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Yamareco

記録ID: 689843
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳〜蝶ヶ岳縦走&焼岳

2015年07月24日(金) 〜 2015年07月27日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:54
距離
49.3km
登り
4,503m
下り
4,526m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:50
休憩
1:27
合計
5:17
11:43
29
スタート地点
12:12
12:22
26
12:48
12:49
31
13:20
13:30
29
13:59
14:00
25
14:25
14:46
14
15:00
15:01
36
15:37
16:07
5
16:12
16:13
9
16:22
16:22
7
16:29
16:39
3
16:42
16:43
11
16:54
16:55
5
17:00
2日目
山行
6:02
休憩
2:17
合計
8:19
5:30
27
5:57
5:58
16
6:14
6:15
30
6:45
7:00
44
2590m付近
7:44
7:45
6
8:15
8:23
9
8:32
8:37
14
8:51
8:59
41
9:40
9:40
30
東天井岳
10:10
10:20
60
2690m付近
11:20
12:21
39
13:00
13:27
22
13:49
3日目
山行
8:19
休憩
2:05
合計
10:24
5:37
79
6:56
7:06
64
8:10
8:25
35
2512mピーク
9:00
9:00
65
2592mピーク
10:05
10:06
5
10:11
10:12
6
10:40
11:12
5
11:17
11:19
7
11:26
11:26
5
11:31
11:32
15
11:47
11:48
6
11:54
11:54
36
12:30
12:40
24
2300m付近
13:04
13:05
25
13:30
13:40
15
1800m付近
13:55
14:22
40
15:02
15:02
8
15:10
15:24
37
4日目
山行
5:36
休憩
1:09
合計
6:45
5:31
5:31
0
5:30
5:30
34
6:04
6:05
27
6:32
6:45
24
7:09
7:16
14
7:30
7:37
9
7:46
7:47
48
8:35
8:55
10
9:05
9:05
44
北峰南峰間のコル
9:49
9:50
5
9:55
10:05
18
10:23
10:23
30
10:53
10:53
27
11:20
11:27
9
11:36
11:37
5
11:42
11:42
9
11:56
11:56
13
12:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
新宿→(高速バス3700円/人)→安曇野穂高駅→(タクシー7400円)→中房温泉
コース状況/
危険箇所等
コース上に危険箇所はほとんどなし
ただし、常念小屋〜常念、焼岳小屋〜焼岳間のガレ場が崩れて落石しやすいので注意が必要
その他周辺情報 下山後は少し遠い(河童橋から徒歩15分)が、上高地温泉ホテルの日帰り入浴(800円)が良い
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
中房温泉出発!
ひたすら樹林帯を登ります
ひたすら樹林帯を登ります
合戦尾根唯一の水場で水を補給
水溜りのようなところでくみにくい…
水はとても冷たく、なんと一部凍っていました
合戦尾根唯一の水場で水を補給
水溜りのようなところでくみにくい…
水はとても冷たく、なんと一部凍っていました
ギンリョウソウ
合戦小屋到着
なかなかいいペース
合戦小屋到着
なかなかいいペース
燕山荘到着
金曜だったためか、テン場は空いてました(良かった)
燕山荘到着
金曜だったためか、テン場は空いてました(良かった)
燕山荘から見る燕岳
燕山荘から見る燕岳
早めについたので本日燕岳に登ることに
早めについたので本日燕岳に登ることに
コマクサだらけ
燕岳山頂で
コマクサ
風で揺れていたせいか若干痛みぎみ
コマクサ
風で揺れていたせいか若干痛みぎみ
イルカ岩
松本の夜景
高層雲が出ていて星はいまいち
松本の夜景
高層雲が出ていて星はいまいち
槍ヶ岳を見ながら、常念に向けて出発です
槍ヶ岳を見ながら、常念に向けて出発です
ゆるやかな稜線を槍ヶ岳を見ながら歩いていきます
ゆるやかな稜線を槍ヶ岳を見ながら歩いていきます
大天井が見えてきました
大天井が見えてきました
大天井の登りのツガザクラ
大天井の登りのツガザクラ
大天荘到着
大天井のチングルマ
大天井のチングルマ
槍ヶ岳をバックに大天井山頂でパチリ
槍ヶ岳をバックに大天井山頂でパチリ
常念まであと少し
常念まであと少し
今日の幕営地常念小屋到着
午前中に着いちゃいました
今日の幕営地常念小屋到着
午前中に着いちゃいました
早くついたので空荷で常念に登ります
早くついたので空荷で常念に登ります
ガレ場をひたすら
ガレ場をひたすら
山頂到着
ブロッケン現象
常念小屋からの星空
雲がありやはりいまいち
常念小屋からの星空
雲がありやはりいまいち
朝からまた常念にトライ
本日は上高地までなので長旅です
朝からまた常念にトライ
本日は上高地までなので長旅です
山頂でパチリ
蝶ヶ岳に向けて出発
蝶ヶ岳に向けて出発
ニッコウキスゲ
蝶ヶ岳が見えてきました
蝶ヶ岳が見えてきました
穂高を横に見ながら歩いていきます
穂高を横に見ながら歩いていきます
穂高とチシマギキョウ
穂高とチシマギキョウ
蝶ヶ岳ヒュッテ到着
本当に蝶(アサギマダラ等)がたくさんいました
蝶ヶ岳ヒュッテ到着
本当に蝶(アサギマダラ等)がたくさんいました
蝶ヶ岳山頂でパチリ
蝶ヶ岳山頂でパチリ
蝶ヶ池?
妖精の池?
長い長い長塀尾根を下ります
長い長い長塀尾根を下ります
ようやく徳沢到着
ようやく徳沢到着
明神到着
まだまだ歩道が続きます
明神到着
まだまだ歩道が続きます
小梨平到着!
お疲れ様でした
小梨平到着!
お疲れ様でした
上高地の星空
明神に天の川がかかります
上高地の星空
明神に天の川がかかります
最終日
焼岳に向けて出発
最終日
焼岳に向けて出発
10m弱のはしご
慎重に登ります
焼岳小屋到着
お花畑がきれい
噴気孔から湯気が出て、硫黄が析出してます
噴気孔から湯気が出て、硫黄が析出してます
山頂で一枚
バックの火口湖がきれいです
バックの火口湖がきれいです
火口湖と火口
シューと音を立てながら噴気が噴出してました
シューと音を立てながら噴気が噴出してました
往路を戻り上高地に到着
4日間お疲れ様でした
往路を戻り上高地に到着
4日間お疲れ様でした

