鹿島槍～五竜 扇沢から縦走

2025年07月26日(土) 〜 2025年07月27日(日)

• GPS: 11:46
• 距離: 26.9km
• 登り: 3,320m
• 下り: 2,909m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:44

距離 13.7km 登り 2,103m 下り 1,058m

6:45 扇沢駅
6:55 柏原新道登山口
7:30 ケルン（柏原新道）
7:41 駅見岬
8:05 水平岬
8:26 富士見坂
8:42 8:47 種池山荘
9:14 9:15 爺ヶ岳南峰
9:24 爺ヶ岳中峰
9:37 爺ヶ岳北峰
9:51 9:52 冷乗越
10:02 10:08 冷池山荘
10:13 冷池山荘テント場
10:42 布引山
11:13 11:16 鹿島槍ヶ岳
11:42 11:48 鹿島槍ヶ岳北峰
12:21 12:24 八峰キレット
12:32 八峰キレット小屋

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:56

距離 13.2km 登り 1,217m 下り 1,851m

4:42 八峰キレット小屋
5:17 口ノ沢のコル
5:38 5:39 北尾根ノ頭
6:50 6:52 五竜岳
7:21 7:34 五竜山荘
7:37 遠見尾根分岐
8:03 大黒岳
8:48 牛首
8:59 唐松岳頂上山荘
9:09 9:11 唐松岳
9:20 9:21 唐松岳頂上山荘
9:40 9:41 丸山
9:50 扇雪渓
10:08 下の樺
10:15 10:16 八方池
10:20 10:21 八方ケルン
10:25 第二ケルン
10:31 石神井ケルン
10:42 八方池山荘
10:42 ゴール地点

天候

晴れ。
お昼頃には雲が上がって来て稜線上はガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
自宅～信濃大町まで電車
信濃大町から扇沢までバス
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/ogizawa/

