阿弥陀岳、赤岳 (貴重な晴れ間で大賑わい、美濃戸から周回）

2021年08月11日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,437m
• 下り: 1,440m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:38
• 合計: 9:08

5:42 やまのこ村
5:44 5:44 赤岳山荘
5:49 5:49 美濃戸
7:37 7:45 行者小屋
7:54 7:54 阿弥陀岳分岐
8:33 8:35 中岳のコル
9:08 9:36 阿弥陀岳
9:57 9:57 中岳のコル
10:08 10:09 中岳
10:41 10:41 文三郎尾根分岐
10:55 10:55 竜頭峰分岐
11:00 11:00 赤岳
11:05 11:40 赤岳頂上山荘
12:04 12:04 文三郎尾根分岐
12:50 13:14 行者小屋
14:46 14:46 美濃戸
14:50 赤岳山荘

上り
美濃戸ー行者小屋　1：48
行者小屋ー阿弥陀岳　1：23
阿弥陀岳ー赤岳　　1：24
下り
赤岳ー行者小屋　　1：10
行者小屋ー美濃戸　1：32

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路
世田谷自宅　3：00　　中央道　諏訪南IC　2950円　185km
美濃戸　やまのこ村　5：20　70台ほど1000円/1日　
復路
美濃戸　15：05
　もみの湯　15：20−15：50　
　諏訪南IC　16：00
世田谷自宅　19：30　談合坂から小仏トンネル渋滞　20km　90分

コース状況／危険箇所等

○美濃戸口ー美濃戸　歩けば50分、狭くダートな林道、車高が低い車はきびしい
　美濃戸にはやまのこ村と赤岳山荘に駐車場あり1000円/1日　予約も可能
○美濃戸ー行者小屋
やまのこ村から林道を歩き赤岳山荘を過ぎ三角屋根の美濃戸山荘まで来ると向かいが南沢登山口、沢の右岸を進みわずかで左岸に渡る。左岸はホテイランの自生地で保護のためロープが張られている。しばらくして再度右岸に渡ると斜度が上がり高度を上げていく。岩がごろごろした日陰の谷間の登りが続き斜度が緩むと細くなった沢沿いを橋で何度か渡るようになる一気に開けると河原、マークを追って進む、河原から苔の森に入り再度河原に出ると行者小屋に着く。
○行者小屋ー中岳のコルー阿弥陀岳
行者小屋からテン場をぬけ文三郎尾根への道を進み10分ほど登れば阿弥陀分岐、ここから右手の樹林帯に入る、気持ちいい樹林帯を快適に進み高度があがると広葉樹に植生が変化して展望も効くようになり後方に硫黄や天狗、横岳などが見られる、阿弥陀岳の北面をトラバースして斜めに登るようになり中岳が徐々に近づき稜線の中岳のコルに乗る。ここでヘルメットを装着して阿弥陀直下の岩場に備える、まずは鉄梯子から開始、その後も急な岩場、もろい土と岩のミックス斜面に手を使いながらよじ登る個所も多い、当然ストックは邪魔なのでしまっておく、岩場には可憐な高山植物が多く咲き和ませてくれる。落石に注意しながら慎重に進み、ハイマツが出てくると山頂は近い、山頂は思いのほか平らで広い。北アから南ア、中ア、と大展望だ、祠や石碑も多く信仰の山を実感できる。
○阿弥陀岳ー赤岳
阿弥陀岳から中岳のコルは往路を慎重に下る、登山者が増えると鎖場で渋滞するので落石には十分注意が必要、お花がきれいなのは厳しい斜面ばかりなので撮影に集中しすぎないように姿勢、安全確保に気をつける。
中岳のコルから中岳までは尾根の登り、やせ尾根とまでは言わないが山頂は結構なピークなので真正面の赤岳、後ろ正面の阿弥陀の好展望台だ、中岳からいったん鞍部まで下るといよいよ赤岳への登り、まずはザレ、ガレの斜面をつづらに登る、左から文三郎尾根からの道と合流しガレ場進むとキレット分岐、ここからは岩場の鎖場が続く、高度も上がり息も上がる中赤岳直下で主稜線に乗るとそこが竜頭峰分岐だ、ここまで来ると梯子を登ればほどなく南峰頂上に出る。祠や山頂標識は狭い南峰に固まっているので撮影したら北峰に移動する、北峰までは2、3分か。北峰は頂上山荘が建ち小広く休むならこちらでしょう。
○赤岳ー行者小屋（文三郎尾根）
赤岳から慎重に文三郎分岐まで下る、分岐からザレた急斜面で一気に降りるがマムートの鉄や木製階段で整備されている、しかし8年前に来て以来だったがだいぶくたびれてきている感じでみしみし音がしたりゆらゆら揺れたりするところも出てきている。ザレ斜面に疲れがたまってきた足を滑らせないように注意しておりようやく潅木帯に入ると阿弥陀分岐に戻る、ここからは樹林の中を10分ほど下れば行者小屋。

