【二転三転北アルプス】上高地～西岳～大天井岳～常念小屋～一ノ沢

2025年09月16日(火) 〜 2025年09月18日(木)

• GPS: 49:58
• 距離: 40.6km
• 登り: 2,333m
• 下り: 2,664m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:48

距離 20.7km 登り 1,449m 下り 280m

7:24 上高地バスターミナル
7:27 7:28 カッパトイレ
7:34 小梨平
8:01 明神館
8:05 徳本口
8:37 8:38 徳沢公衆トイレ
8:44 徳澤園
8:54 新村橋
9:30 9:36 横尾
9:37 9:42 横尾山荘
10:19 槍見河原
10:30 一ノ俣
10:38 二ノ俣
11:08 11:19 槍沢ロッヂ
11:51 11:55 ババ平
12:24 12:26 槍沢大曲り
13:36 13:54 水俣乗越
14:55 15:01 ヒュッテ西岳
16:22 赤沢山
17:12 ヒュッテ西岳

2日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:06

距離 11.5km 登り 775m 下り 996m

6:21 ヒュッテ西岳
6:31 6:36 西岳
6:43 6:44 ヒュッテ西岳
7:08 2747mケルン
7:28 7:55 赤岩岳
8:52 ビックリ平
9:04 貧乏沢下降点
9:33 10:19 大天井ヒュッテ
11:03 大天荘
11:11 11:23 大天井岳
11:31 大天荘
12:19 東天井岳
13:23 13:51 横通岳
14:27 常念小屋

3日目

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:36
• 合計: 3:48

距離 8.4km 登り 107m 下り 1,383m

5:34 常念小屋
6:00 6:08 最終水場
6:45 6:46 笠原沢
7:10 7:11 烏帽子沢
7:34 王滝ベンチ
8:16 山ノ神
8:26 8:51 一ノ沢登山口
9:05 9:06 常念岳登山者用駐車場
9:22 ゴール地点

天候

9/16　快晴
9/17　明け方暴風雨～午後は風強いが青空
9/17　朝から暴風雨～雨降ったり止んだり

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

■さわんどBT駐車場■
1日800円　第2は満車で第3に

■アルピコバスさわんどBT～上高地BT■
往復2800円　片道1500円　6:30発～7:00着

■一ノ沢ゲート～穂高駅■
登山口から30分くらいのところに臨時ゲート
4人で相乗り　2人はシャクナゲの湯まで4000円くらい
残った2人で穂高駅まで2400円（＠1200円）

