赤岳（硫黄岳、横岳）

2014年04月15日(火) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,461m
• 下り: 1,461m

コースタイム

赤岳山荘駐車場5:30-5:35美濃戸山荘5:40-6:25堤防広場6:35-7:10赤岳鉱泉7:30-8:45赤岩の頭-9:05硫黄岳9:20-9:35硫黄岳山荘-10:20横岳-11:40地蔵尾根分岐-12:25赤岳12:40-12:50文三郎尾根分岐-13:25行者小屋13:40-14:45赤岳山荘駐車場

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜中央道双葉PAで仮眠、双葉インターは24H食堂も営業しているので快適。諏訪南インターから30分。インター出て左折するとすぐ右にファミリーマート諏訪南インター店で食料を買う。赤岳山荘駐車場　1日1000円　美濃戸山荘から赤岳山荘までの林道は雪はなく、凹凸はあるが普通車でも入っている。

コース状況／危険箇所等

美濃戸山荘から赤岳鉱泉まで軽アイゼン装着。ルートはしっかり踏み固められているが、滑り止めがあったほうがよい。赤岳鉱泉から12本アイゼン。横岳手前でダブルストックからピッケルに変更。横岳稜線は雪と岩のミックスで緊張する場所が幾度かありアイゼン、ピッケルを引っ掛けないよう梯子や岩稜を慎重に通過した。赤岳山頂は無風快晴ですばらしい雪山を満喫することができた。

写真

4/15 4:43

夜明けのインターを降りると、目指す八ヶ岳の稜線がくっきりと映し出される。

4/15 4:54

美濃戸の別荘街に鹿の親子が散策しているが、逃げる様子もない。

4/15 4:56

美濃戸口駐車場は普通車500円。茅野からのバスの終着地点。

4/15 5:00

美濃戸（赤岳山荘）までの林道は一部でこぼこが多いが、雪も無く普通車でも入っていける。

4/15 5:30

スタート地点。
「赤岳山荘」駐車場1日1000円（管理人の方が徴収に来られます）
※すぐ手前の「山のこ村」にも駐車場あり。

4/15 5:40

歩いてすぐの美濃戸山荘で北沢と南沢に分かれる。ここで軽アイゼン装着し北沢に進む。

4/15 6:22

ここ堤防広場まで林道。ここから山道に入る。

4/16 6:01

木道を何回かわたる。夏は沢が流れているが、雪で埋まっている。

4/15 7:27

赤岳鉱泉前。小屋の前も雪がたっぷり。

4/15 7:28

鉱泉のアイスキャンディーがまだ残っている。

4/16 6:01

横岳西壁へのバリエーションルートが交錯しているが、左側の夏道を進みジョウゴ沢を渡る。

4/15 8:28

硫黄岳までは急登。森林限界を超えると視界が良くなる。

4/15 8:37

カモシカが赤岩の頭からずっと自分の動きを追っていた。

4/15 8:41

赤岩の頭へ突き上げるトレース。
数年前なだれ事故があった所、急いで通過する。

4/15 8:43

赤岩の頭から硫黄岳を望む。風もほとんど無い。

4/15 8:43

車山の上に北アルプスがくっきり見える。

4/15 8:44

御嶽山

4/15 8:44

乗鞍

4/15 8:44

穂高　大キレット

4/15 8:44

車山スキー場、奥は美ヶ原

4/15 8:45

鹿島槍、五龍

4/15 8:45

白馬

4/15 8:50

富士見パノラマスキー場の奥に中央アルプス

4/15 8:52

天狗岳の向こうに妙高山

4/15 9:05

硫黄岳　頂上　
微風快晴

4/15 9:09

爆裂火口
あまり近寄ると転落危険。

4/15 9:10

浅間山

4/15 9:11

水平な山頂が特徴な荒船山

4/15 9:17

硫黄山からの横岳、赤岳のおなじみの風景。
積雪期は迫力がある。

4/15 9:28

横岳への稜線は雪が解け、アイゼンをしばらくはずして歩く。

4/15 9:34

硫黄岳山荘は完全に埋まっている。
GWには営業できるのでしょうか？

4/15 10:11

富士山の右側が横岳山頂。
どういうルートであそこまでいけるのか不安がよぎる。

4/16 6:02

横岳山頂手前の細長いリッジ。
左右にルートを探すが、切り立った斜面の雪は腐っおりとても踏み出せない。股に岩を挟みながら乗越し、足場を選びながらわずかに下るもっとも緊張した場所。続いて頂上へは左側を巻いて上がる。

4/15 10:18

最後は鉄梯子で頂上にたどり着く。

4/16 6:02

横岳山頂。

4/15 10:24

目指す赤岳。

4/15 10:38

三叉峰の杣添尾根の分岐、秩父側を巻く

4/15 10:51

富士山も行く見える。

4/15 10:51

赤岳の真教寺尾根の下にサンメドウズ清里スキー場

4/15 10:52

国師岳と白い頂の上に五丈岩を突き上げる金峰山

4/15 10:52

三宝山、甲武信岳、木賊山

4/15 10:52

特徴のある両神山

4/15 10:56

クサリの奥にトレースは続くが、そのまま進むと立ち往生する。鎖沿いに諏訪側をトラバースして鉾岳を回り込む。

4/15 11:05

鉾岳の諏訪側のトラバースは雪と岩と鎖がミックス斜面。ここはスリップしたら・・・・慎重に通過する。

4/15 11:12

日ノ岳の秩父側の斜面をトラバースぎみに二十三夜峰方面にくだる。雪面が崩れそうで・・・・。

4/15 11:20

二十三夜峰から赤岳は美しい。

4/15 11:37

二十三夜峰から日ノ岳の斜面を振り返る。

4/15 11:48

赤岳展望荘から赤岳。赤岳への最後の登り。

4/15 12:25

頂上は赤岳頂上山荘がある北峰と南峰（最高峰）がある。

4/15 12:28

2899mの南峰。誰もいない静かな山頂。

4/15 12:37

頂上の祠から阿弥陀岳、諏訪湖を望む。

4/15 12:37

三ツ頭、権現、編笠の向こうに
鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈

4/15 12:42

山頂から南へ岩稜を下り、右の文三郎方面に赤岳を回り込むように下る。

4/15 12:42

鎖が雪で埋もれる急斜面を下る。

4/15 12:53

阿弥陀への分岐から行者小屋方面におりる。

4/15 12:53

振り返る赤岳。バリエーションを登っているコールが聞こえる。

4/15 13:00

行者小屋までの文三郎尾根は階段が雪で埋まりかえって歩きやすい。

4/15 13:40

行者小屋。

4/15 14:42

行者小屋からの下りは軽アイゼンで下る。
雪道は膝にもやさしく夏道より快適。
1時間強で美濃戸山荘まで下る。

4/15 14:47

駐車場到着。5時30分から歩き始めて14時45分に到着。

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

林道の雪が解け赤岳山荘まで車で入れる4月の晴天を狙っての八ヶ岳。まずは硫黄岳、天候がよければ、横岳縦走、体力があれば赤岳までと考えていたが、天候にも恵まれ無事縦走が出来た。この時期の八ヶ岳は天候や雪の状態で難易度が刻々と変わるが、天気さえ恵まれれば、雪道は夏道より歩きやすく快適。特に下りはスムーズに足が運べる。自分の体力だと夏だったら、暑さと階段やザレた道で膝を痛めとても日帰り縦走は無理なような気がする。
でも山レコ猛者は阿弥陀までの登って日帰りする方もおられ恐れ入る次第。