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Yamareco

記録ID: 5854635
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳 日本で2番目に高い山頂

2023年08月20日(日) 〜 2023年08月21日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:24
距離
14.1km
登り
2,020m
下り
2,063m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:51
休憩
2:50
合計
7:41
6:52
17
7:09
7:12
26
7:38
7:51
15
8:06
8:22
44
9:06
9:28
85
10:53
11:09
8
11:17
11:27
36
12:03
13:16
15
13:31
13:31
17
13:48
14:00
16
14:16
14:21
11
14:32
14:32
1
14:33
2日目
山行
4:38
休憩
2:05
合計
6:43
5:25
19
5:44
5:57
19
6:16
6:19
14
7:03
7:09
93
8:42
8:53
25
9:18
10:28
35
11:03
11:08
11
11:19
11:20
23
11:43
11:46
15
12:01
12:03
1
12:04
12:04
4
12:08
ゴール地点
天候 晴れのち曇 午後は雷鳴あり
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
甲府駅からバスで広河原
コース状況/
危険箇所等
広河原インフォメーションセンターに登山届のポストがあります。
その他周辺情報 広河原山荘に食堂があり、山菜そば(信州そば)を頂きました。
広河原から除く山頂は高く遠いです。
2023年08月20日 06:46撮影 by  SO-41B, Sony
2
8/20 6:46
広河原から除く山頂は高く遠いです。
序盤からの急登に驚きました。
第1のベンチで早くも休憩。
イスにザックを置いたときにホルダーのペットボトル水が転がりそのまま崖へ落ちて行きました。
2023年08月20日 07:44撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 7:44
序盤からの急登に驚きました。
第1のベンチで早くも休憩。
イスにザックを置いたときにホルダーのペットボトル水が転がりそのまま崖へ落ちて行きました。
道中には崩落跡がありました。
雨天時や疲れているときは気をつけたいですね。
2023年08月20日 08:48撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 8:48
道中には崩落跡がありました。
雨天時や疲れているときは気をつけたいですね。
草スベリの急登に入りました。
これから1時間の登りです。
2023年08月20日 10:04撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 10:04
草スベリの急登に入りました。
これから1時間の登りです。
後半には岩場もありました。
2023年08月20日 10:12撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 10:12
後半には岩場もありました。
2023年08月20日 11:03撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 11:03
稜線に出たらガスが出てきました。
傾斜は緩やかになりましたが、地味な登りも疲れますね。
2023年08月20日 11:26撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 11:26
稜線に出たらガスが出てきました。
傾斜は緩やかになりましたが、地味な登りも疲れますね。
肩ノ小屋の前にもガレ場がありました。
もうひと踏ん張りです。
2023年08月20日 11:37撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 11:37
肩ノ小屋の前にもガレ場がありました。
もうひと踏ん張りです。
両股分岐のケルン。
肩ノ小屋で休憩し、残していた朝食弁当を食べようとするも胃が受けつけません。
ゼリー飲料を摂取するなど、休憩後、山頂に向かいました。
そこからの岩場も急登でした。
2023年08月20日 13:31撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 13:31
両股分岐のケルン。
肩ノ小屋で休憩し、残していた朝食弁当を食べようとするも胃が受けつけません。
ゼリー飲料を摂取するなど、休憩後、山頂に向かいました。
そこからの岩場も急登でした。
山頂まであと一踏ん張りです。
2023年08月20日 13:31撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 13:31
山頂まであと一踏ん張りです。
日本で2番目に高い頂上の三角点をチェック。
日本で2番目に高い頂上の三角点をチェック。
日本で2番目に高い山ということです。
ブイサインやピースではありません。
2023年08月20日 13:49撮影 by  SO-41B, Sony
4
8/20 13:49
日本で2番目に高い山ということです。
ブイサインやピースではありません。
山頂のお地蔵さま。
無事登頂を感謝しました。
この賽銭を登山道の整備などに使うのでしょうか。
2023年08月20日 13:55撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/20 13:55
山頂のお地蔵さま。
無事登頂を感謝しました。
この賽銭を登山道の整備などに使うのでしょうか。
小屋前の夜明け前。
曇の上に富士山が浮かぶようです。
2023年08月21日 04:41撮影 by  SO-41B, Sony
2
8/21 4:41
小屋前の夜明け前。
曇の上に富士山が浮かぶようです。
翌朝にもう一回登頂し、富士山と撮りました。
2023年08月21日 05:46撮影 by  SO-41B, Sony
4
8/21 5:46
翌朝にもう一回登頂し、富士山と撮りました。
間ノ岳をあきらめ下山を始めました。
2023年08月21日 06:22撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/21 6:22
間ノ岳をあきらめ下山を始めました。
八本歯のコルへの下りでは、このような急な木段がいくつもありました。
登るのはもっと大変でしょうね。
2023年08月21日 06:57撮影 by  SO-41B, Sony
2
8/21 6:57
八本歯のコルへの下りでは、このような急な木段がいくつもありました。
登るのはもっと大変でしょうね。
コルを左側に下るとガレ場の急斜面でした。
2023年08月21日 07:31撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/21 7:31
コルを左側に下るとガレ場の急斜面でした。
登山道の脇を流れる沢には何カ所か雪渓がありました。
時期によってはアイゼンが必要なこともあるようです。
昨日の疲労もあるでしょうけど、下りだけでも疲れますね。
2023年08月21日 08:14撮影 by  SO-41B, Sony
1
8/21 8:14
登山道の脇を流れる沢には何カ所か雪渓がありました。
時期によってはアイゼンが必要なこともあるようです。
昨日の疲労もあるでしょうけど、下りだけでも疲れますね。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ラムネ 虫よけ 熊鈴 歯ブラシ カイロ 塩飴 トレッキングポール 膝サポートテープ

