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Yamareco

記録ID: 4591351
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

2022年23座目 ソロ 北岳+間ノ岳(暴風&ガスガス)

2022年08月14日(日) 〜 2022年08月15日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:06
距離
18.7km
登り
2,330m
下り
2,333m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:54
休憩
0:17
合計
6:11
2日目
山行
6:49
休憩
1:57
合計
8:46
6:05
24
6:29
6:30
46
7:16
7:20
42
8:02
8:02
26
8:28
9:17
27
10:11
10:17
18
10:35
10:38
20
10:58
11:04
6
11:10
11:19
20
11:39
11:44
6
11:50
11:53
59
12:52
13:10
33
13:43
13:48
12
14:00
14:01
27
14:28
14:33
13
14:46
14:47
3
14:51
ゴール地点
天候 1日目 雨→ガス+強風
2日目 晴れ→暴風+ガスガス

ここまでひどいと知ってたら行かないレベルの天気。
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安駐車場(第二)までクルマ。余裕で停められた。車中泊。
広河原まで乗り合いタクシー(たまたま、一人分空いてた)
広河原から乗り合いタクシー(列に並んで7人目。1台に9人乗れた)
芦安駐車場からクルマで帰宅
コース状況/
危険箇所等
スタート時から雨。滑りやすいので気をつける。
白峰御池小屋でやんだのでレインウェア脱ぐ。
左俣コースで八本場のコルまで。
時々マーク見逃してミスコース。
急登だけど淡々と登る。
八本場のコル着いたらかなりのガス。
北岳山荘までトラバースルート通るが視界悪いので足元気をつける。山荘到着テント泊。

翌朝ガス無くなって、大展望。
なので、簡易ザックで間ノ岳まで往復することにする。
が、スタートしてすぐにかなりの暴風に加え濃いガス。
戻ろうか悩んだけど折角なので行くことに。
視界がとても悪く、マーキングを何度も見逃す。
偽ピーク多くてメンタル削られる。
稜線上はかなりの暴風。
最大風速20m/sくらいだろうか?
何回かミスコースしつつ、間ノ岳。
間ノ岳が一番風が強かった。
写真撮って即時退却。
帰りも何回かミスコースするも無事北岳山荘まで帰れた。

フル装備のザック背負って北岳まで。
ガスガス、暴風で心折れそうになるけど、登らないと帰れないので気合で登る。
間ノ岳もそうだったけど、山頂が全く見えないので登ってて辛い。ただ、ガスのせいで奈落の底が見えないから思ったほど怖くは無い。
北岳登頂。何故か風が弱い。
写真撮ってもらって即下山。
北岳ー肩の小屋間のルートはマーキングが割とちゃんとしてる。けど、1度やばそうなミスコースしそうになった。少し後ろの人に、コースこっちですよって言われて気付いた。あれ下ってたら登り返しキツかった。
肩の小屋着。強風+ガス
帰りは草すべりコースで降りたけど、斜度がえげつなかった。足元濡れてて気を使うし。
無事御池小屋着。
小休憩して広河原まで。
この区間が足が一番疲れてて大変だった。
昨日、よくこんな急登登ってたな。。
その他周辺情報 下山後、駐車場目の前の温泉。白峰会館で入浴。
先に2人入ってたけど、最終的に自分一人に。のんびりできて良かった。

