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Yamareco

記録ID: 520727
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

錦秋の涸沢と穂高連峰縦走(北穂→奥穂)

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月29日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
22:43
距離
43.4km
登り
2,472m
下り
2,464m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:03
休憩
0:33
合計
9:36
距離 19.5km 登り 1,861m 下り 272m
5:48
6
スタート地点
5:54
5:55
6
6:32
4
6:36
6:39
42
7:21
7:30
12
8:21
8:30
60
9:30
9:39
141
12:00
12:01
4
12:05
12:06
182
15:08
16
2日目
山行
8:10
休憩
2:12
合計
10:22
距離 15.6km 登り 614m 下り 2,140m
6:51
106
8:37
9:03
16
9:19
9:39
32
10:11
10:33
37
11:10
11:47
101
13:28
13:39
3
13:42
13:43
83
15:06
15:15
52
16:07
16:09
43
17:05
17:09
4
3日目
山行
1:57
休憩
0:20
合計
2:17
距離 8.2km 登り 12m 下り 68m
7:38
40
8:22
8:23
7
8:30
8:31
4
8:35
8:49
51
9:40
9:42
9
9:55
ゴール地点
天候 9/27 曇り時々晴れ
9/28 晴れ
9/29 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡駐車場に駐車し、
行きはタクシー →相乗りで一人\1050円
帰りはバス   →\1250円
コース状況/
危険箇所等
北穂〜奥穂 浮石多く、人工落石に注意が必要。
特に紅葉シーズンは人手が多く、特に注意。

