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Yamareco

記録ID: 940905
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

憧れの読売新道 烏帽子岳〜水晶岳〜赤牛岳〜黒部ダム

2016年08月09日(火) 〜 2016年08月12日(金)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
27:54
距離
42.7km
登り
3,703m
下り
3,606m

コースタイム

1日目
山行
7:13
休憩
2:09
合計
9:22
距離 9.5km 登り 1,838m 下り 568m
9:57
11:58
52
烏帽子小屋
12:50
12:55
65
烏帽子岳
14:00
14:03
68
南沢岳手前ピーク
15:11
0
烏帽子小屋
15:11
宿泊地
2日目
山行
6:38
休憩
2:43
合計
9:21
距離 9.3km 登り 765m 下り 445m
5:09
107
宿泊地
6:56
7:03
69
三ツ岳三角点
8:12
8:36
15
野口五郎小屋
8:51
8:53
25
野口五郎岳
9:18
65
竹村新道分岐
10:23
10:46
36
東沢乗越
11:22
12:30
37
水晶小屋
13:07
13:46
44
水晶岳南峰・北峰
14:30
3日目
山行
9:22
休憩
3:59
合計
13:21
距離 14.9km 登り 667m 下り 2,121m
4:14
37
4:51
5:10
48
5:58
112
7:50
8:10
238
15:28
17:20
15
17:35
ゴール地点
4日目
山行
3:40
休憩
0:35
合計
4:15
距離 9.0km 登り 449m 下り 479m
5:40
198
9:20
9:55
0
9:55
ゴール地点
天候 9日 曇り・稜線ガス
10日 晴れ
11日 晴時々曇り
12日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
〇七倉温泉駐車場(12日の下山時は満杯、手前の両側路肩にも駐車車両が連なっていました)
〇高瀬ダム登山口まではマイカー規制のため乗合タクシー2000円(始発5:30 500円/1人)

〇下山口・・・黒四ダム〜扇沢はトロリーバス(1530円高い!)
扇沢〜大日向高原(くろよんロイヤルホテル前)・・・バス(930円)
大日向高原〜七倉温泉・・・タクシー(4180円)
*扇沢から七倉温泉へ直接タクシー利用すると8000円超。
*くろよんロイヤルホテル下車、タクシー利用すると、大町温泉郷からより1000円ほど安くなる。

〇立山黒部アルペンルート時刻表
http://www.alpen-route.com/access_new/timetable/
コース状況/
危険箇所等
〇高瀬ダム登山口〜烏帽子小屋・・・ルートは明瞭。北ア三大急登と言われるだけあって、厳しい登りが続きます。

〇烏帽子小屋〜水晶小屋・・・緩やかな大展望の稜線歩き。登山道は明瞭。東沢乗越から水晶小屋への登りは、距離は短いながらガレた痩せ尾根の急登です。

〇読売新道(水晶小屋〜赤牛岳)・・・登山道ははっきりしていますが、所々尾根が広がったザレ場など、ガスの時はルートの見極めは慎重に。
緩やかなアップダウンが延々と続きます。登りに利用する場合、疲れた体には炎天下日陰の無い稜線歩きは辛いだろうと思いました。

〇読売新道(赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ)・・・ルートは明瞭。赤牛岳から樹林帯に入るまでは展望の下り。
樹林帯に入ってから、激下りが延々と続きます。特に最後の2/8からの長いこと!

〇奥黒部ヒュッテ〜平の渡し・・・ダム湖沿いの急斜面に、幾つもの桟道、梯子の上り下りが続きます。かなり軽快に歩いたつもりですが、CT2:00ほぼいっぱいかかりました。

〇平の渡しの時刻設定が微妙で、始発が6:20。逃すと10:20。
始発に乗車するには、未明奥黒部ヒュッテを出発、危険なダム湖沿いの桟道のアップダウンをこなす必要があります。今回時間があったので平の小屋泊まりにしたのは正解でした。

〇平の小屋〜黒部ダム・・・前日ほどではありませんが、やはり桟道、梯子が続きます。
・・・・

水晶小屋について
〇混雑状況・・・定員30人と小さく、シーズン時はかなり混雑します。今回は布団1枚に2人。小屋の方によると、翌日は1枚に3人、あるいはそれ以上になるとのことでした。(実際はどうだったのかな?)
〇天水の提供に制限有り・・・100円/500ml(但し、読売新道・竹村新道利用者のみ1ℓ。以外は500mlが上限)
それ以上については300円/500mlで提供。

・・・・

〇コースについては、↓のレポがとても簡潔かつ的確に纏められています。
「山に行ってきましたのレポート」H24,8,16〜18
http://www.gendarme.org/cgi-bin/ita/ita.cgi?CONF=tegami?DISP=1345523239


その他周辺情報 〇下山後の温泉・・七倉山荘650円(のんびり泊まってみたい綺麗な旅館でした)下山が早かったので貸切。混雑時は少し狭いかもしれません。

七倉山荘  http://www.webmarunaka.com/nanakura/spa.html

七倉山荘前、始発5:30の乗合タクシーの3台目に乗車。

4
七倉山荘前、始発5:30の乗合タクシーの3台目に乗車。

5:45 標高1270メートルの高瀬ダム堰堤から歩行開始。
烏帽子小屋まで標高差約1300メートルの登り。
トンネルをくぐって・・・
2
5:45 標高1270メートルの高瀬ダム堰堤から歩行開始。
烏帽子小屋まで標高差約1300メートルの登り。
トンネルをくぐって・・・
不動沢の吊り橋を渡り・・ 