帰り
白馬駅から新宿行きの特急あずさ38号を利用。
1日1本だけある関東への直通特急です。

写真

7/26 5:23

ホテルの窓から鹿島槍ヶ岳と五竜岳。午後から雨も有り得る予報ですが、間に合うでしょうか。

7/26 6:01

信濃大町のバス停に扇沢行きのバスがやって来ました。最繁忙期は5時台のバスも有りますが、今日は残念ながら6時が始発です。

7/26 6:45

40分ほどで扇沢駅に到着。予定より少し早い時間の到着となりました。今日は時間との闘いなので助かります。

7/26 6:55

柏原新道登山口は扇沢から10分ほど下ったところにあります。途中の駐車場はどこも満車のようでした。

7/26 7:29

30分ほど歩くと扇沢の駐車場を見下ろす高さになりました。正面に見えるのは針ノ木岳。一昨年？に歩いた種池山荘までの周回コースは絶景で本当に楽しかったです。

7/26 8:37

柏原新道を快調に登り、2時間弱で種池山荘に到着。これで時間的にはだいぶ楽になりました。陽が当たらない南側から登れたのが助けになりました。

7/26 8:38

コーラ一気飲みでこの後の行程に備えます。現地調達できると荷物が軽くなって助かります。

7/26 8:51

種池山荘から見上げる爺ヶ岳。ここからは初めて歩く区間です。

7/26 9:05

振り返ると小さくなった種池山荘の向こうに剱岳と立山。手前は針ノ木岳からの周回ルートで歩いた鳴沢岳。

7/26 9:24

爺ヶ岳山頂。今日は雲が上がってくるのが早いですね。

7/26 10:05

爺ヶ岳から下った先には冷池山荘。コーラを流し込んで先を急ぎます。

7/26 10:12

小屋から少し離れた位置にある絶景のテント場。強風の日は大変なことになりそう。日によって当たり外れが有るかも知れません。

7/26 10:17

稜線に咲いていたチングルマの花。

7/26 10:47

鹿島槍へはひたすら登りますが、今週は荷物が軽いのでそれほど苦になりません。

7/26 10:53

マメっぽい植物を見つけました。

7/26 11:13

鹿島槍ヶ岳山頂はガスに巻かれてしまいましたが、まだ雨が降ってくる気配はありません。今日はカッパの出番は無さそうで何より。

7/26 11:40

鹿島槍ヶ岳の北峰付近から振り返ると南峰が大きく聳えます。山頂からかなり下りました。

7/26 12:11

今日のゴールとなるキレット小屋が見えてきました。

7/26 12:26

険しい岩場ですが足元は広いです。1歩1歩注意して進めば問題ありません。

7/26 12:29

キレット小屋に向けて最後の下り。山小屋をこの距離で真上から眺めるのは不思議な感じですが、それだけ険しい場所に建つ小屋だという事でもあります。

7/26 12:49

今日はテントを張る必要無いので早速お昼ご飯にします！歩き終わった後のビールはたまりません。

7/26 16:59

キレット小屋の晩御飯。お味噌汁も具沢山で明日への活力となります。

7/26 18:51

夕方ごろに少し雨が降りましたが無事に日の入りも見届けられました。

7/27 4:44

翌朝。小屋の中でお弁当を頂き、明るくなった4:45に出発。昨日のペースなら大丈夫そうということで、ゆっくり目のスタートです。

7/27 5:09

小屋から少し歩くと昨日は見えなかった鹿島槍ヶ岳の山頂。

7/27 5:32

さらに歩くと憧れた鹿島槍ヶ岳の双耳峰もバッチリ！

7/27 5:41

このハシゴは高度感あり少し怖かった。有名な八峰キレットですが、基本的には他と同じで一歩一歩歩くことに変わりありません。

7/27 5:59

先週も眺めた立山と剱岳。だいぶ角度が変わり、北に来たことを感じます。

7/27 6:09

五竜岳が迫って来ました。こちらも毎年雨で予約が流れた縁なき山でしたが、いよいよ今日山頂に立てそうです。

7/27 6:43

歩いて来た稜線を振り返ります。

7/27 6:50

五竜岳山頂！賑わう山頂での写真撮影は順番待ちでした。

7/27 7:12

五竜山荘はだいぶ下ったところにあります。ご来光を拝むためにはかなり早起きする必要ありそう。

7/27 7:19

五竜山荘に到着。なるほど、確かにテント場は少ないですね。予約が激戦となるのも納得です。

7/27 8:50

五竜山荘から1時間半ほど歩くと唐松頂上山荘。五竜〜唐松間も数ヶ所高度感ある鎖場と体力を削がれるアップダウンが有りました。

7/27 9:00

唐松岳の稜線にはコマクサが咲いていました。

7/27 9:14

唐松岳山頂から眺める不帰キレット。

7/27 10:14

早くお風呂に入りたいので八方尾根を駆け下ります。今日も八方池はガスですが多くの観光客の姿。

7/27 10:36

リフトが見えてきました。この辺りの岩は何故か滑りやすく、キレットより嫌です。

7/27 10:46

絶景のリフトを3本乗り継いで旅を締めくくります。

7/27 11:08

下山後は白馬でピザを頂きます。ちょっと食べきれない大きさだったので、数ピースほど持参の袋でお持ち帰り。帰宅したら晩酌で楽しみます😊

7/27 13:25

八方の湯でさっぱりした後、徒歩で白馬駅へ。
ICカードが使えない駅は券売機が大混雑！焦ってエキタグの回収忘れました😢(2週間連続2度目)

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

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何年か連続で雨に流されて実現しなかった五竜～鹿島槍ヶ岳の縦走。
今年はテント場の予約争いにも負けてキレット小屋での宿泊での挑戦となりました。

金曜日の仕事終わりとともに相模原を出発し、特急で松本を経て信濃大町へ。最後に乗った大糸線が思いのほか混んでいて驚きましたが無事に22時過ぎにホテルにチェックイン。
(1泊16000円のビックリ価格でしたが、駅前の利便性には勝てません)

土曜日は始発のバスに乗って扇沢へ。
午後には雨も有り得る予報の中でどれだけのペースで歩けるか不安でしたが、軽くした荷物と陽が当たらない南側斜面の助けもあってかなり快調なペースで種池山荘を通過。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の登りもそれほど苦にならず、お昼過ぎにキレット小屋に到着。

日曜日も土曜と同じく早い時間から雲が湧いてくる不安定な空模様の中、幸いにも雨に降られず憧れの五竜岳からの絶景を拝むことができました。

車を扇沢に置いてスタートし、下山後の回収も考えましたが、コースタイムと相談して電車を利用。おかげで下山後はすぐ特急に乗って帰路に着け、中央道の渋滞も回避。
小屋泊としたことで早いペースで歩けたのも良かったです。
数年越しの鹿島槍ヶ岳、五竜岳は計画がうまく噛み合った素晴らしい山行となりました。

(そろそろ車も運転しないとバッテリー上がっちゃいそうだな～‥)