■大糸線　穂高～松本■
40分　330円

■松本BT～さわんどBT■
11：55発～12:40着　2050円

※使わなかったさわんど～上高地片道分は払戻できた
2800-1500-100（手数料）＝1200返金

コース状況／危険箇所等

基本は良く整備された歩きやすい登山道

■西岳ヒュッテ■
テント1張り2000円
ビール（スーパードライ）350ml　700円
水1リットル200円　消毒臭の残る天水

■西岳テント場～赤沢山■
テン場奥の大きな岩の左側から下って、さらに左
ロープやピンクテープもあるが基本薮っぽい

■常念小屋■
テント1張り2000円
ジンレモン350ml 600円
水1リットル200円
第2テント場工事中につき使用不可

■赤岩岳山頂取り付き■
ズルズルと滑る赤土の踏み跡を辿る

その他周辺情報

■湯の華銭湯　瑞祥松本館■
大人800円　サウナ水風呂マッサージバス電気風呂

■テンホウ渚店■
バンチー餃子

写真

9/16 6:03

比較的好天予報の上高地にイン。久々のさわんどは第2が満車で第3駐車場に。

9/16 6:12

3連休がお天気いまいちだったからか始発を外したのにこの行列。

9/16 7:08

登山とは無縁そうな若者たちがワラワラと歩いていた。

9/16 7:14

よくわからんが名前を書かされた。横尾で回収するとの事。

9/16 7:38

色んな人が鳴らしていく。

9/16 7:40

ショーマ。

9/16 7:41

明神。

9/16 7:44

最終日はここに下りる予定だったのだが。

9/16 8:00

トリカブトファイブ。

9/16 8:12

エッホエッホ。マエホ。

9/16 8:18

ピースフルな空間。

9/16 8:20

徳澤園。

9/16 8:52

横尾手前は工事が進んで高速道路みたいになってた。

9/16 9:21

お馴染みの。

9/16 9:22

マエホブルー。

9/16 9:22

いろいろ規制されてますなあ。

9/16 9:29

ビョーブ。

9/16 9:42

ゴゼタチ。

9/16 9:50

よきシャー。

9/16 9:58

あそこが赤沢山かしら。

9/16 10:01

槍見ポイント。

9/16 10:01

おはよー。

9/16 10:13

槍沢のきれいな水。

9/16 10:19

ノコンギク。

9/16 10:24

サルオガセ。

9/16 10:39

小さな発電所。

9/16 10:40

ムシカリ。

9/16 10:40

ヤナギがさわさわ。

9/16 10:44

断面から新しい生命。

9/16 10:47

ロッジでしばし休憩。

9/16 10:48

隣席の方が「おつかれもねーど」ご注文。なかなか美味しそうだった。

9/16 11:00

槍が見えたよ。

9/16 11:32

ババ平。小屋がリニューアルしていた。

9/16 12:04

さて急登のはじまり。

9/16 12:04

巨岩ゴロゴロ。

9/16 12:11

雪になぎ倒されたブナ達。

9/16 12:47

まさかと思ったが後ろから同じ行程歩いてくる人がいた。西岳ヒュッテまでご一緒に。

9/16 13:17

乗っ越す。高瀬ダムの奥に針ノ木蓮華。

9/16 13:28

鹿島槍に爺。

9/16 13:37

どどーーーんと直立。

9/16 13:30

北穂の小屋はすごい所に建っている。

9/16 13:32

紅葉と槍。

9/16 13:43

オクホキタホ。

9/16 13:53

西岳全景。

9/16 13:53

赤沢山頂はあの先端。

9/16 13:38

同行の志と東鎌尾根と。

9/16 14:12

取り付きはなかなかの急峻さ。

9/16 14:16

長いはしごも。

9/16 14:34

ヒュッテ到着。

9/16 14:36

常念は雲の影に覆われて。

9/16 14:47

このテントが明日の朝吹き飛ばされることになるとは想像もしていなかった。

9/16 14:47

赤沢の目の前が涸沢カールってことね。

9/16 15:14

良ポジションに張れた。

9/16 15:16

荷上げ便。たくさん飛んでいた。

9/16 15:26

下降点。巨岩の左を行かなきゃならないところを右に行ってしまい這松の薮の中をダケカンバにしがみつきながら進む。

9/16 15:45

鞍部から先にはロープあり。

9/16 15:50

振り返ると西岳が雲に襲われてた。