 
1
不動沢の吊り橋を渡り・・ 

 
更に濁沢の橋を渡ると・・
1
更に濁沢の橋を渡ると・・
いよいよブナ立尾根の登山口。
烏帽子小屋までは12に分けられ標識があります。



いよいよブナ立尾根の登山口。
烏帽子小屋までは12に分けられ標識があります。



とにかくほとんど緩むことなく、結構な登りがずっと続く。
その名の通り、下の方ブナが見事でした。

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とにかくほとんど緩むことなく、結構な登りがずっと続く。
その名の通り、下の方ブナが見事でした。

9:57 4時間ちょっとで烏帽子小屋到着。到着と同時に雨がパラパラ。
小屋の前にはイワギキョウの花畑が。

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9:57 4時間ちょっとで烏帽子小屋到着。到着と同時に雨がパラパラ。
小屋の前にはイワギキョウの花畑が。

登り切った感いっぱい。ガスも濃く、野口五郎小屋まで行く気力はまったく無し。布団にくるまりガスの張れるのを待ちました。

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登り切った感いっぱい。ガスも濃く、野口五郎小屋まで行く気力はまったく無し。布団にくるまりガスの張れるのを待ちました。

1時過ぎ、青空も見え始めてきたので烏帽子岳へ。
ニセ烏帽子を過ぎると、目の前に烏帽子岳。

3
1時過ぎ、青空も見え始めてきたので烏帽子岳へ。
ニセ烏帽子を過ぎると、目の前に烏帽子岳。

朝出発した高瀬ダムがすぐ下に。

朝出発した高瀬ダムがすぐ下に。

烏帽子岳山頂の岩峰。
黒部側から吹き上げる風がかなりキツい。

3
烏帽子岳山頂の岩峰。
黒部側から吹き上げる風がかなりキツい。

時間もあるので、四十八池から船窪岳への縦走路を偵察に。
向こうに見えるのが南沢岳。
花もまだ咲いていて、気持ちの良い散策路でした。

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時間もあるので、四十八池から船窪岳への縦走路を偵察に。
向こうに見えるのが南沢岳。
花もまだ咲いていて、気持ちの良い散策路でした。

一か所だけミヤマトリカブトの群生。
一か所だけミヤマトリカブトの群生。
南沢岳が近づいてきます。
白い砂とハイマツの緑。燕岳辺りに似た景色。

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南沢岳が近づいてきます。
白い砂とハイマツの緑。燕岳辺りに似た景色。

コマクサがたくさん咲いていました。
もう終盤でかなりくたびれていたけれど。

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コマクサがたくさん咲いていました。
もう終盤でかなりくたびれていたけれど。

100メートルほど先に南沢岳山頂のようですが、ガスが濃くなり、風も強くなってきたので引き返します。

100メートルほど先に南沢岳山頂のようですが、ガスが濃くなり、風も強くなってきたので引き返します。

ゆるゆる烏帽子小屋へ戻ります。
ガスの切れ間から明日歩く裏銀座の稜線が。

ゆるゆる烏帽子小屋へ戻ります。
ガスの切れ間から明日歩く裏銀座の稜線が。

夕食。
4人部屋に3人とゆったり休むことが出来ました。

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夕食。
4人部屋に3人とゆったり休むことが出来ました。

2日目。期待通り晴れ。
小屋の前には朝日に赤く染まる赤牛岳が!

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2日目。期待通り晴れ。
小屋の前には朝日に赤く染まる赤牛岳が!

真ん中が赤牛岳。
その右後ろに薬師岳、北薬師岳が覗いています。


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真ん中が赤牛岳。
その右後ろに薬師岳、北薬師岳が覗いています。


5:09 出発。
朝陽を浴びたテント場。

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5:09 出発。
朝陽を浴びたテント場。

安曇野を覆う雲海が素晴らしい!

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安曇野を覆う雲海が素晴らしい!

三ツ岳の少し先までは砂礫の広々した稜線。

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三ツ岳の少し先までは砂礫の広々した稜線。

足元にはコマクサ。

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足元にはコマクサ。

振り返ると昨日ガスに包まれていた稜線がくっきり。



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振り返ると昨日ガスに包まれていた稜線がくっきり。



中央が立山。その右に剱も顔を出している。
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中央が立山。その右に剱も顔を出している。
登るにつれて正面に槍が見えてきます。
(写真はありませんが)富士山も小さく見えていました。


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登るにつれて正面に槍が見えてきます。
(写真はありませんが)富士山も小さく見えていました。


途中、縦走路からそれ三ツ岳の三角点を拾いに。


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途中、縦走路からそれ三ツ岳の三角点を拾いに。


野口五郎岳が見えてきました。
今日の目的地、水晶岳も初めて姿を見せます。

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野口五郎岳が見えてきました。
今日の目的地、水晶岳も初めて姿を見せます。

右手にはずっと赤牛岳。
水晶から赤牛にかけての稜線のだらだらと長いこと長いこと!

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右手にはずっと赤牛岳。
水晶から赤牛にかけての稜線のだらだらと長いこと長いこと!

