空も飛べるはず！南八ヶ岳縦走★阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳

2014年09月02日(火) 〜 2014年09月03日(水)

• GPS: --:--
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,411m
• 下り: 2,401m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:455
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

10:25 茅野駅
11:00 0:00 美濃戸口バス停
12:45 0:00 御小屋山
13:40 0:00 不動清水入口
16:30 0:00 阿弥陀岳
17:05 0:00 阿弥陀岳、行者小屋、赤岳分岐
18:00 行者小屋

2日目

• 山行: 0:580
• 休憩: 0:65
• 合計: 0:00

4:00 行者小屋
5:15 0:00 赤岳山頂
5:55 0:00 赤岳山頂小屋
6:50 0:00 横岳山頂
7:35 0:00 硫黄岳山荘
8:00 0:00 硫黄岳山頂
8:30 0:00 赤岩の頭
9:30 0:00 赤岳鉱泉
10:15 11:20 行者小屋
13:05 0:00 美濃戸山荘
13:35 0:00 美濃戸口
14:45 0:00 美濃戸口よりバス

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

茅野駅からバスで終点美濃戸口下車
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/
平日は特に便がないのでよく確認しましょう。通常片道930円だけど、バスセンターで往復買ったら1550円とかなりお得でした！

コース状況／危険箇所等

阿弥陀岳の山頂付近はひどいガレ場。落石注意！シーズン中ここを通るならヘルメットがあった方がいいかもなぁ。あと岩場は下山の方が怖いです。
赤岳〜横岳の間は岩場や鎖場あり。でも横岳の鎖場より、阿弥陀岳途中の短い鎖が一番高度感あると思います。

その他周辺情報

バス停そばの美濃戸山荘では、500円で入浴可。テント泊も赤岳鉱泉なら入浴可能らしいです。
各山荘に水場あり。またカップメンや飲食できたりするので、高いけどお金に余裕あれば荷物は減らせます。

写真

9/2 10:25

バスは4番乗り場から、平日なので10時代のみ。
切符は途中下車する予定がなければ往復で買った方が断然お得です！(片道930円、往復1550円)

9/2 11:20

美濃戸口下車。山荘脇に登山届とポストあり。気温約20度。
カラッとした爽やかな風が吹き爽快極まりない。東京なんかもー知らないっ*\(^o^)/**/

9/2 11:51

ここから阿弥陀岳方面に進んだのは私一人。みんな赤岳方面に向かってしまった…
別荘地の車道を黙々と歩いていたら、別荘のおじさんがご親切に登山口までのせてくれた。車だと5分くらいだけど、アスファルトつらかったので正直かなり嬉しかった。
千葉県市川市の某別荘の方、ありがとうございました（≧∇≦）

9/2 12:21

その別荘のおじさん曰く、こっちから行く人あまりいないよ、珍しいねー。と。
なるほど、展望あまりない地味な登山道。
所々赤い板がこわい((((；゜Д゜)))))))阿弥陀って名前も伴って怖さ倍増。

9/2 13:53

飽きてきたころ、水場の看板。水場は大好き、当然行くよ。

9/2 13:57

すっごい冷たくておいしかった！顔も洗っちゃった→おっさんと呼んで。
分岐から5分くらいのなだらかな道なんで是非寄ってください

9/2 14:21

特に広く休める場所がないし、まぁこっちはほとんど誰も来ないから山道途中で昼ごはん。気圧でカップがぱんっぱん！！
ここまでに下山の3組しか会ってない。ちなみに登りは私のみ。

9/2 14:54

後半は急登が続く。
好きな言葉は飲み放題。嫌いな言葉は急登。

9/2 14:59

下界は晴れてるのに、山はだんだん曇ってきた。なんだよーばかー

9/2 15:30

いよいよ岩場！
岩場見るとなんだかワクワクする

9/2 15:31

四区ってなんだろー(°_°)
また赤でなんだかこわいんだけど。もっとピンクとか黄色とかかわいい色にしたらどうかなー

9/2 15:33

振り返ると、あまりに素晴らしい展望にしばしその場を離れられなくなっちゃった….

9/2 15:35

はー壮大！人間なんかちっぽけな存在だよ

9/2 15:51

阿弥陀岳山頂方面がガスってきた。やばい早く行かなきゃ

9/2 16:11

矢印に進みます。残置ロープはあまりアテにしないよーに。安定してないし、びよんびよんに伸びるやつです

9/2 16:11

青空に映える飛行機曇！
岩場と青空はいつでもサイコーさ！

9/2 16:14

かわいいお花もたくさん（≧∇≦）相変わらず名前わかんないけど

9/2 16:24

あんなすごいとこまで行くのね

9/2 16:28

テントなど含む15キロの荷物をかついでとりあえずここまで来た。
なんか写真も神が降臨したかのよう。なんで赤い光が？

9/2 16:29

ひどいガレ場が続く。落石に注意して歩くけど、かなり気を使って疲れる。本当にしんどい。。。シーズン中とか大丈夫なんか？

9/2 16:32

なんだここ！周りが切れ落ちてるし、鎖の間の岩は間が空いてるじゃん！((((；゜Д゜)))))))下がガスってるのがまた恐怖心をそそる。
状況がわけわかんないけど、どうやら左上に見えるハシゴまで行かねばならないようだ。こえーよー泣泣泣
ここが今回1番、横岳の岩場よりよっぽど怖かったなぁ！

