記録ID: 696096
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
後立山連峰縦走
2015年08月09日(日) 〜
2015年08月11日(火)
LX3
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 4,171m
- 下り
- 4,030m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:20
2日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:40
3日目
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:00
15:40
ゴール地点
2日目は、行程を変更してしまったので、3日が重めな行程になってしまった。
予備日も設定して余裕のあるスケジュールを組みたい。
予備日も設定して余裕のあるスケジュールを組みたい。
| 天候 | 8月9日 晴れ（大雪渓からガスが上がってきましたが天候に影響なし） 8月10日 晴れ時々雨（夕方通り雨） 8月11日 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
白馬駅 5時55分発〜猿倉 6時20分頃着（アルピコ交通 料金片道1,000円） ※白馬駅だけではなく八方バス停からも多くの乗客があり補助席を使用するほどの込み具合でした。 復路：扇沢駅16時00発〜信濃大町駅16時35分着（アルピコ交通 料金片道1,360円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一部山と高原地図の破線ルートがありますが基本的には整備された登山道なので問題はありません。 特に危険だと感じたのは、不帰�曲�の頂上直下の岩場、八峰キレットの取り付きくらいでしょうか。 ワンミスでアウトのような、個所が少なかったのと高度感を感じる部分がなかったので体力次第で問題なく通過できると感じました。（逆ルートだとまた違う印象になると思います。） |
| その他周辺情報 | 登山届は、猿倉荘で提出することができます。 また、爺が岳登山口でも臨時の登山相談所が設置されています。 扇沢付近に日帰り湯は、ありませんので大町温泉郷で下車するといくつかあります。 |
写真
毎日アルペン号には、猿倉直通もあるのですが満席だったので白馬駅から向かいます。
駅前は、早朝にも関わらずタクシーが複数台集まっていました。
駅前は、早朝にも関わらずタクシーが複数台集まっていました。
幅の広い林道から。
お盆前だから少ないかなと考えていましたが、人がかなり歩いています。
お盆前だから少ないかなと考えていましたが、人がかなり歩いています。
大雪渓に到着しました。
雪渓も大分溶けてしまったのかここからでは、遠くて迫力があまりありません。
雪渓も大分溶けてしまったのかここからでは、遠くて迫力があまりありません。
登りもくだりもたくさんの人たちが歩いています。大分雪が緩んでいたので、登りならアイゼンなしでも行けるかなと思いましたがここで装着。
斜度のきついところでは、アイゼンなしではどうにもならないようで滑って立ち往生している人も見かけました。
2
登りもくだりもたくさんの人たちが歩いています。
大分雪が緩んでいたので、登りならアイゼンなしでも行けるかなと思いましたがここで装着。
斜度のきついところでは、アイゼンなしではどうにもならないようで滑って立ち往生している人も見かけました。
大分雪が緩んでいたので、登りならアイゼンなしでも行けるかなと思いましたがここで装着。
斜度のきついところでは、アイゼンなしではどうにもならないようで滑って立ち往生している人も見かけました。
雪渓を越え稜線に出てきました。
白馬岳、意外ととがった山頂なんですね。
ツアーの団体さんから親子連れなどいろいろな人たちでごった返していました。
白馬岳、意外ととがった山頂なんですね。
ツアーの団体さんから親子連れなどいろいろな人たちでごった返していました。
白馬三山は一つ逃しましたが、次回以降の宿題ということで。
時間も遅かったので、山頂を独り占めでした。
時間も遅かったので、山頂を独り占めでした。
二日目は、天狗の大下り〜不帰キレット通過です。
大キレット以来のキレット挑戦なので緊張します。
大キレット以来のキレット挑戦なので緊張します。
天狗の大下りは、意外と細かく九十九折の道がつけられていたのでそれほど難易度は高くなかったです。
とりあえず、登り始めて�喫�に到着。
くだりは、怖そうでしたが登る場合は特段難易度は高くないのではないでしょうか。
くだりは、怖そうでしたが登る場合は特段難易度は高くないのではないでしょうか。
これが有名な空中梯子ですかね。
しっかりした梯子なので、通過するのは問題ないです。
しっかりした梯子なので、通過するのは問題ないです。
�曲�の北峰に到着しました。
山頂直下はいやらしい岩場があって苦戦しました。
山頂直下はいやらしい岩場があって苦戦しました。
南峰は、特段印象はなかったですが、唐松岳までの距離を見るとやる気がなくなりました。
不帰�景�は、巻いたので唐松に到着しました。
冬は、あまり人がいなかった山頂が大賑わいでした。
冬は、あまり人がいなかった山頂が大賑わいでした。
唐松頂上山荘から。県警の人に天候を確認すると、思ったよりは持っているがいつ崩れるかは分からないとのこと。
この日は、キレット小屋まで行くつもりでしたが稜線上に逃げ場がないので、五竜山荘のテント場を目指すことにします。
唐松頂上山荘から。
県警の人に天候を確認すると、思ったよりは持っているがいつ崩れるかは分からないとのこと。