帰宅途中に甲州直治朗ってところでとんかつ食べようと行ってメニュー見たら厚焼き生姜焼きが美味しそうだったので食して帰宅。
スタート時、いきなり雨。
雨は降らないと思ってたのに。。
2022年08月14日 06:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 6:19
スタート時、いきなり雨。
雨は降らないと思ってたのに。。
これがあの吊り橋か。割と揺れる。
行ってきます。
2022年08月14日 06:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 6:22
これがあの吊り橋か。割と揺れる。
行ってきます。
雨なので滑らないよう要注意。
しかし、テント泊ザックは重い。
2022年08月14日 07:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 7:59
雨なので滑らないよう要注意。
しかし、テント泊ザックは重い。
なんとか白峰御池小屋着。
コーラ買って飲んだ。
2022年08月14日 08:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 8:43
なんとか白峰御池小屋着。
コーラ買って飲んだ。
割と多くの人が休憩中。
だがほとんどの人が草すべりコースに向かった。
左俣コース人気無い笑
2022年08月14日 08:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 8:44
割と多くの人が休憩中。
だがほとんどの人が草すべりコースに向かった。
左俣コース人気無い笑
なるほど、池があるのか。
この池は年中枯れないらしい。
2022年08月14日 08:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 8:49
なるほど、池があるのか。
この池は年中枯れないらしい。
左俣コーススタート。
びっくりするくらい誰もいない。
2022年08月14日 09:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 9:07
左俣コーススタート。
びっくりするくらい誰もいない。
この頃は上の方見えたので、期待して登ってた。
気をつけないとマーキング見逃すので注意。
2022年08月14日 09:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 9:15
この頃は上の方見えたので、期待して登ってた。
気をつけないとマーキング見逃すので注意。
振り返ると鳳凰三山。
あっち方面から北岳方面は何回見たことか。
2022年08月14日 09:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 9:15
振り返ると鳳凰三山。
あっち方面から北岳方面は何回見たことか。
あ、雪渓。
遥か上の方に3人くらい見えた。
遥か下の方に一人に見えた。
そのくらい人が少ないルート。
2022年08月14日 09:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 9:20
あ、雪渓。
遥か上の方に3人くらい見えた。
遥か下の方に一人に見えた。
そのくらい人が少ないルート。
雪渓の上歩くかなと思ったけど、全くコースとは関係なし。
気持ち涼しかった。
2022年08月14日 09:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 9:42
雪渓の上歩くかなと思ったけど、全くコースとは関係なし。
気持ち涼しかった。
ここまで頑張って登った。
翌日の草すべりコースと比べると、こっちの方が楽に登れる気がする。
2022年08月14日 10:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 10:30
ここまで頑張って登った。
翌日の草すべりコースと比べると、こっちの方が楽に登れる気がする。
大樺沢二俣。
ここから肩の小屋方面に行ける模様。
2022年08月14日 10:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 10:44
大樺沢二俣。
ここから肩の小屋方面に行ける模様。
八本場のコルに近づくに連れ、はしご多くなる。
2022年08月14日 10:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 10:57
八本場のコルに近づくに連れ、はしご多くなる。
よくわからないけどすごい岩壁。
これがバットレス??
2022年08月14日 10:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 10:58
よくわからないけどすごい岩壁。
これがバットレス??
八本場のコルに登頂。
かなりガスってきた。
2022年08月14日 11:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 11:14
八本場のコルに登頂。
かなりガスってきた。
八本場のコルからトラバース道までのルートが大岩が多くて、割と大変だった。ガスはあるけど、そんなに強風ではなかったか。
2022年08月14日 11:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 11:34
八本場のコルからトラバース道までのルートが大岩が多くて、割と大変だった。ガスはあるけど、そんなに強風ではなかったか。
ここで北岳方面と北岳山荘(トラバース道)の分岐。
2022年08月14日 11:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 11:44
ここで北岳方面と北岳山荘(トラバース道)の分岐。
花がたくさん咲いていました。北岳のお花畑。
2022年08月14日 11:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 11:50
花がたくさん咲いていました。北岳のお花畑。
トラバース道、思ったよりスリリングな箇所あり。ただしガスのせいで下は見えないからあんまり怖くない。
2022年08月14日 11:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 11:56
トラバース道、思ったよりスリリングな箇所あり。ただしガスのせいで下は見えないからあんまり怖くない。
稜線に近づくに連れ、風が強風に。ガスも濃い。
2022年08月14日 12:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 12:14
稜線に近づくに連れ、風が強風に。ガスも濃い。
テント受付は番だったので好きなところにテント張りました。暴風対策は石でしっかりと。
2022年08月14日 13:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 13:19
テント受付は番だったので好きなところにテント張りました。暴風対策は石でしっかりと。
テント内でやっとランチ。ビールは山荘で買えます。1本600円。
2022年08月14日 13:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 13:39
テント内でやっとランチ。ビールは山荘で買えます。1本600円。
だんだんテント増えてきた。徐々に風が強くなってきたので後に立てる人ほど苦労してた。
2022年08月14日 15:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 15:32
だんだんテント増えてきた。徐々に風が強くなってきたので後に立てる人ほど苦労してた。
暇なのでビール笑
2022年08月14日 16:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 16:06
暇なのでビール笑
そして強風でテントバタつき音の中、晩ごはん。
結局バーナー使ったのはこの時だけだった。
2022年08月14日 17:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/14 17:31
そして強風でテントバタつき音の中、晩ごはん。
結局バーナー使ったのはこの時だけだった。
翌朝。他の人の『おい、○○起きろよ。景色すごいぞ』の声で目覚めて起きる。