9/2 16:35

素晴らしい風景だけが慰め

9/2 16:41

やっとの思いで阿弥陀岳山頂。もぉヘトヘト。緑虫ザックは相変わらずでかいし重いし見た目いけてない
バックに見える赤岳がかっこよすぎてすべて許す→上から目線

9/2 16:49

ううー赤岳かっこよすぎ！！
唯一この角度で赤岳見れるのが阿弥陀岳だったので、わざわざこのコースを選んだわけだが

9/2 16:58

ここからの下りがまたしんどい。ちょっと油断したらすぐ落石がおきる。本当シーズン中どうしてるの？けが人続出じゃないの？？

9/2 17:03

八ヶ岳に車なしで来れるなんておもってなかったよ。願っていれば叶わないことなんてないんだなぁ

9/2 17:06

辛くても赤岳が応援してるさ

9/2 17:12

かわいい高山植物がたくさん！名前を覚えたいけどそもそもわからない(°_°)

9/2 17:14

登りより下山の方がはるかに怖い。どうりでこっち周りする人がいないわけだ
しかもこのハシゴ、グラッときた((((；゜Д゜)))))))おい！！

9/2 17:21

離れて見ても、ここは下山にはむかないわけだ。やっぱこーゆーところは登るに限る。
ハシゴやばいし落石するし、もー！(*_*)

9/2 17:39

でも壮大な景色に心も大きく！まっいっか（≧∇≦）

9/2 18:04

ちょっと道間違ったけど、無事文三郎尾根との分岐到着。もうちょいで行者小屋につくよ。日が暮れる前につきたい！！

9/2 18:18

なんとか日暮れには間に合った。気温10度。寒め。
とりま、暗くなる前にテント立てたいねー
6900円の激安テントにエマージェンシーシート。全然大丈夫！こいつがあれば春から秋までどこでも行ける

9/2 19:13

ギリで設営完成。夕飯はカップメン……でも重い中担いできたワインがあるから豪華な気分。
え？荷物は軽くが鉄則？知らんそんなの。
ワインのおかげでぐっすり、9：30には寝てしまう

