【南アルプスマイナールート♪静かな蝙蝠尾根から白峰南嶺へ】

2016年08月12日(金) 〜 2016年08月14日(日)

• GPS: 55:51
• 距離: 57.7km
• 登り: 5,510m
• 下り: 5,203m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:05

7:05 田代入口
7:25 7:25 新倉のヘリポート
11:31 11:42 伝付峠
13:04 13:04 二軒小屋ロッジ
13:10 宿泊地

2日目

• 山行: 10:49
• 休憩: 1:03
• 合計: 11:52

3:17 宿泊地
4:05 4:17 蝙蝠岳登山口
5:00 5:08 中部電力施設
7:31 7:45 徳右衛門岳
8:55 8:55 四郎作ノ頭
9:31 9:35 蝙蝠岳
10:58 10:58 北俣岳
11:19 11:24 北俣岳分岐
12:34 12:34 北荒川岳キャンプ場跡地
12:39 12:43 北荒川岳
13:36 13:48 新蛇抜山
14:04 14:05 竜尾見晴
14:40 14:43 安倍荒倉岳
15:09 熊の平小屋

3日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 1:40
• 合計: 12:00

2:53 熊の平小屋
3:26 3:28 三国平
5:18 5:24 農鳥小屋
6:10 6:11 西農鳥岳
6:42 6:59 農鳥岳
7:27 7:27 大門沢分岐
7:49 8:18 広河内岳
9:24 9:25 大籠岳
9:58 10:11 白河内岳
11:08 11:31 笹山（黒河内岳）北峰
11:37 11:39 笹山 （黒河内岳）南峰
12:26 12:31 2256
13:28 13:28 水場入口
14:02 14:02 1344
14:50 14:51 奈良田湖バス停
14:53 ゴール地点

天候

【8月12日】　
　麓は晴れ、標高上がるにつれて中層はくもり

【8月13日】
　前日と同じく中層まではくもり、標高2600mより上でピーカン、しかし9時頃にはガスが上がってきて、昼ごろには仙塩尾根から塩見岳も見えないくらいのガスになった

【8月14日】
　標高2500mの熊の平は朝からガスの中、うっすら霧雨のような天気
　夜が明けるとガスがウソのように消え、富士山、中央アルプスまで見渡せるくらいのいい天気、お昼頃には東側の山麓からガスが上がってきたが、塩見、赤石方向はよく晴れていた

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

【駐車場】
奈良田湖の東屋があるスペースに駐車
第1駐車場は早くに満車、第2はバス停から遠くなるので、湖畔のスペースに停めました。駐禁区域ではないので問題ないようですが、バスの転回スペースになってるようなので、停め方に配慮必要

【早川町営バス】
伝付峠登山口までは奈良田から早川町営バスを利用、運賃200円＋リュック代200円
リュックは28L以上の大きさは一律200円プラスです
運転手さん面白い人で退屈しませんでした

コース状況／危険箇所等

【伝付峠登山口~伝付峠】
リボンはピンクとブルーでしっかりマーキングされていますが、ヨモギ沢出合で迷いました
峠の直下は笹で覆われていて少々歩きにくいです

【蝙蝠尾根】
長い樹林帯の登りで精神的に堪えます。途中倒木が道を塞いだりしてますが、最近は手入れが行き届かないらしく潜ったり跨いだり迂回したりして進みます
稜線に出た時のサプライズ感はハンパなし、思わず声が出てしまいました

【仙塩尾根】
塩見からの降りは最初急でザレザレの危ない道、北荒川岳から先はアップダウンの少ない稜線上の歩きとなるが、長いうえに樹林帯なので面白くない
途中の展望ポイントもガスっていたので完全スルーでした

【熊の平~農鳥小屋（間ノ岳巻道）】
昼間通ればなんてことない道ですが、歩いたのは夜でしかも霧の中でした
岩稜帯でペンキマークを見失った私はいつの間にか来た道を引き返してしまい、沢の音が今までと反対側から聞こえてきて、あれっ？
GPSで確認してやっとわかったという大失態、もっと緊張感をもって歩かねば

