記録ID: 8458489
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ハイキング
剱・立山
立山
2025年07月18日(金) 〜
2025年07月22日(火)
富山県
長野県
ふくちゃん
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 34:05
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 3,330m
- 下り
- 3,809m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:59
距離 2.5km
登り 22m
下り 184m
2日目
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:49
距離 12.4km
登り 1,107m
下り 1,103m
15:05
3日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:51
距離 11.4km
登り 1,073m
下り 1,075m
4日目
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 12:18
距離 18.7km
登り 943m
下り 1,421m
17:05
| 天候 | 午前は快晴、午後から徐々に薄曇り。 直射日光で焼ける、発汗多量でも直ぐ乾く。 夜は、秋服装と通常シュラフで問題なし。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
(往) JR信濃大町駅→扇沢→黒部ダム→立山室堂 →雷鳥沢テン場をベースに山行 (復) 立山室堂→富山電鉄立山駅→JR富山駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全て一般登山道、よく整備されている。 地獄谷の火山性ガスは、 警報も注意報も出ていなかった、が、みくりが池温泉〜雷鳥荘間、リンドウ池を巻く辺りでは、目と鼻がツンツンする程度に刺激臭を感じた。テン塲でも夕方一時的に硫黄臭を感じた。 残雪は、 いづれの登山道にもあり、細い踏跡ラインで横切った、ザラメ雪渓のトラバース。 山頂は、 特に切り立った岩稜の富士の折立と龍王岳は四足登降になる。 高原湿地(溶岩台地)は、 室堂〜天狗平バス停は石詰めコンクリート遊歩道、天狗平〜天狗の鼻〜獅子鼻岩〜弥陀ヶ原バス停は木道の整備道。 危険箇所は、獅子鼻岩(一ノ谷右岸の鎖塲)だけど、新しい鎖が途切れなく設置された右岸垂直崖登降より、左岸の一ノ谷の草つき岩崖斜面のへつりが当に黒部峡谷下の廊下みたいで、滑ったら一気に川底へ落ちそうで怖かった。 |
| その他周辺情報 | 雷鳥沢キャンプ場⛺￥1,000/泊 地面は砂土〜小砂利、水塲とトイレは管理あり 雷鳥沢ヒュッテ/ロッジ立山連邦♨️￥1,000/回 キャンプ場から残雪を横切り徒歩５分 立山カルデラ砂防博物館、 駅前ロータリーの山側の角、徒歩３分、 有料(￥400)のシアター(20分×3種類)と2階展示は、今も残る江戸時代末の鳶山の山体崩壊の土砂による山津波土石流との戦い(砂防)の歴史がよく分かる。また、立山巡礼登山(定道)の展示もあった。できれば半日程度の見学時間があるとよいと思う。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
黒部ダムルートで�．瀬狹庫沼罎�ら西方向、上段右に雄山〜大汝山〜富士ノ折立で、直下の雪渓がサル又のカールでいいのかな？
黒部ダムルートで��黒部平1,828mから東方向、赤沢岳2,678m(左)、スバリ岳2,752mと針ノ木岳2,821m(右)、下は黒部ケーブル駅舍の屋根
1
7/18 13:28
黒部ダムルートで��黒部平1,828mから東方向、赤沢岳2,678m(左)、スバリ岳2,752mと針ノ木岳2,821m(右)、下は黒部ケーブル駅舍の屋根