振り返ると、烏帽子岳の向こうに白馬岳も見えてきました。

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振り返ると、烏帽子岳の向こうに白馬岳も見えてきました。

8:51 野口五郎小屋到着。


1
8:51 野口五郎小屋到着。


face bookで知った裏メニューの?『ゴロちゃんアイス』を注文。(500円)きな粉のような黒豆のようなお味。
なかなか融けなくて、食べるのに時間がかかりました。

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face bookで知った裏メニューの?『ゴロちゃんアイス』を注文。(500円)きな粉のような黒豆のようなお味。
なかなか融けなくて、食べるのに時間がかかりました。

黒部五郎小屋を後に。

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黒部五郎小屋を後に。

野口五郎岳の由来の『ゴーロ帯』を登ります。
『野口』は麓の集落の地名だとか。

2
野口五郎岳の由来の『ゴーロ帯』を登ります。
『野口』は麓の集落の地名だとか。

15分ほどで、だだっ広い野口五郎岳山頂に到着。

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15分ほどで、だだっ広い野口五郎岳山頂に到着。

水晶岳。
左の赤茶けた稜線上には水晶小屋が小さく見えます。

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水晶岳。
左の赤茶けた稜線上には水晶小屋が小さく見えます。

赤牛岳への稜線の後ろから薬師岳。



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赤牛岳への稜線の後ろから薬師岳。



ギザギザの硫黄尾根の上に、北鎌尾根を従えて槍ヶ岳。
槍の左肩から飛び出ているのは前穂。
右肩からはジャンダルムも。

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ギザギザの硫黄尾根の上に、北鎌尾根を従えて槍ヶ岳。
槍の左肩から飛び出ているのは前穂。
右肩からはジャンダルムも。

竹村新道分岐。

鷲羽岳と意外に存在感のあるワリモ岳。
下りきったところが東沢乗越です。

2
鷲羽岳と意外に存在感のあるワリモ岳。
下りきったところが東沢乗越です。

東沢乗越からのザレの急登。水晶小屋はすぐ上に見えているのに、なかなか近づかない。

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東沢乗越からのザレの急登。水晶小屋はすぐ上に見えているのに、なかなか近づかない。

11:22 水晶小屋到着。

2
11:22 水晶小屋到着。

時間も早くガラガラ。でも結局、1枚の布団に2人とそこそこの混みようになりました。

3
時間も早くガラガラ。でも結局、1枚の布団に2人とそこそこの混みようになりました。

ブラブラと水晶岳に。



2
ブラブラと水晶岳に。



振り返る。左に水晶小屋。槍が天を衝く。

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振り返る。左に水晶小屋。槍が天を衝く。

山頂。山名の標柱に何か違和感。
標柱の向きが去年までとは逆向きになっていました。

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山頂。山名の標柱に何か違和感。
標柱の向きが去年までとは逆向きになっていました。

槍をバックにすると丁度山名が見えるように向きが変えられている。


2
槍をバックにすると丁度山名が見えるように向きが変えられている。


明日目指す赤牛岳です。黒部湖も遠く光っています。

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明日目指す赤牛岳です。黒部湖も遠く光っています。

明日の偵察にと、初めて北峰に向かいます。


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明日の偵察にと、初めて北峰に向かいます。


北峰の三角点から望む南峰。
三角点のある北峰は縦走路からそれ、20メートル程上ったところにありました。
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北峰の三角点から望む南峰。
三角点のある北峰は縦走路からそれ、20メートル程上ったところにありました。
山頂で知り合ったK君とお母さんと一緒に水晶小屋に戻ってきました。

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山頂で知り合ったK君とお母さんと一緒に水晶小屋に戻ってきました。

今回も何人ものツワモノに出会いましたが、秀逸なこの方。
毎週のように山を駆け抜けられているようです。
お歳を聞いて更にびっくり!私より2歳も上でした。見えない!!
今日は新穂高温泉から赤牛岳ピストン、三俣山荘に戻るのだとか。


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今回も何人ものツワモノに出会いましたが、秀逸なこの方。
毎週のように山を駆け抜けられているようです。
お歳を聞いて更にびっくり!私より2歳も上でした。見えない!!
今日は新穂高温泉から赤牛岳ピストン、三俣山荘に戻るのだとか。


夕食までのひととき。
布団に寝っ転がりながら槍!

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夕食までのひととき。
布団に寝っ転がりながら槍!

何と贅沢な時間。



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何と贅沢な時間。



雲の上に槍穂が浮かんでいます。

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雲の上に槍穂が浮かんでいます。

静かに日は暮れていきました。
もちろん夜は満天の星。

2
静かに日は暮れていきました。
もちろん夜は満天の星。

水晶岳でご来光。雲が多くて、いまいちパッとしなかったのが残念でしたが、でも、これ以上望むのは贅沢!


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水晶岳でご来光。雲が多くて、いまいちパッとしなかったのが残念でしたが、でも、これ以上望むのは贅沢!


黒部湖の後ろに後立山。白馬〜五竜〜鹿島槍。
手前に重なって針ノ木、蓮華岳も。

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黒部湖の後ろに後立山。白馬〜五竜〜鹿島槍。
手前に重なって針ノ木、蓮華岳も。

いよいよ読売新道へ。水晶小屋泊では一番早いスタートでした。
赤牛岳まではCT2:40。
2986メートルの水晶岳から2864メートルの赤牛岳まで、たった120メートルの標高差。
いくつものアップダウンが続きます。

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いよいよ読売新道へ。水晶小屋泊では一番早いスタートでした。
赤牛岳まではCT2:40。
2986メートルの水晶岳から2864メートルの赤牛岳まで、たった120メートルの標高差。
いくつものアップダウンが続きます。

北峰からガレ場をしばらく下ります。
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北峰からガレ場をしばらく下ります。
高天原山荘が見えます。この後、赤牛岳までずっと見え隠れしていました。

2
高天原山荘が見えます。この後、赤牛岳までずっと見え隠れしていました。

深い森に抱かれた水晶池も。

2
深い森に抱かれた水晶池も。

薬師岳がずっと傍に横たわっています。
どこから見てもでっかい!