予約できる山小屋
横尾山荘
ガスが取れてきました。
ガスが取れてきました。
早朝の徳沢園。テント少ない。
2
早朝の徳沢園。テント少ない。
目指すは北穂小屋。
肉眼で確認できました。
あそこまで上がるのかと思うと、不安です。
目指すは北穂小屋。
肉眼で確認できました。
あそこまで上がるのかと思うと、不安です。
屏風も高い。
北穂。雲がなくなりました。
北穂。雲がなくなりました。
モデルになってしまった登山者の方、すみません。
絵になったので、1枚頂きました。
3
モデルになってしまった登山者の方、すみません。
絵になったので、1枚頂きました。
2年前よりも天気が良い。
3
2年前よりも天気が良い。
この辺りはちょっと早い。
この辺りはちょっと早い。
吊尾根が見えてきました。
吊尾根が見えてきました。
涸沢が見えてきました。
涸沢が見えてきました。
屏風の耳、頭もいい感じです。
屏風の耳、頭もいい感じです。
この辺りから綺麗な紅葉が
この辺りから綺麗な紅葉が
今まで撮ったことがない感じで1枚。
9
今まで撮ったことがない感じで1枚。
黄金に染まる絨毯越しの涸沢岳。
1
黄金に染まる絨毯越しの涸沢岳。
同じような写真が続きます。
1
同じような写真が続きます。
涸沢ヒュッテは大賑わい。
2
涸沢ヒュッテは大賑わい。
青空、岩場、橙、赤の4段染め。
6
青空、岩場、橙、赤の4段染め。
待っていろ!北穂。
だけど、気持ち悪くなるほどの高さと急勾配。
雪がある場合はこの沢を詰めるそうです。
1
待っていろ!北穂。
だけど、気持ち悪くなるほどの高さと急勾配。
雪がある場合はこの沢を詰めるそうです。
手前に紅葉のアングルを変えて、撮って見ました。パート1
4
手前に紅葉のアングルを変えて、撮って見ました。パート1
見返せば、大部登ってきました。
涸沢のテントが小さい。
見返せば、大部登ってきました。
涸沢のテントが小さい。
すれ違った人に槍が見えると励まされ、
何とか着きました。
3
すれ違った人に槍が見えると励まされ、
何とか着きました。
夜中の3時
バルブ撮影に挑戦。
既にヘッドライトを点けて、出発する登山者に驚きです。
何となく、前穂から奥穂のスカイラインがわかります。
1
夜中の3時
バルブ撮影に挑戦。
既にヘッドライトを点けて、出発する登山者に驚きです。
何となく、前穂から奥穂のスカイラインがわかります。
今度は槍方面のバルブ撮影。
登山者のヘッドライトが良いアクセントになっています。
2
今度は槍方面のバルブ撮影。
登山者のヘッドライトが良いアクセントになっています。
北穂小屋前から、浅間山
1
北穂小屋前から、浅間山
常念岳と背景は浅間
1
常念岳と背景は浅間
北穂から前穂がかっこいい!
よく見れば、富士山も。
肉眼では見れました。
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北穂から前穂がかっこいい!
よく見れば、富士山も。
肉眼では見れました。
モルゲンロートに輝く大キレット越しの槍
5
モルゲンロートに輝く大キレット越しの槍
涸沢を俯瞰
構図を変えて、キレット越しの槍。
槍の右側の背景は後立山連峰。
4
構図を変えて、キレット越しの槍。
槍の右側の背景は後立山連峰。
大キレットアップ。
大キレットアップ。
笠ヶ岳も染まって来ました。
笠ヶ岳も染まって来ました。
縦のアングルでキレット越しの槍。
縦のアングルでキレット越しの槍。
橙色に染まる穂高連峰。
橙色に染まる穂高連峰。
前穂&奥穂(吊尾根)
前穂&奥穂(吊尾根)
もういっちょ。
ここから涸沢に下れそうな感じでしたが・・・
1
ここから涸沢に下れそうな感じでしたが・・・
涸沢岳から奥穂&前穂
1
涸沢岳から奥穂&前穂
やはり、御嶽山から噴煙が
やはり、御嶽山から噴煙が
ジャンダルム。
紅葉を前景に常念
2
紅葉を前景に常念
紅葉だらけの常念
2
紅葉だらけの常念
2年前とは比べ物にならないくらい、良い出来。
2年前とは比べ物にならないくらい、良い出来。
2日目は絵に描いた快晴
2日目は絵に描いた快晴
お世話になった徳沢ロッジ
最高に良い宿です。
お世話になった徳沢ロッジ
最高に良い宿です。
梓川の淀みに写った「逆さ明神岳」。
2
梓川の淀みに写った「逆さ明神岳」。
徳沢ロッジを出て、間もなく、
目に飛び込んで来ました。
徳沢ロッジを出て、間もなく、
目に飛び込んで来ました。
明神橋近くから明神岳
明神橋近くから明神岳
ここからは、逆さ三昧。
まずは、明神第一池の逆さ明神岳。
2
ここからは、逆さ三昧。
まずは、明神第一池の逆さ明神岳。
明神第二池の逆さ明神岳。
明神第二池の逆さ明神岳。
逆さじゃない明神岳
逆さじゃない明神岳
お約束の穂高連峰。
手前のススキが秋っぱい
お約束の穂高連峰。
手前のススキが秋っぱい
河童橋から焼岳。
2
河童橋から焼岳。
最後の締めは、河童橋から穂高連峰。
最後の締めは、河童橋から穂高連峰。
おまけに梓川沿いから常念、燕岳方面。
3日目も絵に描いたような快晴でした。
おまけに梓川沿いから常念、燕岳方面。
3日目も絵に描いたような快晴でした。

感想

29日が代休となったため、3連休となった9月末の週末。

涸沢の紅葉が見頃らしいので、紅葉と20年以上ぶりの北穂〜奥穂の稜線歩きをすることに決定。
ということで、初日に北穂までなので、沢渡に4時くらいに着くように自宅を1時に出発。(金曜、仕事が長引いて、不眠になってしまいました。)
案の定、一人ということもあって、運転中は睡魔と格闘しながら、ミスチルの曲を大音量で聴きながら、時には歌いながら、何とか4時半くらいに沢渡到着。

9/27(土)
私を含め、4名の単独登山者と相乗りでタクシーで上高地。
少しでも寝ようと勤めましたが、真ん中の席になってしまい、ウトウト位はできました。
上高地に着くと人の多さに驚き、トイレも大行列。
小梨平(河童橋近く)のトイレはガラガラでしたが・・・

準備体操をして、とりあえず、横尾目指し。いざ、出発。
天気は思っていたよりも良くなく、明神岳などは雲の中でした。
横尾までは順調に来て、幸いに睡魔もなく、体調はいたって順調。
天気も回復してきました。
横尾からは紅葉の写真を撮りながら、涸沢を目指します。
涸沢に近づいて来るほど、紅葉が最高の見頃になってきて、テンションが上がります。
また、途中、北穂小屋も見れるようになるとあまりの高さに不安になりますが、行くしかありません。

涸沢に着くと、天候も良いこともあって、2年前と同じくらいかそれ以上の紅葉です。
2年前の記録はこちらです。比較して見て下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-232057.html