その他周辺情報

もみの湯　美濃戸から車で20分ほど　650円
　露天あり、諏訪南ICへの途中で便利
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html

写真

8/11 5:41

美濃戸につくとまずやまのこ村の建物と駐車場
この建物の先で管理者が誘導してくれます
トイレもあり、チップ制

8/11 5:41

指定されたところに駐車、日帰りか泊まりか聞かれ1000円/1日を支払い、ダッシュボードに支払い済みの紙を置いておきます

8/11 5:42

管理者の方、ところどころコーンでふさいでいる個所は予約車のスペースです

8/11 5:44

やまのこ村から林道を少し上がると赤岳山荘
ここも駐車場ありますがすでに満車のよう

8/11 5:49

さらに5分ほど登ると美濃戸山荘、ここにもトイレありです

8/11 5:50

美濃戸山荘向かいが南沢登山口です

8/11 5:56

右岸から登りますがすぐに左岸に渡ります

8/11 6:04

左岸を10分ほど登り再び右岸に戻る

8/11 6:08

右岸に渡ると堰堤を高巻する急登に

8/11 6:39

1時間弱で斜度が緩み細くなった沢を何度か渡渉する
仮設の橋はしっかりしてる

8/11 6:48

沢の中を歩くような箇所もあり

8/11 7:04

八ッらしい苔と針葉樹の森が広がる

8/11 7:05

ふかふかの苔

8/11 7:08

もののけ姫の世界だ

8/11 7:08

精霊が出そうだ

8/11 7:13

白河原と呼ばれる広い空間に出た、
上流が平らで広いというのが不思議
開けた先には横岳の大同心の岩峰が

8/11 7:15

数万年前に山頂部が吹っ飛んだ場所だからか若い木が多い

8/11 7:30

登り初めて1時間45分、ようやく赤岳が見えた

8/11 7:45

2時間で行者小屋到着です
左に水場がありジャンジャン出てます

8/11 7:40

左奥のトイレ、冬季用の1つのみ使用可でした、100円

8/11 7:44

テン場もにぎわってます
奥に今日まず目指す阿弥陀岳が

8/11 7:45

ランチメニューチェック、
生ビール800円に目が釘付けです、
8年前に来た際には生とおでんセットで1000円でしたが
枝豆と生に格下げ？してました

8/11 7:45

テン場から赤岳

8/11 7:54

行者小屋から10分ほど登ると文三郎道と阿弥陀岳への分岐に
まずは阿弥陀岳へ

8/11 7:55

阿弥陀岳北斜面の樹林帯を登りますが時々展望
後方に硫黄、横

8/11 7:55

八ッで一番の岩峰の集まりの横岳

8/11 7:55

対照的になだらかな頂上の硫黄岳

8/11 7:56

広葉樹から深い針葉樹の森に入る、

8/11 8:02

コメツガ、シラビソかな

8/11 8:09

再度広葉樹に変化

8/11 8:09

ダケカンバやナナカマドがおおい

8/11 8:10

気になったのはバイケイソウの花が折れているように？食害かな？

8/11 8:17

御前早い時間なので赤岳というより黒岳だ

8/11 8:17

傾斜が緩みもうすぐ尾根に出そうだ

8/11 8:19

左前に見える中岳がだいぶ近い

8/11 8:19

8/11 8:21

横、硫黄

