裏銀座縦走


- GPS
- 32:46
- 距離
- 51.8km
- 登り
- 4,185m
- 下り
- 4,444m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:02
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:54
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:55
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:35
天候 | 1日目 快晴 2日目 暴風 3日目 雨のち曇り 4日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
南安タクシー豊科本社から七倉までタクシー 七倉から高瀬ダムまで乗合タクシー(@¥650) 新穂高温泉でマイカーをピックアップし帰路へつく |
写真
感想
夏休みを利用し裏銀座へ。
高瀬ダムから新穂高温泉の縦走を計画。
最初の課題は高瀬ダムまでどう行くかと、新穂高温泉からどう戻るかということ。
悩んだ末に南安タクシーの回送サービスを利用することに。(¥34,000)安くはないが、帰りの時間も気にしなくて良く、新穂高から自宅へも早く戻れるので安心と時間を買うことにした。
前日、梓川SAで車中泊し朝5時に南安タクシー本社(安曇野インターからすぐ)へ。手続きをし登山準備をしタクシーで七倉山荘まで。
山荘には6時ごろ到着、大町からのバスがすでに到着しており高瀬ダム行きのタクシー乗り場には20名弱並んでいた。
この日は(他の日はわからないが)、タクシー1台、大型1台(8名乗り)の2台で高瀬ダム↔︎七倉山荘を往復していた。6時40分頃にタクシーに乗車し高瀬ダムに7時頃到着。
タクシーの運転手曰く、七倉まで高瀬ダムは徒歩で1時間半とのこと。七倉のゲートが開くのが6時なので歩いてる方もいた。
高瀬ダムから登山スタート、トンネルを越え橋を渡り、岩場砂場箇所を歩き、ブナ立尾根登山口に到着。
ここから標高差1200メートルの急登をあがる。12,11,10…のように100メートルごとに標識がある模様。
登る前はここの急登をテント装備で登れるのか?と思ってたが、意外とすんなり烏帽子小屋まで到着した。とても良い天気で赤牛薬師もハッキリ見え、野口五郎方面も見渡せた。良い天気ということ、明日の天気が下り坂ということ体力も余ってることから野口五郎小屋まで行けないかと思い小屋に電話してみると空きがあるということで野口五郎小屋まで行くことに。(テント場は無いので小屋泊、電波は小屋過ぎた展望台で2本入りました。au&docomo;,softbankはわからず)
野口五郎までの道は360度見渡せる絶景で、ところどころ足をとめてしまうため全然前に進まない。花道と稜線の選択肢ももちろん稜線ルートを選択。
ゆっくり歩いて野口五郎小屋に到着した際には、小屋の方がこの時間まで遠くが見渡せるのは珍しいとおっしゃってました。
小屋で休み、日の入り前に野口五郎岳に登り絶景を堪能し次の日に備え就寝。この日に野口五郎小屋まで来たのは本当に良い選択だった。
2日目は、余裕を持って5時スタート。野口五郎岳で日の出を迎えて水晶方面へ。小屋を出たところから暴風、真砂を登り水晶方面を向かうも日本海方面からずっと風が吹きつけていた。
水晶小屋に向かうまでは暴風は変わらずも晴れ間が見えたり曇ったり。
水晶小屋にザックをデポし水晶へ。途中で雲の平が見えテンションがあがる。次来る時は行きたいなぁ。
水晶山頂到着時は曇り、少し待っても曇りは変わらずなので小屋方面に戻る。
小屋に戻り軽食、ちょうどおいなりさんが売り切れてしまったとのこと。名物の力汁を注文した。うん、美味しい。これは次来た時も食べよう。
水晶小屋からガスのワリモ岳、ガスの鷲羽岳を踏み三俣山荘へ。鷲羽からは最初にぐーんとくだる、このくだり、登りたくは無い。
急な坂を下り、ゆらやかな道を下り、いつか行きたい伊藤新道分岐を超え山荘へ。テント手続きを済ませてテント場へ。翌日が平日なこともあり山荘近くの水場前に張る。その後展望食堂でうどんを食す。水晶小屋で会った方たち(最後のおいなりを食べた人🍙)と意気投合しずっと話してた。
3日目、朝から雨かなと思ったが雲がかかっているだけだった。このままを祈りつつ登山開始。今日の目標は黒部五郎岳。三俣蓮華は巻き、まずは小屋を目指す。ところどころ頭の上までのハイマツ帯があり、熊🐻に気をつけながら歩く。ガスガスの中で少しだけ笠が見えた。小屋の手前は結構な下りだった。
小屋に着き小休止をしてたら雨が降り出してきた。構わず黒部五郎岳に向かう。カールあたりで本格的に雨となった。カールから稜線に向かう急登のところどころ滑りそうなところを気をつけて上がる。肩を通過し無事山頂に着いたが当たり前のように眺望は無し。休憩は少しにして下り始める。ちょうど雨が弱くなり下りやすくなった。カールから小屋に向かう途中で雷鳥を発見🐦小屋に着きラーメン🍜を食べ手拭いを購入。
小屋から黒部五郎岳は、晴れていたらとても気持ちよさそうなルートであった。ぜひまたきたい。そして黒部五郎小屋のトイレはとても綺麗(¥200)
小屋を後にし、三俣山荘まで戻る。来た道を戻るだけだったが、行きよりとても楽に感じた。昨日と同様展望食堂でまったりケーキとビールを楽しんだ。この日は黒部五郎に登る途中で会った小屋住みの学生とお話しをさせてもらった。明日は水晶超え温泉沢、高天原、雲の平、薬師小屋まで行くとのこと。猛者。
夜カフェでラムチャイを飲み、就寝。
4日目、朝からとても良い天気。月明かりでヘッデンがいらないくらい空気が澄んでいた。テントを撤収し双六方面に。
三俣蓮華を超え丸山で日の出を迎えた。双六岳越えて双六小屋まで言葉に表せられないくらいの絶景続きだった。昨日拝めなかった黒部五郎もとても良く見え感動。笠も綺麗に。遠くには野口五郎も見える。360°どこ切り取っても絶景。
双六から小屋の間は聞いていたが見るとやはり違う、これが天空の滑走路かと納得の景色。双六小屋まであっという間だった。
絶景に別れを告げ、新穂高温泉にくだる。と思いきや、登りがまぁまぁあった。歩いてきた道は見えなくなったが、雲のない槍大喰中南大キレット北穂奥穂ジャンダルムを目の前にしながらおりていった。
弓折を超えて程もなく鏡平山荘に到着。喫茶で限定5食のかきあげうどんを食す。かきあげはあげたて。とてもおいしかった。鏡池で逆さ槍などを見て後にする。どんどんくだっていく。秩父沢は先日の橋が流された影響か、ルートが少し上側に変更されていた。ルート整備されている方に本当に感謝です。
小池新道登山口までおり、だらだらルートをだらだらくだる。わさび平小屋で最後の補給りんごと🍎コーラ🥤をゲット。だらだらルートをてくてくくだる。新穂高温泉につき、深山荘で車をピックアップし登山終了!
気づいたらあっという間の3泊4日、とても満足した山行でした。
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