新穂高温泉〜鏡平〜西鎌尾根〜槍の肩〜槍沢〜上高地 【踏んだピークは樅沢岳のみ】
長野県
岐阜県
tackerq
kabigonmama
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,677m
- 下り
- 2,250m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:37
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:42
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:39
| 天候 | 3日（日）曇り → 霧 → 雨 → 曇り 4日（月）雨＋風 5日（火）雨 → 霧 → 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
新宿西口都庁前22:45 → 04:50新穂高温泉・第一駐車場（毎日あるぺん号） 7,700円 http://www.maitabi.jp/bus/ ○復路（8/5） 上高地バスターミナル16:15 → 20:57新宿（さわやか信州号：AK5806） 7,400円 http://sawayaka.alpico.co.jp/ http://sawayaka.alpico.co.jp/area/kamikouchi/shinjyuku/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○道の状況 今回のルート上の道は、全て良く整備されています。歩き難い箇所、道迷いする箇所は殆どありません。 西鎌尾根の左俣乗越 〜千丈乗越に鎖場、細尾根がありますが、注意して歩けば問題ありません。また、千丈乗越〜槍の肩は、風が強い場合があります。御注意下さい。 槍沢コースは、今回のルートで最も良く整備されており、広く快適なハイキングコースですが、濡れた岩が滑りやすく、私、パートナーとも1回尻餅を搗きました。また、落石注意の箇所が2つありました。立ち止まらずに通過するようにしましょう。 ○登山届提出 新穂高登山指導センター、左俣林道ゲート前にあり。 ○トイレ 新穂高センター、わさび平小屋、鏡平小屋、双六小屋、槍ヶ岳山荘、槍沢ロッジ、横尾キャンプ場向かい、徳沢キャンプ場傍、明神、上高地にあり。 |
| その他周辺情報 | ○双六小屋 現地 090-3480-0434 高山事務所 0577-34-6268 〒506-0052 岐阜県高山市下岡本町2911-20 http://www.sugorokugoya.com/ ○槍ヶ岳山荘 現地 090-2641-1911 松本事務所 0263-35-7200 〒390-0813 長野県松本市埋橋1-7-2 http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/ |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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ホタルブクロは萼が長く裂変の間が反り返るのに対して、ヤマホタルブクロは萼が短く萼の裂変の間に反り返った部分がないらしい
要調査��
ヤマブキショウマとのこと（photogさんより）
ここまでイヤイヤ歩いてきましたが、この先御花畑だったので、歩く気になりました
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ(2)
予備電池(3)
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
タオル(3)
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
手袋(2)
ストック
ビニール袋(5)
替え衣類(1式)
入浴道具
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食(3食分)
軽アイゼン
帽子
サングラス
ヘルメット
ヤマビル忌避剤
新聞紙
携帯トイレ
スパッツ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ツェルト
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル（鍋）
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
デジタルカメラ
ポリタンク
針金
テープスリング
ロープスリング
環付きカラビナ
カラビナ
|
| 備考 | 冬用の防水手袋を持って行くべきでした。 2日目の風雨の西鎌尾根の登りにて、夏用手袋が濡れ、風で冷えて、手が悴みました。 |
感想
パートナーの要望に応えて、槍ヶ岳を目指しましたが、生憎の悪天候により、槍の肩（槍ヶ岳山荘）まで。槍の穂先は、次回に持ち越しになりました。また、眺めも皆無。穂高連峰や大喰岳、南岳が見えたのは、登り始めだけ。槍の穂先も小池新道の登り口で見たのを最後に雲と霧の中に消え、二度と見ることはできませんでした。期待していた鏡平からの眺めもなく、雨が降り始める始末。しかし、この鏡平周辺から双六小屋までは、噂通りの御花畑。種類は少ないけれど、イワカガミ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲが至る所で群生しています。圧巻は、雪田の残る花見平。まさに一面御花畑でした。双六小屋に着くころは、雨も上がり、鷲羽岳の袴、真砂岳、南真砂岳が見えるようになりました。明日の天候回復を期待して、就寝しました。
しかし、二日目は、雨だけでなく、風が強くなりました。こんな中、風雨を突いて西鎌尾根の登り。結構、参りました。双六小屋〜樅沢岳は、風が強く、撤退も考えましたが、樅沢岳から千丈乗越までは硫黄尾根側へトラバースする箇所が多く、風が弱くなり、またまた現れた御花畑に惹かれて、登りを継続することに。しかし、千丈乗越〜槍の肩までの間は、強い風の吹きっ晒し。パートナーは袖口から侵入した雨水でインナーを腰まで濡らす始末。さらに、風で冷えて、体温を奪われながら、槍ヶ岳山荘に“無事”到達。ヤレヤレでした。山荘周辺は、濃霧、雨で槍の穂先は全く見えず、風もあるので、山荘の外に出る気力もなく、ザック、靴、服を乾かしながら、まったりと過ごしました。