この日は、キレット小屋まで行くつもりでしたが稜線上に逃げ場がないので、五竜山荘のテント場を目指すことにします。
県警の人に天候を確認すると、思ったよりは持っているがいつ崩れるかは分からないとのこと。
この日は、キレット小屋まで行くつもりでしたが稜線上に逃げ場がないので、五竜山荘のテント場を目指すことにします。
スキー場からの道との分岐。
ここまでも結構、体力を使ったのでキレット小屋までは無理だったかな。
ここまでも結構、体力を使ったのでキレット小屋までは無理だったかな。
3日めは、ちょうど太陽が出てくる場所に雲がかかってしまいご来光は拝めませんでした。
とりあえずのぼりつめて五竜山頂に到着しました。
岩場、鎖場がありますが、難しいというよりは、体力を使う印象です。
岩場、鎖場がありますが、難しいというよりは、体力を使う印象です。
いくつかの鎖場を超えて南峰も登頂。冷池山荘方面の道は、非常になだらかで歩きやすくこれまでとは大違いでした。
これなら、今日中の下山も可能かなと期待していました。
1
いくつかの鎖場を超えて南峰も登頂。
冷池山荘方面の道は、非常になだらかで歩きやすくこれまでとは大違いでした。
これなら、今日中の下山も可能かなと期待していました。
冷池山荘方面の道は、非常になだらかで歩きやすくこれまでとは大違いでした。
これなら、今日中の下山も可能かなと期待していました。
布引岳は、稜線上の小ピークといった感じですが、展望が良く雰囲気のよい山頂でした。
扇沢が近づくと残り少しだなと思いながら下っています。標高差1,000mほどあるのでどこかで激坂があるのではないかと警戒していましたが、最後まで緩やかに下っていきました。
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扇沢が近づくと残り少しだなと思いながら下っています。
標高差1,000mほどあるのでどこかで激坂があるのではないかと警戒していましたが、最後まで緩やかに下っていきました。
標高差1,000mほどあるのでどこかで激坂があるのではないかと警戒していましたが、最後まで緩やかに下っていきました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|---|
| 備考 | レイングローブしかもっていなかったので、トレッキンググローブを持っていけばよかった。 岩稜帯が続くのですが、クライミングブーツよりかクライミングもこなせるアプローチシューズの方が良いと思います。 |
感想
後立山連峰はなかなか行く機会がなかったので今回の計画を立てました。
どうせなら、何かテーマがあったほうがいいと思ったので、不帰、八峰という2つのキレットを通過することにしました。
それぞれの感想としては、
【猿倉〜大雪渓〜白馬岳】
・基本的には、体力を使う観光地といったイメージでした。
・特に危険な個所もなく、道も整備されていましたが、厳しい日差しと大雪渓で飛ばしたのが裏目にでてばてました。
【杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘】
・白馬岳からするとぐっと人も少なくなり、静かな山歩きが楽しめました。
・見晴らしのいい稜線道をひたすら歩くという、贅沢な道だったと思います。
【天狗の大下り〜不帰キレット〜唐松岳】
・今回のテーマ1つ目ですが、天狗の大下りは特段問題なし。不帰�機↓兇皀▲奪廛瀬Ε鵑�あるので体力は使いますが、大キレットや西穂〜奥穂のように常に緊張を強いられるわけではなく、休憩できるスペースも多く危険個所も短いので岩離れしたい人には向いていると思います。
・唐松は冬に八方尾根から登っていますが、また違った印象でした。
【牛首〜白岳〜五竜山荘】
・牛首は鎖が多少ありますが、難易度は高くないですが岩離れしていない人も多く通過しているようで渋滞していました。
・牛首から一気に下るところは結構な絶望感を感じました。
【五竜岳〜八峰キレット〜鹿島槍ヶ岳】
・五竜も険しい岩場が続きますが、手掛かりも多く前の人が通ったところを通れば問題なく登頂できます。
・五竜山頂直下から激しいアップダウンが始まります。ここは、技術よりも体力勝負。
・キレット小屋から鹿島槍ヶ岳への取り付きは、鎖、梯子が連続し慎重に通過する必要があります。なぜか、梯子の格段に蜂が止まっており登るたび攻撃され他のには驚きました。
【冷池山荘〜爺が岳〜扇沢】
・鹿島槍ヶ岳からは、安心して歩けるなだらかな尾根道です。
・柏原新道は、全般的に整備が行き届いているうえ傾斜のなだらかで、今まで一番歩きやすい登山道だと思いました。（面白味がないのかもしれませんが。）
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利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
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LX3さん、はじめまして！
不帰キレットと八峰キレットを一度に楽しまれたのですね…
私も先日、天狗山荘に泊まり、食事の豪華さにびっくりしました。
雪があり、岩があり、お花畑があり、
後立山の縦走は色々なことを楽しめますね。
結構な長丁場と思いますが、お疲れさまでした。
murao3 さん、こちらこそ初めまして!!
以前、立山・剱方面から見た、後立山の稜線にしびれて
いずれ歩きたいと思っていたので計画しました。
私は、テン泊だったのですが聞いた話だと食事はすごい
みたいですね。
今回は、天候に恵まれたので長丁場でも楽しく歩けました。
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