかかっていた
初日は曇り、2日目は曇り後雨の予報。この予報が後にいい意味で裏切られることになるとはつゆ知らず。
初日は曇り、2日目は曇り後雨の予報。この予報が後にいい意味で裏切られることになるとはつゆ知らず。
緑生き生きバイケイソウ
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緑生き生きバイケイソウ
7:30 山頂にガスがかかってきた。むむ、思ってたよりも早いお出まし。
7:30 山頂にガスがかかってきた。むむ、思ってたよりも早いお出まし。
ツマトリソウ
大樺沢二股までよく見かけた
1
ツマトリソウ
大樺沢二股までよく見かけた
ミヤマミミナグサ
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ミヤマミミナグサ
タチカメバソウ
キジムロ
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
お花を楽しみながら大樺沢二股に到着。トイレはなかった
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お花を楽しみながら大樺沢二股に到着。トイレはなかった
ミヤマハナシノブがおしとやかに数輪咲いていました。
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ミヤマハナシノブがおしとやかに数輪咲いていました。
左股コースから八本歯のコルを目指す。ここから雪渓がしばらく続くのでアイゼンを装着している人が多かった。
左股コースから八本歯のコルを目指す。ここから雪渓がしばらく続くのでアイゼンを装着している人が多かった。
我々は雪渓序盤脇の登山道を歩いた
我々は雪渓序盤脇の登山道を歩いた
チェーンスパイクを装着し雪渓へ。写真ではわからないが斜度が結構あるため足が滑り、かなり気を使った。
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チェーンスパイクを装着し雪渓へ。写真ではわからないが斜度が結構あるため足が滑り、かなり気を使った。
雪渓脇も歩けるが3回程雪渓をトラバースする必要がある。
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雪渓脇も歩けるが3回程雪渓をトラバースする必要がある。
雪渓上部の手前でチェーンアイゼンを外したが、その後も一度雪渓のトラバースがあった。軽アイゼン無しでは滑って危険。
雪渓上部の手前でチェーンアイゼンを外したが、その後も一度雪渓のトラバースがあった。軽アイゼン無しでは滑って危険。
無事雪渓を通過しホッと一息する間もなく、お次はハシゴ連続
無事雪渓を通過しホッと一息する間もなく、お次はハシゴ連続
イワカガミの応援団に元気をもらう
イワカガミの応援団に元気をもらう
ツガザクラもたくさん
ツガザクラもたくさん
まだまだ続くよー
ハシゴの連続
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まだまだ続くよー
ハシゴの連続
稜線まであと一歩という辺りがきつかった〜〜
稜線まであと一歩という辺りがきつかった〜〜
もう勘弁して〜と思ったところに、、えっこれって北岳草!?この時はハクサンイチゲと区別がつかず。
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もう勘弁して〜と思ったところに、、えっこれって北岳草!?この時はハクサンイチゲと区別がつかず。
ヘロヘロになり八本歯のコルへ到着!少し八本歯の頭方面に下ると右手にお花畑が〜!ルンルンする3人♪
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ヘロヘロになり八本歯のコルへ到着!少し八本歯の頭方面に下ると右手にお花畑が〜!ルンルンする3人♪
ミヤマクロユリ
イワベンケイ
ハクサンイチゲ
シナノキンバイ
クロユリやハクサンイチゲが咲いています。
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クロユリやハクサンイチゲが咲いています。
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
振り返って八本歯の頭とお花畑
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振り返って八本歯の頭とお花畑
崖の健気なハクサンイチゲ
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崖の健気なハクサンイチゲ
ガスの中をどんどん進む。さて、もうすぐお待ちかねの北岳草群生地だ。
ガスの中をどんどん進む。さて、もうすぐお待ちかねの北岳草群生地だ。
ミヤマオダマキつぼみツインズ
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ミヤマオダマキつぼみツインズ
イワベンケイ横からのショット
イワベンケイ横からのショット
クモマナズナ
ガスがもくもくと上がってくる中、いよいよトラバース道へ
ガスがもくもくと上がってくる中、いよいよトラバース道へ
き、きた〜〜
す、す、すごい群生!!!
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き、きた〜〜
す、す、すごい群生!!!