黒部ダムルートで�９�部平1,828m(ロープウェイ駅舍の乗車待ち)から西方向、大観峰2,316mと雄山3,003mはどこかしら、、、
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7/18 13:37
黒部ダムルートで�９�部平1,828m(ロープウェイ駅舍の乗車待ち)から西方向、大観峰2,316mと雄山3,003mはどこかしら、、、
黒部ダムルートで�ぢ膣冓�2,316mから東方向、黒部湖1,455m、入山地の扇沢を囲む山々、なお黒部湖の左(北)が黒部ダムで、右(南)が上流の雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳の黒部源流方向
1
7/18 13:48
黒部ダムルートで�ぢ膣冓�2,316mから東方向、黒部湖1,455m、入山地の扇沢を囲む山々、なお黒部湖の左(北)が黒部ダムで、右(南)が上流の雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳の黒部源流方向
室堂ターミナル着、一の越(中)、富士ノ折立〜大汝〜雄山(左)、浄土山(右)
エンマ展望台から、毒ガス噴煙の地獄谷、明日登る予定の奥大日岳2,606m(上段中)
雷鳥荘前の高台から、雷鳥沢キャンプ場(中央)、上段は左凸が劔御前最高点、右隣の凹が劔御前小舎のある別山乗越、その右稜線が別山尾根、右端が真砂岳でいいのかな？
7/18 15:13
雷鳥荘前の高台から、雷鳥沢キャンプ場(中央)、上段は左凸が劔御前最高点、右隣の凹が劔御前小舎のある別山乗越、その右稜線が別山尾根、右端が真砂岳でいいのかな？
キャンプ場から、大汝山の大噴火？、間違い、積雲と夕陽のイタズラ、ね！
温泉入った、で、シュラフでグッスリ寝ます。
温泉入った、で、シュラフでグッスリ寝ます。
二日目は、奥大日岳へ�｜羆�のテン塲の右端二番目の橙色マイテントを出て、左端の残雪で雷鳥沢に降りて雷鳥沢右岸を歩き、別山乗越への登山口を通過して、大日岳ルートに入りました。なお、背景は浄土山。
1
7/19 5:20
二日目は、奥大日岳へ�｜羆�のテン塲の右端二番目の橙色マイテントを出て、左端の残雪で雷鳥沢に降りて雷鳥沢右岸を歩き、別山乗越への登山口を通過して、大日岳ルートに入りました。なお、背景は浄土山。
奥大日岳へ�⇔農�とりつきの残雪を登り加減にトラバースすると、朝陽の当たった大日岳2.501m(中△)、奥大日岳2,606m(右△)の頭が稜線上に見えた。
7/19 5:46
奥大日岳へ�⇔農�とりつきの残雪を登り加減にトラバースすると、朝陽の当たった大日岳2.501m(中△)、奥大日岳2,606m(右△)の頭が稜線上に見えた。
奥大日岳へ�Ｎ農�はチングルマとイワイチョウが主体の花ロード。なお、キャンプ場は中央右側の台地？で、左に管理棟、右に２つの山荘が微かに判る。
7/19 5:53
奥大日岳へ�Ｎ農�はチングルマとイワイチョウが主体の花ロード。なお、キャンプ場は中央右側の台地？で、左に管理棟、右に２つの山荘が微かに判る。
奥大日岳へ�ぞ綯覆郎犬�ら一の越凹〜浄土山△〜国見岳△。中段は左端が雷鳥沢キャンプ場、中央左の稜線に下から直線的にロッジ立山連邦、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘が立ち、その上を左を回って右上にみくりが池温泉。中段中央は地獄谷で、右端はエンマ山。
2
7/19 6:00
奥大日岳へ�ぞ綯覆郎犬�ら一の越凹〜浄土山△〜国見岳△。
中段は左端が雷鳥沢キャンプ場、中央左の稜線に下から直線的にロッジ立山連邦、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘が立ち、その上を左を回って右上にみくりが池温泉。中段中央は地獄谷で、右端はエンマ山。