【大門沢下降点~広河内岳】
普通に登山道があります、まったく問題なし

【広河内岳~大籠岳】
広河内岳の降り出しはどれも踏み跡のようになっているので要注意
適当に歩いてしまうと池の沢へと入ってしまうこともあるそうで、見えてる時は大丈夫ですが濃霧の時は危険です

【大籠岳~白河内岳】
ケルンとピンクテープに導かれて歩きます
北アとかのメジャールートだと絶対道じゃないと思われるような踏み跡が正式ルートだったりします（その方が多いかも）

【白河内岳~笹山】
オレンジのペンキマークに導かれて進みます
最後は樹林帯になりハイマツ漕ぎがしんどいけど、道をロストすることはないので別の意味ではラク

【笹山ダイレクト尾根】
ひたすらの降り、地図では破線ですがよく歩かれてしっかりした道です
水場は往復20分かかるらしく、確かめていません

その他周辺情報

西島温泉　湯島の湯　550円
温泉はいい温泉ですが、洗い場のお湯が温泉利用なのでちょっと？？ね、硫黄くさいです

写真

今回のターゲット、南アルプスは本当に遠いんです
自宅から359kmドライブで奈良田へ向かいます

8/12 6:59

伝付峠登山口
バス停の標柱ないんだけど？
運転手さんはここだよって

8/12 7:04

新倉の湧水
ここで水汲んでから行きましょう

8/12 7:07

フォッサマグナの露頭だそうです
そう言えば糸魚川でも見たことある
日本海から太平洋まで繋がってるんだ

8/12 7:56

長い林道歩き、伝付峠への看板に導かれて進む

8/12 8:57

途中、沢を渡渉するところもあったり

8/12 8:59

渓相はいいです
岩魚が潜んでいそうな好渓
竿出してぇー

8/12 9:04

桟道も結構朽ちてます
これなんかまともな方です

8/12 9:26

保利沢出合にある東京電力の管理棟
ここで小休憩

8/12 9:37

保利沢にかかる吊橋
これを渡らずに右に尾根を上がっていきます

8/12 10:23

ここはヨモギ沢出合
道は左手（沢の右岸）から山に入っていきますがピンクリボンが目立ちにくく、踏み跡も上に続いているので要注意

8/12 11:20

なんと峠の直下においしい水
途中の沢でも汲めそうですが、一応ここが公認？の水場

8/12 11:24

カラマツですかね、キレイな森です

8/12 11:25

ただし足元はこの通り笹で覆われていて道が判別できません

8/12 11:30

4時間半かかって峠に到着です
歩いてすぐの展望台へ行ってみましょう

8/12 11:35

ありゃ、何も見えません
ここから見えるはずの景色は
近くに合った看板に書いてありました

8/12 11:36

南アルプスの中南部の山並みが見えたはずなんですが

8/12 11:44

気を取り直して二軒小屋に向かいます
ここは白峰南嶺の稜線上につけられた林道
登りついたところが林道なんて不思議

8/12 12:10

これはシラビソかな？大木ですね

8/12 12:19

看板に説明書きがありましたよ

8/12 12:20

これはコメツガとシナノキが抱き合っているような不思議な樹

8/12 12:50

大岩に抱きつくように生えているオヒョウという木
これが見えると二軒小屋はもうすぐそこ

8/12 13:03

二軒小屋にある井川山神社
登山の無事をお祈り

8/12 13:05

二軒小屋に到着
この雰囲気、徳沢みたいな快適テントサイトです

8/12 14:20

二軒小屋ロッジにマイシェルター
あっちは1泊2食13,000円
おいらは600円　笑

8/12 13:59

中はこんなに素敵な雰囲気
山小屋ではなくホテルですね

8/12 14:02

ちょっと雰囲気だけ味わいたく
テラスでカップ麺をいただきました
あ、向こうに見えるのはマイホテルのストックシェルターです　笑

8/12 14:24

ごうごうと流れ落ちる滝
滝の爆音がずっと聞こえてます

8/12 14:28

これは登山小屋、中覗きましたが避難小屋です
素泊まり4000円は割高ですね

8/12 19:13

夜の二軒小屋ロッジ
宿泊の方々はテラスで楽しそうに飲んでました
明日は熊ノ平までのロングルート、3時に出発予定なので早めに就寝

8/13 4:18

いきなりですが翌日の蝙蝠岳登山口
実は登山道を間違えて大井川西俣に進んでしまい、発電所まで行きついて間違いに気づくという大失態をやらかしてしまいました
40分のロス、これは痛い