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薬師岳がずっと傍に横たわっています。
どこから見てもでっかい!

水晶岳が遠ざかっていく。
左に槍、右に笠ヶ岳。

2
水晶岳が遠ざかっていく。
左に槍、右に笠ヶ岳。

温泉沢の頭。高天原からの道と合流します。


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温泉沢の頭。高天原からの道と合流します。


少し先の二重山稜地形。よく見るといくつかテン泊?ビバークの跡がありました。

2
少し先の二重山稜地形。よく見るといくつかテン泊?ビバークの跡がありました。

ルートは黒部側を巻いたり、東沢側に移ったり。
少しの巻きが嬉しい。

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ルートは黒部側を巻いたり、東沢側に移ったり。
少しの巻きが嬉しい。

赤牛岳までに出会ったのはトレランの単独女性一人だけ。暫し一緒に腰をおろし休憩したのですが、昨日上高地から槍沢を登り三俣山荘へ。今朝2時半出発で今日中に扇沢に下山するとか。もう、驚くことばかり!


3
赤牛岳までに出会ったのはトレランの単独女性一人だけ。暫し一緒に腰をおろし休憩したのですが、昨日上高地から槍沢を登り三俣山荘へ。今朝2時半出発で今日中に扇沢に下山するとか。もう、驚くことばかり!


こんな風に広がった砂礫の鞍部は、ガス時ペンキマークに注意です。(そんなに頻繁にマークがついているわけではありません)
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こんな風に広がった砂礫の鞍部は、ガス時ペンキマークに注意です。(そんなに頻繁にマークがついているわけではありません)
赤牛岳への最後の登り。その名の通り砂が赤い。


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赤牛岳への最後の登り。その名の通り砂が赤い。


7:48 水晶岳から2:40、誰もいない赤牛岳山頂。

5
7:48 水晶岳から2:40、誰もいない赤牛岳山頂。

北東に延びる赤茶けた尾根の向こうには薬師岳。
この尾根に迷い込まにようにロープが張ってありました。
が、このガレた尾根の下、赤牛岳の中腹には薬師見平があるのです。
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北東に延びる赤茶けた尾根の向こうには薬師岳。
この尾根に迷い込まにようにロープが張ってありました。
が、このガレた尾根の下、赤牛岳の中腹には薬師見平があるのです。
もうここに来ることもないだろうと思うと去り難く、自撮りなどしてぐずぐずしていたのですが、そうこうするうち、水晶小屋出発の単独男性が到着しました。この方も今日中に扇沢下山するとか。
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もうここに来ることもないだろうと思うと去り難く、自撮りなどしてぐずぐずしていたのですが、そうこうするうち、水晶小屋出発の単独男性が到着しました。この方も今日中に扇沢下山するとか。
いよいよ下りが始まります。
山頂直下、滑りやすいザレ場。
ここで初めて下からの単独男性に出会いました。


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いよいよ下りが始まります。
山頂直下、滑りやすいザレ場。
ここで初めて下からの単独男性に出会いました。


赤牛岳を振り返る。もう来ることはないだろうな・・・。

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赤牛岳を振り返る。もう来ることはないだろうな・・・。

山頂から東沢出合までは8に分けられそれぞれ標識が。
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山頂から東沢出合までは8に分けられそれぞれ標識が。
展望は素晴らしいのですが、延々と続く下り。

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展望は素晴らしいのですが、延々と続く下り。

ちょっとした鎖場があったり、岩の上を飛び越えたり・・

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ちょっとした鎖場があったり、岩の上を飛び越えたり・・

P2578を過ぎた辺りで下からの熟年グループと出会いました。
目の前の赤牛の稜線にオレンジ色のテントらしきものが・・・。

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P2578を過ぎた辺りで下からの熟年グループと出会いました。
目の前の赤牛の稜線にオレンジ色のテントらしきものが・・・。

あの向こう側の斜面の下あたりには薬師見平があります。
誰かそこに入っている方がいるのでしょうか?

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あの向こう側の斜面の下あたりには薬師見平があります。
誰かそこに入っている方がいるのでしょうか?

結構下ったのですが、まだ5/8。一昨日の烏帽子岳が見えます。烏帽子小屋もずっと見えていました。


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結構下ったのですが、まだ5/8。一昨日の烏帽子岳が見えます。烏帽子小屋もずっと見えていました。


樹林帯に入ると、展望は無くなる。
2/8。ここからが長かった!
樹林帯に入ると、展望は無くなる。
2/8。ここからが長かった!
12:10 うんざりするほど下って、奥黒部ヒュッテ着。
小屋のおじさんのアドバイスに従って、ゆっくり休憩してから最終5:20の平の渡しに乗ることにしました。

