穂高岳 岳沢から前穂奥穂涸沢岳3000mの岩稜へ

2023年08月02日(水) 〜 2023年08月04日(金)

• GPS: 21:55
• 距離: 32.2km
• 登り: 2,518m
• 下り: 2,435m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:21
• 休憩: 2:19
• 合計: 5:40

9:29 上高地バスターミナル
9:31 9:31 河童橋公衆トイレ
9:35 9:37 河童橋
9:51 9:53 岳沢湿原
9:56 9:58 岳沢登山口
10:34 10:42 天然クーラー
10:53 10:53 見晴台
12:21 12:21 岳沢小屋
12:21 14:16 岳沢小屋/昼食､チェックイン
14:33 14:43 天狗沢お花畑
15:09 岳沢小屋

2日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 2:55
• 合計: 9:58

5:02 岳沢小屋
6:08 6:12 カモシカの立場
6:50 7:02 岳沢パノラマ
7:39 7:44 雷鳥広場
7:52 8:19 紀美子平
9:01 9:25 前穂高岳
9:46 10:12 紀美子平
12:03 12:03 南稜の頭
12:15 12:31 穂高岳
13:21 14:18 穂高岳山荘/昼食､チェックイン
14:41 14:45 涸沢岳
15:00 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:40
• 合計: 8:09

5:52 穂高岳山荘
6:19 6:19 ザイテングラート取付点
6:59 6:59 パノラマ分岐
7:26 7:36 涸沢小屋
7:44 7:44 涸沢
7:46 7:56 涸沢ヒュッテ
8:04 8:04 北穂高岳分岐
8:21 8:22 Sガレ
8:37 8:37 大崩落地
8:57 8:57 屏風沢
9:14 9:26 本谷橋
10:07 10:07 横尾岩小屋跡
10:21 10:52 横尾/昼食
10:47 10:47
11:32 11:32 新村橋
11:44 12:06 徳澤園
12:09 12:10 徳沢公衆トイレ
12:49 12:49 徳本口
12:55 13:04 明神館
13:40 13:41 小梨平
13:48 13:51 河童橋
13:56 上高地バスターミナル

天候

8/2 晴のち雨
8/3 晴のち夕立
8/4 晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな駐車場を利用。2泊3日間で1,800円。
水曜日朝8時半着で9割方駐車。帰りは金曜日14:45で8割方の駐車。
上高地への下りで続々入山者とすれ違ったので満車かと思いましたが、意外と少な目でした。

コース状況／危険箇所等

上高地インフォメーションセンター入口横の上高地登山相談所の窓口に
登山届け提出箱があります(届出書用紙あり)。
相談所といっても窓口は固く閉ざされ、人のいる気配はありません。

その他周辺情報

河童橋周辺と上高地バスターミナル周辺に飲食店や売店は多数あります。
シャトルバスで平湯温泉に戻ると平湯の森で日帰り入浴が可能ですが、
脱衣所のロッカーは小さく、ザック等の大きな手荷物は入りません。
また、使用料100円はリターン式ではないので注意が必要です。

写真

8/2 9:34

上高地BTから河童橋へ。
山旅のスタート。

8/2 9:53

岳沢湿原を経由。
いつもながら美しい。

8/2 10:05

湿原を離れ林間の山道へ。
真新しい木道で整備された道

8/2 10:18

も途中で一転。予算が足りず続きは来年以降だとか(^^;

