ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 958783
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳(北尾根)&3000m峰26座完登。夢のW実現

2016年10月06日(木) 〜 2016年10月07日(金)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:59
距離
20.6km
登り
2,027m
下り
2,024m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:40
休憩
0:36
合計
7:16
8:26
8:26
1
8:27
8:29
36
9:05
9:06
5
9:11
9:11
36
9:47
9:47
26
10:13
10:13
57
11:10
11:16
138
13:34
13:42
25
14:07
14:25
17
14:42
14:43
53
2日目
山行
8:44
休憩
1:10
合計
9:54
5:24
86
6:50
7:00
50
5・6のコル
7:50
8:00
80
5峰
9:20
9:35
70
4峰
10:45
10:50
10
3峰
11:00
11:02
16
2峰
11:18
11:37
22
11:59
12:00
108
13:48
13:50
49
14:39
14:40
19
15:18
ゴール地点
5・6のコルから2峰までは大体の時間。なお、上高地BTから明神館まで使用していたGPSアプリがうまく作動せず直線的に軌跡が飛ぶので、明神館から別のGPSアプリに変更してログを記録した
天候 2日間とも台風一過の快晴
天気予報では台風通過直後の6日は、朝9時頃まで雨予報だったのでゆっくり出かけたが、朝から晴れていたようだ

涸沢の紅葉は終わってしまっていた。小屋のスタッフに聞いたところ、今回の台風16号の嵐で散ってしまったそうだ。ポスターに出てくるような紅葉を期待したのだが残念だった
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅 4時頃 → 高井戸 4時半頃 → 松本IC 6時半頃 → 沢渡(さわんど)P 7時半頃

沢渡Pから上高地BTまではシャトル便使用。今は30分おきの間隔で運行
乗車時間 約30分、片道1250円(往復割引券2050円)
沢渡から上高地への始発バスは、日によって異なるので以下のURL参照
沢渡第3駐車場は沢渡BTに直結している(歩行者トンネル&階段)。バスは沢渡BTが始発なので、補助席でない座席を確保するなら沢渡BTからの乗車が良い
帰りの上高地から沢渡への最終便は16:55
それ以降は新島々行き路線バス(17:25、18:00)で沢渡BT下車

沢渡駐車場情報
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/

さわんど観光マップ
http://www.alps-kanko.jp/pdf/map-swnatu.pdf

上高地⇔沢渡駐車場 シャトルバス情報
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/

上高地⇔新島々⇔松本 路線バス、電車情報
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/
コース状況/
危険箇所等
上高地BT〜明神〜徳沢園〜新村橋:
あまりにメジャーなコースなので省略

新村橋〜中畠新道分岐:
新村橋の吊り橋を渡ると林道に出る。林道を右にしばらく進むと二手に分かれる。左側の細い林道を奥又白沢沿いに進む

中畠新道分岐〜屏風の耳(パノラマコース):
奥又白池に進む中畠新道とパノラマとの分岐付近に奥又白沢が流れており、水を取れる。パノラマコースは涸沢の帰りに利用する人が圧倒的に多く、登りで使うと結構しんどい。最後の登りの手前にもう一つ沢があり、ここでも水が取れる。こっちのほうが冷たくておいしかった。屏風のコルについたら、荷物をデポして屏風の耳に向かう。屏風の耳からは槍穂、その反対側には蝶ケ岳、常念岳、大天井岳の常念山脈の尾根の素晴らしい眺望が楽しめる。ここから屏風の頭は一般登山道ではないので要注意

屏風の耳〜涸沢:
コルまで戻り、北尾根へ尾根道を少し進むと、涸沢へのトラバース路になる。基本的に緩やかな下りだが、途中、崩落気味の箇所が数か所あり、ロープやザイルが設置されている

涸沢〜5・6のコル:
ここから前穂までの北尾根は、地図上にルートはない。涸沢ヒュッテの場合、水場から小屋のテラス(北尾根側)を進み、階段を下りてヘリポートに進む。池の淵を通って岩場を進む。6峰からの尾根の裾を越えるまで進み、そこから左に曲がる。踏み跡は見て取れる。草付きの斜面を上るルートと、谷の少し左側のガレ場を上るルートがある。ガレ場ルートは、斜面の途中にある大きい岩(3つだったと思う)を目印にする。岩には赤丸印や矢印がある

5・6のコル〜5峰〜4峰:
ここからはピンクリボンもペンキのしるしもない。前を歩く登山者もほとんどいない。梯子も鎖もお助けロープもない。自分でルートを判断する。5峰へは尾根通し。5峰の最後の小さなピークは踏まず、涸沢側に巻いて4・5のコルに向かった。
4峰も尾根を行くが、3分の1くらいのところで大きな岩にぶつかる。ここを左(奥又白池側)に巻いて、稜線に戻る。後は尾根通しでピーク直下で右側(涸沢側)に巻く。浮石が多いので落とさない(登山者はほとんどいないと言へども)。また、グラつく岩もあるので、体重をかける前にチェックすること