中段は左端が雷鳥沢キャンプ場、中央左の稜線に下から直線的にロッジ立山連邦、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘が立ち、その上を左を回って右上にみくりが池温泉。中段中央は地獄谷で、右端はエンマ山。
奥大日岳へ�セ劃困噺�間違うピークの手前はお花畑、朝の光を求めるシナノキンバイ
奥大日岳山頂�∪省�向に、中大日岳2,500m(中)、大日岳2,501m(右)
奥大日岳山頂�Ｅ貶�向に、今日登ってきた稜線残雪ライン(中央)、明日登る雄山〜別山ライン(上段中〜左)、明後日登る浄土山(上段右)
7/19 8:33
奥大日岳山頂�Ｅ貶�向に、今日登ってきた稜線残雪ライン(中央)、明日登る雄山〜別山ライン(上段中〜左)、明後日登る浄土山(上段右)
奥大日岳山頂�て酳�向に、明後日散策する天狗平と弥陀ヶ原で、天狗山稜線先(高原バス道路が大きく回りこむ所)が天狗の鼻？その右先の断崖が切れ込みが一の谷で、その谷を下降し登る所が危険箇所の獅子鼻岩の鎖塲と思う。上段中央は薬師岳、その左肩に笠ヶ岳、その左先に槍穂も、判別できた。
7/19 8:53
奥大日岳山頂�て酳�向に、明後日散策する天狗平と弥陀ヶ原で、天狗山稜線先(高原バス道路が大きく回りこむ所)が天狗の鼻？その右先の断崖が切れ込みが一の谷で、その谷を下降し登る所が危険箇所の獅子鼻岩の鎖塲と思う。
上段中央は薬師岳、その左肩に笠ヶ岳、その左先に槍穂も、判別できた。
上段中央は薬師岳、その左肩に笠ヶ岳、その左先に槍穂も、判別できた。
奥大日岳山頂残雪稜線から、劔岳と劔御前の稜線、で、時間も早いし、キンバイも後押しするので、劔御前まで進出することに決した。
雷鳥のお母さん、Qoo〜Qoo〰️と鳴き、私の注意を自分に向けさせ、目立つように岩に乗り、こどもを右手の草むらに逃そうとしていた、さすが！
1
7/19 9:55
雷鳥のお母さん、Qoo〜Qoo〰️と鳴き、私の注意を自分に向けさせ、目立つように岩に乗り、こどもを右手の草むらに逃そうとしていた、さすが！
花姫��タテヤマリンドウ、山中のリンドウは青が多く、集中せず、点々と笹やハイマツに隠れていた
劔御前小舎への登りで振り返ると、南方向、雄山と龍王岳(浄土山)の間、一の越に、尖った槍ヶ岳が明瞭に見えた
花姫��バイケイソウ、あっ、劔御前の展望台に着く前に劔岳が雲に隠れてしまう(涙)
花姫��フウロソウ(ハクサンフウロ？)、暑さでグッタリしてる？
劔御前から西方向に、奥大日岳、その偽山頂、最高点、山頂の関係が判り易い。
別山、劔御前稜線から東方向に。台形の角が北峰(左)と南峰(右)に該当するのかな？
三日目は、稜線奥駈け修験、雷鳥沢から賽の河原で一の越(写真凹部)に向かう。イワカガミのエールを受けた。
賽の河原歩き�／兇衒屬襪函�既に室堂(中段左)まで朝日は届いていた。室堂山荘の下は二段の崖になっていることが見てとれた。その上段岩崖にある岩穴が、明日訪ねる玉殿岩屋だろうと予想された。
1
7/20 6:14
賽の河原歩き�／兇衒屬襪函�既に室堂(中段左)まで朝日は届いていた。室堂山荘の下は二段の崖になっていることが見てとれた。その上段岩崖にある岩穴が、明日訪ねる玉殿岩屋だろうと予想された。
賽の河原歩き�△燭�さんのイタドリが、恐山の卒塔婆のようで、ちょっと不気味
雄山への登りから振り返ると、一の越山荘(右下)、龍王岳(右上)、その左手方向にさ北アルプスの名峰が望まれた
雄山山頂�＼省�向に台形の山塊、左端が龍王岳で右側が浄土山でいいのかな？
雄山山頂��南方向に北アルプス名峰を望む。右から五色ヶ原の上の薬師、黒部五郎、笠、赤牛・水晶、槍穂高が判別できた
雄山山頂�０貪�三角点、南東方向に、八ヶ岳と南アルプスに挟まれた富士山を認めた
大汝山山頂�‥貶�向、眼下に黒部ダム湖。背景の山波は左から鳴沢岳、赤沢岳、(蓮華岳)、スバリ岳、針ノ木岳
大汝山山頂�∪省�向に、上段は大日連山、中段は左から室堂、みくりが池、地獄谷、雷鳥沢テン塲
大汝山→富士ノ折立稜線から北方向、中央は一つの山塊に見えるけど、上は劔岳、中は別山、下は真砂岳。右手の岩塊は富士ノ折立