三日目も濃霧、雨、そして風もあります。あっさりと穂先を諦め、そそくさと槍沢に下山。下ってくると、ババ平辺りで雲から抜け、視界が開けました。あとは、歩きやすい道をのんびり下って、徳沢園でソフトクリーム食べて、河童橋の袂で食事して、小梨平で風呂に入って、帰りました。
今回のルートは、1955さんにご助言頂きました。私は、高山病にかかりやすく、2500m以上で症状が出ることがあります。今回、標高2500mの双六山荘で一晩過ごすことにより、二日目が楽に行動できるようになり、3000mまで快調に登ることができました。感謝致します。
西鎌尾根は、樅沢岳から千丈乗越にかけて、雪田がたくさん残っており、その周囲には、たくさんの花が咲いていました。弓折岳〜双六小屋にかけての尾根道や双六岳周辺の花は有名ですが、西鎌尾根が花ですばらしいとは思っていませんでした。あとは、眺めが得られれば、言うことなし。このルートが良いということを実感できたことが大収穫です。来年も同じ時季に同じルートで再チャレンジし体と思います。
最後になりましたが、西鎌尾根の登りでご一緒させて頂いた山ガールのお二人、二人の中学生の娘さん連れのお父さんに感謝致します。皆様の存在が心強く、悪天候の中の辛い登りを歩き通すことができました。 どうもありがとうございました。
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tackerqさん、おつかれさまでした
天気には恵まれなかった３日間だったようですが、だからこそ人との繋がりや山小屋のありがたさを感じられる山旅になったご様子
山小屋でのんびり過ごすのもまた楽しいものです
私は、初めてクロユリを見たのがクロユリベンチでした
そして同じように雨の中でしたが花を見て元気になったことを思い出しました
pore-poreさん、こんばんは！
コメントどうもありがとうございます。
返信が遅くなり、申し訳ございませんでした、
pore-poreさんの仰る通り、眺望には恵まれないことは、残念でしたが、天候が悪かったが故に、他のパーティと支え合って槍ヶ岳山荘に到着し、山荘でいろいろな方と気持ちを共有することができて、とても充実した山行になりました
槍ヶ岳山荘では、12時過ぎから
こんなガスガスのレコを載せる意味があるのか、とも思いましたが、レコを書いているうち、良い時を過ごしていたことに気付かされました
どんな天候でも山はイイです。やめられません
tackerqさん＆奥様、こんにちは
このところ、高いところに行かれているな、と思っていたらそういうことでしたか
梅雨明けしたけれどもあまり安定していないようですね、今年は。
西鎌尾根は天気が良いとお花を見落としてしまうのでしょう。双六から見える鷲羽もキレイだと思いますし、周辺ですと秩父平も花がきれいなところなので次回は是非
お疲れ様でした
1955さん、こんばんは！
コメントどうもありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ございません。
実は、海の日にここを訪れようと計画していましたが、天候が安定しそうもなかったので、この週に変更。しかし、台風の襲来に影響されるとは
ご紹介して頂いたこのルート、素晴らしいことが判りました
最近高い
あれ〜またしても天気に恵まれませんでしたか。
2日までは天気良かったのに
まさか僕が帰る日に穂高に居られたとは・・
なかなか休みが取れない中でお金と時間を掛けて行くアルプスはそう何回も行けるものではないですが、槍の肩まで行っておいて穂先に行かれなかったのはほんと残念ですね。
次こそはです
LEONIさん、こんばんは！
コメントどうもありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
海の日に計画していた山行が、この日になりました。
仰る通り、休みがとれる日が限られているので、
けど、
次回の山行では、
うちが初めて槍に行った時を思い出しました。
上高地〜槍沢〜槍ヶ岳〜南岳〜天狗原〜槍沢〜上高地コースだったんですが、
3日間雨で、槍の穂先は一度も見えず、南岳まで行ったのに大キレットも見えず、天狗原まで下りてきたのに天狗池は雪の下、下山後にきれいに晴れた時には号泣しました(T_T)
奥様、今回は残念でしたけど、次回はきっと晴れ晴れだと思います
お花もとてもきれいだったみたいですし、今回は本番の予行演習ということで
お疲れさまでした(*^_^*)
SOULdCATさん、こんばんは！
いつもコメントありがとうございます。
返事が遅くなり、申し訳ございません。
私は、
SOULdCATさんの仰る通り、今回は本番の前の実踏
しかし、パートナーのフラストレーションを発散させないと、危険なので、早々に次の計画を練らないと
ご無沙汰しております。
今年は夏の天候がおかしいですね。
樅沢岳のピークを踏めただけ良かったかもしれませんね。今年は、山行してもメジャーなピークを全く踏んでいない方続出ですから。まあ、昼間からのんびり、マッタリ、ビールも良いですよね。
我が隊も毎週お山に行こうとは思っているのですが、今年はお天気で山行回避が多いですね。
2014年
6月...1回（昨年5回）
7月...3回（昨年4回）
8月...これまで1回（昨年5回）
いろいろ行きたいお山があったのですが、もう秋の花が咲き始めていますね。
本当にお天気頼みです。
写真21は、イタドリかな？すくなくともタデ科です。（蕎麦もタデ科）
写真22は、ミヤマシシウド、セリ科シシウド属
写真86は、葉の特徴からヤマブキショウマ（バラ科ヤマブキショウマ属）？ですかね。
写真113は、イワオウギ、マメ科イワオウギ属
写真163は、ジャコウソウ？花の大きさから判断下さい。これは私も知りたいです。
不明なお花は、葉っぱが写っていると同定しやすいのですが（写真14とか）
photogさん、こんばんは！
こちらこそ、大変ご無沙汰いたしております。
本当にこの夏は、天候がおかしいですね。
8月上旬の太平洋側の日照時間が平年比27%！
降水量も軒並み400%超！
関東地方は、未だマシとのことですが、山に不向きな天候が続いています。
私達のチームも計画を沢山練りましたが、実行率は30%弱です
仰る通り、いつの間にやら夏山シーズンも終盤になってしまいました
お花のご教示有難うございます
仰せの通り、写真21は、イタドリ、写真22は、ミヤマシシウド、写真86は、ヤマブキショウマでした。
写真113のイワオウギと写真163のジャコウソウは、私には初見でした。
勉強になりました。
有難うございました。
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