奥穂高岳〜西穂高岳(緊張の馬ノ背、そしてジャンダルムを直登!)
長野県
岐阜県
sirius
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,018m
- 下り
- 1,377m
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上高地7:15 - 9:40横尾9:55 - 10:52本谷橋11:05 - 12:21涸沢ヒュッテ13:30 - 涸沢小屋14:00 - 穂高岳山荘テン場15:36
8月17日
穂高岳山荘テン場5:25 - 奥穂高岳5:56 - 7:00ジャンダルム7:25 - 8:25天狗のコル8:40 - 天狗ノ頭8:58 - 9:32間ノ岳9:50 -
10:32西穂高岳11:00 - 12:50西穂山荘13:30 - 西穂高口駅14:25
| 天候 | 8月16日 くもり 8月17日 文句なしの快晴!素晴らしい |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
※安房トンネルは現在、無料で通行できます。嬉しいですね。 濃飛バス あかんだな駐車場〜上高地 1130円 新穂高ロ-プウェイ 西穂高口〜新穂高温泉 1500円 濃飛バス 新穂高温泉〜平湯温泉 870円 平湯温泉〜あかんだな駐車場 無料 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★まずはじめに★ 奥穂〜西穂のル-トは、よく言われるように一般登山道としては最難ル-トであり、その難易度はバリエ-ションル-トとの境目に位置しています。 また、大キレットや剱別山尾根、八峰キレットなどの岩稜と違い、険しい岩稜帯が間断なく続き、長時間の緊張を強いられます。鎖やル-ト上の マ-キングは比較的整備されていますが、悪天候時や視界不良時はル-トを見失う可能性もあります。 これらを充分認識し、加えて岩稜歩きの基本を身に付け、経験を積み、自分でやれると判断した上でこのル-トには臨むべきです。 馬ノ背 奥穂からいきなり核心部に入る。足元がすっぱり切れ落ちていて、緊張感抜群。奥穂からだと下りになるので、足場を確認し、一歩ずつ慎重に進む。 ジャンダルム ピ-クへは奥穂側の直登ル-トと西穂側の登りやすいル-トがある。 直登ル-トは残されているロ-プを使うことになるが、安易に登らず、先のコルから飛騨側にまわり込んで登るべきでしょう。 ジャンダルム〜天狗のコル 浮石に注意してガレ場を下っていくと、天狗のコルに出る。ここから岳沢への下降ル-トがある。このル-トは浮石の多いガレ場を下ることになるので、 出来れば緊急時のエスケープル-ト以外には使いたくないですね。 天狗のコル〜間ノ岳 天狗ノ頭からの下りで逆層のスラブを下るが、長い鎖がかかっているので体重を 預けて下る。間ノ岳付近では浮石が多く注意が必要。鎖場が続く。 間ノ岳〜西穂高岳 西穂の手前で垂直に近いルンゼ状の岩場を登る。鎖はかかっているが、岩のホ-ルドを探して鎖に頼らずに登る。 西穂高岳〜独標 先日、西穂山荘の手によって複数ある大小ピ-クにナンバ-が付けられました。 西穂を主峰として独標の先のピ-クまで全12峰です。遭難事故時の迅速な救助作業の支援が主な目的です。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
拍手上高地バスタ-ミナル
登山者も観光客も少ないです
長い鎖がかかっている
しかし鎖に頼らずに岩のホ-ルドを
探して登ったほうがいい
さすがにたくさん
人がいる
皆さんここまでは
登ってきますね
感想
二回目の奥穂〜西穂縦走。
前回と違って今回はテント泊。
本当は2泊3日で西穂から縦走したかったけど。3連休が取れなかったので
仕方ない。
8月16日早朝の上高地は、静寂そのものでした。思っていたほど登山者が
いない。少し拍子抜けした。天気があまりよくないから?いつもとちょっと