2
12:10 うんざりするほど下って、奥黒部ヒュッテ着。
小屋のおじさんのアドバイスに従って、ゆっくり休憩してから最終5:20の平の渡しに乗ることにしました。

黒部湖沿いの道。こんな桟道・梯子がいくつもいくつも続きます。
アップダウンの繰り返し。
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黒部湖沿いの道。こんな桟道・梯子がいくつもいくつも続きます。
アップダウンの繰り返し。
碧い湖面を見下ろしながら、延々と桟道、梯子の上り下り。
時折湖から吹き上げる風が心地よかった。

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碧い湖面を見下ろしながら、延々と桟道、梯子の上り下り。
時折湖から吹き上げる風が心地よかった。

CT2:00たっぷりかかって平の渡し到着。
な〜んにもない( ̄〜 ̄;)
船がやってくるまで2時間、登山道脇の木陰でうとうと。
誰かやってくるかと思ったのですが、誰も来ず。


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CT2:00たっぷりかかって平の渡し到着。
な〜んにもない( ̄〜 ̄;)
船がやってくるまで2時間、登山道脇の木陰でうとうと。
誰かやってくるかと思ったのですが、誰も来ず。


定刻近くになっても人影もなく、船の音も聞こえず。
もしかして、船が来ない?なんてこともあり・なんて不安になった頃エンジン音が聞こえてきました。
入山の登山者も。
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定刻近くになっても人影もなく、船の音も聞こえず。
もしかして、船が来ない?なんてこともあり・なんて不安になった頃エンジン音が聞こえてきました。
入山の登山者も。
平の小屋。
渡し場から3分。湖面より高い位置にあるので、階段がキツかった。
2
平の小屋。
渡し場から3分。湖面より高い位置にあるので、階段がキツかった。
夕食。
ゆったりの5人部屋に5人。食事も美味しく気持ちの良い小屋でした。

6
夕食。
ゆったりの5人部屋に5人。食事も美味しく気持ちの良い小屋でした。

4日目。
小屋出発はゆっくりめで5:40ですが、CT3:45の黒部ダムまでのんびり歩いても9:30には着くでしょう。
昨日ほどではないものの、やっぱり桟道、梯子。

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4日目。
小屋出発はゆっくりめで5:40ですが、CT3:45の黒部ダムまでのんびり歩いても9:30には着くでしょう。
昨日ほどではないものの、やっぱり桟道、梯子。

碧い湖面を見下ろしながら・・
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碧い湖面を見下ろしながら・・
ブナ林が
ロッジくろよんが見えてきました。
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ロッジくろよんが見えてきました。
川原に下ってみたり、のんびりゆるゆる
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川原に下ってみたり、のんびりゆるゆる
ロッジくろよん到着。

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ロッジくろよん到着。

ダムサイトが見えてきた。
ダムサイトが見えてきた。
ずっと見えていた黒部湖。
反対にこちらから見上げます。
2016年08月15日 11:36撮影
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8/15 11:36
ずっと見えていた黒部湖。
反対にこちらから見上げます。
黒部ダム。
10:05発トロリーバスで扇沢。(1540円)扇沢〜大日向高原までバス(930円)大日向高原〜七倉温泉タクシー(4180円)

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黒部ダム。
10:05発トロリーバスで扇沢。(1540円)扇沢〜大日向高原までバス(930円)大日向高原〜七倉温泉タクシー(4180円)

登山口の七倉温泉に戻ってきました。
駐車場に溢れた車が両側にずらり。

2
登山口の七倉温泉に戻ってきました。
駐車場に溢れた車が両側にずらり。

七倉山荘で汗を流し帰途につきました。(650円)
(とても綺麗な旅館だった)
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七倉山荘で汗を流し帰途につきました。(650円)
(とても綺麗な旅館だった)

感想

北アルプスの最深部と言える水晶岳と赤牛岳。
その水晶岳から赤牛岳を経て黒部ダムの末端奥黒部ヒュッテ(東沢出合)に至る
ロングルートの読売新道をやっと歩いてきました。

「読売新道は登ってなんぼ」
こんな言葉を聞いたのはいつのことだったんだろう。
登ってこそ価値がある、その厳しさ、素晴らしさが分かる、ということらしい。
いつか、そのルートを歩き水晶岳のピークに辿りつきたい。

そう想い続けてきたけれど、何といっても山深くのロングルート。
エスケープルートもなく、独りでの山行は避けた方が賢明。
天気の安定した時を狙わないと歩ききるのは困難。
その上、到達点の水晶小屋は小さいので、いつも大混雑。疲れた体を休めるには、出来るだけ平日を狙いたい。

数年前から何度か友人と計画を立てたけれど、天候の不順、出発直前の体調不良などで、実現できなかった。
「今年こそ読売新道、行こう!」
毎年友人と合言葉のように言ってたけれど、年々痛感する体力の衰えに、このままではもう歩けないままに終わってしまうかもしれない。そんな風に思うようになった。

・・・・

今年こそ読売新道を歩こう。そう思った。
「登ってなんぼ」の読売新道だけど、下りなら独りでも何とか歩ききることができるかもしれない。いや、マイペースで歩ける独りでこそ歩ききることができるだろう。

7月になり岐阜の山友ジオンさんから「読売新道に行きますが、ご一緒しませんか?」のお誘い。
心が揺れた。
独りで歩くと決めたけど、信頼できる山友と一緒ならどんなに心強いか。独りの山も気楽だけど、愉快な友人たちと一緒の山もまた一層楽しい。
ギリギリまで返事を延ばしジオンさんには迷惑をかけてしまったけれど、迷いに迷った末やっぱり独りで行くことにした。
ジオンさんたちのスピードについていく自信がなかった。きっと足を引っ張り迷惑をかけるに違いない。

