裏銀座コースで槍ヶ岳へ

2022年08月09日(火) 〜 2022年08月12日(金)

• GPS: 32:54
• 距離: 53.3km
• 登り: 4,500m
• 下り: 4,315m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:48

距離 12.1km 登り 1,826m 下り 277m

3:44 七倉山荘
3:44 七倉登山口
3:53 唐沢ノゾキ
4:52 4:53 高瀬ダム濁沢登山口
5:04 高瀬ダム濁沢登山口
5:16 高瀬ダム テント場
5:44 5:52 ブナ立尾根取付
6:23 6:30 権太落し
8:11 三角点
9:27 10:15 烏帽子小屋
10:31 10:38 前烏帽子岳
10:44 烏帽子岳山頂分岐
11:14 11:15 烏帽子岳山頂分岐
11:33 烏帽子岳
11:34 宿泊地

2日目

• 山行: 8:56
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:53

距離 15.4km 登り 1,188m 下り 1,173m

3:49 烏帽子ひょうたん池
6:28 6:29 野口五郎小屋
6:43 野口五郎岳
7:15 真砂岳
7:20 7:21 真砂岳分岐
8:34 東沢乗越
9:19 9:44 水晶小屋
10:13 10:22 水晶岳
10:50 11:06 水晶小屋
11:36 ワリモ北分岐
11:57 ワリモ岳
12:31 12:37 鷲羽岳
13:37 13:39 三俣山荘
13:44 宿泊地

3日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:29
• 合計: 9:29

距離 12.1km 登り 1,429m 下り 837m

4:00 宿泊地
4:49 三俣峠
4:59 5:01 三俣蓮華岳
5:11 三俣峠
6:33 双六岳中道分岐
6:53 双六小屋
7:30 7:31 樅沢岳
8:09 8:10 硫黄乗越
8:57 9:03 左俣乗越
10:28 10:30 千丈乗越
11:44 12:27 槍ヶ岳山荘
12:44 13:20 槍ヶ岳
13:30 宿泊地

4日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:41

距離 13.6km 登り 122m 下り 2,083m

5:21 飛騨乗越
6:07 飛騨沢千丈乗越分岐
7:19 7:36 槍平小屋
8:26 8:27 藤木レリーフ
8:35 滝谷避難小屋
9:49 白出沢出合
10:20 穂高平小屋
10:47 10:48 小鍋谷ゲート
11:03 新穂高温泉駅
11:05 ゴール地点

天候

初日　好天暑い
二日目　強風曇り
三日目　朝　霧雨と風　9時半頃から天候回復　夕方より風強い
四日目　翌朝まで強風続く。朝から小雨のまま下山

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号　往路：七倉下車　復路：新穂高温泉ー新宿

その他周辺情報

中崎山荘温泉。バス停から近い。

写真

8/9 5:08

毎日アルペン号で七倉まで来た。タクシー待てず歩く。タクシーは5:30かららしい。

8/9 5:11

ダムのトンネル過ぎると登山道になります。

8/9 5:21

左側の急勾配がブナ立尾根ですね。

8/9 5:38

濁沢の水は花崗岩質の砂で濁り飲めそうもありません。

8/9 7:19

イチヤクソウ？

8/9 7:37

8/9 7:38

岨菜　ソバナ

8/9 7:53

ハクサンオミナエシ

8/9 8:58

食べてみた。甘みは少ないが酸味があって美味しい。サンカヨウ?

8/9 9:17

ブナ立尾根のブナ

8/9 9:27

エゾシオガマ

8/9 9:35

烏帽子小屋まで登って来た。

8/9 10:19

ウサギギク

8/9 10:50

深山金鳳花　ミヤマキンポウゲ

8/9 11:30

烏帽子岳に取り付いた

8/9 11:30

高瀬ダムはきれいな青ですね

8/9 11:41

烏帽子岳登頂です。

8/9 11:48

金梅系かと思ったが花弁と葉の形が該当しない。岩弟切かと。

8/9 11:52

8/9 12:03

コマクサ

8/9 12:26

お疲れさまでしたー!

8/9 16:51

初日の夕飯は鶏カレー炊き込みご飯

8/9 18:44

烏帽子小屋の前はチシマギキョウのお花畑です。手前は赤牛岳。奥は薬師岳。

8/10 5:30

翌朝4時前に出立。連なる峰々を越えて行くよ!　風が強すぎ。

8/10 6:27

なんか撮影してた

8/10 6:44

野口五郎岳登頂!

