【北岳・間ノ岳・農鳥岳】白峰三山縦走

2015年07月29日(水) [日帰り]

• GPS: 11:36
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,715m
• 下り: 3,408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:59
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:26

6:44 広河原インフォメーションセンター
6:48 6:48 広河原山荘
6:54 6:54 白根御池分岐
7:58 8:05 白根御池小屋
8:47 8:49 草すべり分岐
8:54 8:54 小太郎尾根分岐
9:15 9:15 北岳肩ノ小屋
9:19 9:19 両俣分岐
9:33 9:48 北岳
9:58 9:58 吊尾根分岐
10:07 10:08 トラバースルート分岐
10:22 10:40 北岳山荘
11:06 11:07 中白根山
11:40 11:55 間ノ岳
12:42 12:52 農鳥小屋
13:35 13:38 西農鳥岳
13:58 14:09 農鳥岳
14:35 14:35 大門沢分岐
16:02 16:06 大門沢小屋
17:56 17:56 奈良田ゲート
18:10 18:10 奈良田駐車場
18:10 奈良田バス停

休憩は多めに取りました。

天候

濃霧　午後から回復

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田温泉までマイカー使用。国道52号分岐以降、おもった以上に距離があり
アクセスがけっこう大変です。

奈良田駐車場より、広河原行きのバスを利用。
時刻や運賃は以下を参照。
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2015hirogawara.htm

当日は平日なのでバスは1台でした。
増便があるかどうかはこちらで知る方法はありません。
人数によっては乗れない可能性があります。要注意。
乗れなかった場合ピストン輸送となりますが、
2時間近くの遅れになるかと思われます。

先着順です。当日は4：30-5：00頃から並び始めました。遅れたくない方は
早めに並んだほうがよいとおもいます。
第二駐車場に停めたとしても、第一駐車場まで歩くことをお勧めします。
(5分程度です)
第一→第二と停まるので第二で乗れない可能性あり。
狭い山道を運行するのでかなり揺れます。そして限界まで押し込まれますので
車酔いする方は注意されたし。
(実際酔っている方が何名かいました)

※バスに関してはAIKENさんのレコを参考にさせて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。

コース状況／危険箇所等

■広河原-白根御池小屋まで
大樺沢と比べると急登です。よく整備されていて傾斜の割には安全に感じました。

■草スベリ-肩の小屋まで
今回は草スベリコースを選びました。
高山植物が左俣コースに比べると豊富で、花を楽しみたい、または周りの景色が望めない場合などはこちらをオススメします。
逆に道は単調です。バリエーション豊かな八本歯のコルとは対照的。
草で道が見えず急登に感じますが、実際はつづら折りで、
おもったほどではありません。小太郎尾根分岐付近より風が強くなってきます。

■肩の小屋-北岳山頂
岩稜帯ですが、危険はさほど感じません。ポールはしまったほうがよさそう。

■北岳山頂-北岳山荘
山と高原地図では「危」マークが記されていますが、この時期で危険を感じる個所はありませんでした。

■北岳山荘-間ノ岳
緩いトラバース、稜線歩きです。300mほど標高を上げます。
特に危険はありません。

■間ノ岳-農鳥小屋
最初の下り、道がザレています。

■農鳥小屋-農鳥岳
道が全体的に荒れ気味です。浮石多い。ザレ場、三点支持がいる場所も少し。

■大門沢下降点-大門沢小屋
長い下りです。急な場所も多く、荒れ気味です。
降雨後の場合は特に滑りやすくなっているので注意です。
(自分も数回滑りました)
いくつか丸太の橋を渡るのですが、最初の橋は歪んでいるので注意されたし。

■大門沢小屋-奈良田まで
上記より傾斜は緩くなりますが、長い下りが続きます。丸太橋もいくつか。
バス停まで約10km　林道を出てからも4.5kmほど歩きます。飽きる。

