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Yamareco

記録ID: 688859
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山・剱岳・大日岳 縦走

2015年07月30日(木) 〜 2015年08月01日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
22:34
距離
43.0km
登り
4,246m
下り
4,258m

コースタイム

1日目
山行
4:30
休憩
0:31
合計
5:01
9:10
84
スタート地点
10:34
10:36
57
11:33
11:47
18
12:05
12:08
3
12:11
12:12
8
12:20
12:31
100
2日目
山行
6:09
休憩
3:45
合計
9:54
4:42
4:46
21
5:07
5:14
33
5:47
5:56
10
6:06
6:11
24
6:35
6:48
3
6:51
7:05
15
7:20
7:53
9
8:02
8:17
7
カニの横バイ
8:24
8:25
16
8:41
8:42
7
8:49
8:56
33
9:29
9:33
17
9:50
9:52
24
10:16
11:54
44
12:38
12:49
57
13:46
13:47
21
14:08
雷鳥沢キャンプ場
3日目
山行
7:40
休憩
0:55
合計
8:35
4:04
23
雷鳥沢キャンプ場
4:27
11
4:38
28
5:06
11
5:17
85
6:42
6:43
7
6:50
10
7:00
7:17
7
7:24
7:29
6
7:35
7:38
82
9:00
9
9:09
28
9:37
11
9:48
34
11:26
19
11:45
12:01
16
12:17
12:30
9
12:39
ゴール地点
天候 1日目:曇りのち雨、2日目と3日目は快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢無料駐車場に駐車。
7月30日午前1時ごろはまだ少し空きがありました。
コース状況/
危険箇所等
一ノ越まではログがうまく取れていなかったため手書きです。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
無料駐車場。有料駐車場のすぐ下にあります。
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無料駐車場。有料駐車場のすぐ下にあります。
早朝から並びます
早朝から並びます
トロリーバス
ケーブルカー
ロープウェイ
もう1回トロリーバスに乗って室堂に到着
もう1回トロリーバスに乗って室堂に到着
何も見えません
玉殿の湧水を汲んで出発
玉殿の湧水を汲んで出発
周りはお花畑のようです。景色が見えなくても楽しめます。テガタチドリ。
周りはお花畑のようです。景色が見えなくても楽しめます。テガタチドリ。
チングルマ
チングルマの綿毛
チングルマの綿毛
こんな日だからこそ水玉アートも見れます。
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こんな日だからこそ水玉アートも見れます。
シナノキンバイ
コイワカガミ
イワツメグサが一面に咲いてます
イワツメグサが一面に咲いてます
舗装された石畳を進んでいきます
舗装された石畳を進んでいきます
浄土山との分岐。一ノ越を目指します。
浄土山との分岐。一ノ越を目指します。
途中何度か小雪渓を渡っていきます。
途中何度か小雪渓を渡っていきます。
一ノ越まではずっと石畳が続きます。
一ノ越まではずっと石畳が続きます。
一ノ越山荘に到着。
一ノ越山荘に到着。
昼食をいただきます。
昼食をいただきます。
ここからようやく登山道っぽくなってきます。
ここからようやく登山道っぽくなってきます。
ガレ場の急登が続きます。団体との擦れ違いには気を使います。
ガレ場の急登が続きます。団体との擦れ違いには気を使います。
雄山に到着。
雄山神社を参拝します
雄山神社を参拝します
雄山頂上3003m
このような比較的アップダウンの少ないルートをたどり大汝山を目指します。
このような比較的アップダウンの少ないルートをたどり大汝山を目指します。
大汝山山頂3015m。立山連峰最高峰。
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大汝山山頂3015m。立山連峰最高峰。
大汝休憩所。映画「春を背負って」の舞台ともなったところですが先を急ぎます。
大汝休憩所。映画「春を背負って」の舞台ともなったところですが先を急ぎます。
割りと歩きやすいルートを進む。天気が悪くて残念です。晴れていたらきっと気持ちのいい稜線歩きだったんだろうな。
割りと歩きやすいルートを進む。天気が悪くて残念です。晴れていたらきっと気持ちのいい稜線歩きだったんだろうな。
ちょっとした岩場の上に富士の折立山頂があります。2999m
ちょっとした岩場の上に富士の折立山頂があります。2999m
ここで雨が落ちてきました
ここで雨が落ちてきました
雨も降っているので真砂岳も別山も巻いてキャンプ場を目指します。
雨も降っているので真砂岳も別山も巻いてキャンプ場を目指します。
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
別山南峰の分岐付近からザレたルートを九十九折に下っていきます。
別山南峰の分岐付近からザレたルートを九十九折に下っていきます。
キャンプ場が見えました。
キャンプ場が見えました。
キャンプ場でまずは乾杯
キャンプ場でまずは乾杯
雨も上がりました
雨も上がりました
剱澤小屋
お決まりの看板の前
お決まりの看板の前
キャンプ場の周りにもたくさんの高山植物が咲いています。
キャンプ場の周りにもたくさんの高山植物が咲いています。
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
夕方雲が晴れてきました
夕方雲が晴れてきました
剱岳ズーム
2日目、今回のメインイベント、いよいよ剱岳を目指します。
2日目、今回のメインイベント、いよいよ剱岳を目指します。
先行者のヘッデンが見えます。ノーアイゼン、ノーストックで雪渓を進みましたが、朝のうちは凍っている箇所もあるので注意が必要です。
先行者のヘッデンが見えます。ノーアイゼン、ノーストックで雪渓を進みましたが、朝のうちは凍っている箇所もあるので注意が必要です。
うっすらと明るくなってきました。
うっすらと明るくなってきました。
いよいよ鎖場が出てきました。
いよいよ鎖場が出てきました。
テン場を振り返る
テン場を振り返る
大分登ってきたな
大分登ってきたな
間もなく日の出
2番目の鎖場。
見事な日の出。鹿島槍のシルエットも素敵です。
2
見事な日の出。鹿島槍のシルエットも素敵です。
前剱山頂2813m
立山三山も見えてきました。
2
立山三山も見えてきました。
唐松、五竜、鹿島槍。なんだか神々しい。
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唐松、五竜、鹿島槍。なんだか神々しい。
本峰を目指します。
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本峰を目指します。
4mの鉄ブリッジが登場。横を見ると完全に切れ落ちています。この辺から緊張感が高まっていきます。
4mの鉄ブリッジが登場。横を見ると完全に切れ落ちています。この辺から緊張感が高まっていきます。
平蔵の頭もかなりいい角度
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平蔵の頭もかなりいい角度
