記録ID: 349712
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
星降る雲の平より秘湯を求めて(新穂高〜双六岳・三俣蓮華岳〜雲の平〜高天原温泉〜水晶岳・鷲羽岳〜新穂高)
2013年09月22日(日) 〜
2013年09月25日(水)


- GPS
- 82:00
- 距離
- 61.7km
- 登り
- 4,338m
- 下り
- 4,320m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:10
2日目
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:55
3日目
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 11:05
4日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:20
1日目
6:00鍋平駐車場-6:25下山道出口-7:43わさび平-11:47鏡平(昼食)12:40-13:45弓折乗越-15:10双六小屋(泊)
2日目
5:30双六小屋-(双六岳中腹で日の出鑑賞)-6:50双六岳7:15-8:20三俣蓮華岳8:30-9:38三俣小屋-10:10黒部川水源地(昼食)11:00-13:50雲の平山荘14:10-14:30祖母岳(周辺散策)-16:55雲の平山荘(泊)
3日目
5:55雲の平山荘-6:40(雷鳥と遭遇)7:00-7:45高天原峠-8:30高天原山荘-8:45高天原温泉9:40-10:00高天原山荘10:15-11:06水晶池11:15-13:40岩苔乗越-14:58水晶小屋15:18-15:50水晶岳16:25-17:00水晶小屋(泊)
4日目(ロープウェイの時間に間に合わせるため、かなり急ぎました)
6:40水晶小屋-7:20ワリモ岳-7:55鷲羽岳8:15-8:52三俣小屋-(巻き道経由)-11:07双六小屋(昼食)11:27-12:55鏡平13:08-15:03わさび平-16:00新穂高ロープウェイ乗り場
6:00鍋平駐車場-6:25下山道出口-7:43わさび平-11:47鏡平(昼食)12:40-13:45弓折乗越-15:10双六小屋(泊)
2日目
5:30双六小屋-(双六岳中腹で日の出鑑賞)-6:50双六岳7:15-8:20三俣蓮華岳8:30-9:38三俣小屋-10:10黒部川水源地(昼食)11:00-13:50雲の平山荘14:10-14:30祖母岳(周辺散策)-16:55雲の平山荘(泊)
3日目
5:55雲の平山荘-6:40(雷鳥と遭遇)7:00-7:45高天原峠-8:30高天原山荘-8:45高天原温泉9:40-10:00高天原山荘10:15-11:06水晶池11:15-13:40岩苔乗越-14:58水晶小屋15:18-15:50水晶岳16:25-17:00水晶小屋(泊)
4日目(ロープウェイの時間に間に合わせるため、かなり急ぎました)
6:40水晶小屋-7:20ワリモ岳-7:55鷲羽岳8:15-8:52三俣小屋-(巻き道経由)-11:07双六小屋(昼食)11:27-12:55鏡平13:08-15:03わさび平-16:00新穂高ロープウェイ乗り場
天候 | 4日間とも早朝は快晴!あとは曇ったり晴れたりでした。 1日目:晴れのち曇り時々晴れ 2日目:晴れのち曇り時々晴れ 3日目:晴れのち曇りのち晴れ 4日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
延々と路駐が連なってましたが、5日間路駐し続けるのも不安なので、鍋平駐車場に停めました。 一応1日300円ですが、終始無人で入退場も自由なので、よくわかりません。 鍋平駐車場からは、ロープウェイで新穂高温泉登山口に降りられますが、始発が8時以降とのこと。車中泊して8時まで待ってるのも馬鹿らしいので、付近を捜索すると、新穂高温泉までの下山用登山道がありました。今は廃道となっているようですが、徒歩15分程で問題なく下山できました。新穂高温泉からの登り口には標識も何もないのでわからないと思います。 帰りはロープウェイで鍋平まで戻りました。時刻表では16時まででしたが、今は臨時に16時半まで動かしているとのことで、ギリギリ乗れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルート通じて、特に危険な箇所はありません。鎖を見ることもなかったです。 (鍋平〜下山道) 廃道?で登山装備必須となってますが、普通の登山道で問題なく降りられます。登り口には標識も何もなく、帰りには使いたくない道です。 (新穂高温泉〜双六小屋) 林道を歩いてわさび平を超えてしばらくすると登山道に。稜線へ登る登山道なので、当然ながらきついです。最初は三俣小屋まで行く予定でしたが、シシウドヶ原までで既にヘロヘロ。早々に双六までと決めてのんびり登りました。 鏡平で初めて槍・補高の全貌が望めます。鏡池に映る槍穂高は絶好の撮影ポイントです。 鏡平から先は槍穂高を眺めながら登ります。弓折乗越から先は気持ちのいい稜線歩きになります。 (双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜三俣小屋) 双六小屋から双六岳への登りは、一息つくため振り向く度に槍穂高を眺めることができ、楽しい登りです。