その他周辺情報

奈良田の温泉はどこも時間的に厳しかったので、帰り道の延命の湯＠820
北杜市さん高いわー

写真

7/29 4:58

奈良田第一バス停。5：00ですがもう並び始めています。

7/29 4:58

第一駐車場。4：30到着で若干空いていました。休日は無理そうです。

7/29 6:43

広河原に着きました。んーガスっとるねぇ！

7/29 6:43

八本歯　

7/29 6:43

もう戻る方法はない。進まねば！

7/29 7:55

1時間弱で白根御池小屋に。水は少しだけしか持ってきていないのでここで補充。

7/29 7:55

ゴクリ…まだ早い、まだ早い！

7/29 7:56

おいけ

7/29 7:57

ぶんき

7/29 8:01

草スベリ。滑るような個所は特にないのでご安心を。

7/29 8:04

センジュガンビ

7/29 8:04

タカネグンナイフウロ
たくさん咲いています。

7/29 8:04

マルバダケブキ

7/29 8:04

剥げかけイブキトラノオ

7/29 8:04

シモツケソウ　のつぼみ

7/29 8:05

シナノキンバイ

7/29 8:06

BANANA
ではなくイワオウギ

7/29 8:10

ミヤマハナシノブ

7/29 8:29

タカネナデシコ

7/29 8:29

チシマギキョウ

7/29 8:51

ハクサンイチゲ

7/29 8:51

ミヤマキンポウゲ

7/29 8:51

花くらいしか、楽しみが無いんやで

7/29 8:59

ミヤマアキノキリンソウ

7/29 8:59

イワツメグサ

7/29 9:07

唐突にイワヒバリ

7/29 9:10

肩の小屋に着きました。
今回はスルーします。

7/29 9:11

北岳の肩。英語で読むとKitadake of shoulder
だからなんだ。

7/29 9:23

しかし大して寒くはないです。
それでも暑くもなく。ある意味登山日和。

7/29 9:32

北岳着きました。今回も残念なことに何も見えません。

7/29 9:44

三角点　白根岳と書いてあります。白根岳なんてシラネ

7/29 9:46

団体さんが到着したので立ち去ります。

7/29 10:10

癒しです

7/29 10:14

間ノ岳方面。見えませんねー。日が当たっている所もあるのに。

7/29 10:24

北岳山荘に到着です。

7/29 10:31

ここで多めに水補充。
想定以上に腹が減っていたので急きょカップラを買いました。

7/29 10:42

では出発。ありがとうございました！

7/29 10:50

イヤー素敵な稜線だなぁー！

7/29 11:02

中白峰山です。一応3000峰なんやで。

7/29 11:06

ズンドコ進みます。

7/29 11:38

間ノ岳到着です！

7/29 11:38

三角点　相ノ岳と書いてあります。

7/29 11:39

撮っていただきました。

7/29 11:54

団体さんが来たので進みます。

7/29 12:04

下っていきます。足場がザレ気味です。農鳥親父に見られているかもしれないと思うと何故か緊張。

7/29 12:17

視界が開けてきました！と、同時に農鳥小屋が！

7/29 12:16

これぞファインピクスS1真骨頂！50倍ズーム！親父を逆スナイプするぜ！って…おりません。残念。

7/29 12:21

しかし素敵な稜線です。

7/29 12:35

農鳥岳が見えてきました！テンションアップ！

7/29 12:36

小高い丘に農鳥小屋です。ちょっと悪のアジトっぽい。

7/29 12:39

ウ　　ケ　　ケ　　ケ

7/29 12:39

かっこいいですねー

7/29 12:40

振り返ると…ガスに覆われていた間ノ岳が！感動の瞬間。

7/29 12:46

写真を撮らせていただきました。

7/29 12:46

農「あんたどこまで？」俺「農鳥越えて大門沢下ります」農(全身を見て)「まぁーいいだろうけど、もう大きく休む時間はないからな。急げよ」

7/29 12:52

半ば強引に追い出されてしまったwww
仕方ない、まずは西農鳥岳へ。

7/29 13:02

見下ろします。いやー素晴らしい！

7/29 13:14

登山道のど真ん中にライチョウ出現

7/29 13:16

何を思っているのか…

7/29 13:17

かわいいじゃないか！

7/29 13:17

増えてきました

7/29 13:18

雛のアップ

7/29 13:21

西農鳥岳が見えてきました。

7/29 13:24

最後の登り。

7/29 13:26

到着しました！

7/29 13:32

農鳥岳を目指します。
素敵な稜線にメロメロン。

7/29 13:24

山頂をズーム。人がいますね。

7/29 13:42

塩見の方角は残念。

7/29 13:42

あー幸せです。

7/29 13:45

STOP！イワヒバリ君

