北岳.間ノ岳.農鳥岳.笹山☆広河原↑ダイレクト尾根↓〜小太郎山.三峰岳.広河内岳.大籠岳.白河内岳
- GPS
- 22:09
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 3,589m
- 下り
- 4,284m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:02
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:18
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:53
天候 | ほぼ晴れ。ダイレクト尾根下山中に雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良田駐車場まで続く県道37号線は、二車線の快適路。 中富ICから奈良田駐車場まで、37km。 中央道を甲府南ICでおりて、国道140号を行った場合。 中部横断自動車道は、決して増穂ICから乗らないこと。 増穂ICから六郷ICまでの約6km区間で¥430くらいとられる。 六郷ICから先は無料開放中。 奈良田から広河原間は、一般車通行止め。 ▼南アルプスマイカー規制情報 https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/traffic-info/regulation.html ▼奈良田駐車場 山と高原地図2023(最新版)に掲載の350台駐車場は封鎖。 奈良田バス停脇(公衆トイレのあるところ)も、全て駐車禁止。 約120台くらい置ける駐車場がバスの発着所の50m先に用意されている。 無料。出入り自由。砂利敷。枠あり。無人。 トイレは簡易トイレが、3基設置。簡易水洗式。TPあり。 手洗い用のシンクあり。飲用不適。 地図上で20台とある場所は、たぶん、吊り橋脇のところと思う。 特段、駐車場と明示する案内はない。あえてここに置くより、 指定の120台駐車場に置くのがよいと思う。バス停も遠いし、トイレも無い。 ▼奈良田発 広河原行バス 駐車場から50mほど、戻ったところが乗り場。駐車場入口に案内あり。 始発は、午前5時30分。これを含めて、広河原行は、1日3便。 実質、始発に乗れないと、この後の行程が厳しい。次は8時台。 片道料金¥1100。さらに、協力金として¥300必要。 乗車前にバス前にいる係員に現金払い。バスは2台出ていた。 ○山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼山小屋関連 ○白根御池小屋 水場あり 外に流し台のように設置。料金箱なし https://www.minamialps-net.jp/yamagoya/004_shiraneoike ○北岳肩の小屋 テント¥1500 予約不要 小屋の軽食営業あり 水場 下り15分 小屋では、¥200/Lで販売 https://katanokoya.com/ ○北岳山荘 水場あり 小屋入口にあり 無料 自動販売機あり。詳細はHP参照のこと https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/kitadake-sansou.html ○農鳥小屋 ※管理者の体調不良により、2023年度の営業なし。 管理は大門沢小屋が担当。たまに見に行くらしいが、日程は特に決まってない。 テント¥1000。素泊まり¥5000。予約不要。 テント場は40張と広大。テントも素泊まりも利用者極少。 基本、無人。料金箱設置。売店営業なし。 大門沢小屋でも支払い可能。 南アルプスエコパークの白峰三山バッジは、大門沢小屋でも販売。 水場。天水を溜めたタンクが3個あり。 ただし、屋根に降り落ちた雨が雨樋を伝ってタンクに入るため、 蟲やら何やらが多数が浮沈。煮沸しても、なかなかのグレード水。 往復30分の水場は、今年は封鎖で、利用不可。 