4峰〜3峰(核心部):
4峰から3・4のコルへは簡単に下れる。4峰に続き、3峰も難関。尾根を行き、すぐにぶつかる大きな岩を左(奥又白池側)に巻く。尾根に戻るとチムニーが現れる。私は巻きすぎて危険な岩壁を強引に通過してしまった。最難関の3峰とはいえ、こんなにきついのかと悩まされ、やっとのことで尾根に戻るところまで岩を巻いた。出たのはチムニーの中を抜けて出てくる大岩のトンネル。巻き道からはチムニーが見えず(私が見落としたのか?)そのまま進んだ。要するに巻きすぎたのだ。恐ろしいほど難しかった。私のように巻きすぎず適切に尾根に戻ること
チムニーはそこを登ってテラスに出るか、チムニーの中を這いつくばって抜けて大岩のトンネル部分に出る。以降は最後まで急な岩場を登る。3峰ピークの最後の大岩直下を右(涸沢側)に巻く。ステップ幅は細く高度感もあり、私は大岩より少し下を涸沢側に巻いた

3峰〜2峰〜前穂:
2峰へは基本的に尾根通し。2峰最後の大岩も少し下を涸沢側に巻いた。すると2mほど下にもっと手前から巻くようなルートらしきものがあり、そこに下りて快適に進んだ。調子に乗って今度は涸沢側を巻きすぎて、先が切れ落ちた崖に突き当たる。尾根に上がると2峰の懸垂下降場所のすぐ手前で、2峰山頂のナイフリッジの最後の部分だった。私は懸垂下降の道具も技術もないので、7mほどの岩壁をクライムダウンした。心配していたが、意外とすんなり1−2分で降りることができた。ここを過ぎれば前穂山頂までは一気

前穂〜紀美子平〜岳沢小屋:
ここもヘルメット推奨ルート。ただし、ここからは実線ルートなので良く整備されているし、登山者も多い。岩や梯子の急な下りが続くので油断せず

岳沢小屋〜上高地BT:
普通の登山道

北尾根をやるので、ザックをできるだけ軽量にした。コッフェルやコンロは持たず、水も最小限にした。それでもツェルトや着替えなどを入れてしまい、結局そこそこの重さになってしまった。できれば涸沢で2泊し、アタックザックで行くのが良い。ザックにはストックなどの突起物をつけないこと。岩に当たってバランスを崩すと命取りになる
その他周辺情報 涸沢ヒュッテ:
受付でお姉さんに「布団1枚2人でもいいですか」と念押しされたが、結局1人1枚でぐっすり眠れた。でも布団はすべて埋まっていた。平日なのに北アはさすがだ

コンビニ:
松本ICを下りてから158号線で上高地方面へ向かう途中に数件ある(新島々まで)

日帰り温泉:
上高地周囲にはいろいろあるが、手っ取り早く済ますなら、以下の沢渡P周辺。
中の湯温泉や乗鞍高原温泉、白骨温泉などに足を伸ばしても良い。私は沢渡駐車場から車で1−2分の梓湖畔の湯を利用した。屋内と露天に風呂があり、源泉かけ流し

さわんど温泉「梓湖畔の湯」長野県松本市安曇4159-14 
0263-93-2380、 10-19時、720円
http://www.sawando.jp/

さわんど温泉 お食事処しもまき 長野県松本市安曇4159、 0263-93-2500
8-18時、500円、(梓湖畔の湯の向かい側)
http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/20002138.html

さわんど温泉[木漏れ日の湯]松本市安曇沢渡4171-6 
0263-93-2324、8:00〜20時、500円
http://www4.kcn.ne.jp/~t-yoko/33-nagano/33-sawando.html