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
筆記具
1
ライター
1
ナイフ
1
保険証
1
飲料
1
2L程度
ロールペーパー
1
芯を抜いたのもを持参
ファーストエイドキット
1
タオル
1
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
1
ストック
1
ビニール袋
1
替え衣類
1
温泉後の着替え
入浴道具
1
帰りの温泉用
シュラフ
1
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
食器、箸、スプーン
1
忘れずに
時計
1
日焼け止め
1
非常食
1
虫除け
1
カメラ
1
サンダル
1
必要な方
ファーストエイドキット
1
必ず持参
行動食(各自食事)
1
非常食
1
約1日分持参のこと
財布+お金
1
小屋泊できるよう20000円以上
共同装備
テント
1
satoshi884
テントマット
1
satoshi884
ガスヘッド
2
satoshi884,ykazama
ガスカートリッジ
2
ykazama
ガス台
2
satoshi884,ykazama
コッヘル(鍋)
2
satoshi884,ykazama
新聞紙
1
ykazama
水用タンク
3
satoshi884,ykazama,hori
共同食料
1
ykazama

感想

今回の山行は全日ほぼ晴れで裏銀座の山々や槍、穂高を眺めながら歩くことが出来最高だった。
7月24日(金)
早朝に新宿駅から高速バスで安曇野穂高駅に向かい、horiさんと合流し、タクシーで中房温泉に向かった。バス内から山々を見た際はガスがかかっており、雨を心配していたが、中房温泉に着くころにはガスは抜けてきており雨の心配はなくなった。
中房温泉で簡単に昼食をとり、合戦尾根を登り始めた。
合戦尾根は北アルプス三大急登とのことだったが、それほどでもなく、むしろ樹林帯で蒸し暑いことのほうが問題だった。
初日で元気だったこともあり、順調に登流ことができ予定より早めに燕山荘につくことができた。燕山荘のテント場は混雑することで有名だったので、場所が空いてるか心配していたが、金曜だったためか意外に場所が空いており、良い場所にテントを張ることが出来た。日没まで時間があったので、翌日に予定していた燕岳登頂もこの日に登ってしまった。
7月25日(土)
朝起きると昨日以上に晴れ渡っており、鷲羽、水晶、槍をはじめとする山々が朝日に照らされてきれいだ。早めに起床したことと燕に登らなかったため、予定よりもかなり早めに大天井岳に向けて出発した。燕山荘付近は砂礫が多く、そこにコマクサの大群落が形成せれているようで、そのきれいなお花畑の中を歩いて行った。途中、西風が強くあおられる場面もあったが、特に危険箇所もなく順調に大天荘についた。荷物を置いて大天井岳で記念撮影。西岳の奥に槍ヶ岳がくっきり見えてきれいだった。
hrt氏が大天荘までの登りで消耗していたため、常念まではスピードを落として向かった。それでも距離がそこまで長くないので、午前中には常念小屋についてしまった。
まだ午前中だというのにテント場のよいところはすでになくなっており、しょうがないので風は当たるができるだけ平らな場所にテントを張った。
昼食をゆっくりすませ、股関節を負傷したhrt氏以外で常念岳をまえがりすることにした。
常念小屋からの登りは高低差約400mあるため意外と登るが、空荷ということもあり比較的楽に登れた。山頂はさすがに眺望がよく、槍穂高だけでなく富士山や立山方面がよく見え最高だった。