例の有名なトイレは利用可能だが、トイペは持ち帰り。 ジョーロに汲んだ水で流す、セルフ水洗式。TPなし。 農鳥小屋の詳細は、大門沢小屋のHPに記載あり。 確認も大門沢小屋へ 090-7635-4244 ○大門沢小屋 水場あり。無料。場所的に豊富。温水シャワー¥500もあるらしい。 詳細はHP参照のこと。確認は、090-7635-4244 深沢氏 https://www.daimonzawa.com/news/30.html ▼コース状況 ○広河原〜小太郎尾根分岐 よく整備されてます。難しい箇所なし。 ○小太郎尾根分岐〜小太郎山 整備されてますが、若干、ハイマツがうるさい箇所あり。 標準タイム。行きで1時間。帰りで1時間30分。 ○小太郎尾根分岐〜北岳肩の小屋 遊歩道です。あまり、印象に残りませんでした。 ○北岳肩の小屋〜北岳〜間ノ岳 よく整備されてます。 ○間ノ岳〜三峰岳(みぶだけ) 三峰岳は仙塩尾根の途中にあるピーク。標高は2999m。 間ノ岳からは、30分のくだり。戻りの登りで1時間。 岩にペインティングされているけども、足元、不安定な岩場、多し。 特段、鎖場は無かったと思うが、岩を掴んでの登下降は、少しあった。 ○間ノ岳〜農鳥小屋 ガレた足元のくだり。よく整備されてます。 ○農鳥小屋〜西農鳥岳 ガレた岩場の登り。西農鳥岳のほうが標高高いけど、三角点は農鳥岳。 ○西農鳥岳〜農鳥岳 ガレた岩場の細かいアップダウンが多数。 ○農鳥岳〜大門沢下降点 よく整備されてます。 ○大門沢下降点〜広河内岳〜大籠岳〜白河内岳〜笹山 幅広尾根とか、ハイマツの生育により、登山道が多少、分かりづらくなってるが、 岩に、これでもかとペインティングされてます。 しかし。場所によっては、経年劣化で見えづらくなってる。 ガスって、進路が定まらない場合は、危険。 足元が不安定な岩場の通過あり。 ○笹山〜ダイレクト尾根〜奈良田駐車場 水場分岐までが、急激なくだり。要所には、ロープが張って規制してある。 水場を過ぎると、それまでとはうってかわって、遊歩道かと思えるくらいの整備具合。 傾斜も緩んで、歩きやすくなるが、いかんせん、標高差と距離が長大。 発電所の施設が見えてからの、くだりが、とにかく長く感じた。 最後に、ダム湖にかかる吊り橋を渡る。200mくらいか。 この吊り橋を渡らない場合は、関係者以外立ち入り禁止のトンネルを通るしかない。 |
その他周辺情報 | ▼温泉 ○奈良田の里温泉 女帝の湯 日帰り施設 9.00-19.00 水休 ¥700 P40台、施設の200m手前のお寺の駐車場 山梨県南巨摩郡早川町奈良田486 0556-48-2552 https://www.hayakawa-zaidan.net/ ▼近隣スーパー ○セルバ身延店 9.00-20.00 山梨県南巨摩郡身延町飯富2309-200 0556-42-6111 ▼バッジ関連 ○北岳バッジ 北岳肩の小屋、北岳山荘にて、複数種類あり。各¥700 ○間ノ岳バッジ 北岳肩の小屋、北岳山荘にて販売。1種類のみ。¥700 ○農鳥岳バッジ 北岳山荘にて、1種類のみ。¥700。同じ物が大門沢小屋にもある。 ○小太郎山バッジ 調べた限り、なし ○三峰岳バッジ 調べた限り、なし ○笹山バッジ、広河内岳バッジ、大籠岳バッジ、白河内岳バッジ すべてなし ※白峰三山の3個連結できるバッジ 北岳、間ノ岳は、北岳肩の小屋、北岳山荘で販売。¥700 北岳、間ノ岳、農鳥岳は、北岳山荘で販売。¥700 農鳥岳は、大門沢小屋でも販売。農鳥小屋は2023年の営業なし。 |
写真
装備
MYアイテム |
藪犬魂☆mogless
重量:0.06kg
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感想
ヤマレコ登録以前のこと。広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳を縦走しようと目論んだのですが、シゴトのツゴーという不都合な都合により休暇の日程が足りず、広河原から間ノ岳までで往復するというなんとも、不完全燃焼な山登りをしたことがありました。しかも、悪天候。それ以来。いつかは、白峰三山縦走をと画策していたのですけども、なかなかその機会を得ず、今に至りました。