スゴイ!!!
2022年08月15日 04:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/15 4:47
翌朝。他の人の『おい、○○起きろよ。景色すごいぞ』の声で目覚めて起きる。

スゴイ!!!
北岳!
結構ここから登るんだね笑
2022年08月15日 04:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 4:47
北岳!
結構ここから登るんだね笑
そして間ノ岳方面。
手前のピークが中白峰。

これはカッコ良すぎる!!
2022年08月15日 04:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/15 4:48
そして間ノ岳方面。
手前のピークが中白峰。

これはカッコ良すぎる!!
日の出。
ガスが出ませんように。。。
2022年08月15日 05:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/15 5:02
日の出。
ガスが出ませんように。。。
もちろん富士山も見えました。
日本一、二、三の山がバッチリ見えます!
2022年08月15日 05:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/15 5:48
もちろん富士山も見えました。
日本一、二、三の山がバッチリ見えます!
昨日の時点でガスガスならとっとと下山しようと思ってたけど、朝の大展望見たら間ノ岳まで行ってみたくなったので、出発。

出発後すぐにガスが出てきて、稜線上は暴風笑

中白峰山も真っ白アンド暴風。
2022年08月15日 06:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/15 6:29
昨日の時点でガスガスならとっとと下山しようと思ってたけど、朝の大展望見たら間ノ岳まで行ってみたくなったので、出発。

出発後すぐにガスが出てきて、稜線上は暴風笑

中白峰山も真っ白アンド暴風。
でも、このルートは思った以上に登山客と会った。天候悪くても人気コースですね。
2022年08月15日 06:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 6:29
でも、このルートは思った以上に登山客と会った。天候悪くても人気コースですね。
時々ガスが晴れる。うおっ、雄大。
2022年08月15日 06:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 6:34
時々ガスが晴れる。うおっ、雄大。
時々出てくる黄色マーキング。ホントありがたかった。

言い換えると、雪山の北岳で暴風だったら俺なんか死にますね。
2022年08月15日 06:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 6:48
時々出てくる黄色マーキング。ホントありがたかった。

言い換えると、雪山の北岳で暴風だったら俺なんか死にますね。
間ノ岳到着。
凄まじい暴風。
ホント吹き飛ばされそう。
2022年08月15日 07:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 7:16
間ノ岳到着。
凄まじい暴風。
ホント吹き飛ばされそう。
そして真っ白。
なんも見えない。
凄まじい暴風。
2022年08月15日 07:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/15 7:16
そして真っ白。
なんも見えない。
凄まじい暴風。
無理やり自撮り笑
2022年08月15日 07:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/15 7:17
無理やり自撮り笑
間ノ岳山頂で何人かに会ったけど、皆さん短時間で撤収してた。
ここで、バーナーご飯は無理ですね。

てか、ここまで来るのに偽ピークがたくさんあって、すれ違う人何人かにこれが間ノ岳ですか?って聞いた。

普段ならパッとAppleWatch見るんだけど、それもなかなか大変で。
2022年08月15日 07:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 7:22
間ノ岳山頂で何人かに会ったけど、皆さん短時間で撤収してた。
ここで、バーナーご飯は無理ですね。

