鷲羽岳・水晶岳（新穂高↑↓ 槍断念）

2022年08月28日(日) 〜 2022年08月30日(火)

• GPS: 24:35
• 距離: 45.4km
• 登り: 3,250m
• 下り: 3,238m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:46

4:07 新穂高温泉バス停
4:12 4:12 新穂高温泉駅
4:17 4:21 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:40 4:40 お助け風穴
4:55 4:55 中崎橋
5:09 5:10 笠新道登山口
5:22 5:43 わさび平小屋
6:00 6:00 小池新道入口
7:11 7:17 秩父沢出合
7:32 7:32 チボ岩
7:58 7:59 イタドリが原
8:35 8:54 シシウドヶ原
9:49 9:49 鏡池
10:03 10:03 鏡平山荘
11:14 11:34 弓折乗越
11:50 11:50 花見平
12:05 12:13 くろゆりベンチ
12:47 12:47 双六池
12:53 双六小屋

2日目

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:37
• 合計: 10:30

4:28 双六小屋
4:41 4:41 双六岳巻道分岐
5:58 5:58 三俣峠
6:30 6:30 三俣山荘
7:45 7:56 鷲羽岳
8:15 8:15 ワリモ岳
8:26 8:26 ワリモ北分岐
8:56 9:03 水晶小屋
9:32 9:44 水晶岳
10:08 10:32 水晶小屋
11:03 11:03 ワリモ北分岐
11:09 11:09 岩苔乗越
11:57 11:57 黒部川水源地標
12:29 13:07 三俣山荘
13:42 13:47 三俣峠
14:47 14:47 双六岳中道分岐
14:58 双六小屋

3日目

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:11

4:52 双六小屋
4:55 4:55 双六池
5:28 5:28 くろゆりベンチ
5:39 5:39 花見平
5:49 6:02 弓折乗越
6:29 6:47 鏡平山荘
6:48 6:48 鏡池
7:17 7:18 シシウドヶ原
7:33 7:33 イタドリが原
7:54 7:54 チボ岩
8:03 8:03 秩父沢出合
8:32 8:42 小池新道入口
8:57 9:02 わさび平小屋
9:12 9:12 笠新道登山口
9:21 9:21 中崎橋
9:33 9:33 お助け風穴
9:46 9:52 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:57 9:57 新穂高温泉駅
10:03 10:03 新穂高登山指導センター
10:03 ゴール地点

3日目、未明からの風雨のため当初予定していた西鎌尾根からの槍ヶ岳を断念し、小池新道から下山しました。

天候

雨のち晴れ、快晴、雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北道〜磐越道〜北陸道〜一般道で片道約600km、8時間の道のり。14時着のためP5無料駐車場に駐車できました。

コース状況／危険箇所等

全般的に良く整備されており、さすが北アルプスと感じました。
特に小池新道はルート、コース中の段差等、歩きやすく整備された素晴らしい登山道でした。アプローチの林道がもう少し短ければ。。。