特に未踏の農鳥岳に登りたい。間ノ岳で引き返してからは、それが宿願でした。で。今回です。日帰りでもよかったのですけども、せっかく休暇も取得するし、日程も十分にある。天気も良いようだし、日帰りしてしまうのは、勿体ないので、テント泊することにしました。スタート時のパッキング重量は9kg。
バスを使わないと、来れないから、あまり、来たことのない広河原。はて。こんな感じだったか。まるで印象がない。登山者はそこそこいた。なぜか、特に何をする風でもなく、なかなか出発しない人が多いのが不思議。小太郎尾根分岐まで、抑揚の無い登りが続く。小太郎山は、なかなか、この辺りに来ることも無いから、ついでに登っておきました。メインルートからはずれるので、登山道は、けっこうワイルドでした。小太郎尾根分岐を小太郎山方面へ少し進んだところで、話しかけられる。「この道は、どこへ下山する道ですか?」と。むむむ。この道は、小太郎山まで行って戻ってくるだけと答えておいたけども、これには驚いた。地図もってないのか。某山小屋でも、○○までどれくらいで行けますかという質問をスタッフにしてた人がいたけど、近年では地図を持たずに登山される方が増えたのでしょうか。
小太郎山から戻って、ひと登りすると、北岳肩の小屋。今宵の宿。テントだけど。しかし、テントで¥1500は、攻めた価格設定だこと。¥1000じゃなかったっけ。テントは数えきれないくらい設営されてました。
翌朝。この日は、農鳥小屋までなので、のんびり出発。北岳に登頂して、北岳山荘へ。ここで、農鳥岳のバッジを買っておく。なにしろ、今年の農鳥小屋は営業してないから。水は無料だった。
前回、北岳に登った時。他の登山者に「キタダケソウはありましたか?」と聞かれて、てっきり、北岳山荘のことだと思って、「北岳山荘は、あっちじゃないですか?」と素っ頓狂なことを言って全く会話が成立せず、その後も、キタダケソウが何のことだか分からず終いだったという酸味の効いた北岳の思い出に、、、むせる。今回もキタダケソウのシーズンは終わってましたけど。
で。間ノ岳に向かう途中で、雷鳥出現。かなり、人馴れしてるのか、近くまで寄ってきました。写真がイマイチなのが悔やまれる。カメラを買い換えたい。間ノ岳までは、なんとか、晴れていた。間ノ岳から、三峰岳へ行って戻ってくる頃には、間ノ岳はガスの中だった。間ノ岳を過ぎると、ガクッと登山者が減りました。農鳥小屋までの区間で3人くらいしか見ていない。農鳥小屋のテント場も、自分を含めて3張でした。小屋の方には素泊まりの人が、数名いたようですけど。
農鳥小屋はいろんな意味で凄かった。往復30分の水場は封鎖されてて、水が天水のみ。タンクが3つ。屋根に降り落ちた雨が、雨樋を伝って、タンクに溜まるシステムなので、いろんなモノがタンク内に浮いたり沈んだりしてます。とても、ナマでは飲めません。できれば飲みたくない。水場の往復が1時間だったとしても、封鎖されてなければ汲みに行きたいところだった。よくよく考えたら。携帯浄水器もってたわ。この時は、車の中に置き去りだったけど。今後は、何時も携帯することにしよう。
そして。音に聞こえた天空トイレ。確かに凄い構造だ。まず、鍵が無い。扉を閉めて、紐を釘にひっかけることでロック。問題は紐が長すぎて、開けようと思えば、扉が10センチくらい開いてしまうという致命的な構造。隣の個室は、扉が破損していて隙間があり、中に利用者がいるかどうかが、ノックしなくても分かってしまう。落とし物は、樋を伝って、下部に滑り落ちていき、それで終わり。いわゆる垂れ●し。滑りが悪い時は、ジョーロに汲んだ水で自分でセルフ水洗する。床を長方形にくり抜き、前方に板を斜めに立ててある便器の形状は、江戸時代のソレと同じだ。小屋の規模に対して、利用できるトイレが2か所だけというのも凄い。繁忙時は、どうなってしまうのだろう。
