立山


- GPS
- 16:39
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 4:53
- 合計
- 9:57
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 9:52
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
5年前 減量目的で始めた 登山。 3年目には念願の槍ヶ岳に登頂できました。 それが はるか昔に思えるほど色々な山に登り 今年で 5年目。
一般登山道 最難関と言われる剱岳。
全ての恐怖心を払拭するだけの 経験 知識 装備 技術 自信が身につきました
昨年は 天気予報に阻まれ 決行できず。
今回も 平地の天気予報は晴れ晴れ晴れ。
山の天気予報は 晴れ 曇り 雨(笑)
7月はこういうもんだと理解するまで5年かかりました。
勝負は 朝5時から9時まで。そこから雲が上がってきて 13時以降は雨の可能性あり。1週間 ライブカメラを見まくってついに決行です
3時起床3時半出発。平日の6時40分 扇沢駅の無料駐車場に到着 空きは5台ほどでした
ウォシュレット完備のトイレで用を足し、Web で 事前購入済みのチケット 約1万3000円を発券しました 2年前より 3000円ほどの値上がりでした
始発の7時30分のバスに乗り 室堂 到着が8時55分
朝食が車中で4時でしたのでこの時点で軽くお昼。 持参したおにぎりです。
登山届を提出し予定通り9時15分 登山 開始です
立山は2年ほど前の5月 残雪期で雄山に登って以来 2回目。
初のグリーン シーズンですので 前回見れなかった みくりが池 を見学
せっかくなので雷鳥沢経由ではなく 立山を周回して別山に抜けるルートを選びました
雄山までは 観光客と遠足の小学生が入り乱れる 完全な 観光 モード
残雪期と違い サクッと 登頂すると山頂では神主さんが 威風堂々と(笑)
ささっと次の大汝山を目指します。。。が。。
ここで高校生の集団による大渋滞 まさに トラフィックパラダイス😱
コースタイム20分ほどのところが 40分。。
この学生登山という誰も喜ばない 行事 何のためにやっているのでしょうか😅
大汝山山小屋でバッジを購入して昼食休憩の高校生をようやくパス
ペースを上げて 富士の折立に到着する頃にはだいぶガスってしまいました
ここから別山に向けての稜線が1つの見所だったのになあ。。
と思っていたのもつかの間 私がその場所まで行くと一気にガスが取れました🤣
まさに天国な雷鳥沢を見下ろしての稜線歩きは最高でした
真砂岳から別山まではなかなかの 登り返し。山頂にザックをデポして北峰に向かうと、絶妙なガスでまるで黄泉の世界😇
そして 北峰に到着すればまたもや ガスが腫れて 剱岳 ドーン🤩
待ち受け用の自撮り タイム 15分です(笑)
ここからは剣沢に一気に下ります。
キャンプ場でテントを眺めたらまたもや 絶景の撮影スポット。ここでもタイミングよくガスが晴れ 自撮りタイム 20分(笑)
ここから この日の宿、剣山荘までは約30分。全体的に 数か所雪渓をトラバースするところがありますが アイゼンなどはなくても大丈夫でした
15時30分 剣山荘に到着。
まずはもちろん 生ビール1000円🤩至福 すぎます🤣
とても感じの良いお姉様方に迎えられ 八ツ峰 というお部屋にご案内されました
平日にしては混んでいましたが それでも2人分のスペースを一人で利用させていただけました
アタックザックに翌日の準備を済ませ、山小屋では大変ありがたい シャワーを浴びて、さあ 宴 開始です。
テラス席で飲んでいると隣にいた東北の若者2人組と意気投合。
山 トークで楽しませていただきました
彼らが 夕食に行ってしまった後 周辺のガスが取れてきたので ここだとばかりに クロユリのコルへサンダルで(笑)
15分ほどで到着すると瞬く間に ガスは取れて行き 事前情報通り 早月尾根から剣岳が姿を見せてくれました。
そして 西側を見れば見事な雲海に美しい サンセット🤣
山荘泊の皆さんで この風景を見たのは私だけ。何とも贅沢な時間でした。
翌日のアタックに備えて8時には 就寝
3時15分起床
パンでさっと朝食を済ませ 4時アタック 開始です
天気予報 通り ガスガスの中、第1 第2の 鎖場を通過し30分ほどで一服剣に到着。
この度 最も信頼している天気予報アプリ windy 有料版を購入しました。本当に頼りになります
前剣の手前ではそのまま まっすぐ進むのではなく上に登って トラバース。事前の予習がとても役に立ちました
とはいえ 結構 迷いやすいのでマーキングをよく確認して登ってください
ガスのおかげで雷鳥さんも登場。
本当に持ってるな(笑)
前剱を超えて 少し進めば 一つ目の難所 5番目の 鎖場の登場です
4m ほどの細い ブリッジを渡った後 崖の横を鎖を持ってトラバース
怖いと気がつく前に渡り切っちゃおう 作戦 大成功です
その後も落ちたら 大怪我は免れない場所を慎重に進み 約1時間後、ついに最大の難所とされるカニのタテバイに到着です。
垂直に近い 20m ほどの岩場でしょうか?