9/16 15:50

マイテント見えた。あの巨岩の向かって右側が正規ルート。

9/16 15:51

東鎌が一望。

9/16 15:52

稜線に出てもとにかく這松が煩い。

9/16 16:01

登頂。

9/16 16:22

自撮る。

9/16 16:03

蝶の稜線ギリギリの雲。

9/16 16:03

槍を眺めるには絶好の特等席だ。

9/16 16:20

しょぼいながらピンクテープもチラホラ。

9/16 16:29

なんだこっちにもロープあるじゃないか。

9/16 17:16

無事帰還。暮れなずむ槍と乾杯。

9/16 17:37

夕暮れ常念。

9/16 17:38

ピンククラウド。

9/16 17:54

ケンミンの焼きビーフン。きゅうり。ウイスキー。

9/16 17:33

槍におやすみとを告げて就寝。

9/17 5:40

すごい雨音と風で目覚めた。収まるまでしばらく待っていたら雲間からサンライズ。撤収終えて出発しようとしたらお留守の隣のテントが飛ばされて谷底に落ちそうに。

9/17 6:03

何とかキャッチしてそこら辺の岩を置いて固定後出発。だいぶ遅くなってしまったので今日は常念小屋までかな。

9/17 6:03

小屋の方にお礼を言ってトイレ済ませて出発。

9/17 6:15

すぐに登頂。

9/17 6:33

自撮る。風強い。

9/17 6:20

爆風テント場。皆さん撤収に難儀していた。

9/17 6:36

ハハコ。ギョロギョロ。

9/17 6:39

雲間の稜線。陽が射してきた。

9/17 7:15

しばらく進んだところに赤岩岳の山頂に突き上げる踏み跡がある。

9/17 7:21

赤岩岳。山頂標は無し。

9/17 7:37

登山道から山頂への道。百高山さん御用達。

9/17 7:45

みんなこの道標を山頂だと思っちゃうみたい。

9/17 7:55

秋の始まり。

9/17 8:34

雲のまにまに小ピーク。

9/17 8:35

ビックリ要素は見うけられませんでしたが。

9/17 8:40

赤岩岳がかっこいい。

9/17 8:41

今日のコゴメちゃん。好き。

9/17 9:56

ヒュッテ。人の気配が全くない。

9/17 9:28

濡れたテーブル拭いて休憩タイム。

9/17 10:02

牛首展望台は晴れて居たら最高の眺望だろう。

9/17 10:03

西の分岐。

9/17 10:17

木段未設置。

9/17 10:43

急に賑やかになる。

9/17 10:47

ザックデポして山頂へ。安曇野見えるなー。

9/17 11:00

山頂でしばらく粘るも雲抜けず。

9/17 11:12

一応自撮って。

9/17 11:01

次々と人が上がってくるので早々にあきらめる。

9/17 11:09

松本の方まで晴れてるね。

9/17 11:11

みんな宿泊者？ではないよね。

9/17 11:12

さてさてゴキゲン稜線歩き。

9/17 11:16

降りると雲晴れる。あるあるある。

9/17 11:16

山頂の皆さんおめでとうございます。

9/17 11:16

喜作新道ふりかえり。

9/17 11:21

進む先には青空が広がる。

9/17 11:22

有明山 a.k.a信濃富士。

9/17 11:36

涸沢カールの底にヒュッテも見えた。

9/17 11:49

燕と爺。

9/17 11:53

オンタデ紅葉。

9/17 11:56

東天井。山頂への道はよくわからなかったのでスルーしてしまった。

9/17 11:58

中山へと続く尾根は廃道らしい。

9/17 12:02

この辺りですれ違った外国人カップルに「モンキー！」と告げられ遠く薮の方を見るとワラワラと猿の軍団が。

9/17 12:02

横通と常念。

9/17 12:10

振り返る。東天井もかっこいい。再訪するか。

9/17 12:25

気持ちのいい尾根道。

9/17 12:36

横通山頂への道を目視確認。

9/17 12:37

さよなら駒草。また来年。

9/17 12:40

山頂道と巻道の分岐。

9/17 12:57

安曇野の街が一望。

9/17 13:02

野口五郎。烏帽子。不動。

9/17 13:04

松本も晴れている。

9/17 13:15

大天井。中天井。東天井。

9/17 13:15

燕山荘にズーム。

9/17 13:15

剣ズリと餓鬼岳。奥に鹿島槍。

9/17 13:05

横通岳。山頂標はなし。

