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Yamareco

記録ID: 953630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳〜涸沢岳がスリルに満ちた穂高岳周回(涸沢→北穂高・涸沢岳・奥穂高・前穂高→岳沢)

2016年09月02日(金) 〜 2016年09月03日(土)
 - 拍手
e351spAz その他2人
GPS
18:50
距離
27.5km
登り
2,319m
下り
2,299m

コースタイム

1日目
山行
9:05
休憩
1:45
合計
10:50
6:15
6:20
30
6:50
6:50
10
7:00
7:00
10
7:10
7:10
50
8:00
8:00
40
8:40
9:10
45
9:55
10:00
60
11:00
11:00
10
11:10
11:40
150
14:10
14:10
5
14:15
14:30
5
14:35
14:40
115
16:35
16:50
10
2日目
山行
5:50
休憩
2:05
合計
7:55
6:00
40
6:40
7:00
70
8:10
8:10
25
8:35
9:40
20
10:00
10:00
105
11:45
12:25
70
13:35
13:35
15
13:50
13:50
5
13:55
ゴール地点
天候 晴ときどき曇
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡駐車場(茶嵐):2日間¥1200
タクシー:沢渡ゾーン→上高地バスターミナル¥4200
河童橋から穂高連峰を眺める。明日はここから見えている岳沢を下りてくる予定。
2016年09月02日 06:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 6:15
河童橋から穂高連峰を眺める。明日はここから見えている岳沢を下りてくる予定。
明神橋から明神岳。
2016年09月02日 06:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 6:57
明神橋から明神岳。
横尾大橋から。奥穂高岳までよく晴れている。
2016年09月02日 09:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 9:11
横尾大橋から。奥穂高岳までよく晴れている。
なんとなく色付き始めた涸沢。
2016年09月02日 11:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 11:13
なんとなく色付き始めた涸沢。
色付いているナナカマドもあった。
2016年09月02日 11:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 11:14
色付いているナナカマドもあった。
北穂高岳に向かって登り始める。
2016年09月02日 11:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
9/2 11:51
北穂高岳に向かって登り始める。
北穂高岳へ向かってまっすぐ登っていく。
2016年09月02日 12:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 12:38
北穂高岳へ向かってまっすぐ登っていく。
向こうに見える常念岳に雲がかかってきた。
2016年09月02日 13:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 13:00
向こうに見える常念岳に雲がかかってきた。
穂高連峰全体にも雲がかかってきた。
2016年09月02日 13:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 13:31
穂高連峰全体にも雲がかかってきた。
すごい場所にテン場がある。
2016年09月02日 13:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 13:58
すごい場所にテン場がある。
全体的に雲が多くなってきた。
2016年09月02日 14:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 14:01
全体的に雲が多くなってきた。
山頂はもうすぐ。
2016年09月02日 14:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 14:03
山頂はもうすぐ。
山頂は意外と広かった。
2016年09月02日 14:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:12
山頂は意外と広かった。
これから向かう稜線。
2016年09月02日 14:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:12
これから向かう稜線。
北穂高小屋で休んでいる間にもっと雲が増えてきた。
2016年09月02日 14:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:37
北穂高小屋で休んでいる間にもっと雲が増えてきた。
涸沢岳を越えて穂高岳山荘へ向かう。
2016年09月02日 14:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:41
涸沢岳を越えて穂高岳山荘へ向かう。
○印に従って歩いていく。
2016年09月02日 14:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:50
○印に従って歩いていく。
西から雲が吹き付けてくる。
2016年09月02日 14:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:51
西から雲が吹き付けてくる。
一見どこを歩くのか分からない。
2016年09月02日 14:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
9/2 14:54
一見どこを歩くのか分からない。
こんなところを行くのか。
2016年09月02日 14:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
9/2 14:53
こんなところを行くのか。
もう少し雲が多かったらちょっと不安だったかもしれない。
2016年09月02日 14:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 14:58
もう少し雲が多かったらちょっと不安だったかもしれない。
涸沢岳はまだ先。
2016年09月02日 15:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 15:03
涸沢岳はまだ先。
稜線の西側を歩く時は雲の中。
2016年09月02日 15:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 15:23
稜線の西側を歩く時は雲の中。
涸沢カールの上を歩いているんだという感動がある。