8/10 6:50

この先は見えないが旅人は歩みを止めてはならん。

8/10 8:34

8/10 8:40

深山塩竈かと思ったが、葉の形からウツボグサ系かと。
伊吹麝香草イブキジャコウソウ？

8/10 8:48

オコジョ突如現る

8/10 8:49

オコジョ飛ぶ!

8/10 10:13

ホソバウスユキソウ

8/10 10:16

水晶岳に登頂です。

8/10 10:32

イワベンケイ開花

8/10 10:49

水晶小屋にザックを置かせてもらっている。

8/10 12:31

続いて鷲羽岳に登頂!　何も見えん。鷲羽池とか槍ヶ岳とか見たかっ
た

8/10 13:15

三俣山荘が見えて来た。いい場所にあるね!

8/10 13:27

伊藤新道の文字が！旧道復活!

8/10 13:32

降りたら雄大な鷲羽岳。もう少し待っていれば良かった。

8/10 14:14

三俣山荘のテン場。この小川の水を飲用にします。水の豊富なテント場は本当にありがたい。

8/10 14:21

三俣山荘のジビエ丼。汁ダク。

8/10 14:25

名物コーヒーと可愛らしい店員さん

8/10 17:12

この日の夕飯はホタルイカとタラのパエリヤのつもり。パエリヤの素は一部分に固まって米が黄色にならなかった。

8/11 4:59

翌朝4:00に出立。手ぬぐい落として戻る。小屋からすぐそこの三俣蓮華岳に登頂。小雨と風。今日も朝陽は見られない。

8/11 5:39

トリカブトが見頃です。

8/11 5:58

双六の巻道にある水場。

8/11 7:29

双六小屋はトイレを借りて先を急ぐ。樅沢岳についた。

8/11 7:34

シモツケソウ

8/11 8:56

天気が良くなって来た〜!笠ヶ岳と鏡平小屋

8/11 8:58

ここまで全く姿を見せなかった槍が！

8/11 9:20

雷鳥さんは雌でした。

8/11 9:46

メット被って西鎌尾根に突入〜!

8/11 9:56

縦走してきた山々が連なっています。
ずいぶん遠くから来たもんだ。

8/11 10:28

千丈乗越

8/11 11:48

槍ヶ岳山荘のテン場が空いてた。空いていなかったら槍平まで行くつもりだった。

8/11 12:24

槍の穂先

8/11 12:58

穂先に登頂〜!

8/11 15:35

お疲れさまでしたー!

8/11 17:23

この日の夕飯は大豆ミートと高野豆腐の担々炊き込みご飯。乾燥野菜で見えん。

8/12 5:13

ホントは大喰岳が大きく見えているはず。夕方から風が強くなり、夜の間中テントが大きく揺れ続ける。寒さも強度を増す。気付いたら震えが止まらなかった。持って来た物を全部着込んでも足らず、避難シートに包まって落ち着いた。

8/12 5:19

飛騨乗越です。槍平方向へ降りる

8/12 7:00

大葉竹縞蘭　オオバタケシマラン
やっぱり有毒

8/12 7:21

槍平小屋で休憩

8/12 7:37

晒菜昇麻　サラシナショウマ　有毒

8/12 7:40

8/12 7:58

センジュガンピ
(千手岩菲）

8/12 8:22

藤木九三レリーフ

8/12 8:39

増水すると渡渉が怖いルートです。

8/12 8:48

たぶんヤマアジサイ

8/12 9:46

登山道もここまで。車道に入ります。新穂高温泉までダラダラ歩く。

撮影機器：

SO-52C Sony

感想

hrotaka

今年の夏山縦走計画は裏銀座。徐々に大きくなる槍ヶ岳を望みながら北アルプスの雄大さを感じさせてくれるコースです。

食材の軽量化とかメスティンの練習とか寝具の防寒対策とか全てはこの縦走のために工夫してきたので集大成的な意味合いでも楽しみです。

テント場で充分な休憩時間をとり、ゆっくり夕飯作ったりお話したり、のんびり楽しく歩けましたよ。新宿で毎日アルペン号で一緒だった学生さん達と七倉から槍ヶ岳まで同じルートだったのでテント場の会話とかも楽しめました。

天候はメインの槍ヶ岳がバッチリだったので良かったのですが、二日目の野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳のロングで景色を楽しめたらな〜と心残りです。

今回持って来た道具やら装備やらほぼ全て使いました。レインウエアー下とゲイターだけ出番は有ったけど使いませんでした。
特に役立った物は、虫除けスプレー、エマージェンシーシート、上下ダウン、テムレス、ですかね。虫除けスプレーはテント内にいた虫が一撃で逃げ去りました。