富士ノ折立山頂から北東方向に後立山連邦を望む。左から白馬岳、唐松岳、五竜岳、二峰の鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳の並びがよく判る
真砂岳から西方向、大日連山が一つの山塊に見えるが、中大日岳(左)、大日岳(中)、奥大日岳(右)の山頂が区別できた。また、雷鳥沢テン塲も左下にはっきり確認できた。
1
7/20 10:26
真砂岳から西方向、大日連山が一つの山塊に見えるが、中大日岳(左)、大日岳(中)、奥大日岳(右)の山頂が区別できた。また、雷鳥沢テン塲も左下にはっきり確認できた。
別山北峰�∪省�向に昨日歩いた劔御前、東斜面の残雪はまだまだ多い
別山南峰から南方向、今日ここまで歩いた道筋をほぼ追うことができる
花姫�殴ぅ錺張瓮�サ、劔御前小舎南西側にテン塲の混雑以上にびっしり
アーベントロート、雄山〜大汝山〜富士ノ折立がマイテントと同じくらい橙色になった。
四日目は、石コンクリ散策道で、一の越(正面凹)に向かい、右手の浄土山に登る
リンドウ池、朝焼けの雲が映る。奥の噴煙の火山ガスは、風に乗るとこの谷に流れてくるので、この辺りでは目鼻と呼吸への刺激がある。
浄土山と室堂山荘、この写真中央辺りの崖(見えてないけど山荘の左下)に玉殿岩屋がある。オニユリのお出迎えは嬉しい。
玉殿岩屋�‐匆霄命燭任茲�見る洞窟、すぐ側に水塲(滝)もあったので、居住に最適だな
玉殿岩屋��崖面にはいくつも洞窟がありそう。修験者は、ここをベースに、籠り修行や奥駈け修行をしたのかな？
龍王岳山頂�‘酳�向、鬼岳・獅子岳の重なりの先、写真中央辺りの崩壊部がザラ峠、その先の平地が五色ヶ原、そのずっと先に薬師岳。その先も槍まで稜線を追える
7/21 8:57
龍王岳山頂�‘酳�向、鬼岳・獅子岳の重なりの先、写真中央辺りの崩壊部がザラ峠、その先の平地が五色ヶ原、そのずっと先に薬師岳。その先も槍まで稜線を追える
龍王岳山頂�∨姪貶�向に昨日歩いた修験奥駈けルートを追える。ただし、別山の上に頭を出した劔岳は、もちろん眺めただけ。
室堂山展望台、立山カルデラ(浸食でできたカルデラ(鍋))を見る。江戸時代末、直下地震で、左の赤肌崖の山(鳶山)が山体崩壊して、土砂が溜まり、土砂で貯水池ができ、それらが大雨で一気に崩壊して土石流となり、常願寺川を流れ下り、富山市内を破壊した。今も再発危惧あり。
7/21 10:23
室堂山展望台、立山カルデラ(浸食でできたカルデラ(鍋))を見る。江戸時代末、直下地震で、左の赤肌崖の山(鳶山)が山体崩壊して、土砂が溜まり、土砂で貯水池ができ、それらが大雨で一気に崩壊して土石流となり、常願寺川を流れ下り、富山市内を破壊した。今も再発危惧あり。
花姫25 浄土(山)には、巨岩ゴロゴロより、チングルマの笑顔がよく似合う、と思う
天狗平山荘からは、滑り止めのついた木道でガキ田(池溏)巡りになる。なお、正面は崖(称名廊下)を挟んだ対岸に聳える奥大日岳
獅子鼻岩��一の谷右岸、この少し下から数本の鎖につかまり数十メートル垂直崖下降、橋で左岸に渡り、左岸垂直崖を数十メートルへつる
7/21 14:18
獅子鼻岩��一の谷右岸、この少し下から数本の鎖につかまり数十メートル垂直崖下降、橋で左岸に渡り、左岸垂直崖を数十メートルへつる
花姫41 ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、途中、所々で笹藪から突き出て咲いていた。ここから15分で、弥陀ヶ原バス停(職員駐在小屋)、高原バスで室堂に戻る(最終は1620)。
1
7/21 15:14
花姫41 ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、途中、所々で笹藪から突き出て咲いていた。
ここから15分で、弥陀ヶ原バス停(職員駐在小屋)、高原バスで室堂に戻る(最終は1620)。
ここから15分で、弥陀ヶ原バス停(職員駐在小屋)、高原バスで室堂に戻る(最終は1620)。
