北岳ー農鳥ー広河内ー大籠ー笹山

2015年07月24日(金) 〜 2015年07月26日(日)

• GPS: 49:30
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,827m
• 下り: 3,535m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:52

12:01 広河原インフォメーションセンター
12:06 12:16 広河原山荘
12:27 12:27 白根御池分岐
14:53 白根御池小屋

2日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 2:12
• 合計: 7:48

5:18 白根御池小屋
6:37 6:51 草すべり分岐
7:02 7:10 小太郎尾根分岐
7:40 7:58 北岳肩ノ小屋
8:08 8:17 両俣分岐
8:36 8:52 北岳
9:04 9:07 吊尾根分岐
9:21 9:21 トラバースルート分岐
9:35 9:50 北岳山荘
10:28 10:30 中白根山
11:25 12:12 間ノ岳
13:06 農鳥小屋

3日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:21

4:09 農鳥小屋
4:55 5:00 西農鳥岳
5:28 5:48 農鳥岳
6:16 6:16 大門沢分岐
6:41 6:46 広河内岳
7:45 7:52 大籠岳
8:23 8:36 白河内岳
9:32 9:51 笹山（黒河内岳）北峰
9:58 9:59 笹山 （黒河内岳）南峰
10:51 10:51 2256
13:06 13:30 奈良田バス停
13:30 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府駅から北岳登山口の広河原まで直通バス。下山口の奈良田からは広河原行バスもあるが、下部温泉まで出てから身延線で甲府駅経由で特急かいじ（あずさ）で都心へ戻れる。下部温泉手前の飯富から新宿行高速バスも出てます。

コース状況／危険箇所等

広河原ー北岳ー農鳥岳ー大門沢下降点までは通常ルートで登山者も多い。大門沢下降点から広河内岳を過ぎると一気に点線ルートになり、時に、ルートファインディンも必要。稜線が広いので霧が出ると大変と農鳥小屋オヤジが教えてくれたが、その通り。特に大籠岳ー笹山は何度も石のミニケルンを探しながら歩いた。笹山からの下りも踏み後が薄いところがあり、赤リボンを探しながら。GPSを持ち歩くのが無難。

その他周辺情報

奈良田温泉にもバス停から歩道をちょっと登ったところに日帰り温泉施設があるが、下部温泉駅周辺にも日帰り入浴できるホテル多数。2度入った下部ホテルは駅から徒歩1分の立地で2種類の源泉があり泉質も良いが、シーズン中の週末は宿泊者優先のようで、あまり歓迎されない。

写真

7/24 12:01

マイカー規制で林道をバスか乗合タクシーで片道1000円くらいで広河原です。真新しい登山センターがあり、バス発着所・チケットブースを兼ねます。

7/24 12:14

広河原山荘で水、トイレ、登山届を済ませる

7/24 12:35

最初の分岐は沢沿いか尾根沿い。今日は御池小屋の尾根ルート。沢沿いを登って、尾根沿いで降りる人が多いように感じます。

7/24 15:50

広河原から3時間で白根御池小屋。テント場は木陰、小屋前、湖周辺と選択肢が豊富。見た目は湖畔が良いが、真夏の炎天下はちょい熱いのと御池周辺は斜めで適地が少ない。

7/24 18:51

7/24 18:56

白根御池は眺望はイマイチでも水が美味しいのと小屋が綺麗。稜線の肩の小屋ほど混まない。

7/25 6:48

百花繚乱

7/25 6:48

7/25 7:55

翌朝、御池から肩の小屋は心臓破りの急坂ですが、お花畑でもあります。

7/25 8:38

北岳山頂付近からの富士。

7/25 9:10

夏山の南アルプスを象徴する間ノ岳へ続く稜線

7/25 10:50

間ノ岳から北岳方面

7/25 13:03

農鳥小屋から農鳥岳方面

7/25 15:33

農取小屋テント場。去年と同じ場所にテントを張る。

7/26 4:36

7/26 4:53

3日目の朝。

7/26 4:55

7/26 5:30

農鳥岳山頂から北岳方面

7/26 6:15

大門沢下降点。99％？の人はここで大門沢を下って奈良田へ出るが、、、。

7/26 6:42

塩見岳をバックに広河内岳に足を伸ばす。

7/26 7:46

そこから先は、ルーファイも必要な点線ルート。

7/26 9:32

笹山まで来ると、また踏み後がはっきりします。

7/26 11:51

笹山からの下りは急で長いが、落ち葉のクッションがきいてます。水場標識まで降りてくればあと一息。

7/26 12:52

奈良田から笹山への取りつきは工事現場標識があるが、ちょっとわかりずらい。朝早くに逆ルートを取る人は要注意。

撮影機器：

μ TOUGH-6010 オリンパス

感想

びっとる

毎年のように登っている大好きな南アルプスの稜線散歩。今年は、歩き疲れない余裕気味のコースを取り、白鳳3山を楽しみつつ、大門沢から笹山までの点線ルートを制覇するのが目的。北アルプスと違って滑落注意の岩場が少なく、心穏やかにお花を見ながら歩けるのが良いところ。毎回思うが、この逆ルートだけは絶対にやりたくない。奈良田と稜線の標高差が半端ないから。農鳥小屋はトイレの老朽化が限界にきてますな。北岳周辺の綺麗なバイオトイレから縦走してくると、なかなか厳しいっす。でも、間ノ岳と農鳥岳の雄大さが感じられるので、また来年も来るでしょう。