1日目。
上高地BTに午前6時に到着。河童橋まで行き穂高岳を眺める。
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1日目。
上高地BTに午前6時に到着。河童橋まで行き穂高岳を眺める。
西穂高岳に朝日が差し始める。
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西穂高岳に朝日が差し始める。
河童橋から焼岳を見る。今日はまずまずの空模様のようだ。河畔のベンチで簡単な朝食をとってから6時25分に出発する。
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河童橋から焼岳を見る。今日はまずまずの空模様のようだ。河畔のベンチで簡単な朝食をとってから6時25分に出発する。
7時に明神を通過。まだ日が差ささず朝の冷気に包まれた道を徳沢を目指して歩いて行く。
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7時に明神を通過。まだ日が差ささず朝の冷気に包まれた道を徳沢を目指して歩いて行く。
梓川の河畔遠くに紅葉した木々が朝日に輝いているのが見えた。
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梓川の河畔遠くに紅葉した木々が朝日に輝いているのが見えた。
7時45分徳沢に到着。今年の紅葉は今一つ鮮やかさに欠けるようです。
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7時45分徳沢に到着。今年の紅葉は今一つ鮮やかさに欠けるようです。
徳沢の近くから昨年登った屏風ノコルを見上げる。
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徳沢の近くから昨年登った屏風ノコルを見上げる。
新村橋の前を通過。
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新村橋の前を通過。
横尾に向かう途中で前穂高北尾根を仰ぎ見る。来る度に同じところで写真を撮るが、季節は同じでも天候によってその表情は様々です。
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横尾に向かう途中で前穂高北尾根を仰ぎ見る。来る度に同じところで写真を撮るが、季節は同じでも天候によってその表情は様々です。
横尾に近づいてくると、横尾谷の奥に横尾尾根が見えてくる。明日はあの尾根を下る予定です。
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横尾に近づいてくると、横尾谷の奥に横尾尾根が見えてくる。明日はあの尾根を下る予定です。
8時40分に横尾に到着。ここまで休みなしで来たので小休止をとる。まだ人影は疎らだった。
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8時40分に横尾に到着。ここまで休みなしで来たので小休止をとる。まだ人影は疎らだった。
横尾の吊橋から前穂高を眺める。
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横尾の吊橋から前穂高を眺める。
横尾谷に通じる吊橋を左に見て槍沢を目指す。右は蝶ヶ岳への道。
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横尾谷に通じる吊橋を左に見て槍沢を目指す。右は蝶ヶ岳への道。
横尾からは変化の少ない道が続くため気が緩んで眠気に襲われた。しかしほどなく槍見河原に着き、そこから槍の穂先を見て気持ちも引き締まる。
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横尾からは変化の少ない道が続くため気が緩んで眠気に襲われた。しかしほどなく槍見河原に着き、そこから槍の穂先を見て気持ちも引き締まる。
槍見河原から10分ほどで一ノ俣を過ぎる。
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槍見河原から10分ほどで一ノ俣を過ぎる。
更に10分ほどで二ノ俣に着く。写真は二ノ俣から沢沿いに少し登ったところ。
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更に10分ほどで二ノ俣に着く。写真は二ノ俣から沢沿いに少し登ったところ。
沢に沿ってしばらく歩いて行くと道の脇に小さな物置のようなものがあった。よく見ると水力発電と書いてあった。
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沢に沿ってしばらく歩いて行くと道の脇に小さな物置のようなものがあった。よく見ると水力発電と書いてあった。
10時15分、槍沢ロッジに着き小屋の前のベンチで一休みする。
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10時15分、槍沢ロッジに着き小屋の前のベンチで一休みする。
小屋のそばの広場からは槍の穂先が見えた。
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小屋のそばの広場からは槍の穂先が見えた。
小屋の対岸の山肌は紅葉の盛り。
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小屋の対岸の山肌は紅葉の盛り。
槍沢ロッジから少し登って行くと右手に槍見と書かれた岩があった。その岩の上方には槍と見間違えるカブト岩がドーンと聳えていた。
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槍沢ロッジから少し登って行くと右手に槍見と書かれた岩があった。その岩の上方には槍と見間違えるカブト岩がドーンと聳えていた。
その少し先からは、またまた槍ヶ岳を望むことが出来た。
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その少し先からは、またまた槍ヶ岳を望むことが出来た。