8/2 10:38

風穴。冷風が心地よい。
覗くと奥に氷が。

8/2 10:47

ゴゼンタチバナ。

8/2 10:51

クガイソウ。

8/2 10:55

ガレ沢の脇を登る。

8/2 11:34

足元にミヤマホタルブクロ。

8/2 12:05

徐々に傾斜もキツくなる。

8/2 12:15

ヤマハハコに慰められる。

8/2 12:21

岳沢小屋に到着。

8/2 12:27

なにはともあれ生ビール🍺
デッキからの展望が沁みる。

8/2 12:47

ヤマ麺は小海老天そば。

8/2 12:40

デザートはSAで買ったフリーズドライりんご。

8/2 12:56

乗鞍の手前に雨柱。

8/2 12:57

天高く、

8/2 14:06

天空のブランコ。

8/2 14:00

早いけどチェックイン。
今夜のネグラ。

8/2 14:23

天狗沢は初級お断り(^^;
途中のお花畑までよろしこ。

8/2 14:34

ハクサンフウロ。

8/2 14:39

べっぴんさんをアップで。

8/2 14:36

ハナウド。

8/2 14:39

イワオウギ。

8/2 14:39

岳沢の下は上高地。
向いに霞沢岳。右奥に乗鞍岳

8/2 14:44

オンタデにハクサンフウロにイワオウギ。咲き乱れる。

8/2 14:46

ミソガワソウ。

8/2 14:52

オニシモツケ。

8/2 14:55

クルマユリ。

8/2 14:55

花びらが亀甲縛り…(^^

8/2 15:00

山の上で避暑中のアキアカネ

8/2 15:03

アキノキリンソウ。

8/2 17:09

岳沢小屋の夕食。
カフェテリアでおかわり自由

8/2 18:00

夕立が上がって再び乗鞍岳。

8/2 17:37

西穂の稜線のシルエット。
独標に西穂に間ノ岳と天狗岩

8/2 18:02

超人nanaさんと邂逅。
明日は奥穂北穂越え南岳💦

8/2 18:16

テン場に向かうnanaさんを見送り、のんびりもう一杯。

8/3 4:14

夜明け前のテラス。

8/3 4:14

朝食は弁当。のんびり飯食うルートじゃない(^^;

8/3 4:55

朝焼けの乗鞍と右に焼岳。
上高地は雲海の下。

8/2 15:15

小屋前の案内図。お役立ち。

8/2 15:33

標識を見て出発。

8/3 5:04

ガレ沢から右の尾根へ。

8/3 5:08

乗鞍や焼岳がモルゲンロート

8/3 5:20

岳沢小屋が、
もうあんなに小さい。

8/3 5:25

大きなキイチゴ。
甘いけど後味 渋〜い。

8/3 5:32

西穂の稜線にも朝陽。

8/3 5:33

足元にはシモツケソウ。

8/3 5:37

ミヤマシャジン。

8/3 5:44

だんだん険しくなってくる。

8/3 5:46

振り返ると、上高地と焼岳。

8/3 5:47

長いハシゴを登ると、

8/3 6:08

カモシカの立場から岳沢源頭

8/3 6:19

さらにハシゴを登る。

8/3 6:22

岩場にトウヤクリンドウ。
まだお目覚め前。

8/3 6:34

乗鞍の奥に御岳も見えてきた

8/3 6:40

楽しいけど股関節が(^^;