2016年09月02日 15:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 15:29
涸沢カールの上を歩いているんだという感動がある。
ここの1つ目の梯子を登った後の岩がせり出しているところを越えるところは剱岳以上のスリルがあった。
2016年09月02日 15:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 15:48
ここの1つ目の梯子を登った後の岩がせり出しているところを越えるところは剱岳以上のスリルがあった。
ずっと岩に張り付いて登っていく感じ。
2016年09月02日 15:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 15:54
ずっと岩に張り付いて登っていく感じ。
尾根道は思ったよりも広くてほっとする。
2016年09月02日 16:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:02
尾根道は思ったよりも広くてほっとする。
ちょっと滑りそうな岩肌。雨の日だったら嫌な感じ。
2016年09月02日 16:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:10
ちょっと滑りそうな岩肌。雨の日だったら嫌な感じ。
もう少しで涸沢岳。
2016年09月02日 16:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:18
もう少しで涸沢岳。
クサリはけっこうしっかりしている。
2016年09月02日 16:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:25
クサリはけっこうしっかりしている。
あんなところに涸沢岳の山頂標が立っている。
2016年09月02日 16:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/2 16:33
あんなところに涸沢岳の山頂標が立っている。
涸沢岳から北穂高岳から歩いてきた道程を振り返る。
2016年09月02日 16:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:38
涸沢岳から北穂高岳から歩いてきた道程を振り返る。
涸沢岳から奥穂高山荘へ向かう道は広くて安全な道。
2016年09月02日 16:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/2 16:50
涸沢岳から奥穂高山荘へ向かう道は広くて安全な道。
翌朝はいい天気。
2016年09月03日 05:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 5:57
翌朝はいい天気。
奥穂高岳へと向かう。
2016年09月03日 05:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 5:57
奥穂高岳へと向かう。
山荘からあっという間に高度を上げる。
2016年09月03日 06:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:03
山荘からあっという間に高度を上げる。
もう槍ヶ岳が見えてきた。
2016年09月03日 06:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/3 6:11
もう槍ヶ岳が見えてきた。
6年前に来た時は天気が悪かったので見られなかった景観。
2016年09月03日 06:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:20
6年前に来た時は天気が悪かったので見られなかった景観。
奥穂高岳に向かって緩やかに高度を上げていく。
2016年09月03日 06:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:21
奥穂高岳に向かって緩やかに高度を上げていく。
東側遠方の山には雲がかかっている。
2016年09月03日 06:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:27
東側遠方の山には雲がかかっている。
ジャンダルムには…
2016年09月03日 06:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:29
ジャンダルムには…
人がたくさん登っているのが見える。
2016年09月03日 06:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:29
人がたくさん登っているのが見える。
山頂に人が集まっている。
2016年09月03日 06:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:34
山頂に人が集まっている。
ジャンダルムの向こうに焼岳と乗鞍岳が雲をかぶっている。
2016年09月03日 06:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:39
ジャンダルムの向こうに焼岳と乗鞍岳が雲をかぶっている。
山頂部にある写真を撮るための「お立ち台」。
2016年09月03日 06:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:46
山頂部にある写真を撮るための「お立ち台」。
山頂には「日本アルプス総鎮守」。
2016年09月03日 06:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:48
山頂には「日本アルプス総鎮守」。
槍ヶ岳までの稜線とその向こうに北アルプス北部の山々。
2016年09月03日 06:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:48
槍ヶ岳までの稜線とその向こうに北アルプス北部の山々。
2016年09月03日 06:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/3 6:48
これから向かう前穂高岳は雲から出たり隠れたり。
2016年09月03日 06:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:52
これから向かう前穂高岳は雲から出たり隠れたり。
槍ヶ岳の手前には、昨日歩いた北穂高岳から涸沢岳の稜線。
2016年09月03日 06:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:54
槍ヶ岳の手前には、昨日歩いた北穂高岳から涸沢岳の稜線。
遠くから白馬岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、蓮華岳、針ノ木岳。
2016年09月03日 06:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 6:57
遠くから白馬岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、蓮華岳、針ノ木岳。
