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Yamareco

記録ID: 5769377
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山縦走(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)

2023年07月27日(木) 〜 2023年07月29日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
24:53
距離
25.4km
登り
2,883m
下り
3,561m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:41
休憩
1:41
合計
7:22
6:52
6:58
18
7:16
7:23
35
7:58
8:09
30
8:39
8:45
58
9:43
10:15
136
12:31
12:53
6
12:59
13:16
53
2日目
山行
5:41
休憩
1:30
合計
7:11
6:32
18
6:50
6:57
18
7:15
7:49
18
8:07
8:07
18
8:54
9:09
65
10:14
10:28
94
12:02
12:18
85
13:43
3日目
山行
8:52
休憩
1:02
合計
9:54
6:42
106
8:28
8:30
46
9:16
9:25
40
10:05
10:23
171
13:14
13:38
83
15:01
15:07
32
15:39
15:40
18
15:58
16:00
32
16:32
16:32
4
天候 1日目:晴れのち雨 / 2日目:晴れ時々雨のち曇り / 3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田駐車場(無料)に車を停め、広河原までバス(\1,100+300)利用。
下山後、奈良田発電所から奈良田駐車場までバス(\210)利用。
コース状況/
危険箇所等
小太郎尾根分岐〜肩ノ小屋官に鎖場、北岳〜北岳山荘にトラバースの鎖場、間ノ岳山頂付近はなだらかで開けている為ペンキマークを見落とさぬように、西農鳥岳〜農鳥岳に高度感のある岩場区間あり。
その他周辺情報 奈良田周辺の日帰り温泉は閉まるのが早く、寄れなかった…。
1日目。朝の時点では天気は良かった。
2023年07月27日 06:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/27 6:46
1日目。朝の時点では天気は良かった。
午後になるとだいぶ雲が増え、周囲もガスってきた。
この後、土砂降り。
2023年07月27日 13:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/27 13:51
午後になるとだいぶ雲が増え、周囲もガスってきた。
この後、土砂降り。
雨が弱まり、雲の隙間から辛うじてこの日初めての富士山が見えた。
2023年07月27日 16:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/27 16:48
雨が弱まり、雲の隙間から辛うじてこの日初めての富士山が見えた。
2日目。思ったよりもテント泊の人が多かった。とはいえ平日だからか、テント場はかなり空いていた。
2023年07月28日 06:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/28 6:13
2日目。思ったよりもテント泊の人が多かった。とはいえ平日だからか、テント場はかなり空いていた。
北岳山頂も、かなりの賑わい。
2023年07月28日 07:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/28 7:47
北岳山頂も、かなりの賑わい。
この日は東側は雲が多く、西側がすっきりと晴れているような天気。なので富士山は全く見えず。
2023年07月28日 08:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/28 8:33
この日は東側は雲が多く、西側がすっきりと晴れているような天気。なので富士山は全く見えず。
富士山がどーんと見えるのを期待していた間ノ岳山頂はガスの中(しかも直前に少し雨も降った)。仕方ない、また来るか(次はピストンで…)。
2023年07月28日 12:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/28 12:13
富士山がどーんと見えるのを期待していた間ノ岳山頂はガスの中(しかも直前に少し雨も降った)。仕方ない、また来るか(次はピストンで…)。
間ノ岳山頂から農鳥小屋を挟んで農鳥岳までは、とにかくこまめにペンキマークが付けてあり、見落とさなければ道に迷うことは無さそう。ちゃっかりなんか違うのが混ざってるが。
2023年07月28日 12:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/28 12:26
間ノ岳山頂から農鳥小屋を挟んで農鳥岳までは、とにかくこまめにペンキマークが付けてあり、見落とさなければ道に迷うことは無さそう。ちゃっかりなんか違うのが混ざってるが。
今期、農鳥小屋は避難小屋としての小屋開けだそうで、建物の外壁に据え付けてある料金箱にお金を払って利用させてもらうシステムの模様。
2023年07月28日 13:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/28 13:42
