【北アルプス楽園山行🥹】室堂→新穂高


- GPS
- 29:58
- 距離
- 54.2km
- 登り
- 3,962m
- 下り
- 5,370m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:45
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:20
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:21
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:18
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿→信濃大町駅 夜行バス(予約制) 信濃大町駅→扇沢 路線バス 扇沢→室堂 立山黒部アルペンルート 始発7:30 【帰り】 新穂高ロープウェイ乗り場前→平湯温泉11:55(予約制ではないが、満員になることはなかった 平湯温泉→松本バスターミナル (予約制) 松本駅からあずさ |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
毎年恒例の北アルプス縦走。いつも7月終わりから8月の頭って決めてるんだけど、今回も最高だった。
森林限界を越えた稜線をどこまでも歩きたいので、自然と歩くエリアは決まってくる。時期は毎年決まっているので、それほどアルプスに行けない冬のうちに計画は決めていた。
去年は念願の裏銀座だったので、今年は前から気になっていた室堂から南下するルート。これは絶対楽園山行だろうなと思っていたけど、実際に歩いてみて期待以上の楽園だった
【1日目】
室堂→五色ヶ原山荘
着いた瞬間から相変わらずの楽園感。
出発前にどうしても食べておきたいものがあって寄り道。喫茶りんどうのダムシフォンかみくりが池温泉でケーキかものすごい悩んだんだけど、結局みくりが池へ。
まだ何もしてなかったのにお腹空いたから、あんバタートーストとレアチーズケーキにした。室内でまったりしてたら、このままおつかれ山しちゃいそうなくらいゆるんでしまって危なかった…
他にも食べたいものあったけどしょうがなく気合いを入れて出発。まずは一の越山荘へ。いくつか残雪があるけど、滑っても問題なかったり、ステップ切ってあるので何もつけずに通過。
一の越まではかなり賑やかだけど、龍王岳方面に行くと一気に人が少なくなる。ようやく縦走が始まるのかと高まる瞬間。龍王岳近くまで登るとやっと五色ヶ原の台地が見えてくる。ここはこの目で見てみたかった景色なんだよね。カッコよすぎ…
カッコいいけどここから先はアップダウンの連続。意外とピークが多くて、極め付けはザラ峠への下り。鷲羽岳も真っ青のザレ場が延々と続くし、いくら下っても下に着かないし、近づいてるはずの五色ヶ原の景色が全然変わらない。
五色ヶ原への登りはヘロヘロだったけどなんとか到着。ここだけ小屋泊にした理由はお風呂に入りたかったから。シャンプーとかは使えないけど、湯船に浸かれるだけでめっちゃ気持ちよかった。久しぶりの小屋の夕飯もおいしかったな。でも小屋番やってるからか、仕事してるような感じがしていろいろ落ち着かない笑
日が暮れるとさすがにちょっと肌寒い。ここは街の光が見えないからか、星空がものすごく綺麗だった。
【2日目】
五色ヶ原山荘→薬師峠テント場
離れるのが名残惜しかったけどゴールは遥か先なので、先へ進む。
最初のうちは穏やかだけど、徐々に豪快にアップダウンの続く道になり、山肌に緑多めだし雰囲気はまるで南アルプス。向かう先は結構ずっと見えてるけど、全てが巨大すぎるからか全く進んでる感じしない。それどころか歩くほど遠ざかっていくような、向かう山が迫ってきて大きくなっているような感覚があった。スゴ乗越小屋までも遠かったな。さらにそこから薬師岳への登りは、とても単独の山とは思えないボリュームがあった。その分薬師岳に着いた時の達成感は半端なかった。雲が上がってきたりで見えない山が多かったけどそれでも感無量。達成感の意味では今回のベスト。
山頂から薬師岳山荘までは高速道路状態。こんなに歩きやすいのかと、それまでの道との違いにびっくり。山荘に着いてみたらしらたまあんみつが目に入り、即注文。疲れた体にめっちゃ沁みた。しかもこれフルーツたくさん入ってるし思った以上にボリュームあって大満足。食べ終わってお土産とか見てたらしらたまあんみつ売り切れが聞こえてきた。これはみんな食べたくなるもんねぇ
腹ごしらえしたらテント場へ急ぐ。まだ金曜日だからか、それほど混んではなかった。ここは冷たい水がバシャバシャ出てておいしい。小屋からは離れてるけどテント場に受付とか飲み物売ってたり、しっかりしたトイレもあって快適。
【3日目】
薬師峠テント場→三俣山荘テント場
今日も長丁場。朝のうちは晴れてたけど、太郎山からの登りで雲の中。ちょうど台風来てる日だったしもうだめかなと思ったら、しばらくすると雲取れてきた。黒部五郎への道は2日目までのアップダウンに比べると穏やか。こういう稜線歩きだよ!って感じの道が続いて気持ち良かった。黒部五郎岳から小屋までと、小屋から三俣山荘がめっちゃ長く感じた。特に三俣山荘への巻き道。三俣蓮華岳を通らないってだけで、アップダウンは結構あるし、ハイマツの藪漕ぎに、なかなか体力持っていかれた。山頂経由した方が歩きやすくていいかもしれない。
三俣山荘に着いてテント張って着替えて、ケーキセットで至福🤤ってやってたら今回初の雨。それでも1時間?くらいで止んだ。早めにごはん食べて、夕暮れ時の鷲羽を眺めて、日が沈みそうになったら夜喫茶でマサラチャイ。三俣山荘で喫茶するの好きなんだよね。周りの雰囲気と、食堂の空気が好き。
【4日目】
三俣山荘テント場→新穂高温泉
三俣蓮華岳で朝焼けを見たかったから、頑張って2時半に起きて4時出発。雲一つないし、空が青からオレンジに変わっていくのが綺麗だし、遠くの山々まで見えるし、まさにフィナーレにふさわしい天気。山頂に良い時間に着いて日の出を待つ。いろいろな山行ったけど、やっぱり三俣蓮華岳は特別感あるな。北アルプスの奥深くに包まれてる感じ。周りはオールスターだし。ここに来るのは3回目だけど毎回泣いてる気がする🥹
明るくなって満足したら先へ。少し遅れていたので双六には寄らず巻き道で下りる。ただこの巻き道も草が結構あってびしょびしょになるし、アップダウン意外とあるので、おとなしく山頂経由した方が結果早いかも。双六からは一気にオシャレハイカーの世界みたいに雰囲気が一変するのが毎回面白い。
鏡平山荘でコーヒーフロートとカヌレで栄誉補強してあとは一気に下山。予定通り新穂高に着いてソフトクリームでお疲れ山した⛰️
この時期の北アルプスは晴れるってわかってからは、毎年北アルプス縦走してる。
去年雪が多かったからか、今回は特にお花が多い印象だった。あと台風の影響なのか雨が降ったけどそれも4日間で見ると一瞬。やっぱり晴れやすい時期なのかな。
vivoユーザーなんだけど、道中で3組ほどvivo仲間にあった。なんか同じブランドの靴履いてると嬉しくてつい話しかけてしまう。初めて長期縦走でvivo履いたけど、去年からかなり歩いてたからか足はなんともなかった。
五色ヶ原の楽園感が凄かったり、立山でのんびり過ごすのも楽しそうだったり、いろんな人に出会ったり、相変わらず北アルプス好きすぎて小走りしたり、とにかく全力で楽しかった🥹余韻に浸る間もなく、お盆は白馬!
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