それなりに 高度感はあるものの 足場 はしっかりしており 足の置くところ さえ 間違えなければ 特に問題はなし。
地元 妙義山で培った技術はここで最大限に生かされました
妙義山は こんなのが 5-6個 連続で出てきますからね(笑)
クリア後同時刻に一緒に登っていたお兄さん二人を見学していると さすがの高度感。
登りきったら必然とハイタッチ。あー、こういうのいいな😂
ここまで来れば 山頂はすぐそこ という噂はどこへやら😅まだまだかなりの岩場が続きます
早月尾根との合流点を過ぎると ついに。。。
太陽が昇っていく まさに正面に剱岳 頂上の祠が姿を現しました
日本百名山 一般登山道 最難関 5年間の思いを経て 剱岳 ついに 登頂 成功です😂
そして良いなあと感じたこと。
一般登山の山頂では こんにちは
ちょっとガチ系の山頂 だと お疲れ様です
そして 剣岳の山頂では おめでとうございます でした😊
絶対に泣くと思ったのですが 帰りの難所のことを考えると ここでは泣けません。
無事下山の祈願を済ませたら メインイベント トプ画の自撮り 開始です(笑)
すると同時刻に登頂成功したお兄さんが撮りますよ と暖かい一言。
おかげさまで 最高のトプ画が撮れました😊
登頂と同時にガスが取れ 360度の展望が広がったことは言うまでもありません。
少しすると前日楽しくお話しした若者2人も登頂成功。 一緒に記念撮影できました
下山 開始です
いきなりが難所 カニのよこばい。
断崖絶壁のトラバース。
最初の一歩が足の置き場が見えず 躊躇するとのこと。
赤い マーキングがしてあり 事前の予習もバッチリ。
足の置き場も分かりやすく 正直 ここは えっ?ていうくらい簡単でした
鉄のはしごを降りて小屋を通過 カニのタテバイ 方向を見ると、ドローンを飛ばして撮影しているような雰囲気が。
テレビ番組の 東野登山隊 だったようですね。 もうちょっとタイミングがずれればお会いできたのに。
ここから先も気は抜かずに降りて行きますが結構な斜度、 ゴロゴロの岩でかなり 降りづらい道でした
剣山荘が近づいてきましたが もうカレーにしか見えません(笑)
到着と同時に即 カレー😍
ご飯も大盛りで 人生最高のカレーでした。
もちろん 下山してきた若者にもおすすめして みんなでカレーでした😉
親の方にお世話になったお礼を伝え 剣沢小屋に向かいます。
行く時に目をつけていたバッジとオリジナル T シャツを購入しました。
剱岳 登山の何が辛いといえば この後 2つ 登り返さなければいけないところ。
いやー 長かったです。
室堂に着いたら みくりが池温泉に一直線
2日分の汗と疲れが一気に流れていきます。
そして喫茶みくりにて クリームぜんざい
甘くて甘くて最高です😍
帰り ケーブルカーが緊急停止するというハプニングがありましたが 扇沢駅に無事到着
しかし まだ終わりません。
このまま一路、車を白馬に向かわせます
計画通り この日は車中泊
1年に1度のお楽しみ 白馬のお気に入りのお店 おひょっくりさんへ向かいます。
今回も オーナーさんご夫婦 覚えててくださり、素晴らしいお客様との出会いもあり 本当に楽しい夜を過ごせました。
5年間の登山で積み重ねてきた全てを出せた 本当に最高の剱岳登山でした。
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