早々と農鳥小屋について、テントを張って中で休んでいたら。子供の泣き叫ぶような声が聞こえてきた。だんだん、近づいてくる。心霊現象かと思ったけど、まだ、15時30分ころ。父親らしき、せかす声も聞こえる。登山者のようだ。農鳥小屋に泊るのだろう。と思いきや。通り過ぎて行った。すでに15時30分。これから、泣き喚く子が農鳥岳に登って、大門沢小屋まで行くのか。標準タイムでも4時間以上かかる。大門沢小屋に何時に到着予定だろうか。考えられない。やはり、泣き声は、幻聴であり幻だったのだろう。子啼き爺でも出たのかと思った。ま、農鳥の親父さんがいたら、一喝されたんだろうな。
翌朝。昨日の夕方にはすっかり、ガスっていた農鳥岳が丸見えている。今日は早めの出発だ。笹山まで行って、ダイレクト尾根を下るのだから。気がかりなのは、剥がれかかってる靴底。ま、剥がれたら剥がれたで、地下足袋みたいなモンだろうから、なんとかなるでしょう。ほどなく。西農鳥岳。標高では、こちらのほうが高いけど、三角点は農鳥岳にある。
大門沢下降点を過ぎてから、奈良田に下山するまで、見かけた人、ゼロ。なんとも、静かでした。広河内岳から笹山までの区間は、幅広尾根でガスってると、分かりづらいです。ペインティングはあります。ガスり気味だったので、眺望はさしてありませんでしたが、西側はよく見えてました。ところどころ、脱法地ならし場が見受けられた。焚火の痕も。
今回、最後の山である笹山の先、ダイレクト尾根の下り。水場まで気を抜けない急峻な登山道。水場からは、うってかわって、歩きやすくなる。雨まで降ってきて、徐々に雨脚は強くなり、雷まで。ダム湖まで来た時には、雷鳴とどろき、土砂降り。どうやって、駐車場のあるダム湖の反対側に行くのかと思ったら、まさかのダム湖上に架けられた200mくらいの吊り橋。雷鳴が響く中、身を隠す場所のないダム湖上の吊り橋を渡るのは、生きた心地がしなかったけども、なんとかクリアして、予定していた奈良田温泉白根館に行こうと思えば、休館だった。かわりに奈良田の里温泉に入った。ほぼ貸切で源泉かけ流しでした。
今回の登山では、けっこうトラブルがあった。以下。
1 初日に靴底が剥がれて、ペースダウン
2 肩の小屋辺りでスマホを落として、液晶画面が破損する
時間経過したら、なぜか、直ってしまった。自動修復機能でもあるのか
3 モバイルバッテリーが寿命で、スマホの充電ができずに焦る
5200mAhと3300mAhの2個を持っていき、5200が全く使えず。
結局、3300mAhの1個で充電は間に合ったけど。
4 ダイレクト尾根で土砂降りの雷雨に晒される
5 雷鳴とどろくダム湖の吊り橋での試練
一度の機会でこれだけ、トラブルが続いたのは珍しい。まさに慢心と過信が招いた結果か。気を引き締めなければいかん。
というわけで。念願の農鳥岳に登頂して、日本二百名山登頂数も95座となり、日本三百名山の95座と並びました。残すところ、5座。来年あたりには、200名山も300名山も完登したいものだ。
三百名山、百高山、山梨百名山を登ろうとすると、こうなりますよね
百高山は、特段、意識していなかったのですけども、300名山を目指していると、他の何とか名山の登頂数も自動的に上がってしまいまして。気が付けば、百高山は60くらいでした。
今回、行きたかったのは、農鳥岳と小太郎山、笹山で、他はオマケです。
特に三峰岳などは、その日の行程の短さからの調整で行ったようなところ。
なんの名山指定もされてないかと思えば、ちゃっかり、甲州百山と甲斐百山でした。
2泊3日の白峰三山縦走の単独行、
山岳短編小説を読んでいるように引き込まれました。
moglessさんが農鳥岳へ行きたかった思い。北岳へ2回も行っていらっしゃるのに。
エピソード満載でしたね、
作家なら他の回に回しますよ、お子さんが泣きながら通ったくだりとか。
キタダケソウも笑える、
最後に雷雨まで持ってきて読者としてはお腹いっぱいです。
moglessさんにしてみればトラブル、読者にはエーッ、そんなこともあんなことも!?の連続、
ガムテープ補修の靴でよく無事でしたよね、
本人は気が気でなかったでしょうが読者は、
主人公は無事に下山出来るのか!?