槍ヶ岳の左向こうには先月歩いた野口五郎岳、水晶岳とその周辺の鷲羽岳、黒部五郎岳、薬師岳も見えている。
2016年09月03日 06:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
9/3 6:59
槍ヶ岳の左向こうには先月歩いた野口五郎岳、水晶岳とその周辺の鷲羽岳、黒部五郎岳、薬師岳も見えている。
吊尾根を行く。
2016年09月03日 07:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 7:04
吊尾根を行く。
目指す前穂高岳は雲から出たり入ったり。
2016年09月03日 07:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 7:07
目指す前穂高岳は雲から出たり入ったり。
昨日、北穂高岳〜涸沢岳が強烈だったので比べるとなんでもない。
2016年09月03日 07:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 7:15
昨日、北穂高岳〜涸沢岳が強烈だったので比べるとなんでもない。
上高地が見えると、あの吊尾根にいるんだなぁと感慨深い。
2016年09月03日 07:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 7:23
上高地が見えると、あの吊尾根にいるんだなぁと感慨深い。
紀美子平から前穂高岳を見上げる。
2016年09月03日 08:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:12
紀美子平から前穂高岳を見上げる。
前穂高岳の山頂部はかなり広い。
2016年09月03日 08:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:36
前穂高岳の山頂部はかなり広い。
焼岳、乗鞍岳の向こうに御嶽山の肩が見えてきた。
2016年09月03日 08:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:46
焼岳、乗鞍岳の向こうに御嶽山の肩が見えてきた。
南側には雲が多いが、中央アルプス、南アルプスも見えてきた。
2016年09月03日 08:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:47
南側には雲が多いが、中央アルプス、南アルプスも見えてきた。
常念山脈も時々雲の中から姿を現す。
2016年09月03日 08:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:58
常念山脈も時々雲の中から姿を現す。
あの岩峰は、
2016年09月03日 08:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 8:59
あの岩峰は、
クライミングのルートなのだろうか。
2016年09月03日 09:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:01
クライミングのルートなのだろうか。
40分余り待っていると、奥穂高岳が姿を現した。
2016年09月03日 09:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:14
40分余り待っていると、奥穂高岳が姿を現した。
涸沢岳と穂高岳山荘。
2016年09月03日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:16
涸沢岳と穂高岳山荘。
岳沢カールと焼岳。
2016年09月03日 09:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:17
岳沢カールと焼岳。
上高地も一望の下。
2016年09月03日 09:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:17
上高地も一望の下。
奥穂高岳の上に面白い雲が。
2016年09月03日 09:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:26
奥穂高岳の上に面白い雲が。
奥穂高岳は雲から出たり入ったりで忙しい。
2016年09月03日 09:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:28
奥穂高岳は雲から出たり入ったりで忙しい。
上高地に向かっての気持ちのいい展望。
2016年09月03日 09:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 9:35
上高地に向かっての気持ちのいい展望。
紀美子平に戻った頃にはだんだん雲が晴れて青空が広がってきた。
2016年09月03日 10:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 10:00
紀美子平に戻った頃にはだんだん雲が晴れて青空が広がってきた。
重太郎新道は登りに使う人も多いようだ。
2016年09月03日 10:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 10:06
重太郎新道は登りに使う人も多いようだ。
上高地がどんどん近づいてくる。
2016年09月03日 10:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 10:07
上高地がどんどん近づいてくる。
西穂高岳に雲がかかる。
2016年09月03日 10:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 10:26
西穂高岳に雲がかかる。
岳沢小屋も近づいてきた。
2016年09月03日 10:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 10:42
岳沢小屋も近づいてきた。
長い梯子。
2016年09月03日 11:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
9/3 11:24
長い梯子。
岳沢小屋までトレッキングする人も多いみたいだ。
2016年09月03日 12:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 12:24
岳沢小屋までトレッキングする人も多いみたいだ。
上高地まで下りてきた。
2016年09月03日 13:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 13:34
上高地まで下りてきた。
水がきれいだ。
2016年09月03日 13:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 13:36
水がきれいだ。
出発地点の河童橋から。あそこを歩いてきたんだと思うと感慨深い。
2016年09月03日 13:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
9/3 13:50
出発地点の河童橋から。あそこを歩いてきたんだと思うと感慨深い。
撮影機器:

