白峰三山逆走でのんびり出来たよテント2泊

2015年07月24日(金) 〜 2015年07月26日(日)

• GPS: 18:52
• 距離: 33.4km
• 登り: 4,039m
• 下り: 3,345m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:53

5:19 奈良田駐車場
5:36 5:36 奈良田ゲート
8:34 8:38 大門沢小屋
11:33 11:39 大門沢分岐
12:27 12:49 農鳥岳
13:23 13:24 西農鳥岳
14:03 14:09 農鳥小屋
14:12 宿泊地

2日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 1:46
• 合計: 5:44

6:42 宿泊地
8:03 8:18 間ノ岳
9:07 9:10 中白根山
9:30 10:10 北岳山荘
10:32 10:34 トラバースルート分岐
10:45 10:52 吊尾根分岐
11:02 11:35 北岳
11:46 11:51 吊尾根分岐
12:11 12:12 トラバースルート分岐
12:26 北岳山荘

3日目

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:05

6:37 北岳山荘
6:56 6:56 トラバースルート分岐
7:14 7:29 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
7:41 7:42 八本歯のコル
9:00 9:01 二俣
10:11 10:11 白根御池分岐
10:18 10:23 広河原山荘
10:23 10:27 広河原・吊り橋分岐
10:29 10:40 広河原インフォメーションセンター
10:42 ゴール地点

天候

1日目：曇り時々晴れ（夜、西からの強風）
2日目：晴れ時々曇り（朝から西からの強風）
3日目：晴れ（西からの強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第2駐車場：仮設トイレ2器あり