てか、ここまで来るのに偽ピークがたくさんあって、すれ違う人何人かにこれが間ノ岳ですか?って聞いた。

普段ならパッとAppleWatch見るんだけど、それもなかなか大変で。
間ノ岳から戻るのも大変だった。
晴れてたら絶景なんだろうな。。。
2022年08月15日 07:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 7:57
間ノ岳から戻るのも大変だった。
晴れてたら絶景なんだろうな。。。
北岳山荘まで戻ってきた。
ガスで建物よく見えない。
ちなみにザックは冬季小屋にデポさせてもらって助かった。
2022年08月15日 09:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 9:19
北岳山荘まで戻ってきた。
ガスで建物よく見えない。
ちなみにザックは冬季小屋にデポさせてもらって助かった。
さて、重いザックを背負って北岳に向かいます。
なんも見えんけど。
2022年08月15日 09:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 9:19
さて、重いザックを背負って北岳に向かいます。
なんも見えんけど。
北岳登頂!やった!
2022年08月15日 10:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 10:32
北岳登頂!やった!
写真撮ってもらった。
やっと憧れの北岳登頂。
良かった。
2022年08月15日 10:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/15 10:33
写真撮ってもらった。
やっと憧れの北岳登頂。
良かった。
北岳山頂はびっくりするくらい風が弱くて、バーナーでランチしてる人もいた。
斜面の関係で風は上に逃げるのかな?
2022年08月15日 10:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 10:38
北岳山頂はびっくりするくらい風が弱くて、バーナーでランチしてる人もいた。
斜面の関係で風は上に逃げるのかな?
北岳から肩の小屋着。
途中で何回かコースロスト。
まあロストするとすぐに、おかしいって気付くから問題ない。
2022年08月15日 11:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 11:17
北岳から肩の小屋着。
途中で何回かコースロスト。
まあロストするとすぐに、おかしいって気付くから問題ない。
この分岐から草すべりコースにイン。
2022年08月15日 11:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 11:39
この分岐から草すべりコースにイン。
ここから草すべりスタート。
2022年08月15日 11:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 11:39
ここから草すべりスタート。
草すべりコースが予想以上に斜度がキツイ。
重いザックのせいで足にくる。。。
2022年08月15日 11:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 11:59
草すべりコースが予想以上に斜度がキツイ。
重いザックのせいで足にくる。。。
鳳凰三山方面はガスはない模様。
でも、天気は良くないですね。
2022年08月15日 12:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 12:27
鳳凰三山方面はガスはない模様。
でも、天気は良くないですね。
御池小屋のテント場見えてホッとする。
2022年08月15日 12:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 12:45
御池小屋のテント場見えてホッとする。
また、コーラ買って小休止。
疲れた。
ここから、広河原までが一番疲れててキツかったかも。
2022年08月15日 13:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 13:06
また、コーラ買って小休止。
疲れた。
ここから、広河原までが一番疲れててキツかったかも。
やっと吊り橋。
ただいま。
2022年08月15日 14:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 14:48
やっと吊り橋。
ただいま。
広河原から北沢峠方面はいつになったら行けるようになるんですかね。
2022年08月15日 14:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 14:50
広河原から北沢峠方面はいつになったら行けるようになるんですかね。
乗り合いタクシーの列に滑りこみ。7人目だった。15:30ころタクシーがやってきて乗れました。9人乗れた。同じ値段(1500円)だし、荷物を抱えずに済む、立たずに済む乗り合いタクシーがバスより100倍楽ちん。

という訳で、無事下山しました。
2022年08月15日 14:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/15 14:55
乗り合いタクシーの列に滑りこみ。7人目だった。15:30ころタクシーがやってきて乗れました。9人乗れた。同じ値段(1500円)だし、荷物を抱えずに済む、立たずに済む乗り合いタクシーがバスより100倍楽ちん。

という訳で、無事下山しました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 iPhone13Pro 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ
備考 予想以上にひどい天候だった。当初北岳山荘に連泊して、2日目は農鳥岳まで縦走予定だったけど、諦めて1泊にして正解。
正直自分史上一番風が強い中での登山、稜線歩きになったけど、経験値は上がったと前向きに。
これからも何回か北岳はリベンジしたい。
何回か行けば最高に天気がいい日になることもあるでしょう。

感想

8/14-15に、北岳ー間ノ岳縦走(テント泊)してきました。
8/15の朝だけガスが晴れて大展望と楽しめたものの、
殆どの時間帯が濃いガスと強風〜暴風が吹き荒れ、およそ登山日和での山行ではありませんでした笑笑