ハクサンイチゲと北岳草のミックス
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ハクサンイチゲと北岳草のミックス
これはハクサンイチゲ
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これはハクサンイチゲ
こっちが北岳草。ハクサンイチゲより背が低く、花びらの形も違います。
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こっちが北岳草。ハクサンイチゲより背が低く、花びらの形も違います。
北岳草の葉っぱは緑が濃くてゴージャス。幾重も重なっています。
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北岳草の葉っぱは緑が濃くてゴージャス。幾重も重なっています。
色んなアングルで撮りたくなります
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色んなアングルで撮りたくなります
いや〜こんなに沢山見られるとは、感動しました。
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いや〜こんなに沢山見られるとは、感動しました。
チョウノスケソウ。同じ白い花だけど葉っぱが全然違うんだなあ。
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チョウノスケソウ。同じ白い花だけど葉っぱが全然違うんだなあ。
チョウノスケソウのアップ
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チョウノスケソウのアップ
シナノキンバイ
人が少なくなってからも斜面は一面お花畑が続く。
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人が少なくなってからも斜面は一面お花畑が続く。
タカネウスユキソウ
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タカネウスユキソウ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
北岳山荘が見えてきた
北岳山荘が見えてきた
山荘の周りの花々はこんな感じのmixが多くとても可愛らしかった。
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山荘の周りの花々はこんな感じのmixが多くとても可愛らしかった。
テン場は空き多し。ここで雨がぱらついてきた。
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テン場は空き多し。ここで雨がぱらついてきた。
素泊まりの我々は自炊室で調理開始。詰めて8人程座れるスペース。
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素泊まりの我々は自炊室で調理開始。詰めて8人程座れるスペース。
今宵の夕食はナホさんがじっくり煮込んだ豪華肉うどんです♪疲れた身体に甘じょっぱい出汁がしみる〜
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今宵の夕食はナホさんがじっくり煮込んだ豪華肉うどんです♪疲れた身体に甘じょっぱい出汁がしみる〜
夕方、雨が上がるとドーナツ〇雲発生
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夕方、雨が上がるとドーナツ〇雲発生
おお!なんと富士山が姿を見せてくれました〜♪
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おお!なんと富士山が姿を見せてくれました〜♪
明朝登る予定の間ノ岳方面も見えたぞ〜
明朝登る予定の間ノ岳方面も見えたぞ〜
そしてここで♪コジローさん祝還暦!!北岳を背に手作り手ぬぐいでお祝い♪偶然北岳と同じシルエットでした。
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そしてここで♪コジローさん祝還暦!!北岳を背に手作り手ぬぐいでお祝い♪偶然北岳と同じシルエットでした。
二日目。御来光を期待して中白根山へ向かう。昨日は見えなかった仙丈ヶ岳と甲斐駒がよく見える。
二日目。御来光を期待して中白根山へ向かう。昨日は見えなかった仙丈ヶ岳と甲斐駒がよく見える。
オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ
イワウメ
ミヤマキンバイ
地下足袋で中白根山へ向かうトミー氏。ちなみに前日の雪渓も地下足袋で通過していました。(終始地下足袋)
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地下足袋で中白根山へ向かうトミー氏。ちなみに前日の雪渓も地下足袋で通過していました。(終始地下足袋)
中白根山にて間ノ岳方面とトミーさん
中白根山にて間ノ岳方面とトミーさん
甲斐駒と仙丈ケ岳をバックにキリっと佇むマサさん、かっこいい
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甲斐駒と仙丈ケ岳をバックにキリっと佇むマサさん、かっこいい
5:04 御来光〜(自分の中では)
5:04 御来光〜(自分の中では)
雲海にそびえる北岳。これから間ノ岳へ向かいます。
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雲海にそびえる北岳。これから間ノ岳へ向かいます。
間ノ岳までは緩いトラバース道が続く。最後少し登りあり。山荘から往復約3時間のコース。
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間ノ岳までは緩いトラバース道が続く。最後少し登りあり。山荘から往復約3時間のコース。
遠くに中央アルプスが見えました
遠くに中央アルプスが見えました
やっほー間ノ岳到着!
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やっほー間ノ岳到着!