常念小屋にもどり担いできたビールで乾杯した。小屋付近は高山帯にもかかわらずブヨが多く、特にhrt氏は集虫力により大量のブヨを寄せ集めていた。
7月26日(日)
この日は上高地まで下りる行程で長丁場になりそうなので、早めに出発した。いきなり常念の登りだったので警戒していたが、元気なうちだったのでとくにきつくも感じず登ることができた。
常念から蝶ヶ岳まではこれまでのガレ場の稜線とは異なり、ナナカマドなどの低木やニッコウキスゲなどの花々が生い茂っており、また一味違った稜線となっていた。間近にある穂高の山々も雄大で大変美しい。幾つかのピークそして蝶槍を超えて、蝶ヶ岳に着くと、名前通りアサギマダラ等の蝶が迎えてくれた。ここで長めの休みをとって水などを補給し、槍穂高の眺めに別れを告げた。
ここから妖精の池等の池を経て、長塀尾根をだらだらと下っていった。この下りが下りても下りてもなかなか着かず、結局2時間半ほどかかってようやく徳沢に着いた。徳沢では上空で貴重だった水が豊富にあり、まず最初にその新鮮な水でのどを潤した。
徳沢に着いて一息ついたものの、ここから小梨平まで6kmほどの道のりがあり、さらに2時間ほど平地を黙々と歩いてゴールを目指した。
何とか小梨平にたどり着き、テント場の申し込みをすると、なんとここには食堂やお風呂があることが判明。メンバーで話した結果、持参したラーメンは中止し食堂でカレーを食べることにした。ただ、お風呂に関しては、明日の焼岳まで気持ちが切れてしまう可能性があるということでやめておいた。
7月27日(月)
最終日、焼岳に向けてのオプションツアーであったため参加は自由だったが、全員調子が良いということで皆で出発した。焼岳登山口まで40分ほど歩道を歩き、登り始めた。途中で同じ焼岳にむかうオーストラリア人?にあったが、ビーサンで登っており、驚く(最終的にこの方は山頂までビーサンで登り、下山していた…さすが!)。焼岳小屋まではひたすら樹林帯を登り、途中ほぼ垂直の10mくらいの梯子があったが、それ以外は危険な場所もなく焼岳小屋に着いた。この日はサブザックで身が軽く、とにかく楽。焼岳小屋でバッチをゲットし、北峰にむけ出発。崩れやすいガレ場や噴火で崩れた谷をトラバースして登っていった。所々に噴気口があり、硫黄が析出して黄色くなったいた。
北峰は溶岩ドームが固まった部分のようで、亀裂の入った白い巨岩から噴気が噴き出していた。山頂に着くと、火口湖や底の見えない火口、そして噴気が上がるシューという音が聞こえ、活火山ということを実感した。焼岳を登り始めてすぐに山頂がガスってしまい展望は期待できないと思っていたが、山頂に着くとガスが途切れ途切れになっており、新穂高や大正池、乗鞍などをみることができた。
最後のピークからの眺めを堪能し、下山を開始した。ルート上のガレ場は常に崩れており、落石させてしまう危険があったため、慎重に下った。樹林帯に入ると、熊にあったという方とすれ違い、少し緊張しながら下りた。登山口に着き、温泉とご飯のことで頭がいっぱいになりながら、テント場まで歩いて行き、ようやく4日間の行程が終了した。
最後は、テント場から30分歩いてトンテキでお腹を満たし、上高地温泉で汗を流した。

みなさん、4日間お疲れ様でした。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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