2年前は白出のコルに建つ穂高岳山荘まででしたが、
今回はそれよりも標高が高い(北穂高岳山頂に建つ)北穂小屋です。
涸沢小屋からいきなりの急登で、おまけに封印していた睡魔も顔を出て来ました。
足取りが重く、両足の裏に違和感。
加えて、すれ違う人は今日、北穂小屋はめちゃ混みあっているそうです。
とにかく、先へ進むしかありません。
何とか15時代に到着。
小屋は大変な賑わいで、案の定、2畳に6名になってしまいました。
1名は廊下で寝ていただき、足は伸ばせないけど、
睡魔を降臨させ、何とか寝れました。

9/28
3時に起床し、星を見に山頂へ
山頂は真っ暗なので、綺麗な星空を拝めました。
バルブ撮影も試みましたが、残念な写真のオンパレードになってしまいました。
高い位置に雲があり、綺麗なご来光ではなかったんですが、
朝食を頂きながら、拝見できました。」
朝食後、急いでモルゲンロートに輝く山々を撮影するため、まずは小屋のキレット側に三脚をセットし、キレット越しのオレンジ色の槍が撮れました。
山頂に移動し、穂高連峰もまだオレンジ色になっていましたので、
涸沢岳&奥穂高もいい感じの写真を頂きました。

そして、耳を疑いたくなる事故を登山者から聞きました。

小屋にはほとんど人がいなくなって、6時過ぎに涸沢岳に向けて、出発。
このコースが20年以上ぶり。
相部屋だった人(槍からキレット越えして北穂小屋に宿泊)はキレットよりもこのコースはキツイと言っていました。
20年以上前のことなので、今一、ピンと来ません。
なるほど、確かに厳しいかも。

そんなときに、最低のコル付近で実家から安否確認の電話がありました。
御嶽山の詳細な情報を得ました。

気を引き締め、涸沢岳に向けて、歩を進めます。
程なく、涸沢岳に到着。
穂高岳山荘で休止して、せっかくだから、奥穂高も踏んでおこうと思い、
荷を背負ったままで、奥穂を目指します。
小屋近くの梯子で大渋滞。
小屋のブロクでは敬老の日の3連休は奥穂からザイテングラードまで繋がったみたいです。
何度来ても良い山です。

恐る恐る乗鞍方面に目を移すと噴煙が上がっていました。
改めて、火山の恐ろしさを知ることになりました。

涸沢に向けて、登山靴を下りモードにして、白出のコルを経て、
ザイテングラードを下ります。

涸沢に着こうという頃、また、実家から電話。
新米が届いたから、親戚に配達するんで戻って来いとの指令が、

せめて、奥穂のときに指令がくれば、終バス、終タクシーも間に合ったんですが
がんばりましたが、徳沢に17時でした。
バス、タクシーも最終は18時だそうで、
実家に戻るには断念し、徳沢園は満室だったので、徳沢ロッジに宿泊。
17時に予約しても快く、夕食も用意して頂き、徳沢ロッジの方に感謝です。
相部屋(8畳)でしたが、2名だけでした。
風呂も入れるし、1泊2食で何と¥8500円。安っ!

相部屋で一緒だった人が77歳の伯楽でありながら、
67歳でマッターホルンに登ったツワモノで、2時に出発して行きました。
色々な技術や情報を得られました。

9/29
お世話になった徳沢ロッジを7時に出発。
明神からは普段通らないルート(明神池経由河童橋)を歩きました。
何回も上高地を行き帰りに使いますが、意外と通ったことがありません。
ちょっと遠回りでしたが、穂高神社、明神池(拝観料300円)に寄り道しながら、
明神池では逆さ明神岳が拝見できましたが、私が持参したレンズでは撮れず、
池に写る明神岳のみです。
ベテランのカメラマンに聞くと広角16mmでない逆さ明神は無理だそうです。
河童橋までは長く、2年前に下山に利用した岳沢の登山道と合流して、
700m行けば、穂高連峰(吊尾根)が綺麗に見れました。
河童橋からお約束の焼岳、穂高連峰の写真に収め、帰路につきました。

今日は本当に天気が良く、梓川沿い(梓川SAへ)の道からは常念、燕岳遠くは爺ヶ岳方面も眺められました。

写真を300枚近く撮りましたが、厳選しました。

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