8/13 5:09

明るくなって突然見てきた中部電力の施設
こんな山中に突然の人工物でかなり驚く

8/13 5:09

なんとここまでモノレールみたいので来れるとは
ぜひ乗せてほしかった

8/13 5:14

管理棟から下をのぞき見る
この高さにこれだけの人工物を建設したことに驚き

8/13 5:53

タマゴタケでしたっけ？
作りもののような形と色

8/13 7:25

徳衛門岳直下の水場への分岐
往復15分程度かかるらしく、まだ水はたっぷりあるのでパス

8/13 7:47

徳衛門岳頂上、三角点もありました
この近くにテント張れるスペースあります
二軒小屋の掲示板にも「好幕営地」と書かれてる公認？ヤミテン場です

8/13 8:04

赤字で「VP」
VP？　

8/13 8:04

View Pointのことでした
農鳥岳方向がよく見えます

8/13 8:22

上空も標高上げるにつれて青空に

8/13 8:48

尾根に乗り森林限界を飛び出すとこの絶景

8/13 8:48

荒川岳方向です
頂上見えなくてちょっと残念

8/13 8:49

これは7月に登った上河内岳と烏帽子岳ですね

8/13 8:49

ガスが湧きあがってますが、今登ってきた蝙蝠尾根

8/13 9:00

ハイマツの藪漕ぎがありますが距離は短いので大したことはありません

8/13 9:31

蝙蝠岳のピーク標柱が見えてきました
この辺ガレ場でどこ歩いていいのかちょっと迷います

8/13 9:37

はい、蝙蝠岳到着
あこがれのピークにやっとたどり着けました

8/13 9:48

蝙蝠岳からさらに北へ進む
遠くに塩見岳が見えてきた

8/13 10:22

あいかわらずうるさいハイマツ帯
ナナカマドがもう赤い実をつけてます

8/13 10:24

ザレザレの登山道から塩見岳
きれいな三角です

8/13 10:29

そして蝙蝠を振り返る
蝙蝠はコウモリ傘って意味だと思えるくらい端正な傘型

8/13 10:30

仙塩尾根のジャンクションポイントまでもう少し

8/13 10:30

塩見岳は抜群の存在感です

8/13 11:04

この岩峰は北俣岳
ピークに至る登山道はありませんが、踏み跡なくても簡単に登れます

8/13 11:28

仙塩尾根、熊ノ平への分岐点に到着
小休憩して腹ごしらえ

8/13 11:46

雪投沢というらしい
幕営禁止と標柱が立ってますが
あ！さっそくテント発見、さてどこに？

8/13 12:13

またよさげなテント好適地

8/13 12:22

旧北荒川のテント場
管理小屋とは名ばかり、幕営禁止です

8/13 12:35

うーん、晴れてりゃ塩見岳が見えるはずなんだけど
その方向は完全に雲の中

8/13 12:43

北荒川岳は山名板がありません
仕方なく、むき出しの三角点が証拠写真

8/13 13:36

ガスっていて被写体が少ないのでたまにはお花を
「キオン」

8/13 13:36

「ミヤマトリカブト」
秋の花ですね

8/13 13:37

「アキノキリンソウ」
やっぱもう秋だ

8/13 13:41

新蛇抜山はこちら（左折だよ）

8/13 13:44

新蛇抜山には一応こんなかわいらしい山名板がありました

8/13 14:07

晴れてれば見晴らしいいはずの竜美見晴
心の目で見ればなにか見えるはず？いやなんにも見えない

8/13 14:40

