錦秋の涸沢と穂高連峰縦走(北穂→奥穂)


- GPS
- 22:43
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,472m
- 下り
- 2,464m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:36
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:22
- 山行
- 1:57
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:17
天候 | 9/27 曇り時々晴れ 9/28 晴れ 9/29 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
行きはタクシー →相乗りで一人\1050円 帰りはバス →\1250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂〜奥穂 浮石多く、人工落石に注意が必要。 特に紅葉シーズンは人手が多く、特に注意。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
29日が代休となったため、3連休となった9月末の週末。
涸沢の紅葉が見頃らしいので、紅葉と20年以上ぶりの北穂〜奥穂の稜線歩きをすることに決定。
ということで、初日に北穂までなので、沢渡に4時くらいに着くように自宅を1時に出発。(金曜、仕事が長引いて、不眠になってしまいました。)
案の定、一人ということもあって、運転中は睡魔と格闘しながら、ミスチルの曲を大音量で聴きながら、時には歌いながら、何とか4時半くらいに沢渡到着。
9/27(土)
私を含め、4名の単独登山者と相乗りでタクシーで上高地。
少しでも寝ようと勤めましたが、真ん中の席になってしまい、ウトウト位はできました。
上高地に着くと人の多さに驚き、トイレも大行列。
小梨平(河童橋近く)のトイレはガラガラでしたが・・・
準備体操をして、とりあえず、横尾目指し。いざ、出発。
天気は思っていたよりも良くなく、明神岳などは雲の中でした。
横尾までは順調に来て、幸いに睡魔もなく、体調はいたって順調。
天気も回復してきました。
横尾からは紅葉の写真を撮りながら、涸沢を目指します。
涸沢に近づいて来るほど、紅葉が最高の見頃になってきて、テンションが上がります。
また、途中、北穂小屋も見れるようになるとあまりの高さに不安になりますが、行くしかありません。
涸沢に着くと、天候も良いこともあって、2年前と同じくらいかそれ以上の紅葉です。
2年前の記録はこちらです。比較して見て下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-232057.html
2年前は白出のコルに建つ穂高岳山荘まででしたが、
今回はそれよりも標高が高い(北穂高岳山頂に建つ)北穂小屋です。
涸沢小屋からいきなりの急登で、おまけに封印していた睡魔も顔を出て来ました。
足取りが重く、両足の裏に違和感。
加えて、すれ違う人は今日、北穂小屋はめちゃ混みあっているそうです。
とにかく、先へ進むしかありません。
何とか15時代に到着。
小屋は大変な賑わいで、案の定、2畳に6名になってしまいました。
1名は廊下で寝ていただき、足は伸ばせないけど、
睡魔を降臨させ、何とか寝れました。
9/28
3時に起床し、星を見に山頂へ
山頂は真っ暗なので、綺麗な星空を拝めました。
バルブ撮影も試みましたが、残念な写真のオンパレードになってしまいました。
高い位置に雲があり、綺麗なご来光ではなかったんですが、
朝食を頂きながら、拝見できました。」
朝食後、急いでモルゲンロートに輝く山々を撮影するため、まずは小屋のキレット側に三脚をセットし、キレット越しのオレンジ色の槍が撮れました。
山頂に移動し、穂高連峰もまだオレンジ色になっていましたので、
涸沢岳&奥穂高もいい感じの写真を頂きました。
そして、耳を疑いたくなる事故を登山者から聞きました。
小屋にはほとんど人がいなくなって、6時過ぎに涸沢岳に向けて、出発。
このコースが20年以上ぶり。
相部屋だった人(槍からキレット越えして北穂小屋に宿泊)はキレットよりもこのコースはキツイと言っていました。
20年以上前のことなので、今一、ピンと来ません。
なるほど、確かに厳しいかも。
そんなときに、最低のコル付近で実家から安否確認の電話がありました。
御嶽山の詳細な情報を得ました。
気を引き締め、涸沢岳に向けて、歩を進めます。
程なく、涸沢岳に到着。
穂高岳山荘で休止して、せっかくだから、奥穂高も踏んでおこうと思い、
荷を背負ったままで、奥穂を目指します。
小屋近くの梯子で大渋滞。
小屋のブロクでは敬老の日の3連休は奥穂からザイテングラードまで繋がったみたいです。
何度来ても良い山です。
恐る恐る乗鞍方面に目を移すと噴煙が上がっていました。
改めて、火山の恐ろしさを知ることになりました。
涸沢に向けて、登山靴を下りモードにして、白出のコルを経て、
ザイテングラードを下ります。
涸沢に着こうという頃、また、実家から電話。
新米が届いたから、親戚に配達するんで戻って来いとの指令が、
せめて、奥穂のときに指令がくれば、終バス、終タクシーも間に合ったんですが
がんばりましたが、徳沢に17時でした。
バス、タクシーも最終は18時だそうで、
実家に戻るには断念し、徳沢園は満室だったので、徳沢ロッジに宿泊。
17時に予約しても快く、夕食も用意して頂き、徳沢ロッジの方に感謝です。
相部屋(8畳)でしたが、2名だけでした。
風呂も入れるし、1泊2食で何と¥8500円。安っ!
相部屋で一緒だった人が77歳の伯楽でありながら、
67歳でマッターホルンに登ったツワモノで、2時に出発して行きました。
色々な技術や情報を得られました。
9/29
お世話になった徳沢ロッジを7時に出発。
明神からは普段通らないルート(明神池経由河童橋)を歩きました。
何回も上高地を行き帰りに使いますが、意外と通ったことがありません。
ちょっと遠回りでしたが、穂高神社、明神池(拝観料300円)に寄り道しながら、
明神池では逆さ明神岳が拝見できましたが、私が持参したレンズでは撮れず、
池に写る明神岳のみです。
ベテランのカメラマンに聞くと広角16mmでない逆さ明神は無理だそうです。
河童橋までは長く、2年前に下山に利用した岳沢の登山道と合流して、
700m行けば、穂高連峰(吊尾根)が綺麗に見れました。
河童橋からお約束の焼岳、穂高連峰の写真に収め、帰路につきました。
今日は本当に天気が良く、梓川沿い(梓川SAへ)の道からは常念、燕岳遠くは爺ヶ岳方面も眺められました。
写真を300枚近く撮りましたが、厳選しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する