8/3 6:44

イワギキョウ。

8/3 6:47

岳沢パノラマの大パノラマ。

8/3 7:05

右の奥が前穂あたり。かな

8/3 7:11

ハイマツも目立ってきた。

8/3 7:21

登ってきた稜線に大勢の人。

8/3 7:22

気温は15℃弱。
時折り風も心地よい。

8/3 7:25

暑がりのikomaには珍しくアームカバー。意外に凉快。

8/3 7:25

ヨツバシオガマ。

8/3 7:26

陽を浴びるイワギキョウ。

8/3 7:40

雷鳥広場から奥穂高岳。
ライチョウの姿は見えず。

8/3 7:41

眼下には上高地を展望。

8/3 8:13

紀美子平に到着。

8/3 10:00

ザックをデポって、

8/3 8:23

カラ身で。なんて楽チン。

8/3 9:03

前穂高岳3090m。これで3000m21峰をコンプリート

8/3 9:04

一等三角点”穂高岳”。
3090.48m

8/3 9:06

前穂から奥穂涸沢岳北穂。
大キレットを挟んで槍ヶ岳。

8/3 9:09

登るのが嫌なほど高い奥穂。

8/3 9:17

雲が湧き富士山を見損なった

8/3 9:18

眼下に前穂北尾根。
通称ゴジラの背。

8/3 10:18

奥穂に向け吊尾根を行く。

8/3 10:22

ハクサンイチゲ。

8/3 10:32

雲の下に岳沢。

8/3 10:34

ヨツバシオガマ。

8/3 10:43

足元はこんな道。

8/3 10:47

ハイマツと岩の道。

8/3 10:47

転石以外は地衣類の模様付き

8/3 10:48

ヘリが乗っ越して行った。
週末を控え荷上げのピーク。

8/3 11:03

振り返るとゴジラの背が迫力

8/3 11:06

やっとお目覚め、
トウヤクリンドウの花。

8/3 11:06

こちらは元気いっぱい
のイワギキョウ。

8/3 11:22

岩の割れ目から、
ど根性ミヤマダイコン。

8/3 11:33

涸沢を見下ろす。
遥か下に涸沢小屋とヒュッテ

8/3 11:45

岩壁を登り、

8/3 12:05

南陵の頭から奥穂高岳。
左寄りのポチ2つが山頂。

8/3 12:17

山頂直下から涸沢源頭。
湧く雲で北穂や槍は見えず。

8/3 12:30

奥穂山頂の祠。

8/3 12:22

の上に立つ。
奥穂高岳3190m。

8/3 12:42

稜線を下る。
行く手左が涸沢岳。右が北穂

8/3 12:57

その手前白出のコルの凄い所に穂高岳山荘を見下ろす。

8/3 13:07

純白かと思えば、

8/3 13:20

紅白もあるクモマグサ。

8/3 13:10

崖下に穂高岳山荘。

8/3 13:13

ちょっと捻れた梯子が(^^/

8/3 13:21

穂高岳山荘に到着。

8/5 10:47

百周年記念バッジを戴く。
標高年の雲取山荘以来。

8/4 5:36

記念手ぬぐいは完売。来荘者限定で追加販売予定だとか。

8/3 13:28

なにはともあれお疲れさま。
展望テラスの🍺が最高。

8/3 13:40

遅めの昼食。ヤマ麺は塩。

8/3 13:58

今日のネグラは窓際(^^/
で真夜中に満月が直射(^^;