安部荒倉岳は山名板はなく、3等三角点のみ
ちょっとさみしい

8/13 14:42

安部荒倉岳も登山道から脇に少しだけ入る

8/13 15:08

安部荒倉岳から標高を下げていくと熊ノ平小屋に到着
水の豊富な雰囲気のいい小屋

8/13 15:14

腹減りました―
またカップ麺？

8/13 17:42

水はじゃんじゃん使い放題

8/13 17:43

メニューです
まぁこんなもんか、普通ですね

8/13 17:43

ここはテラスがいいですね
すのこ状なので物を落とすとやっかいなことになります

8/13 17:50

ガスが晴れて農鳥岳が突然見えた

8/13 17:55

陽が当ってきれいな西農鳥岳
一瞬でした

8/13 18:23

なぜか偶然集まったオレンジ集団
下は砂利でゴツゴツします、ペグは刺さりにくいかな

8/14 3:27

最終日、今日は奈良田へ下山予定です
AM3:00の出発、30分ほどで三国平の分岐につきました
農鳥小屋へ向かいます

8/14 4:21

地図にはないですが水場があります
ありがたくつかわせていただきます

8/14 4:48

ガッスガスだったのに晴れて農鳥岳が見えてきた

8/14 4:48

ご来光の気配、あと20分ほどだけど
あの稜線の向こうまで間に合うか？

8/14 4:55

農鳥沢の源頭部
水は流れてなくてガレガレです

8/14 5:07

間ノ岳からの稜線と合流
まだ日は上がりきってない、間に合った

8/14 5:12

5分後に東の空から太陽が
パワーを感じる

8/14 5:17

農鳥小屋到着
もはやアイドル的存在の深沢オーナー
あいかわらずのヘッドランプスタイル

8/14 5:17

そして空中トイレも健在です

8/14 5:20

小屋の建物はかなり傷みがきてます
そろそろやばい？

8/14 5:26

朝の光に包まれるテント場
至福の時ですね

8/14 5:44

西農鳥岳に向けて急登をひたすら登る
標高差200m、結構きつい

8/14 6:06

西農鳥到着、ガスガスです

8/14 6:26

西農鳥から農鳥岳向かう途中でガスが晴れた
見えてきたのは間ノ岳

8/14 6:42

おお、そして北岳も
やっぱカッコいいね北岳

8/14 6:42

雲海の向こうは鳳凰三山
ここは今年登ったばかり

8/14 6:44

2年ぶりの農鳥岳、お天気も最高になりました

8/14 6:45

農鳥岳からはるか遠くに荒川岳

8/14 6:46

近くによると塩見岳
たしかに兜型です

8/14 6:49

西農鳥岳
ガスが晴れてハッキリ

8/14 7:01

おお、そして雲海の彼方に富士山も

8/14 7:08

これから向かう白峰南嶺
あそこは未知の領域、ワクワクする

8/14 7:29

大門沢下降点に到着
ここから先はまた破線ルートになります

8/14 7:36

奥に農鳥岳、手前はP2946
名もなきピークに至る踏み跡もありました

8/14 7:36

昨日とは違ってクッキリ見える塩見岳
ガスガスだった仙塩尾根も今日はスッキリ

8/14 7:36

手前左が広河内岳、はるか向こうに荒川岳

8/14 7:47

影で自撮り
背景は仙塩尾根だね

8/14 7:50

広河内岳、向こうからやってきた登山者の方は2日前に奈良田の駐車場でご一緒した方、再会を喜び握手
ここまでの道の様子をお聞きする、やはりルートがハッキリしない道らしい