いろんな山からよく見える白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)は、いつかは登りたい山でした。
今年の夏休みの8/10〜12で北岳山荘のテント場予約して以下登山計画立てました。
1日目:広河原→白峰御池小屋→左俣コース→八本歯のコル→北岳山荘(テント泊)
2日目:北岳山荘→間ノ岳→農鳥岳→間ノ岳→北岳山荘(テント泊)
3日目:北岳山荘→北岳→肩の小屋→草すべりコース→白峰御池小屋→広河原
ですが、諸般の事情により日程変更を余儀なくされ日程を後ろ倒し。

8/11-13にするものの、台風発生してしまったので、
最終的に8/14-16に変更。
台風一過の好天を期待したのですが。。。。。

8/14
前日から芦安駐車場入り。第二に余裕で停められる。そして車中泊。
4時前に起きておにぎり食べて登山準備。
バスのきっぷ売り場の様子見に行ったら、乗り合いタクシーのおじさんに声かけられる。
「お客さん、一人?」「はい」「ちょっと待ってて」とどっかに電話。
「一人ならタクシー乗れるけどどうします?」「お願いします」
3人グループが決まってて、あと一人探していたところにちょうど俺が入った感じ。
料金はバスと同じ1500円だけど、荷物抱えることなくゆっくり座って広河原行けるタクシーの方が楽ちん。

広河原に到着すると、雨。。。。マジかと思いつつレインウェアを着てスタート。
久しぶりのテント泊装備ザックは重い。。。。
けど、本人の軽量化もあって、まあまあ人並みの速さで登れた。
なかなかの急登を汗だくになりながら登って、白峰御池小屋に到着。
雨がやんだのでレインウェア脱いで小休憩。コーラ買って飲む。
思ったより多くの人が休憩していた。
でもほとんどの人がここから草すべりコースに向かった模様。
俺は、左俣コース方面に向かったけど、ほとんど誰もこない。
そんなに不人気コース??少し驚いた。
左俣コースは景色いいし、斜度はあるものの草すべりより登りやすいと思う。
時々マーキング見失ってルート間違ったけど笑
途中で雪渓も身近で見られたし、振り返ると鳳凰三山がいつも見えるし。
八本歯のコルが近づくにつれ、木製のはしごが多くなってくるけど
別に危なくはない。
途中で巨大な岩壁が見えた(北岳バットレスらしい)
八本歯のコルに到着。かなりガスが出てきて、周りの山々は全く見えない(もちろん北岳も)
ここから大岩のガレ場を登って北岳山荘へのトラバース道の分岐を目指す。
相変わらず、このルート人少ない。。
稜線が近づくにつれて、風がかなり強くなる。
(テント立てられるのだろうか・・・)
稜線上よりトラバース道の方が風は弱いと思うけど、
時々突風で荷物ごとふらつくことも。危ない危ない。
ちなみにトラバース道は花がたくさん咲いていて良かったです。
なんとか、北岳山荘に到着。良かった。
テント泊受付すると1番だった模様。
ざっと見て、景色と風のバランスが良さそうなポジションに
テント立てる。大きな石が沢山あるので、活用してテント吹き飛ばされないように。
その後風が更に強くなってきたので、あとから来る人ほどテント立てるの苦労していた模様。
強風だしガスガスでなにも見えないし。なので、山荘でビール買ってコンビニランチ。
風でテントがバタバタとうるさい中適当に過ごす。
速度が遅いもののdocomoがつながってとてもありがたい。マンガ読んだりしてた。
夕方になったのでビール買って、バーナー使ってカレー作って食べた。
相変わらずやることがないので、適当に時間つぶしてこの日は就寝。
時々ものすごい突風吹くけど、まあテントは大丈夫でした。
ちなみに、北岳山荘はきれいなトイレが有るのですが、
バイオトイレみたいで、今までこの手のトイレでは一番臭くなかったです。
正直びっくりしました。