そんなこんなで、憧れの稜線にやっと足跡をしるしてきた。

・・・・

〇1日目(風が強い。稜線はガス)・・・高瀬ダムから烏帽子小屋。烏帽子岳から四十八池、南沢岳まで。

42年ぶりにブナ立尾根を登る。
いつでも来ようと思えば来れたのに、昔の高瀬ダムの建設途中の荒れた山の様子が頭に残っていて、何となく足が遠のいていた。
北アルプスの三大急登の一つ。でも、同じ三大急登に挙げられる中房温泉から燕への登りは「え?これが急登?」ってくらいあっけなく終わるけれど、ここは正味延々と続く。
前後の方と話しながら気を紛らわしつつフーフー言いながらも、10時前には烏帽子小屋到着。稜線はガスに包まれ展望なし。小屋手前からパラパラ雨粒が落ち始める。
先の野口五郎小屋へまで行く時間の余裕はあるけれど、もう登り切った感いっぱいで早々と宿泊手続きをし、布団にくるまりうとうと。
12時過ぎガスが少し晴れてきたので、烏帽子岳、更に先の四十八池から次のピーク南沢岳まで散策。

〇2日目(快晴)・・・烏帽子小屋から水晶小屋。

素晴らしい晴れ。ぐるりと取り囲む北アルプスの峰々に溜息の連続。
右には明日歩く水晶岳から赤牛岳への長い長い稜線が。
左には餓鬼岳、燕岳から大天井岳へ。そして、次第に槍が姿を見せ始める。

途中、100高山に名を連ねる三ツ岳のピークを拾いつつ(登山道は巻いている)水晶小屋には11時過ぎに到着。
まだガランとした小屋で、やっぱり今日も布団にくるまりうとうと。
翌日水晶岳を越えていくのでこの日はピークには行かないつもりだったけれど、時間もあるので12時半ごろから偵察に出かける。

水晶岳にはその昔と、昨年と5年前にも来ているけれど、三角点のある北峰には行ったことがなかった。すぐ側にあるのに・・。
明日の下見にと南峰から先、初めてのルートに足を踏み入れる。
結果、北峰の三角点は縦走路から少し外れているのを初めて知った。翌日だったら先の長さを思いやり、きっと三角点はパスしただろうと思う。

人気の無い南峰に戻ると、男の子と若いお母さんがやってくる。
小学4年だというK君。瞳がキラキラのとっても可愛い子だった。山が大好きだという。
お父さんとお兄ちゃんが待っている三俣のテント場に戻らないといけないのに、つい話し込んでしまった。
お母さんも素敵な人。GWの雷鳥沢にも30キロのテントを担いで雪上テン泊するらしい。
普段は大峰、台高をメインに歩いていると聞いて更にびっくり。
水晶小屋まで一緒に戻って来たけれど、お母さんの歩き方の確かなこと、K君への的確な指示に再度驚いてしまった。

北アルプスのど真ん中、静かに暮れゆく空。
贅沢な時間。

〇3日目(高曇りのち晴れ)・・・読売新道を下り奥黒部ヒュッテ、平の小屋。

この山旅の核心部、読売新道。
2986メートルの水晶岳から2864,2の赤牛岳へは、緩やかなアップダウンが延々と続いた。
でも、北アルプスのど真ん中の大展望の稜線。高曇りで風もあり、高天原、水晶池を見下ろしつつ、薬師岳にずっと見守られながら、憧れだった稜線を満喫した。

赤牛岳を過ぎるとどんどん高度を下げるけれど、樹林帯に入るまではやっぱり素晴らしい展望のトレイル。黒部ダムが少しずつ近づき、五色ケ原、立山も次第に大きく迫ってきた。

途中、P2356付近から赤牛岳から薬師見平への稜線に小さくオレンジ色のテントらしきものが見えた。薬師見平に誰かが入っているのだろうか・・?

追い越して行ったのはトレランの単独女性と水晶小屋泊の単独男性。
下から登ってきたのは、テント装備の単独女性と単独男性2人。愛知からの熟年グループのみ。

読売新道下部のこれでもか、と言うほどの樹林帯の激下り。・・・かと思うと、大木の根をまたぎ上り下りを繰り返しいつまでも高度を下げてくれない。樹間からすぐそこに黒部湖の湖面が見えてからも、いったいいつまで続くのというほど延々と下りが続いた。


奥黒部ヒュッテ12時過ぎ到着。水晶岳から7時間。
泊る気満々だったのだけれど、小屋のおじさんの「明日のことを考えると今日中に平の小屋まで行った方がいい」というアドバイスに従うことにする。

「昼寝をする時間も十分あるよ。休んでいったらいい」の言葉に靴を脱ぎ木陰のベンチで昼寝。
平の渡しで更に2時間近くも船を待ち17:20の最終に乗船した。

〇4日目(晴れ)・・・平の小屋から黒部ダム下山

黒部湖沿いの道は昨日の奥黒部ヒュッテ〜平の渡し間ほどではないものの、やっぱり梯子の上り下りを繰り返す厳しいルートだった。一歩踏み外すと黒部湖にダイビング。

3時間余り9時前にはロッジくろよん到着。
すぐにダムの堰堤が見えてきて橋を渡ると観光客が行き交う遊歩道に飛び出した。

・・・・

何年も我慢し続けた読売新道。
終わってみれば、「下りならばこんなにも我慢する必要はなかったのかも」
なんて、少しばかり損をしたような気もする。
何年か前に下っていれば、「次こそ、登ってなんぼの読売新道に!」なんて意欲を燃やし、もしかしたら、またその機会も巡ってきたかもしれない。