8/11 8:21

赤岳と肩に展望荘

8/11 8:26

コゴメグサ

8/11 8:27

イブキジャコウソウ

8/11 8:33

鞍部に乗った、中岳のコルに到着、

8/11 8:33

コルから見上げる阿弥陀岳へルート、
結構急じゃねえ？
7月の塩見より急そう、ここでメットを装着しストックもしまう

8/11 8:33

中岳のコルから中岳と赤岳

8/11 8:33

中岳のコル

8/11 8:34

コルの乗ると東南に富士の雄姿

8/11 8:34

ちょうどキレット越しに富士が美しい

8/11 8:34

右は権現、富士の左手前は茅ヶ岳

8/11 8:35

三ッ頭、権現、右に編笠、奥には北、甲斐駒も

8/11 8:35

これが見れたから今日は良しだなあ、

8/11 8:43

タカネニガナ
これは岩場に沢山咲いてました

8/11 8:45

コルからまずはこの鉄梯子を登ります、

8/11 8:47

高度があっという間に上がり高度感が増します

8/11 8:48

急な岩場が続きますが花が多く元気づけられます
手でよじ登るようなところ多いが難しくはない
それでも浮石が多いので落石には注意する

8/11 8:48

8/11 8:48

ミヤママンネングサ

8/11 8:49

ミヤママンネングサ
よく観察すると、緑の葉も黄色の花も同じような形で印象深い

8/11 8:49

個人的に好きな花の一つ
タカネツメクサ
岩場にブーケのようにこんもり花をつけるところがまたいいね
単独行ではなくいつもグループです

8/11 8:49

こちらは単独もグループもあるチシマギキョウ
開いてないのでイワギキョウかも

8/11 8:49

ミヤマコゴメグサ

8/11 8:50

イワオウギ

8/11 8:50

タカネニガナ

8/11 8:50

出ました、試験に出たら一番悩むだろうせり科
葉が極端に細いのでミヤマウイキョウだと思う

8/11 8:52

ウメバチソウ

8/11 8:55

ミネウスユキソウ

8/11 8:57

仙丈、甲斐駒、北がはっきりと

8/11 8:57

あっという間に高度が上がる
中岳から赤岳への稜線は背骨のよう

8/11 9:01

タカネツメクサのブーケ

8/11 9:01

タカネツメクサと権現
岩場に張りつくように咲く
撮影に夢中になり足を滑らせないように注意しましょう

8/11 9:08

中岳のコルから30分ほどのよじ登りで山頂到着
山頂は思いのほか広い

8/11 9:08

古くから信仰の山であることを実感できる祠や石碑がたくさんあります

8/11 9:09

山頂標識はいくつかあります

8/11 9:11

素晴らしい眺めが広がる
諏訪湖を中心に左手に中ア、右に北ア、奥には御嶽、乗鞍も

8/11 9:11

北ア南部、
やはり大キレットと槍が目印に

8/11 9:12

富士見パノラマスキー場と中ア主稜線、

8/11 9:12

御嶽と右に乗鞍

8/11 9:12

鳳凰、北、甲斐駒、仙丈、
北の左手に間、右に塩見もわずかにみえる、
7月に登った塩見からは逆に北の左手に赤岳が見えていたなあ

8/11 9:12

今日は貴重な晴れ間なので登山者で大賑わいです

8/11 9:12

山頂にはバイケイソウの花
ここは食害なしか

8/11 9:12