コース状況／危険箇所等

ルート上に残雪箇所なし。
大門沢小屋までのルート上で1カ所渡渉の際橋の無い箇所あり増水時には危険。

その他周辺情報

奈良田温泉

写真

7/24 5:21

奈良田第二駐車場から出て最初に渡る橋

7/24 5:21

駐車場に続々と入ってくる車、でも誰ひとり奈良田側から登る人なし。みなさん広河原へのバス待ちの様子。

7/24 5:23

だれか一人くらい同じ方向に歩いてくれれば心強いんだけど・・

7/24 5:34

しばらく県道を歩いて奈良田発電所の分岐に到着

7/24 5:34

自家用車が来れるのはここまで

7/24 5:38

県道からわかれてもしばらくは舗装された道が続く

7/24 5:55

途中こんな標識に登山届の箱もあり

7/24 6:02

歩いてきた方向から太陽さんも顔を出し始める。

7/24 6:10

ここから先は工事区間らしく迂回路へ、休憩するスペースも設けられているけど誰ひとりおらず。

7/24 6:13

迂回路を登って最初のつり橋、頑丈で立派なのであまり揺れない

7/24 6:19

砂防ダムの工事かな？

7/24 6:25

その先にも迂回路が、昔の登山道が崩落した為の迂回路なのか？

7/24 6:31

迂回路を登り切って少し下ると、発電所の取水口に出る。
写真奥の建物横に仮設トイレがあったけど使っても良いのかは不明？

7/24 6:32

取水口のすぐ先につり橋、ここのつり橋はよく揺れるから慎重に渡る。

7/24 7:01

最初の渡渉は、木橋もないので増水時は危険かも。
その後の渡渉は、木橋が渡してあるから少し安心。

7/24 7:03

ただし濡れてるので滑りやすいから慎重に渡る。

7/24 7:19

沢から少し離れるとうっそうとした樹林帯を歩くことも

7/24 7:55

登山道が川になってるところも

7/24 8:03

大門沢小屋までもう少し

7/24 8:07

滑りやすいから慎重に

7/24 8:16

小屋に至るまでの最後の木橋

7/24 8:21

大門沢小屋に到着、小屋番の方2名以外だれも登山客はおらず。

7/24 8:21

富士山の眺めがいい、テント場からも良い眺めと思われる。

7/24 8:44

小屋で大門沢小屋のバッジと水を補給させてもらいいざ稜線へ向けて

7/24 8:51

さらに沢をわたる

7/24 8:59

こんな事になってる橋も、ここは木橋は使わず横の石を渡る。

7/24 9:13

クルマユリ

7/24 9:21

大門沢小屋の方向、だいぶ雲が出てきた。

7/24 9:21

ん~あんまり稜線に近づいた感じがしない

7/24 9:31

心折れそうな時は、花でも撮影しながら

7/24 9:35

こんなとこに少しだけニッコウキスゲが咲いてた。

7/24 11:11

登っても登っても急登は続く。

7/24 11:36

大門沢への降下点にある鐘付きの黄色いタワー
稜線上には出たけどもすっかりガスガス

7/24 11:51

目指す最初のピーク、農鳥岳はあの先

7/24 12:11

農鳥岳まであと少し

7/24 12:37

農鳥岳山頂より西農鳥岳、ここまで来ると北岳方向からくる方々と頻繁にすれ違うようになる。

7/24 12:38

もうじきまわりの雲がとれて農鳥岳山頂

7/24 12:38

農鳥岳山頂の標識はおなじみの団子4兄弟

7/24 13:00

次のピーク西農鳥岳へ

7/24 13:00

塩見岳は照れ屋なのかなかなか雲がのいてくれない。

7/24 13:07

西農鳥までは、一部、岩稜箇所も

7/24 13:19

縦走してる感たっぷりの稜線

7/24 13:20

あとひとふんばりで山頂

7/24 13:23

農鳥岳から歩いてきた道のり

7/24 13:25

西農鳥山頂手前、向こう側に間ノ岳、農鳥小屋が見える

7/24 13:31

西農鳥岳からのパノラマびゅー

7/24 13:35

農鳥小屋への下り道

7/24 13:37

間ノ岳をバックに記念撮影

7/24 13:39

農鳥小屋までの下り途中でライチョウ親子と遭遇。この時期は子育て中だから特に癒されます。

7/24 13:57

あと少しで本日の宿泊地

7/24 15:23

有名な農鳥小屋のおじさん、15時過ぎて到着すると怒られるらしいけど今回はなんとか14時台に到着。無事テント設営

7/24 15:26

小屋でバッジ2種類とテント場の受付（1000円）を済ませる。水場は無いとのことで小屋の水を1Lは無償で分けてもらえる、それ以上は100円/ℓ、ただし雨水なのでいろんなものが浮いていてとても飲めなかった。

7/24 15:38

結局この日のテント場は、自分一人ぽつーん。

7/24 20:28

よる、甲府の夜景がきれい

7/25 4:41

晩は特に西風が強く、テントが持ってかれそうな突風にも何度か襲われた。そして夜明けテント場独り、ご来光を待つ

7/25 5:01

サイコーのひと時

7/25 6:50

2日目は、北岳山荘のテント場までなのでのんびり出発。
農鳥小屋のおじさんからは”まだいたのか〜”って怒られたけど（笑）、でも愛のあるお言葉をたくさんいただきました。

