白馬三山・旭岳 猿倉In/Out周回 頂上宿舎テント泊【63座目/100名山】


- GPS
- 16:29
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,806m
- 下り
- 2,808m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 5:33
- 合計
- 10:34
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 9:44
天候 | 8/2(土)晴れ後ガス後晴れ 8/3(日)晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2025年は猿倉駐車場が利用不可なので、バスかタクシーで行くしかない。バスは2025年から事前予約制(発車オーライネット)になってしまい、価格も去年までの倍の2,000円となった。(去年は950円) 白馬岳は小屋がとても大きいのでキャパは十分だから、この朝一バス確保が争奪戦となりそう。 3人集まればタクシーで行ってもトントンとなる。5:00前だと割増料金になるので、集団は5:00スタートくらいでタクシー予約すると良いと思います。 |
その他周辺情報 | 村営白馬頂上宿舎テント場利用。1張2,000円1名1,000円合計3,000円。小屋とは別に受付があり、そこでジュースやビール等も売っている。テント場はとても広く、平坦に整地されている。石もゴロゴロしているのでペグは使わなかった。現地に行けば分かるが、風が吹き抜けそうな感じではないので、張り綱も使わなかった。 水場・トイレも有り、近い所に張ると便利だけど、その代わりトイレの臭いが少々漂う。トイレは汲み取りで、少々ワイルド感。小は昔ながらの壁だけ。大は和式が2つと洋式が1つ。だけど、洋式は和式に無理やり付けた感じで超狭いw 男女別で分かれている。 |
写真
感想
白馬岳:100名山63座目、2025年16座目。
旭岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳:100高山の1座。
今週末は白馬岳に行ってきた。金曜に、会社の同僚が退社するというので送別会があった。そんな状況で山に行くのはどうかとも思ったが、折角の晴れ予報ということでプチ強行で行くことにしたw 結局1.5時間しか寝れなかったが、何とか歩き切った。
去年2024年は雪不足のため、白馬大雪渓が7月頭には通行止めになり、その後復帰することは無かったと思う。今年は雪が多かったため、ようやく白馬大雪渓を歩くことが出来た。
白馬山荘は日本一巨大な山荘らしいので、夏山シーズンの土曜でも普通に空きがあった。ただ、先週3泊4日の小屋泊で行ったから、お金を使い過ぎているw なのでテント泊で行くことにした。なので最初は猿倉から登り、王道の栂池下山で考えていた。
ただ、去年同じ猿倉から天狗山荘まで登り不帰の嶮から唐松岳・八方尾根で下山している。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7213146.html
この時はガスガスだったので、いつかはリベンジしたいと思ってるが、まだもう少し先でも良いw もし栂池下山していしまうと、白馬三山、杓子岳・白馬鑓ヶ岳の稜線が繋がらない。赤線繋ぎしたくなるのは目に見えているので、今回はテント泊装備と重たいが、トレーニングも兼ねて今回のルートを選んだ。栂池・大池から白馬岳は、蓮華温泉からの周回とか、単純に栂池からピストンするとかで行くこともあるだろう。
結果としては、かなり辛い下山となった。去年登りで同じルートを登っているはずなのに、こんなに辛かったのか?2日目で疲れているのとテント泊装備というのはあるだろうけど、登りと下りで印象が全く違うことを実感した。鑓温泉小屋から小日向のコルまでが、長くて地味なアップダウンが結構続いた。通ってるハズなのにこんな記憶全く残ってないw 人の記憶と言うのはいい加減なものだというのも実感するww
もう2度と、このルートを下山で使わないことを心に決めたw まぁあるとすれば、不帰の嶮リベンジだろうから、同じ猿倉からのルートにするか、唐松から行くとしても栂池まで行くのを選択したいw
相変わらず前置きが長いが、山行の感想を。
まずは白馬岳への登り。白馬大雪渓は有名なだけあって、真夏でも雪渓が残り風が通るととても気持ちが良い。8月にチェンスパ履くのは違和感しか無いが、楽しめた。
白馬岳はご来光に行くことにして、初日は旭岳に向かった。テン場から1時間も掛からないお手軽だけど、流石破線ルート。結構ザレガレで大変だった。西側から巻いて行った方が難易度は低いと思う。正規の登山道は登りに使って、下りを西側から下りた方が無難かなと感じた。ガスが多かったけど、それはそれで幻想的な景色が見れた。
そして白馬岳、山頂からご来光はバッチリだったし、目の前には剱岳。大池への稜線を眺めて、逆側は白馬三山の雄姿。遠くには槍ヶ岳から、先週居た黒部五郎とかの山々を望むことが出来た。白馬山荘に泊まれば、すぐ山頂にもアクセス出来るし、小屋のキャパは大きいので手軽に行くことが出来、とても良い山だと感じた。
白馬三山の杓子岳は、三山の中で一番のガレ山で大変だったけど、特に白馬鑓ヶ岳から見える登山道がスッと伸びる感じがとても良かった。山頂からの急峻に落ちていく様がスリル満点でとても良い。この辺にはコマクサも沢山咲いていたので目も楽しめた。
白馬鑓ヶ岳は道は普通だったけど、雄姿がとても良い。何だったら山容だけなら白馬三山で個人的には一番かな?白馬岳側からと天狗からで見た目が全く違うのもとても面白いと感じた。天狗からだと砂礫な感じで印象が全く違う。
周辺はお花も咲いてて、白馬三山の周回とテント泊も楽しめた。今回、ヤマテンでも言っていたが、台風の影響か水蒸気が増えて、朝焼け・夕焼けが楽しめそう。というコメントがあったけど、丸山から見る夕暮れ。杓子岳・白馬鑓ヶ岳に掛かる雲の色が本当に凄かった。夕方だけど雲海も良かった。朝焼けはそうでもなかったけど、バッチリご来光と雲海も楽しめたし、剱岳モルゲンと影白馬も見ることが出来た。
今年は5月の週末天気がダメダメだったけど、異様に早く梅雨が明けて、それ以降の週末は最高の天気が続いた。これで6/21から始まった、夏山シーズン。毎週末100名山に登ることが出来た。テント泊も鳳凰・常念・尾瀬・白山と計5回行けた。これで体力もしっかり付いたことでしょう。
来週は、待ちに待った夏休み。日記にも書いたけど、今年はクルマで北海道に向かう。クルマなので走り回る必要も無いから、今年は天候に恵まれたら、大雪山縦走をしたいと考えてる。まだ2泊以上を縦走テント泊はしたことが無い。尾瀬は2泊したけど、デポして行ったから縦走はまだ未体験。ただ、これだけテント泊を繰り返しているからきっと大丈夫でしょうw 後は晴れることを祈るのみ。楽しみです♪
※とりあえず山行記録アップロード優先で、ルート概況と写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います。
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