8/14 7:57

分岐点から30分ほどで広河内岳到着
ここまでは何の問題もなし

8/14 7:58

農鳥と西農鳥が一体化して一つの山のように見える

8/14 8:01

手前に蝙蝠岳と奥に荒川岳

8/14 8:01

ちょっとアップで塩見岳

8/14 8:02

そして鳳凰三山
あっちからも大勢こっちを見てることでしょう

8/14 8:33

キキョウの仲間ですね、ナントカシャジン
ミヤマ？ヒメ？

8/14 8:40

広河内岳からの降りはご覧のとおりの踏み跡だらけで
ペンキマークと遠くに見える登山道の見当をつけて歩きます

8/14 8:47

ただペンキマークは池の沢の旧道にも付いているらしく
知らないで歩くと池の沢へ導かれてしまうこともあるとか

8/14 9:01

大籠岳へのルート上、P2772あたりでライチョウ親子に遭遇
南でライチョウを見たのは初めて、ラッキー

8/14 9:02

あわてて逃げもせずしばしポーズを取ってくれました

8/14 9:01

今回の南ア縦走で最終日に富士山がハッキリその姿を見せてくれました

8/14 9:12

平坦な稜線に見えますが真ん中左よりのぴょこんとしたのが大籠岳
あそこまではまだ踏み跡がハッキリ見えてます

8/14 9:25

大籠岳の山頂標柱が見えます
これはピークというより小高い丘

8/14 9:26

大籠岳山頂から、次の目標白河内岳
どれがそうだか全然わからない

8/14 9:26

振り返ると農鳥岳と北岳

8/14 9:28

大籠岳
さすが東海フォレスト、標柱は実に立派

8/14 9:28

塩見岳ばかり撮ってますが、それほどここから見る塩見は立派です

8/14 9:31

大籠岳から白河内岳へはいよいよ道がはっきりしてません
ここなんかハイマツですがピンクリボンの方向が登山道です
藪漕ぎが大変

8/14 9:40

そしてどこでも歩けそうな稜線
ガスっていたら厄介なところです

8/14 9:43

ナイス！塩見岳

8/14 9:43

このようにケルンが累々と築かれているのでそれを頼りに歩きます
ピンクリボンは「白根山岳会」と書かれたテープがありました

8/14 9:56

白河内岳ピークは真ん中よりやや左の小高い丘の上
ちょっと標柱が見えます

8/14 10:01

はい、白河内岳到着
だーれもいません、南アルプス独り占め

8/14 10:03

白河内岳~笹山は黄色（オレンジ）のペンキマークに導かれます
これがないと稜線が広すぎてわかりません

8/14 10:06

昨日の蝙蝠岳と荒川岳が大きくなってきたよ

8/14 10:11

ペンキマークの他ケルンも頼りに歩く

8/14 10:25

白河内岳からの降り、多分正しいルートは辿ってないと思います
遠くの登山道からルートファインディングしながらになります

8/14 10:28

ここからハイマツ帯突入です
根っこが張り巡らされてて歩きにくいことこの上なし

8/14 10:29

左のが今回の山旅の最後の山、笹山（黒河内岳）
東側はガスが上がってきました

8/14 10:46

笹山へ向かうルート上のハイマツ帯で見つけたモフモフの苔？
なんだろ？

8/14 11:09

樹林帯を抜けると見晴らしのいいピークに出ました

8/14 11:10

笹山（北峰）です
ここで山梨100名山を今日達成されたという方にお会いしました

8/14 11:10

ここからは奈良田へ降りになるので最後にもう一度荒川岳

8/14 11:10

蝙蝠岳と塩見岳
今回のメインルートでした

8/14 11:40

笹山（南峰）です、こっちは樹林帯で展望なし

8/14 11:40

下降点、右に行ってしまうと伝付峠です
間違えると大変

8/14 11:42

サヨナラ、笹山
また来る日はあるだろうか

8/14 13:31

ズンズン降って2時間、水場の入り口まで来ました
ここで最後の小休憩

8/14 14:31

さらに降ること1時間
導水管の上部に到着

8/14 14:40

植林された樹林帯を九十九折れにつけられた作業道を降っていきます

8/14 14:51

長い塩見橋を渡ればゴールの奈良田温泉

8/14 14:51

奈良田温泉が見えてきた、ようやくゴール
夏休みのミッションコンプリートです

8/14 15:10

最後は西嶋温泉、湯島の湯で3日間の汗を流しました

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

iPhone 6 Apple

α NEX-6 SONY

感想

sakura

北アにしようか南アにしようか、今年の夏休みプランは色々と迷いましたが
先月塩見岳に登った時に印象的だった蝙蝠尾根と仙塩尾根をどうしても歩いてみたくなり、ちょっとマイナーなルートではありますが3日間しっかり歩いてきました

