奥穂高岳・ジャンダルム・蝶ヶ岳


- GPS
- 32:02
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 3,278m
- 下り
- 3,275m
コースタイム
7:30上高地-8:20明神-9:10徳沢-10:15横尾11:45-13:00本谷橋-15:00涸沢
10月13日
7:00涸沢-8:00ザイテングラード-8:40白出のコル9:15-9:50奥穂高岳10:10-11:30ジャンダルム12:00-13:10奥穂高岳-13:30白出のコル14:50-16:00涸沢
10月14日
8:50涸沢-10:10屏風のコル-12:05新村橋-12:30徳沢
10月15日
6:15徳沢-8:50長塀山-9:40蝶ヶ岳(蝶ヶ岳ヒュッテ)11:00-11:30長塀山-12:50徳沢14:50-15:25明神-16:05上高地
天候 | 10月12日 曇り時々雨のち雪 10月13日 晴れ 10月14日 晴れ 10月15日 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から涸沢までは標準的な登山道で、特に危険箇所なし。 涸沢から白出のコルまでは前夜の雪でやや滑りやすい。 白出のコルから奥穂高岳までは特に危険箇所なし。 奥穂高岳からジャンダルムまでは高難度な岩場の連続。 しかし慎重に進めば問題なし。 涸沢からのパノラマコースでは一部の岩場で渋滞が発生。 屏風のコルからの下りは特に問題なし。 徳沢から蝶ヶ岳までの長塀尾根は急な登りで距離が長いため早目の行動が必要。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
10月の連休に北アルプスに行ってきて、ジャンダルムに初挑戦してきました。
10月12日
AM 7:30
上高地を出発。まずは横尾までの平坦な道を進みます。途中サルもお出迎え。
AM 10:20
横尾に到着。ここで昼食をとり休憩し、屏風岩を眺めながら本谷橋へ向かいます。
PM 13:00
本谷橋に到着。ここから涸沢まで最後の急な登りです。ただここから涸沢までは多くの登山客のため大渋滞…ノロノロとした歩みで涸沢まで向かいます。
PM 14:30
涸沢に到着。しかし天気が怪しいのでさっさとテントを張ります。
テントを張った直後、大粒の雨が…間一髪でした。
その日は結局雨は止むことなく、夕方には雨はみぞれになり…夜には雪に変わり…
10月13日
AM 4:30
目覚めテントの外に顔を出してみると…
満天の星空!雪は止み空は宝石をちりばめたような星空が。
徐々に明るくなってくると穂高の稜線がうっすら白くなっているのがわかります。テントにも雪が積もってました。
日の出を迎え、モルゲンロートが現れます。ほんとに美しい…特に、紅葉と雪とモルゲンロートと同時に見れて、非常にラッキーでした。
AM 7:00
準備を完了し、イザ!奥穂高岳・ジャンダルムに向けて出発!
登山道は昨夜の雪で白くなっています。この調子でジャンダルムへのルートも積もってるとかなり危険だな…っと心配になり、なのでジャンダルムへ向かうかどうかは奥穂高に着いてから判断しようと決めました。
AM 8:40
白出のコル(奥穂高岳山荘)に到着。出発が予定より1時間遅れたこともあり、かなりのハイペースで登ってきました。
穂高岳山荘での休憩を終え、奥穂高岳を目指します。このルートは梯子もあることから若干の渋滞。
途中右手に最終目的地であるジャンダルムが見えてきます。
AM 9:50
奥穂高岳(3,190M)山頂に到着!360度大パノラマが望めました。雲ひとつなく北アルプスの山々が遠くまで望めます。
そしてなんと言ってもシュッと尖った槍ヶ岳はいつ見ても美しい。今度また、登りたいと思いました。
吊尾根から前穂高岳のほうに目をやると、こちらはけっこう雪で白くなっています。まだこのルートは歩いたことがないので、ここも今度歩いてみたい。
そしてジャンダルムに目をやると…既に何人かがジャンダルムの頂上にいるのが見えます。
AM 10:10
奥穂高岳までのルートは思っていたほど雪はついてなく、この調子ならジャンダルムへも問題なく行けるのではとの判断で、ジャンダルムへ向かうことにします。
まずは馬の背を慎重に下ります。ここを下るのに苦労するようであれば、それより先へは進まないほうが良いでしょう。この先はもっと大変な岩登りの連続です。
その後鞍部まで下り、それから10〜20Mほどの岩壁を登り返します。そしてジャンダルム下部を信州側にトラバースし、反対側からジャンダルムを目指します。
AM 11:40
ジャンダルム(3,163M)頂に到着!奥穂高に比べれば遥かに少ない人、限られた人だけが到達できる頂。何とも言えない満足感に襲われます。
PM 16:00
来た道を戻り涸沢に到着。道中何度もジャンダルム、奥穂を眺めながら下ってきました。今度は西穂高まで縦走をしたいとも思いました。
PM 19:00
夜の涸沢は多くのテントの明かりで彩られていて、とても幻想的でした。涸沢最後の夜を楽しみつつ、夜は更けていきました。
10月14日
AM 9:00
涸沢を出発し、この日のテント場である徳沢へパノラマコースを通って向かいます。
しかしここでも大渋滞…ちょっと急な岩場で約20分も足止め。ジャンダルムを登ったあとでは何てことない岩場ですが、一般登山者にとってはやや難しいか。
PM 13:00
徳沢に到着。標高も下がったこともあり涸沢より暑い。とりあえずテントを張り、その日はのんびり過ごします。小屋で明日の天気を確認すると、昼過ぎから下り坂との予報が…
翌日は蝶ヶ岳までを往復し上高地に下る予定。やや天気が気になります…
10月15日
AM 6:00
薄暗い中蝶ヶ岳を目指します。登る長塀尾根は全長6キロもあるロング尾根。しかし天気が気になるのでどんどん登ります。
AM 9:30
蝶ヶ岳の山頂に到着!しかしかなりの強風…
山頂より槍・穂高連邦を望むものの、昨日までのような晴れた展望は望めず…そして大粒の雨が!
急いできた道を徳沢へと戻り、徳沢に着いたときにはテントは雨に濡れてポツンと…
雨の中の撤収作業ほど大変なものはありません。テントは雨に濡れて重くなり、上高地までの道のりがやけに長く感じました。
PM 16:00
上高地に到着。濡れた服を着替え5時過ぎのバスに乗り松本へ、その後電車を乗り継ぎ夜11時過ぎに我が家に到着。
最終日以外は絶好の天気に恵まれ、念願のジャンダルムにも登頂できました。
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