槍沢ロッジから30分でババ平に着く。このあたりから視界が開けて槍沢のU字谷の様子ががよく分かる。標高は1987m。正面には東鎌尾根が連なる。
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槍沢ロッジから30分でババ平に着く。このあたりから視界が開けて槍沢のU字谷の様子ががよく分かる。標高は1987m。正面には東鎌尾根が連なる。
槍沢の左岸にそって登って行く。写真は五郎沢付近。
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槍沢の左岸にそって登って行く。写真は五郎沢付近。
ババ平から30分ほどで大曲に着く。標高2094m。ここから東鎌尾根の水俣乗越までの道が分かれる。
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ババ平から30分ほどで大曲に着く。標高2094m。ここから東鎌尾根の水俣乗越までの道が分かれる。
大曲から少し登ったところから槍沢を見上げる。正面は大喰岳から中岳に続く稜線。
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大曲から少し登ったところから槍沢を見上げる。正面は大喰岳から中岳に続く稜線。
大曲から1時間ほどで天狗原への分岐点に着く。標高は2348m。傾斜も徐々にきつくなってくる。
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大曲から1時間ほどで天狗原への分岐点に着く。標高は2348m。傾斜も徐々にきつくなってくる。
天狗原への分岐付近から槍沢を振り返り遠い昔の氷河に思いを馳せる。正面の台形の山は赤沢山。その左のピークは西岳。
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天狗原への分岐付近から槍沢を振り返り遠い昔の氷河に思いを馳せる。正面の台形の山は赤沢山。その左のピークは西岳。
天狗原への道を見る。槍沢の斜面をトラバースして続いている。明日はこちらから戻って来る予定です。
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天狗原への道を見る。槍沢の斜面をトラバースして続いている。明日はこちらから戻って来る予定です。
天狗原への分岐を過ぎるとつづら折りの道となる。分岐から1時間ほどかかってようやくグリーンバンドと呼ばれるハイマツ帯の上に出た。
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天狗原への分岐を過ぎるとつづら折りの道となる。分岐から1時間ほどかかってようやくグリーンバンドと呼ばれるハイマツ帯の上に出た。
槍ヶ岳までの道は岩の道だ。肩の小屋が見えているがなかなか近づかない。
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槍ヶ岳までの道は岩の道だ。肩の小屋が見えているがなかなか近づかない。
槍ヶ岳を開山した播隆上人が53日間修行したという播隆窟。ここからさらに傾斜の増した岩の道を1時間半近くも登って槍ノ肩に辿り着いた。
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槍ヶ岳を開山した播隆上人が53日間修行したという播隆窟。ここからさらに傾斜の増した岩の道を1時間半近くも登って槍ノ肩に辿り着いた。
肩ノ小屋に宿泊を申し込み、部屋で少し休んでから槍の穂先を登る。クサリや梯子が設けられているので特に危険なところはない。
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肩ノ小屋に宿泊を申し込み、部屋で少し休んでから槍の穂先を登る。クサリや梯子が設けられているので特に危険なところはない。
頂上に着いたのは午後の4時頃。36年ぶりのことだったがあいにくのガスで展望は得られなかった。
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頂上に着いたのは午後の4時頃。36年ぶりのことだったがあいにくのガスで展望は得られなかった。
2日目。
夜はそれほどの冷え込みもなく快晴の夜明けを迎えた。5時半からの朝食を戴いてからご来光をみる。常念岳の真上からの日の出は6時を少し過ぎた頃だった。
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2日目。
夜はそれほどの冷え込みもなく快晴の夜明けを迎えた。5時半からの朝食を戴いてからご来光をみる。常念岳の真上からの日の出は6時を少し過ぎた頃だった。
槍ノ肩からは裏銀座の山々を始めとして、黒部五郎、薬師、水晶、立山、後立山など北アルプス中北部の山並みの大展望が得られた。
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槍ノ肩からは裏銀座の山々を始めとして、黒部五郎、薬師、水晶、立山、後立山など北アルプス中北部の山並みの大展望が得られた。
立山遠望(手前は野口五郎岳)
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立山遠望(手前は野口五郎岳)
後立山遠望(白馬、五竜、鹿島槍、爺、針ノ木、蓮華の山々)
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後立山遠望(白馬、五竜、鹿島槍、爺、針ノ木、蓮華の山々)
槍ヶ岳と一晩お世話になった槍ノ肩の小屋。小屋の宿泊客は10数名で、他に自炊客が何人かと外国人の登山隊が8人だった。
小屋にお別れをして、6時15分に3000mの稜線の縦走を開始。
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槍ヶ岳と一晩お世話になった槍ノ肩の小屋。小屋の宿泊客は10数名で、他に自炊客が何人かと外国人の登山隊が8人だった。
小屋にお別れをして、6時15分に3000mの稜線の縦走を開始。
まずは大喰岳です。
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まずは大喰岳です。