3日とも中層で雲が厚く、稜線上も晴れたりガスったりという天気でしたが、最終日はバッチリ晴れてくれて南アルプス中南部のいい山旅が出来ました

今回のルートはテント場から次のテント場までの距離が長く（二軒小屋から熊ノ平）、一気に歩き通す必要があったため、装備もテントではなくシェルター利用でシュラフもビビィサックで軽量化して臨みました
天候にも恵まれシェルターでも全く問題なしでしたが、やはり雨に降られた時のことを考えると色々工夫しなければいけない改善点も勉強できました

とにかく歩いていても人に会わず、静かに山と対峙でき山の雄大さを感じられる南アルプスはいいですね、問題は家から遠いので行き帰り時間がかかる、ここだけだな　笑

コメント

firebolt

大縦走ですね
sakura0725さん、

ロングコースの2泊3日お疲れ様です。
伝付峠越えから白根南嶺までとは、さすが健脚です！

蝙蝠岳に行く際に登りで取ってみたいルートだったんですが、私の足では日程に余裕がないので諦めました。でもこの絶景を見てしまうとリベンジ（前回は蝙蝠から塩見が見えず）でもう一度行きたくなってしまいます。

sakura

Re: 大縦走ですね
fireさん　まいどです

家（石川県）からは南アルプスは遠いんで、どうせ行くんならとついつい欲張ってしまうんですね
蝙蝠尾根、人が少ないとは聞いてましたが登山口から頂上まで出会ったのは単独の方と頂上付近でビバークしていたお二人の3人だけでした
お盆の最高の人出の時にこの少なさですから普段はまったく人に会わないんでしょうね
その分絶景独り占めできてよかったです

dolce

さすが健脚！
こんにちは〜。
この強烈なルートを2泊3日で？！
sakuraさん、さすがですね!!
最終日は農鳥あたりから最高のお天気になって良かったですね！

なるほど奈良田から入れば、アクセスも比較的楽になりますね。その代わりのてんつく峠越えですね。
いやー、私も蝙蝠尾根は歩いてみたいんですが、私の足ではどうしたものかと悩んでるところです。尾根でビバークかな？
私は二軒小屋ロッジに泊まってみたいです(笑)

sakura

Re: さすが健脚！
dolceさん　この夏はお天気良くてどの山も素晴らしい景色ですね

コウモリ尾根は徳衛門岳という途中のピーク（といっても樹林帯なんですが）、でテント張れるみたいです
山と高原の地図には載ってませんが二軒小屋の掲示板には好幕営地と書いてあったので、一応小屋公認のテントサイトのようです。といっても2張りできるかな―？って感じのとこですけどね

二軒小屋はよさそうでしたよ、すごく上品な感じで山小屋って雰囲気ではなかったです、セレブな人たちがテラスで談笑している下で、私はセレブなアルファ米の夕食をむさぼるように食べてました　笑

去年、dolceさんがリングワンデリングになったのって熊の平だったっけ？
あれ、わかる気がする、自分もやっちゃった、知らない間に来た道戻ってた なんであんなことになるんだろう こわいねー

dolce

Re[2]: さすが健脚！
そうそう、去年山中を徘徊してたのは熊の平です
明るくなったらなんでもないところなのに不思議ですよね
sakuraさんまでもがそんな状況に陥るとは、あの場所には何かあるのかな〜？

sakura

Re[3]: さすが健脚！
やっぱねー、なんかあるのかな？
自分の場合はペンキマーク辿っていったら知らない間に引き返してたというなんともマヌケなお話です、でもなんでそうなったかがわからなかったのでちょっと怖かったね