横から硫黄、さらに天狗まで

8/11 9:13

天狗からさらに北横、蓼科

8/11 9:16

権現、ギボシ、編笠と仙丈、甲斐駒、北、鳳凰

8/11 9:17

権現の左に三ッ頭

8/11 9:17

富士見パノラマスキー場の入笠山、後方は中ア

8/11 9:25

タカネヒゴダイか
頭花が数個ついているからね

8/11 9:25

パセリみたいな葉っぱなのでミヤマウイキョウでしょう

8/11 9:25

パセリはウイキョウと覚えましょう

8/11 9:26

頂上から南側を覗くと南陵の標識
一般ルートではありませんの文言、
見ればわかります！

8/11 9:26

南陵の肉食恐竜背中のような尾根

8/11 9:26

南陵の奥に権現と編み笠

8/11 9:26

赤岳に徐々に陽が当たり顔色が良くなる？

8/11 9:27

山頂にも花が見られます
可愛らしいこの花はウメバチソウ
いつみても色白な美人さんです

8/11 9:28

味がある鉄の標柱、2807mと2m高い？
西端に見える標識はクラシックルートの御小屋尾根への降り口

8/11 9:28

顔真っ黒

8/11 9:28

8/11 9:30

蓼科から北横、遠くに火打、焼山まで見える

8/11 9:31

西側に延びるはクラシックルートの御小屋尾根、

8/11 9:31

穂高から大キレット、槍、常念と続く北ア南部の峰は
形が特徴的で影絵の様で判別しやすい

8/11 9:31

御嶽は山頂部にいくつもピークを持ち大きく存在感あり
どこから見てもわかりやすく王冠の様だと思う

8/11 9:31

八ッ南向かい入笠山あたりから長い長い南アの高まりの始まりだ

8/11 9:32

2800mの阿弥陀から見下ろすと諏訪湖周囲はなだらかに見える
守屋山なども小高い丘の様です

8/11 9:33

登りの急峻な岩場をよじ登りついた山頂は意外なほど平らで広い、

8/11 9:33

山頂付近のみハイマツ帯です

8/11 9:36

一休みしたら元気回復、もう一座赤岳いっちゃいましょう！

8/11 9:38

山頂直下のハイマツ帯

8/11 9:38

行者小屋と横岳

8/11 9:43

阿弥陀岳は岩と土のミックス斜面、
この岩ももろく崩れやすいので注意します

8/11 9:47

鎖場になるとちょっと渋滞
登山者の2/3位はメット装着
私も今回　中岳のコル~赤岳~行者小屋まで　装着しました。

8/11 9:49

登ってくる方増えたので落石させないように注意です。

8/11 9:52

険しい岩場を可憐な花が彩る
厳しさに一服の清涼剤

8/11 9:52

ミヤママンネングサ
色鮮やかです

8/11 9:53

ヤマハハコ

8/11 9:54

あと少しで中岳のコルに

8/11 9:54

この梯子を降りたらコルです。

8/11 9:57

コル到着

8/11 9:57

左に降りれば行者小屋ですがまだ10時
赤岳まで行きましょう
まずは中岳のピークまで尾根歩き

8/11 10:02

振り返り阿弥陀
やはりかなりの傾斜だったことを実感

8/11 10:02

硫黄から伸びる尾根上のピークは峰の松目
八ッに残された未踏ピーク、
主稜線から外れていること、山頂からの展望がないこと
が登る機会を奪っています、ここから見て今度はやっつけようと