違う上高地の風景でした。
横尾まではひっきりなしにやってくる下山者とすれ違う。寝不足気味では
あったが体調は順調だ。気になるのは本谷橋からの登り。剱早月尾根での
足の痛みが頭をよぎる。あの時はメチャクチャ汗をかいた。今回は塩飴を
持参して塩分補給に備えた。
結果的にはそれほど汗をかかず、足が痛むこともなかった。ひと安心。
涸沢では定番のヒュッテのおでん、涸沢小屋のソフトクリ-ムを食べてから
ザイテングラ-トを登った。夜は風雨に悩まされることなく眠りについた。
8月17日の朝は雲ひとつない快晴だった。これからの縦走にむけて期待に
胸が膨らむ。午前5時過ぎに御来光を拝んでいざ、出発。奥穂山頂までの
途中で何度も北穂〜槍の稜線を振り返る。穂高から眺める槍も素晴らしい。
奥穂を後にして縦走路に入る。いきなりハイライトの馬ノ背が目の前に
立ちはだかる。奥穂からだと下りになる為、慎重に足場を見極めながら
ゆっくり進む。ここの緊張度は半端でない。今年一番の緊張でしょう。
ザックが重いのでバランスを崩さないように保持に努める。
ロバの耳を通過していよいよジャンダルムだ。前回は西穂側から楽して
登ったので、今度は直登したい。ロ-プが残っているからやれるのでは
ないか。左手にロ-プ、右手で岩のホ-ルドを探し思いっきり体を持ち
あげる。ピ-クでは先行していたおじさんが待っていた。何でもこの縦走
は4回目とのこと。口も達者な侮れない人でした。おじさんが下ったあと
から2人の若者が直登してきた。私と同じくテン泊で6時に出てきたそうだ。
なかなか速い。このあと上高地に下りて16時のバスに乗るという。西穂で
先を譲った。
天狗のコルでは岳沢から上がってきた人に出会った。岳沢からのル-トは
浮石が多く困難を強いられるようだ。まぁ、よほどの事がない限り使う
ことはないと思うけど。
この後も気の抜けない時間が続く。ザレた下り、逆層のスラブ、間ノ岳
周辺のもろい岩稜と浮石。そして垂直に近い岩場の急登など。全く西穂
まで緊張が解けることがない。それでも岩場には適当なホ-ルドがある
ので岩場を経験していればどうにもならないということはないでしょう。
西穂までの間に単独、パ-ティ-10数名とすれ違った。単独の若い女の子
もいた。西穂からだと登り基調だから少しはやりやすいのかな。
西穂山荘ではお馴染みの西穂ラ-メンを食して穂高を後にした。
次は西穂から縦走してみたい。もちろんテン泊で。
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穂高お疲れ様です。
好天の中の縦走で良かったですね。
縦走路以外の写真が少ないのは残念ですが、きっと大展望だったことでしょう。
西穂からの番号もしっかり12峰を数えてきましたね。
お疲れ様でした。
私は奥穂から前穂を経由して岳沢に下ろうと思っていますが、浮き石には注意したいと思います。
siriusさん、おはようございます。
穂高岩稜帯の縦走、お疲れさまです。
天候がよくて気持ちいい縦走ができたのではないかと思います。
次はいよいよ・・・・でしょうか。
2010夏山終盤ですが、お互い安全登山で楽しみましょう。
MATSUさん、こんばんは。
前日の天気があまりよくなかったので心配でしたが
何とか午前中いっぱいお天道様がほほ笑んでくれました。このル−トは天候次第なのでほんと天に感謝です。
お盆も過ぎて静かな山行ができそうですね。
山行記録、楽しみにしています。
こんばんは、tayukayuさん。
ここの縦走は二度目でしたが、ほんとうに
気持ちよく楽しむことができました。
目標はまだ遠い彼方ですね。
まだ、自分には足りないものが多すぎるようです。
体力だけは自信がありますが・・・
夢や目標はそう簡単に実現しないほうがいいでしょう。
その日を夢見て、努力していきますよ。
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