いよいよカニのたてばい
いよいよカニのたてばい
最大の核心部。垂直としか思えないような鎖場。足がかりとなる杭もあり、ゆっくりと慎重に登りました。
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最大の核心部。垂直としか思えないような鎖場。足がかりとなる杭もあり、ゆっくりと慎重に登りました。
憧れの剱岳山頂2999m。ここまで登ってきましたよ。
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憧れの剱岳山頂2999m。ここまで登ってきましたよ。
山頂には、それは美しい景色があって、ここに来れた達成感があって、本当に感動しました。
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山頂には、それは美しい景色があって、ここに来れた達成感があって、本当に感動しました。
槍の穂先も見えます。
槍の穂先も見えます。
噴煙の上がる地獄谷
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噴煙の上がる地獄谷
荷揚げのヘリかな
荷揚げのヘリかな
平蔵の頭のナイフリッジがすごい切り立ってる。こんなところを通ってきたのかと思う。
平蔵の頭のナイフリッジがすごい切り立ってる。こんなところを通ってきたのかと思う。
すっかり山頂を堪能したので、帰りましょう。
すぐに復路の核心部へカニのよこばい。
すっかり山頂を堪能したので、帰りましょう。
すぐに復路の核心部へカニのよこばい。
ビビッてしまったので写真はこれきり。よくはじめの一歩目の置き所がわからないとありますが、赤いペンキで↓が書いてあるので、そこに右ひざをついてそのまままっすぐおろしていくとステップがあります。
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ビビッてしまったので写真はこれきり。よくはじめの一歩目の置き所がわからないとありますが、赤いペンキで↓が書いてあるので、そこに右ひざをついてそのまままっすぐおろしていくとステップがあります。
そこを抜けると垂直のはしごが。慎重におります。
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そこを抜けると垂直のはしごが。慎重におります。
チシマギキョウ
平蔵の頭
前剱の門
前剱頂上
ここまでのルートを振り返る
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ここまでのルートを振り返る
存在感が半端ない
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存在感が半端ない
一面お花畑になっています
一面お花畑になっています
ヨツバシオガマ
ウサギギク
ミヤマリンドウ
ミヤマキンバイ
ハクサンフウロ
トリカブト
クルマユリ
ミヤマキンポウゲの花畑
ミヤマキンポウゲの花畑
コバイケイソウ
冷たい雪解け水が気持ちいい〜
冷たい雪解け水が気持ちいい〜
最近、横ばいで事故があったようです。
最近、横ばいで事故があったようです。
剱岳ありがとう。まずは乾杯。
剱岳ありがとう。まずは乾杯。
雷鳥沢に向けて出発。さっきまで空身だったので、重い荷物はこたえる。
雷鳥沢に向けて出発。さっきまで空身だったので、重い荷物はこたえる。
剱御前小屋。
ここからは雷鳥沢キャンプ場まで下っていきます。
ここからは雷鳥沢キャンプ場まで下っていきます。
こんな感じのルート。重い荷物が膝にくる。
こんな感じのルート。重い荷物が膝にくる。
ナナカマド
浄土沢を渡り、テン場に到着
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浄土沢を渡り、テン場に到着
どれだけ見ても飽きない景色。
どれだけ見ても飽きない景色。
こんな景色を見て飲むビール。しかも生。最高だね。
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こんな景色を見て飲むビール。しかも生。最高だね。
日暮れ。
立山がオレンジ色に染められていく
3
立山がオレンジ色に染められていく
最終日、大日三山へ向けて出発。剱沢とは違い、雷鳥沢の皆さんの朝は遅いようです。大日と剱御前の分岐を左に進みます。
最終日、大日三山へ向けて出発。剱沢とは違い、雷鳥沢の皆さんの朝は遅いようです。大日と剱御前の分岐を左に進みます。
木道は歩きやすい
木道は歩きやすい
空が明るくなってきました。
空が明るくなってきました。
剱岳とご来光
奥大日までもう少し
奥大日までもう少し
奥大日山頂2606m。
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奥大日山頂2606m。
次に目指す大日岳方面
次に目指す大日岳方面
奥大日からすぐに鎖場が現れます。剱岳のような危険な鎖場ありませんが、気を抜かないよう進みます。
奥大日からすぐに鎖場が現れます。剱岳のような危険な鎖場ありませんが、気を抜かないよう進みます。
ハシゴもあります
ハシゴもあります
キンコウカ
ヤマハハコ
シモツケソウ
七福園手前の登り。大きなごつごつした岩がでてきます。
七福園手前の登り。大きなごつごつした岩がでてきます。
大きな岩場を抜けるとまた歩きやすい木道が出てきます。
大きな岩場を抜けるとまた歩きやすい木道が出てきます。
大日小屋
最後の登り
大日岳山頂2501m
祠もありました
素晴らしい景色
行きはスルーしてしまった中大日山頂2500m
行きはスルーしてしまった中大日山頂2500m
それでは帰ります
それでは帰ります
日本庭園のような七福園
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日本庭園のような七福園
ゴゼンタチバナ
タテヤマウツボグサ
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タテヤマウツボグサ
カライトソウ
イワイチョウ
エゾシオガマ
剱岳と立山のダブルキャストを見ながらの贅沢な帰路です。
剱岳と立山のダブルキャストを見ながらの贅沢な帰路です。
弥陀ヶ原
今では廃道になっている奥大日最高点へのルート。トレースが残っています。
今では廃道になっている奥大日最高点へのルート。トレースが残っています。
朝は暗くてわからなかったが、こんな感じのルートを下っていく。
朝は暗くてわからなかったが、こんな感じのルートを下っていく。
テント場から奥大日
テント場から奥大日
室堂までの最後の登り
室堂までの最後の登り
最後の最後で雷鳥を見ることができました。
保護色になっていてわかりづらいですがハイマツの下に2羽の雷鳥が。
最後の最後で雷鳥を見ることができました。
保護色になっていてわかりづらいですがハイマツの下に2羽の雷鳥が。
雷鳥沢キャンプ場さん、お世話になりました。
雷鳥沢キャンプ場さん、お世話になりました。
最後に室堂観光を楽しみます。
赤池
最後に室堂観光を楽しみます。
赤池
みくりが池
緑池。逆さ立山。
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緑池。逆さ立山。
立山室堂。中には立山の歴史について展示物があります。
立山室堂。中には立山の歴史について展示物があります。
10分ぐらい下ると玉殿岩屋に出ます。
10分ぐらい下ると玉殿岩屋に出ます。
室堂ターミナル。土曜日なので観光客でいっぱいです。
室堂ターミナル。土曜日なので観光客でいっぱいです。
おまけ。黒部ダムの観光放水。
おまけ。黒部ダムの観光放水。
綺麗な虹がかかっていました。
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綺麗な虹がかかっていました。