8/11 10:04

かなり難易度ありそうに見えますね、実際は左手の南陵の方が大変なのでしょうから見た目では判断できません

8/11 10:04

この沢沿いは鹿が上がってきそうだ

8/11 10:04

中岳のピークまでもう少し、山頂に人が見える

8/11 10:08

中岳ピーク到着
歴史を感じる石碑の文字は読めません

8/11 10:08

中岳のコルから中岳までの道、
痩せ尾根のように見えますがまったく問題ありません

8/11 10:08

横岳直下の大同心の岩峰に目を奪われる

8/11 10:09

中岳頂上

8/11 10:10

東側にいよいよ赤岳の全貌
まず鞍部まで降りてジグザグに登っていく左手からは文三郎尾根からの道が伸びてきてます

8/11 10:19

鞍部まで降りました
ラスボスの存在感抜群
ざれざれ斜面のつづら道、

8/11 10:32

文三郎尾根との分岐まで上がる

8/11 10:33

分岐からの阿弥陀

8/11 10:33

まだガレザレ斜面の登り

8/11 10:41

文三郎分岐から10分ほどでキレット分岐

8/11 10:42

ここからは岩場の鎖場が続きます
難しくはない

8/11 10:44

開いていないのでチシマギキョウかイワギキョウか不明

8/11 10:45

きつい斜面に埋め込まれた手作り感の標識
ほんわかしますね
ただ小さいし息も上がるところなので気づかないで通りすぎそう

8/11 10:55

キレット分岐からの登りはこんな岩場です

8/11 10:55

赤岳頂上直下の肩に乗る
ここが竜頭峰分岐、今は通行できないのかも？

8/11 10:58

龍頭峰を歩いているから行けるのかな

8/11 11:00

分岐から梯子を上がれば赤岳南峰頂上です
山梨百名山の標柱

8/11 11:00

前からある赤岳頂上標柱はだいぶくたびれてます

8/11 11:02

8/11 11:02

南峰からすぐの距離の北峰を望む

8/11 11:03

行者小屋と赤岳鉱泉が真下に
あんなに高さを感じた阿弥陀も眼下に従える

8/11 11:03

南峰は撮影の人だかり、
交代で長居は出来ません

8/11 11:06

北峰に進むと展望荘が真下に近い、
さらに横岳、左には大同心、小同心、右手に伸びる杣添尾根

8/11 11:06

杣添尾根の先は八ッ東山麓のレタス畑

8/11 11:06

県界尾根は厳しいと噂で手が出ません

8/11 11:07

阿弥陀岳、登った山を見下ろし感慨にふける
コルから右に伸びる行者小屋からの道、きつかった岩場の急斜面
さっき経験したことを振り返ります

8/11 11:07

北峰は広いのでこちらでお昼休憩に

8/11 11:07

周囲からガスが上がってきた
天気の崩れは小さそう

8/11 11:07

南峰にはひっきりなしの登山者
台風2つにたたられ久しぶりで夏休み中唯一の晴れ予報
当然今日は大賑わいです

8/11 11:39

赤岳頂上山荘は今年もお休みです

8/11 11:39

ここは赤岳北峰と、
それわからない人いないかと？

8/11 11:40

北峰に三角点あり

8/11 11:40

それにしてもすごいところに建ってます

8/11 11:40

稜線につけられた登山道がちょっと痛々しく見える

8/11 11:40

雲海と富士

8/11 11:42

南峰に再度寄って下山へ、
地蔵尾根から行者小屋へ周回もできますが、
地蔵尾根を下山では使いたくないので文三郎に戻ります

8/11 11:44

赤線つなぎでは赤岳〜権現のキレット区間が未踏に

8/11 11:45

文三郎道の手作り標識はいい感じ

8/11 11:46

シラネヒゴダイ、頭花が一つなのと生育地で

8/11 11:47

ミヤマアキノキリンソウ
もう山上は秋の気配ただよう

8/11 12:00

岩場の見事なブーケ
タカネツメクサ

8/11 12:01

砂礫地といえばやはりコマクサ
まだ咲き残りが

8/11 12:01

よくもこんなところで育つものです
これでも多年草、ここまで成長に数年はかかってます

8/11 12:02

羽を閉じてしまったタイミングでシャッター
残念、クジャクチョウがコマクサに
吸蜜するのかな？

8/11 12:04

文三郎尾根分岐まで下った

8/11 12:05

行者小屋へ一直線に急降下します
尾根という呈はしてないけどね

8/11 12:06

北アと阿弥陀

8/11 12:06

マムート階段出現

8/11 12:10

阿弥陀と中岳

8/11 12:13

下るにつれて中岳の尖りに驚く

8/11 12:14

横岳直下の大同心が角のよう

8/11 12:14

文三郎尾根下山路の赤岳北面は黒々した岩が、
登った道の赤色の岩と違うね

8/11 12:14

赤茶けた文三郎道と黒い岩

8/11 12:14

中岳が思いのほか尖がってたことに驚かされる
山は下（300m〜500m位）から見上げるのが
一番きれいでその山の個性を感じられると思う
中岳の尖りがいい例で赤岳から見下ろすとまったくわからない

