北ア 鹿島槍ヶ岳-五竜岳-唐松岳 （扇沢→八方池）

2016年08月20日(土) 〜 2016年08月21日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 26.3km
• 登り: 3,379m
• 下り: 2,972m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:35

6:50 扇沢駅
7:00 7:00 柏原新道登山口
7:36 7:36 ケルン（柏原新道）
8:21 8:21 水平岬
9:02 9:10 種池山荘
9:43 9:43 爺ヶ岳南峰
9:43 9:45 爺ヶ岳中峰
9:57 9:59 爺ヶ岳北峰
10:35 10:36 冷乗越
10:40 11:05 冷池山荘
11:10 11:10 冷池山荘テント場
11:50 11:50 布引山
12:20 12:40 鹿島槍ヶ岳
13:15 13:23 鹿島槍ヶ岳北峰
14:10 14:10 八峰キレット
14:25 八峰キレット小屋

2日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:23

4:45 八峰キレット小屋
7:00 7:20 五竜岳
7:50 8:05 五竜山荘
8:40 8:40 遠見尾根分岐
10:10 10:10 牛首
10:20 10:22 唐松岳頂上山荘
10:35 10:55 唐松岳
11:06 11:30 唐松岳頂上山荘
12:20 12:40 八方池
13:08 13:08 八方池山荘
13:08 ゴール地点

遠見尾根分岐を見逃し、遠見尾根へ間違って進入。30分ほどロスしちゃいました。

天候

【初日】晴れのち雨
【2日目】晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

青春18きっぷを利用
【往路】
東京からムーンライト信州を利用
信濃大町から扇沢までは路線バス
【復路】
白馬から松本までリゾートビューふるさとを利用
松本から東京までは鈍行＆快速乗りつぎ

コース状況／危険箇所等

鹿島槍ヶ岳南峰から五竜岳の間はヘルメット着用を。危険箇所がいくつかありますが、慎重に進めば大丈夫。

その他周辺情報

八方交差点近くの温泉施設「八方の湯」に立寄りました。利用料金大人800円。入浴者は登山者ばかりで、玄関には大型ザックが溢れていました。登山に関心のない利用者が見たら引くでしょう（笑）