今期、農鳥小屋は避難小屋としての小屋開けだそうで、建物の外壁に据え付けてある料金箱にお金を払って利用させてもらうシステムの模様。
この日、農鳥小屋のテント場は北に3張り、真ん中に自分込みで2張り、南はゼロだった模様(もしかしたら他にもいたかもしれないけど)。
2023年07月28日 13:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/28 13:51
この日、農鳥小屋のテント場は北に3張り、真ん中に自分込みで2張り、南はゼロだった模様(もしかしたら他にもいたかもしれないけど)。
んで、テント張り終わって周りを見てたら、間ノ岳すっかり雲取れてる…。いいや、また来よう(次はピストンで…)。
2023年07月28日 14:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/28 14:23
んで、テント張り終わって周りを見てたら、間ノ岳すっかり雲取れてる…。いいや、また来よう(次はピストンで…)。
3日目。この3日間ずっと朝はいい天気だったが、ようやくすっきりとした日の出が見れた。農鳥小屋でテントを張ってよかったと思った。
2023年07月29日 04:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/29 4:48
3日目。この3日間ずっと朝はいい天気だったが、ようやくすっきりとした日の出が見れた。農鳥小屋でテントを張ってよかったと思った。
塩見岳や荒川岳を間近に見るのは初めてなので、少々テンション上がっております。
2023年07月29日 08:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/29 8:14
塩見岳や荒川岳を間近に見るのは初めてなので、少々テンション上がっております。
農鳥岳越しに見る富士山が結構デカくて、なおさら間ノ岳でのガスが悔やまれる…。
2023年07月29日 08:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/29 8:15
農鳥岳越しに見る富士山が結構デカくて、なおさら間ノ岳でのガスが悔やまれる…。
西農鳥岳から、今まで歩いてきた北岳・間ノ岳を振り返る。
てか、北岳って南側から見ると結構尖ってるな。
2023年07月29日 08:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/29 8:15
西農鳥岳から、今まで歩いてきた北岳・間ノ岳を振り返る。
てか、北岳って南側から見ると結構尖ってるな。
北アルプス、中央アルプスもくっきり見える。3日目にして、ようやく苦労が報われたような天気に恵まれた(身体はしんどいけど)。
2023年07月29日 08:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/29 8:21
北アルプス、中央アルプスもくっきり見える。3日目にして、ようやく苦労が報われたような天気に恵まれた(身体はしんどいけど)。
間ノ岳から南って、十山(株)って会社の社有林だったのか。国立公園だから国有林だとばかり思ってた。
2023年07月29日 09:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/29 9:40
間ノ岳から南って、十山(株)って会社の社有林だったのか。国立公園だから国有林だとばかり思ってた。
これから歩いていく道が見える、こういう稜線歩きが楽しい。
もうド終盤だけど…。
2023年07月29日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/29 9:43
これから歩いていく道が見える、こういう稜線歩きが楽しい。
もうド終盤だけど…。
ご存じ大門沢下降点の黄色い標識。今回の稜線歩きはここで終了。この後は、地獄の急降下が待っている…。
2023年07月29日 10:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/29 10:18
ご存じ大門沢下降点の黄色い標識。今回の稜線歩きはここで終了。この後は、地獄の急降下が待っている…。
大門沢アスレチックコースの、ロープが手すり代わりの丸太橋。
2023年07月29日 13:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/29 13:49
大門沢アスレチックコースの、ロープが手すり代わりの丸太橋。
渡渉どころか、沢下り気分が味わえる冠水した(むしろ流れてる)登山道。ピンクテープがあちらこちらに付けられているのがお分かりいただけただろうか?
2023年07月29日 14:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/29 14:01
渡渉どころか、沢下り気分が味わえる冠水した(むしろ流れてる)登山道。ピンクテープがあちらこちらに付けられているのがお分かりいただけただろうか?
建築現場で使われる足場で出来た吊り橋。すごい揺れるよ?高さもかなりあるし、これ、ダメな人はホントにダメだろうな…。
2023年07月29日 15:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/29 15:40
建築現場で使われる足場で出来た吊り橋。すごい揺れるよ?高さもかなりあるし、これ、ダメな人はホントにダメだろうな…。
撮影機器:

装備

個人装備
ドライレイヤー ベースレイヤーx2 ウィンドシェル ライトシェル タイツx2 パンツ ソックス グローブ 帽子 雨具 靴(インソール) ザック 朝食 ランチ ディナー 行動食 非常食 飲料(ボトル) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 保険証 スマホ カメラ 時計 手ぬぐい ペーパー類(ティッシュ等) マスク(消毒スプレー) ガベージバッグ(ゴミ袋) トレッキングポール ガスカートリッジ ストーブ コッヘル シェラカップ イグナイター カトラリー(スプーン・箸) ウォーターパック 浄水ボトル 歯磨きセット エマージェンシーキット テントポール インナーテント フライシート グラウンドシート ペグ タオル シュラフ インナーシュラフ スリーピングマット 防寒ベースレイヤー 防寒タイツ インシュレーション 防寒ソックス 防寒グローブ デジタルタイマー(目覚まし) モバイルバッテリー 電池 タバコ
備考 必要水量に関しては、再考の余地あり。

感想

ざっくりとしたコースの個人的な感想を。
広河原→白根御池小屋:足慣らしといったところ。
白根御池小屋→小太郎尾根分岐:草すべりコース。かなりキツい。大樺沢右俣の方が少し楽に登れるが、大樺沢二股までが地味に遠い。
小太郎尾根分岐→肩ノ小屋:のんびりとした稜線歩きが出来る区間だが、1ヵ所鎖場あり。
肩ノ小屋→北岳:高度感のある岩場があるが、難易度はそれほど高くないと思う。
北岳→北岳山荘:木製の壁だったと思われる物が壊れていたが、登山道は特に問題無し。トラバースの鎖場がやや難所。
北岳山荘→間ノ岳:山頂付近のガレ場がやや難所。
間ノ岳→農鳥小屋:とにかくペンキマークが多いので、見失いさえしなければ問題無し。
農鳥小屋→農鳥岳:西農鳥岳まではつづら折りの急登。西農鳥岳から農鳥岳の間は高度感のある岩場が続く。個人的にはここが一番緊張した。
農鳥岳→大門沢下降点:とても歩きやすい、なだらかな縦走路。個人的にはここと、小太郎尾根分岐→肩ノ小屋の区間が、のんびり稜線歩きが楽しめると思う。
大門沢下降点→大門沢小屋:標高1,000mを一気に下げる急下降。とにかくしんどい。大門沢小屋まで30分ほどの場所に渡渉箇所があり、地図上に水場と書かれている(実際ここで給水した、但し沢水なので自己責任で)。
大門沢小屋→大門沢登山口:アスレチックコース。と言いたくなるほどギミック多し。ロープが手すり代わりの丸太橋、単管で作られた桟橋やハシゴ、突如現れるロープ場(但し鎖場は無い)、終盤(登山口近く)のやたら揺れる吊り橋など。特に、単管で出来た桟橋は下りの最後(奈良田側)に頭上に張り出した木があり、SASUKEレベル。
大門沢登山口→奈良田発電所バス停:舗装された(一部ダート)林道がひたすら続く。靴紐を緩めておくと少し楽。時間さえ合えば、バスに乗って駐車場まで歩かずに済む(¥210)。
総評としては、おっさんには体力的にかなりキツかった。特に、今期は農鳥小屋の水場が開かないとの事で、北岳山荘で2リットルほど給水して背負っていったが、その2kgがとにかくキツく、コースタイムもこの区間だけかなり遅くなっている。しかもその水が少し足りなかった様で、大門沢下降点からの急下降中に軽い脱水状態に陥った。途中の水場で給水し、事なきを得たが、必要な水量を再考する必要があると感じた。なにしろ水の事を考えていたら道迷いしかけたので。逆に、今回は経口補水液パウダーを持参したが、これがとにかく役に立った。
最後に、奈良田発電所バス停の所に自販機を置けば爆売れするだろうに、商売っ気がねーなと思った。

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