感想

日本で2番目に高い山に登りました。
広河原の登山口から見える山頂は周囲の山体に囲まれているためか、実際より遠く高く感じられました。
白根御池分岐を過ぎるといきなり急登が始まります。それから白根御池小屋まで岩の寝や岩場を一つ一つゆっくり呼吸しペースを保ちながら進みました。予想以上に辛かったので、第一ベンチで早くも小休止してゼリー飲料を補給しました。ザックをベンチにおろしたときホルダーに入れていたミネラルウォーターのペットボトルがすっぽりと抜け、そのまま斜面に転がりあっという間に見えなくなりました。落ちた先が登山道でなくて事故につながら買ったのはいいですが、回収不能なゴミを作ってしましました。また、これからの貴重な飲料水。もう一本あるにせよ、どこか意識の上で余裕がなくなり、以後の水分補給が控えめになったかもしれません。
白根御池小屋前で小休憩。ここから右俣と草スベリの2つのコースがありますが、登山者が多そうな草スベリを選びました。草木覆われたしっかりした道でしたが、とにかく傾斜が急です。広河原から白根御池小屋までの登りが準備運動みたいなモノだったかと思うぐらいきつい道でした。とにかく歩幅を小さくペースを一定に保つことを意識がけました。しかし、大岩や木の根など足を上げないといけない個所も多くあり、一か所超えるごとに少しずつ体力が削られるようでした。
同じルートを歩く人がかなりいて、追い越したり、追い越されたりする際に声を掛け合うことで、幾分気持ちが和みますね。道脇の草花が健気で可愛らしく、見ていると癒されるよう、と言いたいところですが、そんな気休めで目前の急登がなくなるわけはありません。ただただ、足を上げ前に進むのみ、これが山行の醍醐味です。
分岐点からは尾根道となり、幾分傾斜はなだらかになりましたが、ここまでの疲労がたまり、傾斜の緩やかな登りも身体に応えます。自分の軟弱さを思い知らされます。
尾根道にも岩場はありした。すでに疲れていましたが、今日の最後の試練と言い聞かせて、岩に取り掛かりました。
北岳肩ノ小屋では、宿泊手続きのあと、身体を休めました。小屋前のテーブルでは、何グループか夕飯前に宴席やおやつタイムを楽しんでいました。私も残った朝食弁当を取ろうとしましたが、全くのどを通りません。無理やり押し込もうとすると嘔吐しそうになります。少しだけ食べてゼリー飲料を飲みました。
1時間ほど休憩し、深呼吸を繰り返しているといくらか体力が回復したようだったので、空身で山頂に向かいました。小屋の裏側から山頂までは本格的な岩場が続きます。道は険しいですが、要所の印や鎖を辿りながら歩けばそれほど危険なところはありませんでした。途中で北岳山荘に向かう韓国人グループがいました。ペースはそれ程早くはなく、休み休みですが、楽しみながら歩いているようでした。逞しいです。
岩場をいくつか越えると、岩稜の上に細長い針のようなモノが座刺さっているのが見えました。周囲には数人の人がおり、山頂だと分かりました。
山頂は細長い平地となっており、山頂標識の前には地蔵もありました。無事登頂できたことに感謝し、賽銭しました。三等三角点があります。山頂標識と二番目のサインで記念撮影しました。
のんびり景色でも眺めながら高地順応したかったのですが、周囲の雲行きが怪しくなってきたので、肩ノ小屋に戻りました。途中、すれ違った韓国人夫婦はご主人が奥さんのザックを前に背負っていました。
小屋に戻ると周辺から雷鳴がありました。天気アプリの雨雲レーダーを確認すると、北岳の周りが真っ赤。周囲の積乱雲に囲まれていました。
仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳の上には灰色の雲があり、時折、雷の閃光も見えました。
夕食は肉炒め定食でしたが、食欲がなくて、3分の1ほど残しました。
寝室は2段構造になっていて、私は上段でした。
翌朝は4時半ごろ起床しました。まだ日が明けていませんが、すでに出発している方もおり、山頂への道には明かりが点在していました。
準備をしているうちに周囲が明るくなったので、上り始めました。昨日と違ってザックを背負っていますが、山頂までは順調に進みました。雲から出た富士山の山頂を眺めて記念撮影。

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2/5
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利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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