飛騨乗越への下降点から大喰岳を見る。数日前に降った雪が残っている。
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飛騨乗越への下降点から大喰岳を見る。数日前に降った雪が残っている。
一下りで飛騨乗越に降り立つ。
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一下りで飛騨乗越に降り立つ。
100m足らずの高度差を登って辿り着いた大喰岳の山頂一帯にはいくつもの小さなピークがあり、どれが本当の山頂かは分からず終いだった。
穂高の全容を見るために一番南のピークまで来て撮ったものが上の写真。穂高の前の山は中岳。
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100m足らずの高度差を登って辿り着いた大喰岳の山頂一帯にはいくつもの小さなピークがあり、どれが本当の山頂かは分からず終いだった。
穂高の全容を見るために一番南のピークまで来て撮ったものが上の写真。穂高の前の山は中岳。
大喰岳の山頂から見た笠ヶ岳。その山腹には槍・穂高の影が映っている。
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大喰岳の山頂から見た笠ヶ岳。その山腹には槍・穂高の影が映っている。
焼岳、乗鞍岳、御嶽山
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焼岳、乗鞍岳、御嶽山
大喰岳を下って次は中岳を登る。
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大喰岳を下って次は中岳を登る。
中岳の頂上直下には梯子がかけられている。登っているのは外国人登山隊の一人。
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中岳の頂上直下には梯子がかけられている。登っているのは外国人登山隊の一人。
中岳から大喰岳と槍ヶ岳を振り返る。
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中岳から大喰岳と槍ヶ岳を振り返る。
中岳の下りから見た穂高連峰。
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中岳の下りから見た穂高連峰。
中岳からの笠ヶ岳。独立峰のような立派な山容をしている。
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中岳からの笠ヶ岳。独立峰のような立派な山容をしている。
大きな岩がゴロゴロした道を下って鞍部に着き中岳を振り返る。
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大きな岩がゴロゴロした道を下って鞍部に着き中岳を振り返る。
鞍部から緩く登って着いたところは2986mピーク。 中岳と南岳の中間地点。
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鞍部から緩く登って着いたところは2986mピーク。 中岳と南岳の中間地点。
2986mピークから中岳、大喰岳、槍ヶ岳を振り返る。
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2986mピークから中岳、大喰岳、槍ヶ岳を振り返る。
南岳(中央)を目指して3000mの稜線を行く。
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南岳(中央)を目指して3000mの稜線を行く。
やがてごつごつした岩の道になる。
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やがてごつごつした岩の道になる。
このあたりは全体的には起伏の少ない稜線だが、一箇所だけちょっとした岩場がある。
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このあたりは全体的には起伏の少ない稜線だが、一箇所だけちょっとした岩場がある。
この岩の壁面を横切るのだが、あまり高度感もなく難なく通過。
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この岩の壁面を横切るのだが、あまり高度感もなく難なく通過。
ほどなく天狗原への分岐点に着いたが、大キレットや穂高を間近に見るためにそのまま南岳に向かう。右のピークが南岳。
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ほどなく天狗原への分岐点に着いたが、大キレットや穂高を間近に見るためにそのまま南岳に向かう。右のピークが南岳。
南岳へ緩やかに登って行く。
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南岳へ緩やかに登って行く。
分岐点から15分ほどで南岳の山頂に到着。時刻は8時5分。
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分岐点から15分ほどで南岳の山頂に到着。時刻は8時5分。
南岳から見た穂高連峰。直下の小屋は南岳小屋だが既に営業は終了していた。
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南岳から見た穂高連峰。直下の小屋は南岳小屋だが既に営業は終了していた。
南岳から槍ヶ岳方面を振り返る。
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南岳から槍ヶ岳方面を振り返る。
南岳からの笠ヶ岳。左遠くには白山も見える。
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南岳からの笠ヶ岳。左遠くには白山も見える。
南岳小屋の近くの獅子鼻から穂高連峰を見る。身震いするような圧倒的なスケールです。
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南岳小屋の近くの獅子鼻から穂高連峰を見る。身震いするような圧倒的なスケールです。