7/25 7:08

相変わらず西風が強い

7/25 7:08

間ノ岳への登り、昨日広河原から登った方達何組かとすれ違う

7/25 7:39

昨日、顔を出してくれなかった塩見岳もバッチリ見える

7/25 7:55

間ノ岳山頂直下、北岳側の展望が開ける。

7/25 8:04

国内標高No3に到着、山頂は本日最強の西風

7/25 8:21

山頂は西風強く寒すぎるのであまり長居せず北岳山荘へ

7/25 8:21

ただし昨日と違って展望はバッチリ

7/25 8:50

ケルン

7/25 8:50

間ノ岳と北岳の間にある中白峰山のピークへ

7/25 8:58

小屋のテント場の混み具合が気になる

7/25 8:59

下ってきた道から間ノ岳を見上げる

7/25 9:06

間ノ岳、土台のデカイ山です。

7/25 9:08

中白峰山到着、早々に小屋へ移動

7/25 9:09

サイコーの下り

7/25 9:27

今朝広河原から登ってくるたくさんのテン泊者が到着する前には余裕で到着出来た。

7/25 9:30

山荘到着、バッジ2種類にテント場の受付（800円）を済ませる。

7/25 10:08

良い場所が取れました。

7/25 10:09

荷軽になって早速北岳へ出発。

7/25 10:13

間ノ岳側からの北岳は初めて

7/25 10:23

7/25 10:24

7/25 10:27

7/25 10:28

7/25 10:35

特に危険なところもなくただひたすら登るのみ

7/25 10:48

時間も気にせず、荷軽だから足取りも軽いです。

7/25 10:49

ミヤマオダマキ

7/25 10:54

7/25 10:55

7/25 10:55

夏山〜って感じです。

7/25 11:06

国内標高No2に到着。北岳看板が新しくなってる。

7/25 11:18

靴を脱いで富士山眺めながらのんびりチョコパンをほおばる。

7/25 11:34

7/25 11:37

7/25 11:38

ヨツバシオガマ

7/25 11:53

7/25 12:03

テント場のある山荘までは、明日通るトラバース道を利用。なかなか高度感のあるルートです。

7/25 12:06

7/25 12:22

7/25 12:23

ハクサンイチゲ

7/25 12:25

テント場へ戻ってきました。

7/25 16:53

本日のテント場、昨日とうって変わって満員御礼

7/25 18:38

夕暮れの富士山

7/25 18:55

夕焼けの北岳

7/26 4:29

夜明け、テントからの富士山。ブレンディーが何倍もうまく感じる。

7/26 4:59

国内Top3の共演。絶景です。

7/26 6:43

今日ものんびりテント場を出発。

7/26 6:43

絶景を目に焼きつけながらトラバース道をのんびり

7/26 6:52

またきま〜す。

7/26 7:05

昨日歩いて見たトラバース道を渡って

7/26 7:07

7/26 7:07

見た目ほど危険度はない。

7/26 7:14

7/26 7:14

7/26 7:24

八本歯のコルへ向けての下り

7/26 7:24

北岳バットレスを横目に下ります。今日はバットレスを登ってる人も何人か見えました。

7/26 7:25

今日のゴール、広河原の方角、鳳凰三山もみごと

7/26 7:39

コルへの道のり

7/26 7:42

八本歯のコル

7/26 7:51

急な下りが続きます。

7/26 8:17

今年は雪解けが早いようで雪渓を歩くことは有りませんでした。

7/26 8:29

これから登ってく人もたくさんいます。

7/26 8:48

地味に長いです。

7/26 9:21

大樺沢第一の橋

7/26 9:46

2つ目の橋で水浴び、下山前にクールダウン

7/26 9:54

7/26 9:56

シモツケソウ

7/26 10:24

広河原山荘まで下りてきました。

7/26 10:24

山荘で水を補給して

7/26 10:25

山荘で買ったクーリッシュをチューチューしながら

7/26 10:26

気持ちいい野呂川の風で涼みつつバスターミナルへ

7/26 10:32

奈良田までのバス、11時10分出発の便があったのでそんなにまたずに済みました。奈良田の駐車場には12時前に到着。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

ザック60ℓ(1) ザックカバー(1) ザック60ℓ ザックカバー ストック レインウェア上下 アタックザック ウェットティッシュ ゴミ用買い物袋 単行本 地図 プラティパス２L トイレットペーパー カップ テント テントマット アルミシート シュラフ シュラフシート ガスバーナ ガスタンク フライパン 鍋 スポーク 着替え 食糧 飲料水 ヘッドライト 熊鈴 スマホ用充電セット

感想

idetti

梅雨があけていよいよテント泊山行に行ってきました。
最初は南アルプス！まだ登って無かった間岳を中心にどのルートで登るか前日まで迷いに迷った末結局、白根三山を縦走することに決定。
広河原から三山を縦走する人の割合が多い事はわかっていたから各テント場で良い場所が取れることを狙って奈良田から登る事を選択。

1日目：
平日にもかかわらず、駐車場に入ってくる車、登山者の数に驚くとともにその全員がみんな広河原行きのバス待ちだった事にはもっと驚き。前後に他の登山者がいない少しさみしい入山になった。
途中すれ違った方に今日農鳥小屋までいくんだったら15時までに入らないとこっぴどく怒られるよと早速有名な農鳥小屋のおじさん情報をいただく。
1泊目のテント場は、目標を農鳥小屋でと考えて大門沢小屋に付いた時点での元気度と時間で判断する事にしていた。結局小屋のおじさんのアドバイスと15時までに農鳥小屋に入れる可能性のある時間であったことから農鳥小屋を目指す事に決定。
大門沢小屋から大門沢降下点までの登りの斜度、長さにはもううんざりになる。
稜線に出てからしばらくガスの中を歩くが農鳥岳に着いた辺りから雲が取れ始めて展望が開ける。
無事14時台で小屋に到着、おじさんに怒られずに済む。
テント場は貸し切り状態。
夜になって西風が強くなりテントがずれる。

2日目：
ひとりテント場で美しいご来光に富士山の眺めを満喫する。
相変わらずの西風の強さ、間ノ岳の山頂が最も強く寒かった。

3日目：
広河原に到着してから30分ほどの待ち時間で奈良田へのバスに乗れた。
かなりいいタイミングで下山出来たと思う。