8/3 14:16

一息ついて涸沢岳へ。

8/3 14:23

イワツメクサ。

8/3 14:24

おなじみのイワギキョウ。

8/3 14:37

山荘と奥穂を見返る。

8/3 14:44

涸沢岳3110m。三角点峰3103.1mは行き忘れた。

8/3 14:45

雲湧く山頂。

8/3 14:42

岩稜ルートの先に北穂高岳。

8/3 14:52

ミヤマダイコンソウ。

8/3 17:05

穂高岳山荘夕食。

8/3 18:38

夕暮れの雲湧く涸沢。

8/3 19:41

奥飛騨の夕暮れ。
気温は5℃。さすがに肌寒い

8/3 19:46

tukiは暖かい室内で談笑。

8/4 4:31

明けて穂高の黎明。

8/4 4:31

山荘とすぐそばの岩峰。

8/4 4:55

常念岳の肩からの日の出。

8/4 4:57

御来光。

8/4 5:00

たっぷり拝んで、

8/4 5:03

今朝はゆっくり小屋で朝食。

8/4 5:17

西の雲海に影穂高。
奥穂と涸沢岳のフタコブ。

8/4 5:18

モルゲンに染まる笠ヶ岳。

8/4 5:42

涸沢に向かって下降。

8/4 5:50

のつもりが、
弁当の受取を忘れて💦

8/4 5:57

アキノキリンソウ
に見送られて再出発。

8/4 5:59

谷底にまだ暗い涸沢ヒュッテの先に屏風ノ頭。

8/4 6:08

朝日に輝く
ミヤマダイコンソウ。

8/4 6:09

ザイテングラートを下る。

8/4 6:22

涸沢カールの先に前穂北尾根

8/4 6:48

振り仰ぐと左手にザイテン。
その右に涸沢岳と涸沢槍。

8/4 7:09

チングルマの果穂。
今年も逢えた。

8/4 7:27

涸沢小屋に到着。

8/4 7:34

テラスから
涸沢ヒュッテとテン場。

8/4 7:34

テラスから吊尾根を仰ぐ。

8/4 7:36

ゼンテイカ。

8/4 7:36

ミヤマアキノキリンソウ。

8/4 7:40

テン場を横切り、

8/4 7:41

奥穂涸沢岳を見上げて、

8/4 7:46

涸沢ヒュッテのテラスから、涸沢小屋と北穂を見上げる。

8/4 7:47

テラスから涸沢岳。

8/4 8:00

雪渓を渡る風に足が止まる。

8/4 8:02

チングルマ。
ここではまだお花畑。

8/4 8:04

ナナカマドも満開。

8/4 9:01

赤い実。ナルコユリかアマドコロかと思ったが全然違う。

8/4 9:04

シモツケソウ。

8/4 9:14

本谷橋。休憩。
ほとんどダウン(^^;

8/4 9:26

ゆらゆら楽しむ。

8/4 9:33

ソバナ。かな

8/4 9:35

屏風の頭。

8/4 9:35

すごい絶壁。

8/4 9:38

ミヤマシャジン。

8/4 9:40

青い実はツバメオモト。かな

8/4 10:04

屏風岩を見上げる。凄。

8/4 10:26

ようやく横尾。
屏風の頭を見上げる。

8/4 10:34

昼食に穂高岳山荘の弁当。
朴葉寿司に甘露煮にフライ。

8/4 11:18

梓川は、管理用道路の改善と
自然な網状流路の再生工事中

8/4 11:34

新村橋は架け替え工事中。

8/4 11:49

徳沢園で冷たい発泡飲料。
🍺でないのが残念(^^

8/4 11:59

渓流に足を浸す(画像は自粛)
冷たくて10秒も浸けられない

8/4 12:34

キツリフネ。

8/4 12:55

明神館でまた一息。
一時間毎の休憩スポットが快

8/4 13:11

明神岳を見上げながら先へ。

8/4 13:19

今年も猿の群と遭遇。

8/4 13:17

約20匹。みんな母猿と子猿。

8/4 13:47

上高地清水川のバイカモ。
残念ながらもう花はない。

8/4 13:48

キバナノヤマオダマキ。

8/4 13:50

河童橋。今日は観光客多め。
吊尾根は雲の中でお気の毒。

8/4 14:20

バスの車窓から大正池。
立ち枯れの木はもう一本だけ

8/5 14:30

高山市郊外のセブンで桃。
大玉12個で税込み2000円。
スーパーでも見たがほぼ半値で即購入。甘くて大当たり。

8/4 23:03

平湯で汗を流し高速を駆けて夜には帰宅。お疲れ🍺

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ココヘリ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

ikomaniyon

今年こそ行きたかった前穂から奥穂への吊尾根の縦走。
心配した天候にも恵まれなんとか実現しました。
何度も歩いて知っているはずの岳沢湿原の美しさもプロローグとして心地よく、
始めて登る岳沢の険しさや振り返る展望も胸のすくような素晴らしさです。
初めての前穂からの展望は豪快で、足元に上高地とそこから延びる梓川の谷、
登ってきた岳沢を囲むように屹立する峻険な明神岳と西穂の稜線、正面に乗鞍と御嶽、
北尾根のゴジラの背、奥穂から北穂、その先の槍、まさに360°の大パノラマを楽しみました。
これで一応3000m峰21座をコンプリートしたことになりますが、
あまり考えていなかったのでいつの間にか全部？が、正直なところで特に感慨なし(^^;
ただ、吊尾根の先に立ちはだかる奥穂の高さ(100mしか違わないはずなのに…)には
これ登るのかとちょっとだけメゲましたけど。。
吊尾根はなんとなく次々と岩峰を越えて行くのかと安直に思ってましたが、
実際はほとんど長〜いトラバースしながらときどき岩登りを楽しみ、
2009年9月以来二度目の奥穂の山頂へ。(2016年GWは強風のため白出のコルで撤退)
ここでも大絶景をと期待しましたが、ガスが多くて残念でした。
白出のコルへはちょっと緊張しながら下降し、穂高岳山荘でさっそくビールでお疲れ🍺
遅めになった昼食も摂ったあと、疲れたというtukiを残し一人空身で涸沢岳へ。
ここも2016年GWに奥穂の代わりに登って以来の二度目。
前回は爆風の中で耐風姿勢とりながら、雪を纏った槍穂を楽しみましたが、
今回は、違う山かと思うような楽な登り下りで、夏山の展望を楽しめました。

