天空の花畑 北岳 間ノ岳

2025年07月24日(木) 〜 2025年07月25日(金)

• GPS: 15:02
• 距離: 17.8km
• 登り: 2,304m
• 下り: 2,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:35

距離 4.7km 登り 1,521m 下り 30m

6:38 広河原インフォメーションセンター
6:45 旧広河原山荘
7:02 7:03 白根御池分岐
7:33 7:47 第一ベンチ(1880ｍ)
8:10 8:17 第二ベンチ(2059ｍ)
9:05 9:16 白根御池小屋
11:06 11:13 草すべり分岐
11:37 小太郎尾根分岐
12:14 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:12

距離 13.1km 登り 783m 下り 2,272m

4:09 北岳肩ノ小屋
4:24 両俣分岐
4:48 5:01 北岳
5:18 吊尾根分岐
5:35 5:36 トラバースルート分岐
5:57 6:12 北岳山荘
6:43 6:44 中白根山
7:43 7:47 間ノ岳
8:45 8:46 中白根山
9:18 9:19 北岳山荘
9:44 9:46 トラバースルート分岐
10:08 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:24 10:25 八本歯のコル
11:35 大樺沢二俣
11:56 11:57 白根御池小屋
12:26 12:32 第二ベンチ(2059ｍ)
12:43 12:44 第一ベンチ(1880ｍ)
13:04 13:05 白根御池分岐
13:19 旧広河原山荘
13:21 13:22 広河原・吊り橋分岐
13:25 ゴール地点

天候

午前中晴天、午後から雷雨、夜は雨が上がるという天気

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府ー広河原 2400円+協力金300円
（運賃はIC可だが協力金は現金のみ）
行きは車内で車掌に支払い
帰りはビジターセンターで協力金の事前支払い（チケット）の購入が必要