長谷川ピーク。長谷川とは滑落した人の名前らしい。
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長谷川ピーク。長谷川とは滑落した人の名前らしい。
大キレットカールを見下ろす。その先には屏風ノ頭が見える。
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大キレットカールを見下ろす。その先には屏風ノ頭が見える。
獅子鼻・天狗岩からの穂高連峰。使い古した言葉ですがまさに岩の殿堂です。
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獅子鼻・天狗岩からの穂高連峰。使い古した言葉ですがまさに岩の殿堂です。
獅子鼻からの南アルプスと富士山。
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獅子鼻からの南アルプスと富士山。
八ヶ岳と蓼科山。
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八ヶ岳と蓼科山。
霊峰白山
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霊峰白山
穂高の眺めを堪能して天狗原への分岐に戻る。9時に下降開始。
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穂高の眺めを堪能して天狗原への分岐に戻る。9時に下降開始。
分岐から氷河公園や天狗原を見下ろす。右端はこれから下る横尾尾根。大天井から常念にかけての山並みもよく見える。
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分岐から氷河公園や天狗原を見下ろす。右端はこれから下る横尾尾根。大天井から常念にかけての山並みもよく見える。
横尾尾根の下り始めはクサリが連続した険しい道が続く。
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横尾尾根の下り始めはクサリが連続した険しい道が続く。
そのあとには梯子が続く。
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そのあとには梯子が続く。
何とか尾根の最低点に辿り着く。
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何とか尾根の最低点に辿り着く。
大きな岩がゴロゴロした歩きにくい道を辿って天狗原を目指す。写真は振り返り見た横尾尾根。
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大きな岩がゴロゴロした歩きにくい道を辿って天狗原を目指す。写真は振り返り見た横尾尾根。
ようやく天狗池が見えてきた。
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ようやく天狗池が見えてきた。
分岐点から1時間弱で天狗池に到着。
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分岐点から1時間弱で天狗池に到着。
天狗池に映った逆さ槍。ところで天狗池の水源だが、どうやら湧水のようで、時々池の底からボコボコと湧き出ていた。
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天狗池に映った逆さ槍。ところで天狗池の水源だが、どうやら湧水のようで、時々池の底からボコボコと湧き出ていた。
休憩を兼ねて30分ほど景色を楽しんだあと帰途に着く。写真は振り返り見た天狗池。遠くには常念岳も見える。
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休憩を兼ねて30分ほど景色を楽しんだあと帰途に着く。写真は振り返り見た天狗池。遠くには常念岳も見える。
天狗池からの下りの途中で槍沢上部の全容を見る。グリーンバンドまでの苦しかった道やさらにその上の槍ノ肩までの急斜面の登りの辛かったことが思い出される。
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天狗池からの下りの途中で槍沢上部の全容を見る。グリーンバンドまでの苦しかった道やさらにその上の槍ノ肩までの急斜面の登りの辛かったことが思い出される。
レッドバンドを通過。しかし既にナナカマドの葉は散っていて、赤い実だけが僅かに残っていた。
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レッドバンドを通過。しかし既にナナカマドの葉は散っていて、赤い実だけが僅かに残っていた。
10時45分に槍ヶ岳からの道と合流する。あとは上高地目指してひたすら下るだけだ。
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10時45分に槍ヶ岳からの道と合流する。あとは上高地目指してひたすら下るだけだ。
12時15分に槍沢ロッジを通過。
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12時15分に槍沢ロッジを通過。
帰途、再び槍見河原から槍の穂先を眺める。
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帰途、再び槍見河原から槍の穂先を眺める。
輝く紅葉
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輝く紅葉
4時半ごろ河童橋に到着。さらに夕暮れの穂高を振り返りながらBTまで行き、5時過ぎの最終バスで沢渡に戻って今回の山歩きは無事終了した。
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4時半ごろ河童橋に到着。さらに夕暮れの穂高を振り返りながらBTまで行き、5時過ぎの最終バスで沢渡に戻って今回の山歩きは無事終了した。
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