写真

8/19 23:41

今回はムーンライト信州を利用
青春18きっぷ使用だと都内から3,500円ほどで白馬にアクセスできます

8/20 5:26

5時過ぎに信濃大町到着
扇沢行きバスの始発（6:15発）を待ちます

8/20 6:48

6:45　扇沢に到着
立山黒部アルペンルートの始発を待つ人でいっぱい
200人以上は並んでいました

8/20 6:58

7:00　柏原新道登山口に到着
登山届けを提出し出発

8/20 7:18

暫くは急登もあり、ペースを乱さずにゆっくり進みます

8/20 7:34

久しぶりのアルプス登山
気持ちいい…

8/20 7:35

先ほどまでいた扇沢駅が小さく見えます
赤沢岳の稜線が美しい

8/20 7:36

ケルンに到着

8/20 8:21

柏原新道は手入れの行き届いた歩きやすい登山路です

8/20 8:42

ナナカマドも色付きはじめ

8/20 8:46

ガレ場などもありますが、危険箇所はありません

8/20 9:01

山小屋が見えてきました

8/20 9:08

登山口から2時間ほどで種池山荘に到着

8/20 9:18

休憩後、爺ヶ岳に向け出発
この先は気持ちの良い稜線歩きとなります

8/20 9:37

左手に爺ヶ岳の3つのピークが見えます

8/20 9:43

種池山荘から35分ほどで爺ヶ岳南峰に到着

8/20 9:45

美しいケルン

8/20 9:57

南峰から10分ほどで爺ヶ岳中央峰に到着

8/20 10:25

ガスの合間から剱岳が見えます

8/20 10:14

鹿島槍ヶ岳へ

8/20 10:32

爺ヶ岳北峰を越えると鹿島槍ヶ岳と冷池山荘が見えてきました

8/20 10:36

10:35　冷池乗越

8/20 11:03

冷池山荘で昼食とアルコールを補給

8/20 11:10

冷池のテント場
テント場は山荘の5分ほど鹿島槍ヶ岳側にあります

8/20 11:14

ガスが濃くなってきました

8/20 11:54

お花がいっぱい

8/20 11:59

布引山と鹿島槍ヶ岳の間で雷鳥の大家族と遭遇！
メスの親鳥と大きくなったひな鳥6羽

8/20 12:25

冷池山荘から1時間15分
鹿島槍ヶ岳南峰到着です

8/20 12:32

記念撮影

8/20 12:35

雷鳥が1羽 山頂を闊歩しています

8/20 12:36

みんなで写真撮影
雷鳥は登山者のアイドル

8/20 12:47

北峰に向かう吊尾根に入る前にヘルメットと雨具を装着
雨が強くなってきた

8/20 12:58

北峰山頂直下の岩場
雨に濡れてスリッピーです

8/20 13:15

鹿島槍ヶ岳北峰到着
南峰から25分

8/20 13:30

八峰キレットへ

8/20 14:10

キレット核心部へ

8/20 14:12

断崖絶壁ですね

8/20 14:11

鉄ハシゴが幾つか

8/20 14:13

鋭くキレ落ちています

8/20 14:15

雨がイヤラシな…

8/20 14:20

高度感がある箇所が続きますが、慎重に進めば問題なし

8/20 14:22

ほどなくキレット小屋に到着
今夜はこちらで宿泊

8/20 16:56

晩御飯のハンバーグが美味しかったです！

8/20 18:02

土曜の夜ですが、ゆっくり休むことができました

8/21 4:42

2日目
雨の予報でしたが星が輝いています

8/21 4:45

4:45キレット小屋を出発

8/21 4:48

東の空が明るくなってきました

8/21 4:54

雲海がキレイ

8/21 4:54

剱岳の稜線にヘッドランプの明かりがたくさん見えます

8/21 5:08

アップダウンのある岩場が続く

8/21 5:17

日の出と同時にガスに包まれました

8/21 5:25

幻想的

8/21 5:36

遠くに富士山や浅間山が見えます

8/21 5:41

五竜岳が見えてきました

8/21 5:47

鹿島槍ヶ岳方面
ガイドブックでよく見る画

8/21 5:56

足場の悪い縦走路が続きます

8/21 6:27

G4〜G7

8/21 6:38

ブロッケン現象 出現！

8/21 6:39

ナイフリッジ
積雪期に通過するのは怖いな

8/21 6:44

五竜岳山頂まであと少し
山頂直下の急な岩場

8/21 6:58

山頂部が見えてきました

8/21 7:20

7：00　五竜岳山頂到着
ガスが掛かっていましたが、時折見える青空が最高！

8/21 7:05

剱岳バックに記念撮影
あれ、剱岳が写っていないね

8/21 7:23

五竜山荘方面へ

8/21 7:38

五竜岳と山荘の間は緩やかな下り坂が続きます

8/21 7:50

山頂より30分で五竜山荘到着
お土産とアルコールをゲット
武田菱がカッコイイ！

8/21 8:07

唐松岳を目指します

8/21 8:07

ガスが晴れてきました
美しいカール地形が見えてきました

8/21 8:19

あれ？ 何かおかしい…
遠見尾根を進んでいる？？
やっちまったぜ！

8/21 8:40

分岐点まで戻ります
30分はロスしたかな

8/21 9:30

ハイマツに囲まれた単調な尾根路
ガスに囲まれるとちょっと退屈

8/21 9:16

時折剱岳方面が見えますがガスが濃くなってゆく

8/21 10:20

唐松岳頂上山荘に到着
山頂に向かうためこちらに荷物をデポします

8/21 10:28

山頂までは15分の道のり

8/21 10:43

10:35　唐松山頂到着
縦走完了　やったぜー

8/21 11:01

山荘に向かう途中、雷鳥の家族を発見

8/21 11:08

山荘前のベンチで休憩
水とアルコールを購入し、下山開始

8/21 11:30

八方池方面に下山します
道を間違わないよう慎重に確認

8/21 11:50

20分ほどで丸山ケルンに到着

8/21 11:56

八方尾根はお花がいっぱい
登山路脇にキオンがいっぱい咲いていました

8/21 11:59

オオヒョウタンボクの実

8/21 12:03

オオバセンキュウ

8/21 12:06

トリカブトの一種でしょうか

8/21 12:08

アザミ

8/21 12:11

ハクサンシャジン

8/21 12:09

八方池が見えてきました

8/21 12:15

立派なオオダケカンバ

8/21 12:21

唐松頂上山荘から50分
八方池に到着

8/21 12:25

白馬岳はガスで見えません

8/21 12:30

ウィスキーを口にし一休み
逆さ白馬が見えず残念

8/21 12:42

八方池周辺は観光客でいっぱい

8/21 12:53

気持ちの良い木道

8/21 12:57

ゴール地点の八方池山荘が見えました

8/21 13:08

13:10　八方池山荘に無事到着
リフトで八方へ

8/21 13:10

ビールが旨いぜ…

8/21 14:51

八方の湯に立寄りました

8/21 15:22

白馬駅でゆるキャラ君と記念撮影
地元の高校生がボランティアで実施しているようです

8/21 19:32

甲府駅で途中下車し、駅前の「小作」で猪肉ほうとうをいただきました
白馬駅15:37発 都立大学23:00着
登山より疲れた…

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ヘルメット 必需品の缶ビールとポケットウィスキー

感想

taamako

　翌週の穂高登山のウォーミングアップのため扇沢から八方尾根まで縦走しました。久しぶりのアルプス登山でしたが、山小屋泊のため軽荷＆気温もそれほど高くなかったので気持ちよい山行となりました。土曜日の朝は素晴らしい快晴でしたが山中ではガスに囲まれる時間も多くちょっと残念。雷鳥やブロッケン現象に出会え、無事下山できたので良しとしないと…

　コースは岩場や鎖場が多くありますが、慎重に進めば問題なし。残雪もありません。登山者が多く、登山路の整備も行き届いておりますので、安心して登山が楽しめます。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と名立たる峰々を短時間で縦走できるのは大きな魅力です。晴れたら絶景が期待できることもあり、大人気のコースなのも納得。ああ、長野県に移住したいと本気で考えちゃいます。

　やっぱり登山はやめられんばい！