ジョー🐪

蝙蝠
こんにちはー！
実は先ほど下山したのですが、ニアミスしてます（笑）
昨日、蝙蝠岳から二軒小屋へ行きました！
いい山ですね♪

ちょっとビックリして思わずコメントでした（笑）
お疲れ様でしたー

sakura

Re: 蝙蝠
joeさん　そうなんですか？

ニアミス？？コウモリから二軒小屋へ降られてたんですね、てことは少し日程重なればすれ違ってたってことかな？
惜しいことをしました―
レコ楽しみにしてますよー

やまさん

熊の平で…
こんにちは。
熊の平で夕食をご一緒した者です。（緑のテント）
笹山へのルート、勉強になりました。
チャンスがあれば真似してみたいと思います(笑)

sakura

Re: 熊の平で…
こんにちはー、レコ読ませていただきました
予定通り北岳ピストンしてこられたんですね
素晴らしい
あの日は朝方天気悪くてどうなることかと思いましたが、結局天気回復してよかったですよね

槍穂高でまたお会いできるといいですね(*^^*)

ぶたもだん(BM)

今年も行ってましたか！
sakuraさん 毎度です！

昨年の南南アに続いて、今年は蝙蝠とは益々深みに入って行ってますね
二件小屋。 1度泊まりたくなるでしょ？ 13,000円の内、3,000円はバス代だから双六で11,000円払うんだったらねえ

ストックシェルター新調されたんですか？
今回テン場でもよく見かけました。 ツェルトとテントの折衷案ならコレかな？

sakura

Re: 今年も行ってましたか！
BMさん　こんばんは

いやー、南いいですわ、今年まだ北に行ってませんから
南ではまだまだ歩いてない稜線があるんで、少しづづ赤線延ばして行きたいなと思ってます

二軒小屋はセレブでしたねぇ、あれはいいですね、たしかにバス代3000円と思えば実質11000円ですね、そっか、そう思えばお得感あるかも、風呂も入れるし

ストックシェルターいいですよ、雨の時はちょっと困りますがそれはツエルト全般に言えることですもんね、なんといっても設営が楽、ペグが2本だけというシンプルさがいいです
これで長期縦走の軽量化の一つの形かなぁ、なんて思います

BMさんの今回のレコ楽しみにしてますよー

nity

足伸ばせば〜
南アロング、お疲れさまです。
3日目、ニアミスだったんですね！
私はイマイチ時間が読めなくて、アサイチに北岳山荘から間ノ岳まで行って折り返したんですが、農鳥まで行けば良かった
タイミング合えば、比良縦走以来のランデブー走行出来ましたね
私もいつかこんな縦走がしてみたいです

sakura

のばしてほしかった
nityさん　どうもです

そうなんですよねー、私もnityさんのレコみて、あ、近くにいらっしゃってたんだと
たしかに時間読みにくいですよね、白根三山も山がでかいんで、あそこまで行くとなーってなるのわかります

今回ツエルト泊にしまして快適さは望むべくもないですが、そこそこやれたので縦走も軽量化が出来る自信が少しだけつきました
でも軽量化のごはんは味気なかったです、ここだけが要改善ポイントですね

bebebe

うわー！！
いいですね〜！！
蝙蝠岳は憧れの山なんです
二軒小屋からの道を歩いてみたいと妄想して自分の体力を考え難しいと断念しましたが、楽しそうでいいなぁ〜
蝙蝠岳、やっぱりカッコイイですネ

行った気分にさせてもらいました ありがとうございます〜

sakura

Re: うわー！！
こんにちはー

よかったですよ蝙蝠岳、名前もユニークですよね、コウモリですからね
見た目が動物のこうもりが羽根を広げたように見えるからというのが由来らしいのですが、私としてはコウモリ傘を広げたようにみえました 笑

二軒小屋から塩見小屋までなら無理なく行けると思いますよ、いいお山なのでオススメです