※レコや日記で散々ボヤいてきましたが、右肘の関節包炎から蜂窩織炎に罹患し、
　5/25から7/25まで丸々2ヶ月も禁酒と安静を強いられました。
　禁酒が辛いのはともかく、ごろごろするのは苦にならず、おかげで体が鈍り切ってしまい、
　持病化しつつある右股関節炎他も含め、体力的にはとてもキツい山行でした。
　そろそろ、登りたい山から登れる山にシフトしないといけないのかなとも思いますが、
　少しずつでも鍛え直して足掻いてみたいですね。
※穂高岳山荘は設立100周年を迎えたということで、記念バッジをいただきました。
　山バッジを集める趣味はないのですが、見方によれば二度とないお宝かもしれません。
　2017年に雲取山荘でいただいた、雲取山2017mの標高年記念バッジに続く、
　2個目のコレクションです。
　あ。これを機会に山バッジの沼にハマったりはしませんよ(^^

コメント

yoriton

おはようございます。
穂高岳山行お疲れさまでした。
絶好の天気に恵まれての登山は最高でしたね。写真を拝見するとやはりスケールと斜度が違いますね。最近は高くて2000m前後の山ばかりですので余計にそう感じます。

3000m峰21座達成！おめでとうございます。！
すごい記録だと思って、自分はどうなのか調べたら7座でした。

今回歩かれたのと逆のコースをkazunookeikoと2008年に歩きました。
嘉門次小屋小屋に前泊して、穂高岳山荘泊、翌日、奥穂から吊尾根、重太郎新道を下りました。吊尾根で雷雨に遭いバリバリという雷鳴が岳沢の下の方から聞こえて生きた心地がしませんでした。悪天の為、前穂には登りませんでした。

この時は奥穂山頂でガスが立ち込めて天候悪化の兆しがあったので、進むか、涸沢に降りるか迷いました。結果的に初めての吊尾根、重太郎新道に進みましたが、状況が判っている涸沢に下りべきだったと今でも反省しています。

穂高はその後2012年に単独で登って以来、ご無沙汰しています。もう一度は登っておきたい山ですが、体が言うことを聞いてくれるか心配です。

ikomaniyon

yoritonさん
こんにちわ。コメントありがとうございます。

やはり穂高は別格ですね。
屹立する岩峰岩壁に見惚れながら歩きました。
また、天候にも恵まれ本当に幸いでした。
初日二日目とも午後はかなりの雨が降ったのですが、両日とも小屋にチェックインした後だったので助かりました。
”病み上がり”で体調･体力的に自分が信用できなくて、一日あたり行程を短めに計画したのがよかったのかなと思います。
yoritonさんもずいぶん前に歩かれているのですね。
どちら回りにするのかちょっと迷いましたが、岳沢小屋に泊まりたい、重太郎新道を登りたい、との思いで決めました。
でも、いずれにしても吊尾根で雷というのはゴメンです。
稜線で豪雨に見舞われたのは何度かありますが、足の下でゴロゴロ鳴りだんだん遠くから近づいてくるのに恐怖したのは12年前に中ア縦走中の楢尾岳で、慌てて稜線を下りて避難したのをよく覚えています。
二度と遇いたくないですね。