9/3 4:37

翌日は朝4時にテントを出る。荷物はある程度テントに置いてるのでラクかな。でも朝からこの階段はきつい

9/3 4:41

もー、ほんと勘弁してよ階段地獄。つまんないしつらいしやめてほしー。やる気ゼロ

9/3 5:14

昨日の阿弥陀岳がシルエット

9/3 5:22

ヘッドライトの明かりで、後半は岩場も登る。やばい、、夜があけるー
Σ(￣。￣ノ)ノいそげー

9/3 5:16

な、なんとか日の出には間に合った

9/3 5:17

赤岳から見るご来光。周りにはまさか誰もいない！貸切なんて。富士山と大違い。こんな贅沢していいのか？！
（≧∇≦）

9/3 5:19

雲海が素晴らしい。早起きして頑張ったかいがあった。

9/3 5:19

遠く幻想的に富士山も見える。

9/3 5:35

貸切の赤岳山頂！ビバ平日休み！！
変な頭はヘッドライトのせい
ちなみに山頂の気温約5度。寒いけど暑がりなわたしはTシャツで十分。

9/3 5:38

赤岳山頂小屋と雲海。美しい…生きてて良かった…

9/3 5:43

朝日を浴びるあこがれの横岳。これから向かうから待ってろ

9/3 6:12

あぁ、やっぱ岩山はイカす！！ラブリー
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

9/3 6:16

壮大さが写真で伝わらないのが残念。
ドキドキするようなお姿なのだ

9/3 6:23

振り返ると今まで登ってきた赤岳や阿弥陀岳が応援してるみたい…涙

9/3 6:26

かわいい！

9/3 6:29

これ、途中途中にやたらあった
いわゆる岩ギキョウってこれ？ちがう？

9/3 6:30

こんなところもトラバース。でも慎重に歩けば大丈夫！

9/3 6:31

岩をたくさん登る。楽しくて気がおかしくなりそう！…いつもか。

9/3 6:35

相変わらず東は雲海
天気にめぐまれ幸せ噛み締め

9/3 6:36

今日のことは一生忘れない

9/3 6:39

横岳の岩壁はあたしのツボ。
惚れまくり
山にすぐ惚れるあたし

9/3 6:41

こーゆースリルがまた恋してしまう理由
18切符あるかぎり、週1ペースの山行は当たり前

9/3 6:46

ちょっと飛んでみたくなる風景
いつかは飛べるはず

9/3 6:52

立ちのぼるもやの中の横岳。かっこよすぎてハートをわしづかみされた
（≧∇≦）

9/3 7:00

爽快な青空とはしご
やる気満々っ*\(^o^)/**/

9/3 7:11

すげーテンションあがる！一番楽しかった時！

9/3 7:16

とうちゃ─
──O（≧∇≦）O────く♪
ばんざい！

9/3 7:17

まだまだ鎖は続く。慎重にいけば大丈夫

9/3 7:19

山頂くだるとすぐ、なぜこんなとこに？って場所にハシゴが

9/3 7:19

当然登ってみると、こんな絶景*\(^o^)/*うわぉ！かっけーなぁっ！*/

9/3 7:25

カニの横ばいと呼ばれる鎖でのトラバース。
でもこれさ、もしや左におりちゃえば鎖使わなくていいんじゃね？とか思いつつせっかくだからチャレンジ

9/3 7:31

ここから硫黄岳に向かう、
急に山道は穏やかになり、すごーく歩きやすい

9/3 7:55

だだっ広いとこ、どこ登ればいいんだ？！と思ったけど、ケルンに沿って行けばいいようです

9/3 8:14

爆裂火口。まさにばくれつって迫力w

9/3 8:20

下のほうはジョウゴ沢

9/3 8:22

北八ヶ岳の方までよく見える。老後のためにこっちの方はとっておくことを誓う

9/3 8:41

赤岩の頭。
唯一の砂地。硫黄岳や北八ヶ岳の展望ばつぐん

9/3 8:44

そのかわり日差しもはんぱない
あちー(´Д` )

9/3 9:06

下山道はフツーの登山道。

9/3 9:33

すごい水流の音がした。これがジョウゴ沢

9/3 9:43

赤岳鉱泉 ここならお風呂もあるらしい。

9/3 10:02

行者小屋に向かう途中から見えた横岳。あーもう一回登りたいよー
愛しい…

9/3 10:28

行者小屋に到着。我が家に帰ってきたー！って気がした

9/3 10:44

テント撤収しつつ、カップラーメンを食べる。ほっとしたひととき。これで下山なんて、ほんと名残りおしい。
もう山頂のほうは曇ってきて、早く登って正解だったなーと実感
（＾ω＾）あたし、運がいい

9/3 12:29

南沢の下山道は多少石がゴロゴロですが歩きやすい。
でっかい緑虫せおって下山してると、若い女性に
そんな荷物なのにその速さで下山なんてすごい！！
と褒められました(^^;;照

9/3 14:10

最後は美濃戸口までいやーな林道続き……と思っていたら、下山途中で話したさっきの女性が声かけてくれ、車にのせてくださった。ありがとうございました！岐阜の若いお母さん！来週息子さんとまた来らしい。晴れることをお祈りしつつ( ´ ▽ ` )

美濃戸山荘にてカレーうどんと、ごほうびーる
*\(^o^)/*ばんざい*/

撮影機器：

FinePix Z950EXR FUJIFILM

iPhone 5c Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

備考

阿弥陀岳経由の場合、人が多い時はヘルメット必須

感想

micparty

今週のシフト休は月曜なのに、唯一1週めだけ火曜だったのも何かの縁だった。週間予報をしらみつぶしに見て好天を確信し、水曜に有給休暇をもらう。
素晴らしい好天にめぐまれ、初の八ヶ岳はサイコーの思い出でいっぱいになった
何より、行きも帰りも、めんどくさい舗装道や林道で、ご親切に車にのせてくださる方がいた。やー助かりました！
え？プライド？それなんだ食えるのか？
次回はキレット小屋にテント泊したいので、清里から権現岳周回かなー。
でもなー横岳楽しかったしなー、また行きたいなー…

平面距離 　23.0km
沿面距離 　24.7km
記録時間 16:38:48

最高高度 2911m
最低高度 1492m

累計高度(+) 3301m
累計高度(-) 3354m

コメント

baian

ご自分にご褒美って感じ
micpartyさまご機嫌よろしゅうございますね。私も来週この辺を山行予定です。３０年ぶりの八ヶ岳赤岳です。 手にとるように情報が豊富で参考にさせていただきます。

micparty

fujifuji0925さん
はい、ごきげんでした（≧∇≦）初めて行きましたが素晴らしい山々でした。
お天気よくなるといいですね！30年前と景色はどう変わっているでしょうか、楽しみですね。

baian

Re: fujifuji0925さん
お天気に恵まれサイコーのサンコーでした 桜平から硫黄岳（山頂に出没した日本カモシカにあいさつ ）、横岳を経て赤岳、そして美濃戸口まで約９時間。もう足はただ動く棒のようになりました。 １４日午前中は大快晴で素晴らしい北ア、御岳の眺望を味わことができ満足でした。午後はひたすら美濃戸口まで膝笑いとの戦いでした 今度はゆっくり紅葉でも楽しみたいです。

micparty

fujifuji0925さん
サイコーのサンコー良かったですね！最近悪天候が続いていたので、この連休のお天気は私も本当に宝でした！満天の星も見え、都会では得られない感動を与えてくれる。山好きで良かったなぁと思います^_^
これから紅葉の季節、楽しみましょう！