9/17 13:16

烏帽子ズーム。

9/17 13:16

西岳とヒュッテ。

9/17 13:16

常念山頂。

9/17 13:17

鷲羽と水晶。奥に赤牛。

9/17 13:18

安曇野の街にズーム。

9/17 14:03

常念小屋見えた。蝶まで行こうかと思っていたが今夜はこちらにお世話に。

9/17 14:03

ヘリが何度も荷揚げしていた。どうやら第2テントサイトのトイレだか小屋だかを改装してるらしい。

9/17 14:07

テント泊受付して。

9/17 14:32

幕営。改装工事のため第1テントサイトはだいぶ密集。

9/17 14:47

結局槍は一度も顔出さず。

9/17 15:22

気持ちよく風が吹き抜ける中。

9/17 15:22

イワシときゅうりと赤ワイン。

9/17 15:22

明日はあそこを越えて横尾に降りよう。なんて思っていたのだが。

9/17 15:53

はみ出したテントたち。結果その場所で正解だっだのかも。

9/17 15:53

隣のテーブルでは山岳部男子をやんわりとディスるワンゲル女子のガールズトークが展開。聴くともなしに聴きながら。サケガススム。

9/17 16:18

西岳ヒュッテに灯りが点る。

9/18 4:21

暴風雨の中撤収。ワンチャン狙って常念に取り付くも早々に撤退。

9/18 4:28

どうしたものかなあと途方に暮れつつ。

9/18 4:28

タクシー代とバス代と。うーむ。

9/18 5:36

小屋の休憩所にいたソロ女子に声かけたら3人相乗りに混ぜてもらえることに。一ノ沢へ下山決定。

9/18 5:28

樹林帯に入れば風もなく穏やかな朝。

9/18 5:46

デカいザックだなあ。

9/18 6:08

階段と橋は滑る。要注意。

9/18 6:26

即席パーティながら楽しくおしゃべりしながらの下山。

9/18 8:07

サルの群れに威嚇されたりしつつ。あっという間にゴール。

9/18 8:30

下界は晴れている。

9/18 8:30

濡れたもの着替えたり。

9/18 8:51

件の崩落現場。

9/18 8:52

仮設の橋につき一人づつゆっくりと。

9/18 8:52

復旧はいつになることやら。

9/18 9:01

ゲート到着。後発のパーティが読んだタクシーが先に停まっていた。

9/18 9:44

東京からのお二人はシャクナゲの湯にて下車。ソロ女子と二人で穂高駅へ。

9/18 9:52

電車待ちの時間で武尊神社参り。

9/18 9:59

若い女子と二人下山後に神社詣でとか。照れちゃう。

9/18 10:28

参道でおやき頬張って。

9/18 11:41

松本に移動。アルピコではなく濃飛バスのちょうどいい時間の便に乗れた。

9/18 12:46

土砂降りの中さわんどに帰着。往復で買った上高地のチケットは半額払い戻してもらえた。言ってみるものだな。

9/18 12:48

結果的に予定よりも大分早く戻ってこられた。

9/18 14:14

3日分の汗をさっぱりと流し。

9/18 16:36

渚店でバンチー餃子。若い店員さんが余っていたきゅうりをオマケでトッピングしてくれた。やっぱりバンチーにはきゅうり。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XS Apple

感想

otkme

9月唯一の三連休。東北遠征やら、南アルプス南部やら、色々と目論むも、天候今ひとつ。

計画リストの中から、小屋も多くエスケープルートの豊富な、上高地から西岳、大天井、常念、蝶の周回を選んだ。
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水俣沢で一緒になった方と、お話しながら急登を詰めて、西岳ヒュッテでテント泊。

爆風の吹き荒れる稜線に難儀して、2泊目は蝶ヶ岳諦めて常念小屋に変更するも、翌朝はさらに暴風雨。常念越えも断念し、下山する方に声をかけて、即席パーティ結成。楽しくお話しながら一ノ沢へ下り、タクシー相乗りして、穂高駅に帰着。
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コミュニケーション能力は昔から、割りと長けている方で。いい出会いも、そうでない出会いも色々してきた。

ソロで山に入っても、素敵な出会いが沢山あり、最近ではSNSを通じて、さらに繋がりが増えていったりもする。

いい時代になったなあと、つくづく思う。