その他周辺情報

下山後は富山市内に後泊。新穂高から1時間半くらい。大浴場付きビジネスホテルが複数あり、食べ物もおいしく、東北からのアプローチでは一考の価値あり。

写真

8/27 14:40

新穂高到着。天気は雨。8時間、約600kmの道のり。つかれたぁ

8/27 14:24

雨のためわさび平小屋での前泊はやめて登山口を下見。

8/27 14:17

他の方のレコにもありましたが、ネット予約制の駐車場。空いていれば現地予約可能とのこと。

8/27 18:53

明日の天気回復を願いつつ、お休みなさい😴

8/28 4:01

翌朝も雨
登山届を出して出発。

8/28 5:33

わさび平小屋につくと雨がひどくなり雨宿り。

8/28 5:57

小池新道入口。ようやく林道歩きから解放されました。

8/28 6:35

雨があがり、見上げると槍ヶ岳が。

8/28 7:00

日が射してきました。

8/28 7:05

かなりの高度感。3日目に天気次第で狙います！

8/28 7:12

穂高の稜線も見えてきました。

8/28 9:57

鏡平小屋到着。

8/28 10:46

重荷のため小屋から先がきつかった😫

8/28 11:15

ようやく弓折乗越到着。残念ながら槍ヶ岳側の展望なし。

8/28 12:16

双六小屋までしばらく稜線歩き。

8/28 12:24

突然展望が広がりました。写真で一目惚れした鷲羽岳が目の前に🤩

8/28 12:37

双六小屋から直接繋がっていないのが憎いです😋

8/28 13:47

双六小屋到着。つかれたぁ。

8/28 14:04

さっそく2日間お世話になるテントを設営。

8/28 14:52

見上げる双六岳。もう歩く気力なし（結局登らず😅）

8/28 14:52

夕食は豚肉の味噌漬けにお気に入りのホワイトベルグ

8/28 17:47

鷲羽岳アップ。

8/28 18:09

双六岳上空、稜線に沿うように丸い雲が。

8/28 18:10

明日、あそこまで行きます。

8/28 18:13

夕日で染まります。

8/28 18:22

8/28 18:19

笠ヶ岳側もすっかりガスがとれました。

8/29 4:36

翌朝、天気は快晴。夜明け前にスタート。

8/29 4:38

巻道分岐までくると槍の穂先が見えてきました。

8/29 5:15

巻道途中で日の出を待ちます。

8/29 5:15

丸山に日があたってきました。

8/29 5:19

日の出

8/29 5:20

巻道から見る槍。

8/29 5:19

アップで。

8/29 5:45

槍〜穂高の稜線が全部見えてきました。

8/29 5:30

鷲羽岳そして水晶岳。行けるかな。

8/29 5:50

霜柱。まだ8月なのに。この朝は寒かったです。

8/29 5:55

ようやく分岐到着。ここから三俣山荘に向かいます。

8/29 6:10

鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳

8/29 6:14

大迫力の鷲羽岳が目の前。

8/29 6:18

三俣山荘到着。

8/29 6:31

鷲羽岳の急登スタート。

8/29 6:43

飛騨沢から雲が上がってきました。

南からの湿った風の影響でしょうか、3日間通して飛騨沢は雲がかかることが多かったです。

8/29 6:44

振り返って三俣蓮華岳。写っている方は九州から来られてテン泊6日計画とのこと

8/29 6:53

影鷲羽。

8/29 6:53

黒部五郎岳。登頂はまた今度。

8/29 7:31

だんだん雲が上がってきました。鷲羽岳登頂まで間に合ってくれ~

8/29 6:54

山頂はまだまだ。

8/29 7:13

登山道に日が射してきました。

8/29 7:21

山頂直下の急登。

8/29 7:22

ライチョウ岩（？）今回も本物のライチョウとは残念ながら会えず。

8/29 7:29

急登を登り切ったあとのビクトリーロード

8/29 7:35

鷲羽岳山頂到着。ギリギリ穂先、見えました。

8/29 7:37

うっすら富士山。

8/29 7:34

目の前に水晶岳、その奥に剱岳。この景色を見たらやはり行きたくなりました。

8/29 7:49

水晶岳に向かいます。

8/29 8:58

水晶小屋付近から剱岳。存在感あります。

8/29 9:07

だいぶ近づいてきました。

8/29 9:13

山頂直下の岩稜。途中短いですがハシゴ場もあり。山頂は真ん中の奥。

8/29 9:30

水晶岳山頂到着。山頂せまっ😳
スタート地点の双六小屋は遥か遠く。

息子は初北アルプスで鷲羽岳につづき水晶岳踏破。明日はいよいよ槍を狙います。

8/29 9:41

剱岳と黒部湖。北アルプスの真ん中を実感します。

8/29 9:50

先ほど登頂した鷲羽岳。三俣山荘側からの方が迫力ありますね。

8/29 10:19

水晶小屋に戻って力汁とおでんとサイダーを頂きました。

8/29 11:06

翌日の体力温存のため戻りは黒部源頭ルートを通ることに。

8/29 11:20

分岐からすぐ水場。分岐~三俣山荘の区間はいくらでも水をとれる箇所がありました。

8/29 11:39

三俣蓮華岳を見上げます。今回は結局登れませんでした。

8/29 11:57

源頭の碑手前の沢。

8/29 11:57

源頭の碑。この一滴みたいなのを想像していましたが違ってました。

8/29 12:47

三俣山荘に戻って昼食。バックは針葉樹の上で布団干し中。

8/29 13:09

改めて鷲羽岳。登ったあと見ると格別ですね。

8/29 14:06

このあとガスがでてきました。明日の天気が心配。

8/30 4:36

夜半から小雨に。撤収後、3日目どうするか小屋泊の方と情報交換し、西鎌尾根はあきらめ小池新道での下山を決定。このあと雨がひどく下山中は撮影なし。

8/30 8:59

小池新道を下り切り、わさび平小屋まで戻ってきました。登山口までまだまだ長い林道歩きが続きます。

8/30 9:50

林道終了。いやぁ、長かった。2年ぶりの北アルプス、無事に歩き通すことができました。

8/30 10:05

駐車場から。このあと温泉に入っている午前中は降ったりやんだり。

8/30 18:22

おまけ1：下山後、富山に移動しての夕食。

8/30 18:22

白エビのかき揚げ丼。

8/31 12:13

おまけ2：下山翌日、帰路は福島経由でなく、新潟ー国道113号経由で帰ることに。この日は飯豊連峰がくっきり。

8/31 13:31

国道113号沿いは先日の豪雨で至る所山崩れが発生していました。

8/31 13:31

道路脇もこの通り。

途中7,8箇所くらい、片側交互通行がありました。また、113号の一部は夜間通行止めで復旧工事をしているようです。水害にあわれた方々の1日でも早い復旧をお祈り申し上げます。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 カシオ