コース状況／危険箇所等

良好

写真

7/24 4:15

広河原行きのバスに乗るため朝4時起き。既に1番乗り場には15人ほどが待っていました。

7/24 4:33

バスの運賃は交通系電子マネーが利用できますが、「利用者協力金」が300円、現金で必要。乗車後に車掌さんが回収します。

7/24 5:55

途中、北岳と間ノ岳が見えるポイントで、バスが停車。写真タイムを作ってくれました。いい天気！

7/24 6:28

広河原到着。

7/24 6:28

綺麗なラウンジ。

7/24 6:38

では、出発！

7/24 7:33

いやいや、良い天気になりました。午後からが不安なので、早めに肩の小屋につきたいところです

7/24 8:09

トリアシショウマ かな？

7/24 8:14

食べたらだめなやつ。ベニテングタケ

7/24 8:29

こっちは、食べてもいい？

7/24 8:42

7/24 8:43

ヤマホタルブクロ

7/24 8:46

クガイソウ

7/24 8:48

クルマユリ ちょっと小さいけど存在感抜群

7/24 9:10

白根御池小屋に到着。お水が補給できます。トイレは寄付金を。

7/24 9:09

ここで少し一息入れて、

7/24 9:16

いざ、草すべりへ。

7/24 9:17

時計回りに、右へ行くと草すべり。登り中も振り返れば白根御池が見える。高い木々がなく日当たりが良い影響か、お花がたくさん！

7/24 9:27

なんとかコゴメグサ。 何種類かあるらしく、私には違いがわかりません。

7/24 9:27

なんか、斜面きつくて、しんどくて写真が雑です。

7/24 9:28

7/24 9:28

センジュガンピ （だと思う）

7/24 9:29

タカネグンナイフウロ

7/24 9:31

ハクサンフウロ

7/24 9:32

シモツケソウ 色が鮮やか

7/24 9:37

ハクサンフウロ

7/24 9:37

タカネグンナイフウロ

7/24 9:37

イワオトギリ

7/24 9:39

タカネナデシコ

7/24 9:39

それにしても、暑い。登り始めにあった白根御池がまだ見える。

7/24 9:43

クルマユリ

7/24 9:50

ヤマハハコ

7/24 10:13

マルバダケブキ。うーん、それにしても自分が撮っておいて言うのもなんですが、本当に写真が雑。

7/24 10:14

ピンぼけしてるし。でも、若い頃はカメラなんて持ち歩けなかったから、フィールドノートに一生懸命描いたり、図鑑を持ち歩いたり。いい時代になりました。

7/24 10:17

雲が出だしましたな。

7/24 10:43

ハイマツが出現しました。標高が上がってきましたよ

7/24 10:45

ミヤマコウゾリナ かな？

7/24 10:51

ダケカンバがその姿で冬の辛さを物語る

7/24 10:55

広いところに出たのでちょっと一息。

7/24 11:06

ここから二俣の方面にも行ける

7/24 11:25

タカネヤハズハハコ

7/24 11:27

あー、ガスが上がってくる

7/24 11:27

肩の小屋まで、天気持ってくれ！

7/24 11:32

広河原が見える！

7/24 11:34

ゴゼンタチバナ 花弁の縁がうっすらピンクになっているところが何とも可愛いですね。

7/24 11:35

それにしても、絶景。

7/24 11:35

小太郎尾根分岐まで来ました。あと一息。なんだけど、遠くで雷が鳴っている。嫌な感じ。

7/24 11:37

イワツメクサ

7/24 11:38

多分、咲き終わりのミヤマキンバイ

7/24 11:38

タカネツメクサ

7/24 11:39

遠くに雷の音がする。大興奮の稜線歩き！

7/24 11:48

いいね。

7/24 11:48

すごくいい。（語彙力喪失中）

7/24 11:49

イワギキョウ ですよね。

7/24 12:38

雨が降りだす前に、肩の小屋に辿りつけました。よかった。正直、雷が怖かった。そう、「きただけにきただけ。」ココで言ってみたかった。

そして、雷雨。駒ケ岳のむこう、八ヶ岳方面は青空が見える

7/24 15:24

目の前に、圧倒的な存在感でそびえる甲斐駒ヶ岳

7/24 17:05

富士山は、いつ見ても美しい。若い頃の弾丸登山のトラウマのせいで、「登る山」ではなく、「見る山」だと信じてる。

7/24 17:24

今日のお宿てす。少し、頭が痛い。2500を超えると必ずこうなる。さっさと寝ませう。食後、すぐに布団に潜り込む。

7/25 3:53

おはようございます。早くから寝たはずなのに、全然寝付けず、2時間おきに目が覚める、軽い頭痛は多分高山病。2500m以上では、けっこう弱い

7/25 4:05

というわけで出発です。久しぶりのナイトハイクです。出発が10分遅れた、というより、登山ルートがわからずふらふらしてしまって時間を失った。

7/25 4:37

日の出は4:39。あと2分。山頂には間に合わなさそうです。やっぱり富士山は息を呑むほど美しい。

7/25 4:37

でも、雲から日が現れるまでには間に合うかも。
頑張って、岩山を登ります。

7/25 4:45

北岳山頂。間に合った！

7/25 4:45

おー。

7/25 4:53

ヤッホイ！ 山頂で知り合ったシンガポールから来た学生さんと仲良くなって。

7/25 4:54

彼は、間ノ岳に行くつもりはなかったらしいのですが、私が行くと知ると、一緒に行くことに。

7/25 4:54

旅は道連れ。富士山美しい。

7/25 4:54

いいね！

7/25 4:54

雲海も凄い

7/25 4:58

名残惜しいけど、間ノ岳に向かいます。

7/25 5:02

三角点タッチしてから出発！

7/25 5:11

さて、本来の予定よりも2時間早い山行です。2時のバスに間に合うように下山せねばなりません。余裕はあるはず。この花はミヤマオダマキ。ほんとにお花が綺麗で飽きません。

7/25 5:12

朝日に映える間ノ岳。ここをながめられる！歩ける！幸せ。

7/25 5:13

北岳の影。まっすぐな影がずっと彼方の山脈まで続いてる。

7/25 5:14

朝日に映える間ノ岳と、北岳の影。

7/25 5:18

こんなに素敵な富士山、見たことがない。そういえば、道連れの彼は2年前にも旅行で日本を訪れ富士山に登ったそうだが、北岳のほうが何倍も良いと言っていた。

7/25 5:18

7/25 5:29

イワツメクサ

7/25 5:47

タカネツメクサ

7/25 6:07

だいぶ日が昇りました

7/25 6:43

中白峰を通過して

7/25 7:42

バックは北岳！

7/25 7:40

三角点にお地蔵さんがいました。かわいい

7/25 7:41

7/25 9:08

さて、元来た道を戻ります。シンガポールからの彼とはここでお別れ。大学生の彼は体力が違いすぎて少し寂しい。さっさと行ってしまいました。北岳と、北岳山荘。

7/25 9:28

イブキジャコウソウ

7/25 9:29

北岳山荘を過ぎて、八本歯のコルに向かいます。

7/25 9:33

うーん、ミヤマキンバイでもないし、シナノキンバイでもなさそう。誰か教えてくだされ。

7/25 9:39

咲き乱れ

7/25 9:42

八本歯のコルまでは、トラバースとはいえ地味に登り続ける

7/25 9:42

あっという間に北岳山荘が遠くに。

7/25 9:42

凄いお花畑！

7/25 9:43

ヨツバシオガマ っぽいけど、ピンぼけがひどくてよくわかりません。ごめんなさい

7/25 9:46

凄いお花畑！

7/25 9:46

イワヒバリ。たくさんいます。

7/25 9:47

7/25 9:57

間ノ岳が雲に隠れました。早朝でないと、良い景色は難しいですね。

7/25 9:57

何だか、道がすごいことになってきた

7/25 10:02

これは、かなりの酷道。ハシゴや木道がなければ、ジャンのロバの耳みたい

7/25 10:07

尾根に取り付きました。見上げると北岳山頂はすでに雲の中でした。

7/25 10:20

岩稜帯というより、アスレチックコース見たい

7/25 10:21

おー。

7/25 10:24

7/25 10:24

やっと、八本歯のコル。このトラバースルートは、お花畑で素晴らしいのだけど、かなりの酷道、そして地味に登り。想定していた時間よりだいぶ時間がかかってしまった。

7/25 10:28

そして、この先も、ハシゴ、はしご、梯子、で一気に谷に下る

7/25 10:33

一気に、谷に、下る

7/25 10:45

そして、道がわからない

7/25 11:10

雪渓が残っている。

7/25 11:36

やっとここ迄来ました。けっこう時間がかかった。

7/25 11:38

このあたりから、雷がなり始める。昨日より時間的に早い。この後の写真が無いのは、土砂降りとなり、

7/25 11:55

iPhoneの画面が濡れて全く操作を受け付けなくなってしまった。iPhoneが雨で濡れることは気にしていなかったけど、操作ができなくなるのは想定外。あの土砂降りでは、画面を拭いても無意味。地図がスマホだよりの方はご注意！

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

chiuvet

初めての南アルプス、念願の北岳に登ってきました。スケールのでかさに感動し、朝日の美しさに感動し、咲き乱れる高山植物に感動し、そして下山中のいきなりの激しい雷雨に感動し、素晴らしい体験でした。午前中は素晴らしい晴天に恵まれますが、お昼からは雷雨というのがお決まりのようです。午前中の行動が必要ですね。高山病対策、ナイトハイク、雨具の重要性など色々と勉強になりました。今年の夏はいくつかの高山にチャレンジしたいです。