でも、今回歩きながら、やっぱり「読売新道を登る」というのは並大抵のことじゃないとつくづく思った。
樹林帯の延々と続く激登り、そして、その先に待っている大展望ではあるけれど、午後の暑さに耐えながらの更に続く登りにアップダウン。体力と精神力の限界に挑戦するルートなんだろうと。

「登ってなんぼ」の読売新道の醍醐味は味わえなかったけれど、北アルプスの最深部、憧れの稜線をひとりしみじみ歩けた喜びは、下山後日を追う毎に心の中に静かに広がっている。

・・・・

(コースの項でも書きましたが)
〇コースについては、↓のレポがとても簡潔かつ的確に纏められています。
「山に行ってきましたのレポート」H24,8,16〜18
http://www.gendarme.org/cgi-bin/ita/ita.cgi?CONF=tegami?DISP=1345523239



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コメント

念願かなって
良かったっすね。おめでとうございます


下りは下りで、登りにはないリスクがありますよね。おひとりさまを堪能しはったようで羨ましいです。
2016/8/18 14:52
Re: 念願かなって
chukiさん、こんにちは♪

おひとりさま、堪能しましたよ〜(^▽^;)>゛
体力の無さを他の好条件でカバーしないと歩けないもので、じっと機会を狙ってパッと飛び出してしまう。
だから、ひとりでしか歩けないんです (×_×;)
気心の知れた仲間と歩く歓び、それもまた格別だとは思いつつ・・・。
2016/8/19 8:45
頑張りましたね
今年は単独ですか、天気も展望も良く距離が長いのが辛いですがジオンさん達といい気になるコースですね、この前の雲ノ平で一緒だったガイド登山のグループも雲ノ平から水晶岳へ行って野口五郎まで行くと言っていたのが羨ましかった次回は狙おうかな?。
下ノ廊下へ行った時に黒部のダムから眺めていたのは赤牛岳と水晶だったのですね、そうじゃないかと思って居たので納得です。
2016/8/18 20:26
Re: 頑張りましたね
rannmaruさん、こんにちは♪

数年前からこの読売新道と栂海新道はジオンさんからも歩きたいと聞いており、今年こそはきっと実行されるだろうと思っていました。
私もずっと機会を窺っていることをご存知でしたので、声を掛けてくださったのに、我儘でご一緒できませんでした。
でも、でも、きっと足を引っ張ることは目に見えていましたもん・・・《;~Д~》
結局ジオンさんたちは最初の予定通り水晶小屋泊を避け、高天原までいったん下られたようです。とても真似できませ〜ん(>Д<)

さ、次は読売新道ですよ〜!!
乱丸さんなら野口五郎小屋、奥黒部ヒュッテの2泊3日で歩けますъ(^ー^)
2016/8/19 8:56
お疲れ様でした。
こんばんは。いつも楽しく読ませていただいています。今回も念願の読売新道などをあえて単独で堪能されておられ、北アルプスど真ん中の情景が浮かんできました。私もいつか行って見よう!!!と思いました。
2016/8/18 23:14
Re: お疲れ様でした。
391SAさん、こんにちは♪

「あえて単独で・・」・・って・・・(⌒ロ⌒;)
体力の無さを他の好条件でカバーしないと歩けなくなっているんです。
どの山もそうですけど、特にこの読売新道については、「確実に歩き通すことができる」確信がないと行けないと思っていましたから(^▽^;)>゛

是非是非、読売新道言って下さいね!!
北アルプスのど真ん中、を体感してくださいv (^o^)
2016/8/19 9:04
おつかれさまー!
よい山旅をされたようですね。
読売新道懐かしいです。
ジオンさんとお友達だったんですね。それにかまちゃんもお知り合いとは。
そういえば、この前岐阜の友達のとこへ行くとき車に乗せていただいた、単独さんもお知り合いだとおっしゃってたような(笑)
きっと、いつかどこかでお会いするでしょうね!
楽しみにしています。
2016/8/19 7:42
Re: おつかれさまー!
ameyanさん、こんにちは♪

さすが、読売新道歩かれているんですね〜!
のちほどレコ、読ませて頂きますъ(^ー^)

ameyanさんのプロフィールに「同人山猫」を見つけ、廻りまわって繋がっているだって気が付きました。
ジオンさんともお知り合いだったんですか?
「岐阜の山友のとこ」って、もしかしてもしかして「まっ〇○会」?
「単独さん」って、まさか「単独行」さん??

ホント、どこかでお目にかかりそうですね〜!!ヽ(^Д^*)/
2016/8/19 9:14
スゴい‼
ルネさんスゴい🎵
単独行でこんな長丁場を歩きとおす技量とバイタリティーとスタミナに敬意を持ってコメントさせていただきます🙇
烏帽子、三ツ岳、野口五郎、水晶、赤牛岳をぐるっと一筆書きおめでとうございました🎉
三ツ岳の三角点もGETされ100高山全山登頂に向けても着実に一歩前進ですね✌
いや〜っ、もぉホント、素晴らしい、逞しい、ステキですルネさんって😍
2016/8/20 1:23
Re: スゴい‼
nashimaruさん、こんにちは♪

いや、だから、100高山目指しているわけじゃありませんから・・《;~Д~》
・・・いえ、まあ、何となく、残りが気になったりしているのは事実なんですけど・・・(⌒〜⌒;)
本気で目指さないと無理でしょね・・・

で、nashimaruさん!
このルートをご覧になって、きっと、あれ??
・・って首をかしげていらっしゃるかと・・・
そうなんです。南真砂岳、すぐ近くにあるのに、で、ピストンする余裕は十分にあったのに、行ってません。
何故って?