やたら同じような写真ばかり撮ってしまいますが。。。双六岳から三俣蓮華岳までは最高の稜線歩きです。今回の山行の中でも一番気持ちの良い道でした。 (三俣小屋〜黒部源流〜雲の平) 三俣小屋から黒部源流へは沢沿いに下っていきます。黒部川渡渉点手前に黒部川源流の碑がありますが、その上にもずっと沢が続いているので、あまり源流ぽくない感じでした。黒部川を渡渉し、急登を超えて、祖父岳を巻く感じでだらだら登るとようやく雲の平です。 雲の平は見渡す限り花穂だらけで、残念ながら寂しい感じでした。また花の季節に来ようと思います。 すれ違った人の数 1人 (雲の平〜高天原温泉) 雲の平から高天原温泉への下り道は、眺望も何もないと思いきや、しばらくずっと薬師岳を正面に眺めながら歩けます。途中で雷鳥親子にも遭遇しラッキーでした。 その後、樹林帯に入ると急な下りで、長めのハシゴもあります。高天原峠から先はゆるやかな下りです。 高天原温泉は高天原小屋から、徒歩15分ほどかかります。温泉は午前中だったこともあり誰もおらず、ずっと貸切りでした。沢から丸見えの混浴露天風呂と囲いのある男性用・女性用の風呂がありますが、囲いのある男性用の風呂は樹木で囲われているため、虫の死骸だらけで、落ち着いて入れませんw 男ならやっぱり露天ですね。男性用の風呂のさらに上に女性用露天風呂が新たにできたという話を、あとで聞きましたが確認できませんでした。 ヘリコプターが低空で飛び回ってましたが、上廊下で遺体が発見されたそうです。 すれ違った人の数 2人 (高天原〜岩苔乗越〜水晶岳) 高天原から岩苔乗越までは、ほぼずっと樹林帯の中を歩くきつい登りです。ただ快晴で暑かったので、むしろ樹林帯で助かりました。 途中、水晶岳が望める水晶池がありますが、池のほとりで休憩できるような広場はありません。もちろん一人だったのでほとりで休憩しましたがw 岩苔乗越から水晶岳は、少し登ったあとはゆるやかな稜線歩きです。水晶岳頂上直下は、槍の穂先を思わせるような険しい岩壁で想定外でしたが、とてもうまく登山道が配置されていて、手を使うこともなく登れました。 ちなみに、高天原温泉から水晶岳に直接登れる温泉沢のルートがありますが、登山地図などでは破線扱いになってます。色々調べたり、山荘の人達に聞いたところによると、危険な箇所は無いが、とにかく急でザレた登りで、登りに使うのはおススメしないとのことでした。下から見ると、確かに凄い登りで、ずっと森林限界の上で日影もなく、暑い中登ると、途中で干からびてしまいそうな感じでしたw すれ違った人の数 2人 (水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣小屋〜(巻き道)〜双六小屋) 水晶小屋から鷲羽岳までは、さほど高度差も無くサクッと登れます。三俣小屋から鷲羽岳に登るのは大変そうでしたが。。。途中、ワリモ岳は頂上直下に、頂上標識がありますが、特に問題なく一番上まで上がれました。 三俣小屋からの巻き道には、それほど眺望も期待していなかったのですが、これがなかなかよかったです(写真見てください)。むしろ稜線上は雲で覆われていたので、こちらの方が正解でした。 あと紅葉ですが、22日はまだまだな感じでしたが、25日には結構色付いてきてました。 |
写真
感想
初日は連休中日で、駐車場から双六岳までは凄い人でしたが、連休最終日から三俣蓮華岳方面に向かう人はほとんどおらず、とても静かな山歩きができました。
三俣小屋〜雲の平〜高天原〜水晶岳まで、すれ違った人は全部でたったの5人。全員ソロトレッカーでした(うち3人がテン泊装備のソロ山ガールでした!)。
ただ人恋しくなって、すれ違う人ごとに話してたので、普段の山歩きよりも多くの人と話ができ楽しかったです。
もともと四泊五日の予定で、最終日は鏡平に泊まって、槍穂のアーベンンロートと鏡池に映る星空が見たかったのですが、残念ながら天気は下り坂ということで、一日短縮して帰ってきました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [4日]
北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
素晴らしい写真有難うございます。
ミラーレスの一眼レフを持ってはいるのですが、腕がなく星の写真は今だに0です。
物凄くチャレンジして見たくなりました
こんばんわ
行ってきたばかりですので、見覚えのある景色に感動です。
ずいぶん紅葉しだしてますね
ふふふ・・ご苦労様でした
ゆったりの一人旅・・最高でしたね
でわでわ
Jun0822さん、初めまして!
星の写真は難しいですね〜。夜中に起きないといけないしw でも山の上は、星空の写真を写す絶好のチャンスなのでチャレンジしないともったいないですね。
色々設定を変えて撮ってみるといいですよ。もちろん三脚は持ってってください。
私もまだまだ成功率は低いので、頑張って腕を磨きたいと思います。
uedayasujiさん、初めまして。
黒部五郎のレコ拝見しました。最初は大変だったようですが、後半は晴れて良かったですね。 雷鳥の群れ、私も見てみたいです。
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