記録ID: 8496580
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
南アルプス白峰三山・南嶺 百高山7座縦走
2025年07月30日(水) 〜
2025年07月31日(木)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 23:50
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 3,163m
- 下り
- 3,862m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 10:30
距離 10.8km
登り 2,084m
下り 710m
16:42
2日目
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 13:32
距離 19.6km
登り 1,079m
下り 3,152m
19:00
ゴール地点
天候 | 快晴 灼熱 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原〜白根御池小屋 全区間樹林帯歩きで殆ど直射日光は照り付けない 広河原1290mから野呂川を吊り橋で渡り大樺沢沿いを登ると白根御池分岐1656m 白根御池分岐からは尾根に取りつき急登を標高2180mまで標高差約500mを一気に登る。尾根を南へトラバースするようになり緩勾配から水平道へ 水平道途中でこの登山唯一の小さな沢を横断 道床の泥濘が増えてくると程なく白根御池小屋2236mに到着 白根御池小屋〜小太郎山分岐 白根御池からは疎林体となり直射日光が燦々と照り付ける お花畑に囲まれた白根御池を左手に見て右俣分岐を通過、草滑りと云われる涸れ沢の急登を一気に標高差500m登る 鹿避ネットが出てくると一旦尾根から左へ逸れ、程なく草すべり分岐 草すべり分岐を鋭角に右に曲がり、尾根を迂回するようにトラバースしながら、尾根へ乗っ越すように登り詰めると目の前に仙丈ヶ岳が姿をあらし小太郎尾根分岐に到着 小太郎尾根分岐〜小太郎山 初級バリエーションルートで全区間稜線歩き 踏み跡・マーキングが薄いところがあり、初級のルートファインティング・ハイマツ漕ぎが必要で初心者向けではない 濃霧時には無用に踏み入れない方が良い ハイマツ漕ぎ・岩稜登攀があるのでストックは丸尾根下降時、途中にデポした方が良い 最低コル以外は森林限界より上で日陰は殆どない 比較的目の前に小太郎山があるように見えるが、ビジュアルよりも遠い 小太郎山分岐から丸尾根の急坂を標高差200m一気に下る 途中踏み跡の薄い岩稜帯やゴーロがあり、最低コルに近づくにつれリッジや初級のハイマツ漕ぎも出てくる 小太郎尾根をコルへ向け標高を落としてから小太郎山方面を眺めると「前小太郎山」の陰に「小太郎山」が隠れ、「前小太郎山」を「小太郎山」と誤認しやすい 「小太郎山」と誤認した場合、最後の急登だと頑張って登り「前小太郎山」山頂に乗越し「前小太郎山」の標識を見るのと同時にまだ先に見える「小太郎山」への稜線が見えてガッカリ… 前小太郎山から急斜面の岩稜を一旦下降 目の前に聳える「小太郎山」へ登り返しは「前小太郎山」の急登よりはラク 小太郎尾根分岐〜北岳 稜線の岩稜帯歩き 東側は北岳バットレスでスパッと切れており、主に稜線の西側、一段降りたところを歩く 小太郎尾根分岐を過ぎて程なく崖にトラロープの張られた急斜面を登る このトラロープはお助けロープではないので決して持たないように 「北岳に来ただけ」で有名な北岳方の小屋を通過するとガレ場が増え岩稜帯は厳しさを増す 標高3000mを越すと気圧も低く、過度な運動は高山病が亢進しやすいのでゆっくり行動するのが良い 北岳〜北岳山荘 吊尾根分岐へ向け急斜面のガレ場の岩稜帯を一気に下る 吊尾根分岐を過ぎると、勾配は落ちつき緩勾配となり快ちよい良い稜線歩きとなり北岳山荘へ到着する 北岳山荘〜間ノ岳 岩稜帯の稜線歩き 一部ガレ場・ゴーロもあるが難易度は高くない 北岳山荘を出てすぐに中白根山へ向けて急登を登る 中白根山を越すと目の前に南アルプスらしいダイナミックな稜線とその先に間ノ岳が姿を現す 間ノ岳〜西農鳥岳 岩稜帯の稜線歩き 登山者は一気に減りガレ場・ゴーロが増え間ノ岳までの区間よりは難易度は高く中級者向けの登山道となる 間ノ岳から農鳥小屋へ向けて一気に標高差400mを下る 再度急登で標高差約350m登り返す 登り返しは急登でガレ場・ザレ場等もあり慎重な脚運びが要求される 西農鳥岳〜農鳥岳 今回の登山道で一番テクニカルな区間で危険地帯が連続する 岩稜の登攀があるのでストックは収納する 高度感のある岩稜トラバースやガレ場・ゴーロ通過があるのでより一層慎重な脚運びが要求される 西農鳥岳越すと笹山までの長い稜線が全貌を現す 農鳥岳〜笹山 笹山手前で樹林帯に入るまで全てが直射日光照りつける森林限界上のダイナミックな稜線歩きで眺望がすこぶる良い 登山日は快晴無風で恐ろしく蒸し暑く熱中症になりかけトテモ苦労した 一部ガレ場やゴーロ等もあるが歩行距離の割にアップダウンは少ない 笹山〜奈良田 標高差1900メートルを急坂で一気に下る痺れる尾根歩き 下降し始めてすぐ鬱蒼としたにシラビソ、ダケカンバに覆われた細い激下りを下降 処理されていない倒木も多くトテモ歩きにくい シラビソ枝を漕がねばならない箇所もあり枝が引っかかり易い 標高2570メートルを下回ると激下りは一段し処理されていないシラビソ漕ぎは減る この先は段丘状態で尾根を下る 標高2000メートルを下ると登山道上の倒木は処理されて歩きやすくなり、さらに水場分岐を過ぎると登山道の状態はよくなり連続急登が厳しいものの一般登山道のような様相となる 標高1000メートルの奈良田第三発電所ヘッドタンク上部からは単管パイプの手摺りが整備された登山道となり水圧管を避けるように尾根の北側斜面を九折に下り野呂川の奈良田第三発電所に躍り出る 野呂川沿いを数百メートル北上すると奈良田八幡社公園となり目の前を吊り橋を渡ると駐車場に到着する |
写真
山梨交通 奈良田〜広河原線
今日は2台で運行
いすゞジャーニーK
上下引き違い窓・直結式冷房の短尺ツーステップバス
大型路線バスキュービックの中型版でエルガミオの前身モデル
手前が前後引戸車、後ろが前中引戸車 同じ車のように見えるが実は違う
今日は2台で運行
いすゞジャーニーK
上下引き違い窓・直結式冷房の短尺ツーステップバス
大型路線バスキュービックの中型版でエルガミオの前身モデル
手前が前後引戸車、後ろが前中引戸車 同じ車のように見えるが実は違う
感想
涼しい山を求めて南アルプス小太郎山〜笹山縦走登山を計画
イザ登ってみると、快晴・無風の灼熱地獄
稜線歩きは滴るような汗をかき僕は暑熱順化できてないので体力を奪われフラフラになりながら歩くコトに
二日間とも水分3.5リットル消費した…
3000メートル級稜線歩きは涼しいだろうと考えていたが、そんな俺はアマちゃんだった…
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