8/15
天気予報的には翌日8/16は更に暴風予報だったので、昨日の時点で一泊で下山することに決めてました。
風でうるさかったけど、思ったよりちゃんと寝れたようで、
誰かの「おい、○○、起きてみろよ。景色すごいぞ」の声で俺も目を覚ます。
起きて、テントから出て周りを見渡す。
素晴らしい!!!
俺が見たかった景色。
北岳、富士山、仙丈ヶ岳、間ノ岳、間ノ岳への稜線。
ホント、息を呑む美しさでした。
この日もガスガスだったら、撤収して北岳経由で下山予定だったのですが、
この景色を見ちゃったら行かざるを得ません。
流石に農鳥岳まではいけませんけど、間ノ岳までの往復をすることに決定。
北岳山荘からなら往復3時間もあれば行けそう。
早速準備。
テント類を撤収して、メインザックは北岳山荘の冬季小屋にデポさせていただき、
軽量ザックに水分、行動食を詰め込んでスタート。
が、スタートしてちょっとして、濃いガスが。。。
そして風も強くなり、中白峰山につく頃には、周りは真っ白。
そして、激しい暴風。
ルートはマーキングがあるので、それさえ見失わなければ問題ありませんが、
そのマーキングも見逃すこと数回。なんどかミスコースしましたけど
早期に気づいてルートに復帰。
目の前に雄大な間ノ岳が見えてればやる気も出ようってもんですが、
全く見えないばかりか、ボヤーっとガスの中、偽ビークばかりでてきます笑
間ノ岳に近づくにつれ、風はますます強くなります。
こんな悪条件の中ですけど、このルートを縦走する人は結構いました。
なんとか間ノ岳に登頂するも、暴風とガスは間ノ岳がピークでした。
山頂碑の写真とって、即刻撤退。





戻るときも変なピークに行きそうになったり笑
暴風で時々岩にしがみついたり。
なんとか北岳山荘まで戻りました。生還したって感じです。
デポしたメインザックを背負って、次は北岳に向かいます。
相変わらず、山頂が全く見えませんけど。
せめてガスが無かったら大展望の中の稜線歩きなんだけどなあ。。。
相変わらず微妙なミスコース何回かしつつ、ついに北岳登頂。
日本3位(間ノ岳)から日本2位(北岳)への極上の縦走しました!(ただし、真っ白)
北岳山頂はビックリするくらい風が弱かったです。
記念撮影してもらった人と少しお話したんですけど、
その人曰く、北岳山頂はなぜか風が弱いんですよ。とのこと。
山の形のせいなのかな?バーナー使ってご飯食べてるひともいたし。
にしても真っ白で何も見えないので、さっさと下山。肩の小屋方面に下ります。
気のせいか、北岳ー肩の小屋間は、北岳ー北岳山荘間よりもマーキングが親切な気がしました。
それでも時々見逃しましたけど笑
無事に肩の小屋に到着して、小休憩。思ったより立派な山小屋でした。
ここに泊まるのが一番ラクそうだけど、昔はウナギの寝床状態だったらしいけど、
コロナ禍の今はどうなんだろ?
小休止もそこそこに、更に下ります。
8/16の方が天気悪いのに、登ってくる人の多さに驚きます。
小太郎尾根分岐から草すべりコースへ。
早々以上にキツイ斜度で驚きます。
登ってくる人みんなつらそう。
テント泊装備だと、下りもきついです。
修行のように下っていると、やがて御池小屋のカラフルなテント場見えてきた!
もう少し!
白峰御池小屋に到着して、また小休止。またコーラ飲みました。
帰りも広河原からバスではなく乗り合いタクシーに確実に乗りたいので先を急ぎます。
昨日は広河原→御池小屋は割と簡単に感じましたけど、とんでもない。
下り、メチャクチャキツかった。疲れているせいかな?
3時前に広河原に到着。無事下山。ホッ。

速攻でタクシー乗り場へ。
すでに6人並んでる。
聞いてみると何時にくるかよくわからないみたい。
でも、次のバス16:40よりは早いだろうと7番目に並ぶ。
すると、15:30過ぎにタクシー到着!!
一度に9人乗れたのでセーフ。
ホント、バスの100倍楽ちん。

芦安駐車場について、駐車場目の前の日帰り入浴に入って、
帰りに生姜焼き定食食べて、中央道の渋滞にはまりつつ10時前には無事帰宅。

正直、思っていた山行とは違った感じになりましたけど(主に天候面)
これはこれで良かったと思ってます。
いい経験になりました。
登山は何回も同じところに行けば、そのうち最高の日に当たると思うので
懲りずに、来年も北岳目指します。

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