感想

昨年秋、白馬から見えた剱岳。いつか登ってみたいと思っていた。
登れるのかという不安が半分、登ってみたいという憧れが半分。
ついに行ってきました。

1日目、まずは立山三山をめざし、雲の中を進みます。
富士ノ折立を過ぎたあたりからポツポツと。
どうせ景色も見えないし、当初予定していた真砂岳と別山は巻いて、早々にキャンプ場へ。
夕方、雨があがりうっすらと剱岳が姿を現してくれました。
いよいよ、明日。

2日目、天気は快晴。
午前4時出発。
抜けるような青空と、朝日に照らされる山々を見ながら気持ちがどんどん上がってきます。
反面、鎖が出てきた辺りからかなり緊張して通過しました。

そして登頂。感動の絶景。
山頂からは、北アルプスの名峰が勢ぞろい。
これまで登った槍や白馬も見えました。
やっぱ来てよかった。

3日目も天気は快晴。
最終日、大日三山を目指します。
稜線からは、剱岳と立山がセット見ることができる景色は圧巻でうす。
噴煙をあげる地獄谷や弥陀ヶ原もよく見えます。
せっかく来たからついでぐらいに思っていましたが、大日を目当てに来ても十分楽しめます。

今回は、充実した3日間を過ごすことができ、忘れられない山旅となりました。


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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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