7/29 13:48

写真を撮りまくってこの辺はペースダウン。

7/29 13:49

吸い込まれそうになります。

7/29 13:56

農鳥岳、到着です！

7/29 13:56

撮っていただきました。

7/29 14:02

農鳥岳から見た間ノ岳。

7/29 14:02

西農鳥岳

7/29 14:05

三角点

7/29 14:05

たて笛を吹いている方がいました。癒されます。

7/29 14:16

大門沢下降点が見えてきました。

7/29 14:26

農鳥岳を見上げます。さようなら！

7/29 14:31

下降点の鐘。

7/29 15:27

キタダケトリカブト

7/29 15:42

延々と下降します。橋その1
崩落気味で危険です。

7/29 15:49

その2
安全です

7/29 16:08

大門沢小屋です。
年期入ってますね。ジュースがペットボトルなくて残念。

7/29 16:11

下ります。橋その3

7/29 16:19

その4

7/29 17:05

その5

7/29 17:18

橋すらねぇ。

7/29 17:22

文明を感じます！

7/29 17:22

うわめっちゃ揺れる！傾くし！気を付けてください。

7/29 17:25

通常の道は使えないので迂回します。

7/29 17:25

案内はしっかりしており問題はありません。

7/29 17:36

林道をに出ました！
が…あと4km弱あります。

7/29 17:53

発電所まで戻ってきました！

7/29 17:53

楽しい旅をありがとう！

7/29 18:04

最後の橋

7/29 18:04

第二駐車場が見えます。

7/29 18:15

無時帰ってきました。お疲れ様でした！

撮影機器：

FinePix S1 富士フイルム

GALAXY S5 ACTIVE SC-02G サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 カメラ ポール

感想

also

先週に北岳に行ってきたばかりだが、眺望は残念な結果に…
なのでどうしても、もう一回行きたい衝動に駆られておりました。
最近は日帰りで白峰三山をされている方が多いようなので、今回行ってきました。
何とか2時間弱程睡眠がとれ、準備は寝る前に終わっていたので急いで奈良田へ
向かいます。…が何とも遠いところでした。

結果としては北岳、間ノ岳は前回以下の眺望。ガスにすっかり覆われていました。
これも修行か…と諦めて農鳥岳に下ったあたりから、徐々にガスがなくなり、
農鳥小屋に着いた頃には間ノ岳、農鳥岳が見えるほどに回復してくれました。
核心部の農鳥小屋ではオヤジには何とか怒られずに？済みました。

チラッと全身を見て「まぁ大丈夫だろう。しかしトレイルランのやつらは地図も読めないし、天気も読めないからな」
(トレイルランナーじゃないんだけどな…)
「もう大きく休憩している時間はない。いつ雷雨になってもおかしくない。降ったら増水して帰れなくなるぞ」
と激励して頂き強引に追い出されてしまう形になってしまいましたw

農鳥小屋からは天候もそこそこ回復し、短いながらも大門沢下降点まで
至福の稜線歩きを堪能できました。
いやー本当に幸せでした！
そこからの下りが何とも長く大変でしたが。

しかし今度は晴天の時に訪れたいものです。

コメント

AIKEN

二週連続おつかれさまでした！
はじめまして also さん！ AIKENと申します。
二週連続の北岳。そして白峰三山縦走おつかれさまでしたっ！
奈良田からのバスの運行状況が少しお役にたったようでなによりです。平日組のためにも、もう少し始発の便を増やしていただいたり、期間を延ばして頂ければなぁと思ってしまいますよね。あわよくば始発早めてもらえれば、もっとゆとりある縦走ができるのにと思います(汗)

自分も登山一周年のときに剱岳(早月尾根)を記念に歩きました！憧れの山やルートがもしかして似ているのかも？と勝手に親近感をもたせて頂いております！

後半はガスもとれた中での縦走で良かったですね！今度は晴れの北岳を願って、農鳥オヤジさんにも また果敢に会いに行きましょう！！

also

Re: 二週連続おつかれさまでした！
AIKENさんこんにちは。コメントありがとうございます。

今回はAIKENさんのレコが大変参考になりました。ありがとうございます。
何とか後半は天候が良くなってくれて助かりました。
下界とは隔絶された感じがとてもよかったです。何度でも行きたいと思いました！
おやっさんは意外と愛想がよくイメージと異なりました。
南ア周辺のバスは平日厳しいですね。今の時期はまだマシですが
繁忙期を過ぎるとかなり遅い時間になりますし…

同じような時期に剱岳登っているのですね！自分はボロクソな結果でしたけども…(笑
正直リベンジに行きたいところです。
確かに好きな山やルートは似ているかもしれません。
八ヶ岳日帰り縦走もしてみたいですし。
たしかに親近感があるかも。

せっかくですのでフォローさせてください。