間ノ岳からの北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳の3スターズ
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間ノ岳からの北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳の3スターズ
薄っすらだが富士山が見えました
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薄っすらだが富士山が見えました
農鳥岳、塩見岳方面がくっきり。近寄りがたい雰囲気がむんむん。でも、かっこいいなあ。来年必ず行こうと心に誓う。
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農鳥岳、塩見岳方面がくっきり。近寄りがたい雰囲気がむんむん。でも、かっこいいなあ。来年必ず行こうと心に誓う。
右手にオベリクス、左手に甲斐駒を従う凛々しい北岳
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右手にオベリクス、左手に甲斐駒を従う凛々しい北岳
山荘へ戻りみんなと合流。いよいよ北岳山頂へ挑みます!
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山荘へ戻りみんなと合流。いよいよ北岳山頂へ挑みます!
すぐに雨具を取り出せるよう準備しておいたが、良い意味で期待外れのこの青空!嬉しいなあ♪
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すぐに雨具を取り出せるよう準備しておいたが、良い意味で期待外れのこの青空!嬉しいなあ♪
7:30 北岳山頂に向かって出発!
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7:30 北岳山頂に向かって出発!
みずみずしいキバナ
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みずみずしいキバナ
この辺りは朝露に濡れた黄色と紫のお花のコラボが本当に素敵でした♪
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この辺りは朝露に濡れた黄色と紫のお花のコラボが本当に素敵でした♪
わっしょいわっしょい♪
青空の下高度をあげる
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わっしょいわっしょい♪
青空の下高度をあげる
タカネシオガマ
アサギリソウでいいのかな?
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アサギリソウでいいのかな?
こちらも同じく横からのショット
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こちらも同じく横からのショット
チシマアマナ?
北岳山頂到着!!
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北岳山頂到着!!
一番乗りマサさん!
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一番乗りマサさん!
続いて女性陣♪バンザーイ♪
右手後方に富士山が見えてるよー
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続いて女性陣♪バンザーイ♪
右手後方に富士山が見えてるよー
地下足袋トミー北岳山頂に現る!
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地下足袋トミー北岳山頂に現る!
重い三脚をコジローさんが担ぎ上げ素敵な写真を撮ってくれました♪
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重い三脚をコジローさんが担ぎ上げ素敵な写真を撮ってくれました♪
ポーズを変えて
北岳3193m登頂!!
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ポーズを変えて
北岳3193m登頂!!
山頂からの眺望。
こちらはオベリスク
山頂からの眺望。
こちらはオベリスク
仙丈ヶ岳
甲斐駒と鋸岳
バットレス。しばし山頂を独占し下山開始。
バットレス。しばし山頂を独占し下山開始。
肩の小屋が見えてきた
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肩の小屋が見えてきた
山頂はガスに包まれている。いいタイミングで山頂に立てたなあ。
山頂はガスに包まれている。いいタイミングで山頂に立てたなあ。
小太郎尾根分岐から草スベリコースへ
小太郎尾根分岐から草スベリコースへ
草スベリに入るとシナノキンバイのお花畑が広がる
草スベリに入るとシナノキンバイのお花畑が広がる
黄色はガスでも映えます♪
黄色はガスでも映えます♪
う〜む、残念ながらうまくお花畑の写真を撮れず。。実際は素晴らしく華やかなお花畑でした。
う〜む、残念ながらうまくお花畑の写真を撮れず。。実際は素晴らしく華やかなお花畑でした。
白根御池が見えてきた
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白根御池が見えてきた
綺麗な小屋。14時のバスに乗るため先を急ぐ。
綺麗な小屋。14時のバスに乗るため先を急ぐ。
13:30 下山。お疲れ様でした〜
13:30 下山。お疲れ様でした〜
北岳、間ノ岳、楽しい思い出をありがとうございました!
北岳、間ノ岳、楽しい思い出をありがとうございました!
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コメント

登頂おめでとうございます!
台風が来ていて、梅雨前線が真上に北上してくる、という予想もあったのに、皆さんの日ごろの行いが良いのでしょうね。 また、花の図鑑のような綺麗な写真と解説。最高です。 これが、Sランクなんですね! 私はBランクしか貰ったことがないので。  
2021/7/4 22:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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