それは・・・・うっかり忘れていたから・・・ ( ̄〜 ̄;)

笑えますよね・・・
それに気が付いたのが、何と昨夜というから笑えます。
そんなこんなで、梨丸隊の100高山登頂、
陰ながらお祈りしていま〜す・・・・え〜ん(´A`)
2016/8/20 9:14
お疲れさまです。
読売新道・・・ 確かに憧れのルートですね
でも、地図で眺めるたびに、エスケープがないので
そう簡単じゃないと思いますよね。
歩くとしても現地までの移動も考えると5−6日の連休が必要なので
なかなか、他人と都合を合わせて一緒に歩くのは難しそうですね。
でも、このルートはあえて一人で自分と向き合いながら黙々と歩きたいですね。

ロングなルートなので、日が長い時じゃないと無理そうなので
やはり7月か8月か・・・ そして雨が降れば停滞も考えられますので
天気のいい日が続かないと歩けないですね。
体力・気力・そして運と3拍子が揃わないと歩き通せない厳しいルートですね。
でもでも、その先にある達成感は特別なものなんだろうな・・・

私には挑戦するのは、遠い日のような気がしますが
いつかは歩いてみたいなと思っています

あっ、それとルネさん 
私の遠征の時は天気予報が「晴れ」の時しか行かないんですよ。
せっかくの遠征なので、予報が悪ければ容赦なく延期や中止にしています。
最近の予報は精度が高いのであんまり裏切られることはありませんよ
2016/8/20 15:09
Re: お疲れさまです。
orisさん、こんにちは♪
ずっと「登ってなんぼ」っていうのが頭の中にこびりついていたんですよ(^▽^;)>゛
ここを歩くのは登りで・・・って、何となくそう決めていたようなところがあって、
今年まで機会を窺いながら逃してたんです。

>体力・気力・そして運と3拍子が揃わないと歩き通せない厳しいルート

確かに、そうでしょね。
特に、ここを「登る」っていうのは、その3つが揃っていないと無理だとつくづく思いました。

今回、「登る」っていうこだわりを捨てたので、読売新道、愉しみながら下ることができましたよъ(^ー^)
orisさんもいつか是非歩いてくださいね!

あ、私も「てんくら」「山テン」「ウェザーニュース」など、必死でチェックしてるんですけど、裏切られることも多いです《;~Д~》
2016/8/22 3:23
お久しぶりです
何年か前、台高の伊勢辻山付近でお会いしたuttyです。最近ヤマレコ始めました。私の山行記録に訪問下さりありがとうございます。ルネオバさんのディープな臨場感たっぷりの山旅レポを拝見していると、昨日帰ってきたばかりなのにまたまた山へ行きたくなりました。
2016/8/31 14:01
uttyさん、こんにちは♪
お久しぶりです。
コメントに気付かず、レスが遅れました。ごめんなさい。
覚えてくださっていたなんて、嬉しいです(⌒ー⌒)
栂海新道の記録を検索していて、お名前を見つけ、
もしや?と思ったのですが、やっぱりuttyさんでした(^^ゞ

相変わらずもの凄い山歩きをされているんですね!!
扇沢から親不知まで気が遠くなるほどの距離を軽々と駆け抜けられているのにも驚きましたが、
先ほど次の竹村新道〜船窪小屋1泊2日の記録に気が付きました。
身体の鍛え方が違うのでしょうね、凄いです ъ(^ー^)

念願の読売新道、今まで慎重に時期を窺っていて、やっと歩くことが出来ました。
もう一つの長年の憧れの栂海新道、何とかして今年歩けないものかと思っているのですが・・。
お互い、これからも山、愉しみましょう!!
コメントありがとうございましたъ(^ー^)
2016/9/3 17:51
Re: uttyさん、こんにちは♪
実はTJARの選手の皆さんとの出会いがありまして、昨年からランニングを始めました。ロングトレイル目的ですが、ランとトレイルを合わせて昨年は2687km、今年は8月末現在1700kmくらい走っています。健康の数値もほぼ改善し、山も好調でいろいろチャレンジしたいモードです。FBも本名でやってますのでまた覗いてやって下さい。
2016/9/3 18:11
uttyさん、こんにちは♪
3年前だったか、南ア、荒川三山〜聖岳をぐるっと回った時、聖のテント場でTJAR出場を目指している女性と出会いました。
その日も三伏峠から一気に聖まで、翌日は上河内岳を越えて下山。延々と林道を走っていらっしゃるのを車で追い越し、白樺荘の温泉でまた出会いました。
少し話を伺ったのですが、大会に出場するのでさえ並大抵のことではないらしいですね。

トレランなんて、誰でもがやろうと思ってできることではないと思います。
幾つになってもチャレンジ精神を持ち続け、一歩ずつ前進して行かれる姿勢、
uttyさん凄いです!!

FBは他の方のを読むだけで登録しているのですが、また覗かせて頂きますねъ(^ー^)
2016/9/4 11:49
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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