感想
JR東海の立山黒部アルペンきっぷ(名古屋発着￥21,350＋α、８日間有効)を利用、雷鳥沢テン塲(￥1,000/泊)をベースに登山&散策、温泉三昧(雷鳥沢ヒュッテ等￥1,000/回)を計画した。立山入下山の混雑を考慮し、室堂ターミナルに午後着/午前発の行動予定とするため、雷鳥沢に４泊し、実際の山活動は３日とした。
全日、午後の雷雨すらない好天に恵まれ、思う存分のウロチョロに成功した、大満足。
五日間ウロチョロの感想は、
初日(自宅→信濃大町→扇沢→黒部ダム→室堂→雷鳥沢テン塲)
�‖臘�温泉郷の薬師の湯はバス停に近く、別荘地区から葛温泉方向への分岐点、種池山荘への柏原新道登山口も、バス窓から再確認できた。
�⊇蕕瓩討旅�部ダム、今は完全に観光ダム化してるけど、戦後の国民一丸の大事業、土木技術の発展、日本復興の電力確保、そして犠牲171名への感謝を忘れない日本精神を学べました。
更に言うなら、今の立山黒部アルペンルートは、富山&信濃の「両方」からダム建設資材を搬入するために開かれた作業道だったのね。
二日目(奥大日岳、劔御前)
奥大日岳へは、雪解け直後のお花たちの元気いっぱいの応援が受けられ、全く疲れない。
山頂から、南方向に地獄谷(火口？)と明後日に歩く予定の溶岩台地(天狗平、弥陀ヶ原)、それを切り裂く称名川(廊下)、更に奥には薬師〜槍穂笠までハッキリ見え、来てねー、と私を誘ってるみたいだった。
北方向には猫又山、鬼門の北東にはアノ劔岳のギザギザまでハッキリ見えた。で、奥大日岳ピストンを変更して、稜線伝いで劔御前に向かい、劔岳に十年ぶりのご挨拶をしようとしたけど、午後１時が門限だったみたいで、、、
三日目(賽ノ河原→一の越、雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂岳、別山)
人生の辛苦を疑似体験する山伏奥駈け修験だけど、道中、日本中から来られたたくさんの方々と一期一会の山談議が楽しく、全く修行にならなかったかも、でした。
これ以上ない快晴の直射日光で、日焼けと脱水は恐怖だったけど、日焼け止めベッタリとタオルほっかむり登山帽、いつも以上にローペースとスポーツドリンクのこまめな摂取で、うまくいきました。携行補水は２リットルを使いきりました。
四日目(室堂→玉殿岩屋→一の越、龍王岳、浄土山、天狗平&弥陀ヶ原散策ルート)
昨日に引き続き午前は雲一つない快晴、龍王岳山頂では、北アルプスを全て手中に収めた？感覚になりました。
天狗平、弥陀ヶ原の散策ルートは、路迷いし難い整備道で、分岐表示も明瞭だった。ただし、天狗の鼻の先の斜度のある区間の木道は壊れており慎重に歩く必要がある。お花に関しては、チングルマは綿毛で、池溏のワタスゲ群落と時々現れるゼンテイカ以外はほとんど楽しむ花姫はいなかった(危険なところには美貌の花姫はヤッパリ居たけど)。チト期待外れ。
危険度マックスとされていた獅子鼻岩、新しい鎖と岩に刻まれたステップがあるので、よほどのミスがない限り滑落しない。まして、一の谷を鎖なしにへつる、左岸の�盍�が恐怖だった。
五日目(雷鳥沢テン塲→室堂→立山駅(砂防博物館)→富山駅→自宅)
テント撤収、湿ってても早くやるか、乾かしてゆっくり帰るか、迷って後者を選択したが、失敗だった。立山カルデラ砂防博物館、少なくとも半日は見学時間が必要だった。
最後に遠征経費は、合計約￥45,800
交通、約￥22,000
テン泊&温泉、(￥1,000＋￥1,000) × 4 = ￥8,000
携行食&燃料、￥3,500
名古屋駅の駅弁等、￥1,200
信濃大町の塩羊羮等、約￥900
雷鳥沢の缶ビール、￥450 × 4 = ￥1,800
室堂のホテルランチ、￥2,000
立山駅の博物館、￥400
立山駅のランチ、￥1,000
富山駅の駅弁、お土産等、約￥5,000
やっぱり、物価上昇の被害が出てる、と思う。
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