感想

雲ノ平へ行った山の日がらみの週末以降8月の週末は天気が安定しないことが多く、9月に入ってやっと山に来ることができた。
咲いている花もアキノキリンソウやミヤマトリカブト、標高の高いところもトウヤクリンドウばかりになり、すっかり秋になっていた。
涸沢も全体的に黄色みがかかり、紅葉間近といった雰囲気だった。

6年ぶりの奥穂高岳は、前回は涸沢からザイテングラード経由の往復だったため、涸沢から登り穂高岳山荘に宿泊し、奥穂高岳、前穂高岳を経て岳沢へ下るということは決まっていた。
そして涸沢へ到着した際の時間やあまりの天気のよさに穂高岳山荘までのルートは北穂高岳から涸沢岳を経ることに自然に決定した。
ただ北穂高岳に到着したころには北側には雲が立ち込め、大キレットを直下に見ることはできなかったのは残念だった。
時間的に北穂高小屋へ泊ってもいいかなと思ったのだが、北穂高小屋は人気があるのか平日の割には混んでいるとの話だったので、予定通り穂高岳山荘へ向かうことにした。

北穂高岳から涸沢岳のコースは、一般登山道最難関の部類になるとは聞いていたが、一箇所だけここは個人的に剱岳よりスリルがあるなと思う場所があった。
涸沢岳の2つ手前のピークになるのだろうか、ぐらつくアルミ製の梯子を登った後、せり出した岩があるのだが、ここを越えるときの足場がボルトなのだ。
剱岳のカニのタテバイのボルトの足場とカニのヨコバイの行き先の足場が見えない感じを足し合わせたような感じで、剱岳でも怖いと思わなかったのだが初めてちょっと怖いなと感じた場所だった。
ちょうどそのせり出した岩場の横の窪みにCCレモンのペットボトルが落ちていたので「CCレモンハング」とかなにか名前を付けたいくらいの場所だ。

翌日は最初からの計画通り奥穂高岳の後、吊尾根を通り前穂高岳を経て岳沢へ下った。
奥穂高岳では前回見ることができなかった槍ヶ岳までの展望と、その槍ヶ岳へ至る表銀座縦走路と裏銀座縦走路の山々、そして先月歩いた野口五郎岳、水晶岳とその周辺の鷲羽岳、黒部五郎岳、薬師岳の姿も眺めることができて大満足だった。
前穂高岳も最初は雲の中だったが、30分程待っていたら雲が流れて奥穂高岳を間近に眺めることができた。
吊尾根を歩いているときもそうだったが、岳沢カールへ下りていくときも上高地から見えているあの場所を歩いているんだなという感動のあるコースだった。
岳沢カールへ下りていく重太郎新道も要注意のコースだが、昨日北穂高岳から涸沢岳のコースを歩いていたからか、気分的に楽に下ることができた。

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