8/11 12:14

だいぶ降りてくるとなんとなく尾根感が出る、

8/11 12:16

鉄や木製、など様々な階段を使う、
これもだいぶ古くなりみしみしと揺れる。

8/11 12:16

中岳　降りれば降りるだけ立派な山容に、
阿弥陀から赤岳ルート上の通過点と思って歩いていたのを反省
あなたは立派です、一人前の山の顔をしてました。

8/11 12:18

文三郎尾根を挟んで赤と黒で色が変わる不思議、

8/11 12:18

この画角だと阿弥陀と同レベルに見えてしまうのは遠近法だけど

8/11 12:19

大同心もしかりで若干低くなったここからのほうがスケールが大きい

8/11 12:29

長い階段、これも左右に揺らぐ

8/11 12:42

朝通った阿弥陀分岐に

8/11 12:42

阿弥陀分岐から小屋までは10分弱
生ビールモードに突入だ

8/11 13:14

行者小屋到着、ヘルメットを外し
朝にメニューを確認済み800円生ビールに直行です
飲料水は蛇口から豊富に出ます、今回水は3L持参したがここで補給できることを考えると行者〜阿弥陀〜赤〜行者での消費分1.5多めでも2Lで十分だったと思う

8/11 13:14

ベンチで大休止です、8年前に来た際は生ビールとおでんのセットで1000円でしたが、今日は枝豆とのセットで1000円でした
枝豆はいらないなあ、生のみで十分

8/11 13:14

小屋もそれなりに混んでいるようでした。

8/11 13:14

行者小屋テント場、広くて張りやすそうです
ここから見上げる中岳はまたまったく違います
徐々に曇り、雨に合わないように下山開始

8/11 13:27

苔の森通過

8/11 13:28

共存共生の関係の苔と針葉樹

8/11 14:40

苔の森、当然水は豊富ですね

8/11 14:46

下りは疲れもありのんびりで行者から1時間半で美濃戸口に到着、赤岳山荘でおばちゃんに声かけられ山荘前で売っているコーラを買い飲みながら車まで歩く

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

reopapa

今年の夏休み、多くの方が色々計画していたことでしょう
私も剣岳に行く予定で剣山荘を予約していた
最後まで好天になるよう祈っていたが
それもむなしくダブル台風でその夢も打ち砕かれた
2日前に山荘にキャンセルの電話をかける
山荘の方も「仕方ないですね、また今度来てください。」との返事
「そうですね、必ず来ます、来年こそリベンジします、その時はよろしくお願いします」と返した。
夏休み中唯一の晴れマークがこの水曜日に、
これは日帰りでどこか行くしかないと
候補は女峰山か阿弥陀岳、天気の良い方を選択した
8年ぶりの美濃戸、美濃戸口からの林道は相変わらずのダートっぷりで久しぶりにハンドル握る手が緊張した。阿弥陀への登りは難しくはないが岩が脆く崩れやすいので落石させないようにするのに気を使う。
山頂は赤岳よりずっと広く展望もよいのでここだけでも満足、
しかしまだ10時だし本来は剣に行く予定だったわけで体も心も物足りない感じだ
当然赤岳まで足を延ばす、中岳、赤岳への縦走路は厳しくも展望すぐれ
心も体もおなかいっぱいになった。
赤、阿弥陀ともに厳しい急斜面には花が多いが途中の沢沿いや樹林帯ではやはり鹿の食害が見られた。先月塩見岳で見た花を食いちぎられたバイケイソウの群落が忘れられないが、同じ光景が阿弥陀岳への登り斜面に広がっていた。今回私は遭遇しなかったがヤマレコではかなりの頻度で鹿目撃の情報が載っている。
う〜んどうにかならないものか、
せめてものの抵抗、鹿肉消費を心がけよう

コメント

なかポン

赤岳の山頂で写真を撮ってあげている赤いシャツの者です。
自分が写ってるのを発見してマジでウケました(笑)

自分も北アルプス縦走を計画して予約した山小屋を雨のため2ヶ所キャンセルして、唯一晴れ予報だったこの日に赤岳と阿弥陀岳に登りました。
9連休だったのに山へ行けたのは1日だけ。今年のお盆休みは完全に不完全燃焼のモヤモヤだけが残りました。

reopapa

NAKA-PON 様
山頂の写真を勝手に載せてしまい申し訳ありません。
狭い山頂での和やかな様子をつい1枚撮りたくなってしまいました。

本当に今年の夏は泣きの天気が続きましたね、私も8連休で山に行けたのはこの日だけでした。
それだけに登っている方々は笑顔にあふれているようでしたね。
赤岳と阿弥陀ということは私と全く同じでしたね、日帰りで八ッに変更の方が多かったのでしょうね。
またどこかでお会いするかもしれませんね。