Android One X5 ワイモバイル LGエレクトロニクス

感想

おっくん

人生2回目の北アルプス遠征、写真で見て一目惚れした鷲羽岳と、初北アルプスの息子の槍ヶ岳登頂を狙う欲張りプランを3泊4日で計画。3日目の悪天候で槍ヶ岳は諦め日程変更で下山しましたが、2日目は水晶岳まで足を伸ばすことができました。
初北アルプスの息子は、北アルプスデビューが鷲羽岳＆水晶岳という贅沢な山行になりました。

0日目は新穂高まで8時間の運転。雨のため翌朝のテントの撤収が大変なため、わさび平小屋前泊はせず車中泊に。

初日：出発は雨でしたが秩父沢辺りから雨が上がり、見上げると西鎌尾根を従えた槍ヶ岳が姿を現してくれました。その後、弓折乗越まで非常に辛い登りになりました。小池新道は極端な急登が無い・段差が小さい・登り返しが少ない優良コースですが、完全に装備過多（筋力不足）でした。
それでもなんとか弓折乗越到着。双六手前、谷の奥に鷲羽岳が正面に。
夕方にはガスもあがり、夜は満天の星空。なお、かなり冷え込みました。

2日目：絶好の天気に朝早くから皆さん行動開始。私たちも鷲羽岳、時間次第で水晶岳を狙って夜明け前に出発。三俣山荘を通過していよいよ鷲羽岳の急登にチャレンジ。軽装のため思いのほか早くあこがれの鷲羽岳山頂に到着。
山頂からは北アルプスの山々、八ヶ岳連峰、遠く富士山まで見渡すことができました。
北側には黒く尖った水晶岳が待ちかまえ、そりゃあ行きたくもなりますよね、ということで、10時リミットで水晶岳を目指すことに。距離自体はそんなでもなかったですが、2800mを越える標高に息があがりながらも予定時間内に水晶岳到着。
帰路は翌日の体力温存のため黒部水源経由~三俣蓮華岳・双六岳山頂スキップで巻道
を選択。夕方からガスと風がでてくるものの、19時ころに一旦ガスがはれ、3日目槍ヶ岳に行けると思っていたのですが。

3日目：未明1時過ぎから雨が降り出し、風も強め。雨のなか撤収はしたものの、この雨風のなか西鎌尾根を越えるリスクを考えて小池新道での下山を決断。
結局小屋を出た5時から登山口到着の10時まで雨が続き、到着後に小降りに（山あるある）
温泉で汗を流し、富山で後泊して、翌日、無事帰宅することができました。

この夏、天候不順で計画通りの山行ができない方が多かったと思います。今回、計画の完全踏破はできませんでしたが、ひとまず満足のいく山行となりました。

今回の山行に賛同してくれた家族、同行してくれた息子、コース整備・山小屋関係の方々にこの場をかりて感謝申し上げます。
また、コース中お話しさせて頂いた方々、楽しい時間をありがとうございました。

以下、今後の課題かな。
・小屋食を積極的に活用して軽量化を検討（軽さは正義）
・雨具（じつはかなり古い）の劣化がひどく買い替えよう（命にかかわる）
・テント泊での停滞ができるマインド（東北は避難小屋が多く、悪天候時はテントより心強い）

コメント

kamisugirunner

おぉ〜　8月で霜柱ですか？
でも、日差しが出ると暑くなるんでしょうね　なんか初冬と夏と秋が混じっているような季節ですね。
それにしてもいい息子さんですね！　自分にもほしい　いや二人もいますが、山には全然興味なし。自分だったら、自分は重い食料、息子には軽い宿泊用具を担がせますね。ﾌﾌﾌ

おっくん

kamisugirunnerさん、こんばんは。
この数日前の晴天時、飛騨沢側の槍平山荘の記事で4℃まで下がったとありました。
この日はこの8月で一番朝は寒かったようです。おっしゃる通り日中は夏の陽気でした。

息子は小学で朝日連峰デビュー（大鳥池）で、高校は山岳部でした。体力・持久力はすっかり上で、遠征時は大変助かっています。
なお、アルコール類だけはまだ未成年なので私が持つようにしています(^^ゞ
なんとなく申し訳なくて。
まあ、来シーズンは解禁ですが。