の気持ちで。
>携帯浄水器
車に置いてきた、
ハァー?
わたしね、読みながらmoglessさんみたいな小道具持ち、虫が浮かんでいる天水を浄化する位のグッズは持っているのではないかしら、と思っていたのですよ、期待を裏切らない展開でした(笑)!
…楽しんでごめんなさい。
5kgも体重が落ちるなんて過酷ですわ。。
南アルプスの縦走路、塩見岳の美しさ、会えて嬉しい雷鳥さん、今のカメラの写真で伝わりました。
おつかれさまでした♪
あ、moglessさんに場所ですとかね、とんちんかんな質問をする登山者さんって、それこそ北岳に来ただけ〜、なのですね!?
遅くなりまして申し訳ありません。
仕事による不都合な都合によるものですので、ご容赦ください。
私の赤恥レコを隅々までご覧いただいたようでありがとうございます。
北岳は、私が山にのめりこむきっかけになった山。
間ノ岳で引き返してから、どれくらいの月日が経ったのでしょうか。
北岳に2回行ったというのは、間ノ岳で折り返して、帰りにも登ったということで、2回ですので、実質、1回ですかね。
泣く子は、妖怪・子泣き爺でも出たのかと思いました。
ほんと、大門沢小屋に何時に着いたのでしょうかね。
信じがたい行動でした。農鳥小屋のオジサンがいたら、一喝されたかもしれません。
キタダケソウは、当時、全く知らずに登ってました。
心から、北岳山荘のことだと思い込んでいた懐かしい思い出です。
最後のダム湖吊り橋は、すぐ頭上で雷が鳴っていて、止むのを待つかとも思ったのですけども、それでは、予定していた奈良田温泉白根館の日帰り入浴受付に間に合わなくなるので、雷鳴がとどろいた直後に、意を決して渡りました。まっすぐ前を見て歩きとおし、真実に生きた心地がしなかったです。
で。その白根館の営業時間には間に合ったのですが、当日は休館でした。
初日に靴底が剥がれたのは、痛かったですね。
完全に剥がれたら、地下足袋スタイルでいいかなと思ってましたけど、なんとか、ガムテープ補修が最後までもちました。
浄水器は、、、事前に大門沢小屋に電話して、農鳥小屋の水はタンクに溜めた天水というのを知っていたのですけども、まさか、あれほどの状態とは思ってませんでした。蓋してないし。これでは、蟲たちが出入り自由じゃないかと。煮沸して飲みましたけども、気分のよいものではありませんでした。今後は、いつも携帯します。
あまり食べなかったですから。山小屋の軽食も値段の高さからケチって。
その結果、5kg減ってました。最後は、農鳥小屋を出発した時点で、煮沸した水1.3リットルしかなくて、他には予備のナマ天水。その1.3リットルをちびちび飲みながらダイレクト尾根をひたすらくだり。体重も落ちますね。
北岳は、登山者が多かったですね。
それも、ピストンが多かったようです。行って、間ノ岳まで。
そこまで行ったら、農鳥岳も行けばいいのにと思いましたけど、間ノ岳を越えてからは、たぶん、20人も見ませんでした。
まあ、私も以前は、キタダケソウを知らずに北岳に来ただけーでしたけど、地図は持ってました。山で道を尋ねる人というのは、正直、気がかりでしかありません。
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