せせらぎの湯 新島々、0263-94-1126、10:00〜22:00、510円
http://www.ryushimaonsen.jp/onsen.html
沢渡第3駐車場。沢渡BTから撮影
沢渡第3駐車場。沢渡BTから撮影
30年ぶりの上高地。予報では台風の影響が残り、9時か10時頃まで雨の予報だったが8時過ぎでこの天気
30年ぶりの上高地。予報では台風の影響が残り、9時か10時頃まで雨の予報だったが8時過ぎでこの天気
30年前と同じに見えるが、当時のままなのだろうか、それとも架け替えられているのだろうか
1
30年前と同じに見えるが、当時のままなのだろうか、それとも架け替えられているのだろうか
明神を見ながら歩く
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明神を見ながら歩く
新村橋を渡る
前穂の北尾根が見える
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前穂の北尾根が見える
奥又白沢沿いに進む
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奥又白沢沿いに進む
中畠新道分岐のすぐ手前で奥又白沢に出る。台風の後だったからか沢には水が流れており、顔を洗ってがぶ飲みした
中畠新道分岐のすぐ手前で奥又白沢に出る。台風の後だったからか沢には水が流れており、顔を洗ってがぶ飲みした
中畠新道分岐からパノラマコースに進み、屏風のコルへの最後の登りの手前にもう一本沢がある。ここの水は冷たくてうまかった
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中畠新道分岐からパノラマコースに進み、屏風のコルへの最後の登りの手前にもう一本沢がある。ここの水は冷たくてうまかった
パノラマコースを進む最後の登り。このルートは登りで使うのは結構しんどい
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パノラマコースを進む最後の登り。このルートは登りで使うのは結構しんどい
屏風の耳に向かう途中から。素晴らしい槍の眺め
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屏風の耳に向かう途中から。素晴らしい槍の眺め
やはりカッコいい
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やはりカッコいい
屏風の耳から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳
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屏風の耳から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳
反対側。右から蝶ケ岳、横通岳、常念岳、東天井岳
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反対側。右から蝶ケ岳、横通岳、常念岳、東天井岳
常念から大天井まで
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常念から大天井まで
槍の右には鷲羽岳、その右奥に水晶岳の頭が見える
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槍の右には鷲羽岳、その右奥に水晶岳の頭が見える
北穂の東稜。いつかやりたい
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北穂の東稜。いつかやりたい
ずっしり堂々とした奥穂の勇姿
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ずっしり堂々とした奥穂の勇姿
奥穂と前穂の吊尾根
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奥穂と前穂の吊尾根
明日登る前穂の北尾根。逆光で反射してくっきり見えない
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明日登る前穂の北尾根。逆光で反射してくっきり見えない
北穂、涸沢、奥穂と涸沢カール
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北穂、涸沢、奥穂と涸沢カール
反対側の蝶ケ岳。小屋も見える
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反対側の蝶ケ岳。小屋も見える
常念のピラミダルな稜線
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常念のピラミダルな稜線
眼下に横尾山荘。こんなに大きく立派になったんだ
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眼下に横尾山荘。こんなに大きく立派になったんだ
屏風の耳を下りる前にパノラマ撮影。前穂から時計回りに蝶ケ岳まで(iphoneで撮影したのを忘れていて後から追加)
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屏風の耳を下りる前にパノラマ撮影。前穂から時計回りに蝶ケ岳まで(iphoneで撮影したのを忘れていて後から追加)
涸沢ヒュッテとテン場、奥に涸沢小屋
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涸沢ヒュッテとテン場、奥に涸沢小屋
本日のお宿、ヒュッテ。テラスでくつろぐ人たちが見える。おでんにビールだろうな。早く飲みたい
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本日のお宿、ヒュッテ。テラスでくつろぐ人たちが見える。おでんにビールだろうな。早く飲みたい
ヒュッテのテラス到着。正面に常念、左に横通岳、左端の稜線奥が大天井岳。常念から右へ進めば蝶ヶ岳。常念山脈を肴に生ビールと売り切れ寸前でゲットしたおでんをいただく
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ヒュッテのテラス到着。正面に常念、左に横通岳、左端の稜線奥が大天井岳。常念から右へ進めば蝶ヶ岳。常念山脈を肴に生ビールと売り切れ寸前でゲットしたおでんをいただく
前穂北尾根。3峰と2峰の上にうっすらと月が。明日も晴れてくれ
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前穂北尾根。3峰と2峰の上にうっすらと月が。明日も晴れてくれ
日が暮れてきた。吊尾根のシルエット
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日が暮れてきた。吊尾根のシルエット
翌朝。モルゲンロート
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翌朝。モルゲンロート
すごい天気になりそうだ
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すごい天気になりそうだ
まずはヒュッテから涸沢を進む
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まずはヒュッテから涸沢を進む
次は5・6のコルに向けてガレ場を登る
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次は5・6のコルに向けてガレ場を登る
真ん中の大岩が目印
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真ん中の大岩が目印
岩には赤丸印や矢印も
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岩には赤丸印や矢印も
次の大岩。赤丸印
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次の大岩。赤丸印
大分近づいてきた
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大分近づいてきた
5・6のコルから雲海に浮かぶ八ヶ岳(左)、富士山と南プス(右)
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5・6のコルから雲海に浮かぶ八ヶ岳(左)、富士山と南プス(右)
奥に中央アルプス
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奥に中央アルプス
奥又白池
反対側の奥穂の勇姿
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反対側の奥穂の勇姿
穂高山荘も見える
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穂高山荘も見える
北穂。南稜、肩の小屋がくっきり
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北穂。南稜、肩の小屋がくっきり
涸沢に北尾根の陰影
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涸沢に北尾根の陰影
5・6のコルと5峰。尾根通し
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5・6のコルと5峰。尾根通し
5峰は基本的に尾根通しだが、上部で左(又白側)に巻いて最後に稜線に戻った
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5峰は基本的に尾根通しだが、上部で左(又白側)に巻いて最後に稜線に戻った
右上奥が3峰ピーク、その前の4峰がでかい。左下が5峰ピークで、右側(涸沢側)に巻いて4・5のコルに進んだ
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右上奥が3峰ピーク、その前の4峰がでかい。左下が5峰ピークで、右側(涸沢側)に巻いて4・5のコルに進んだ
4峰の稜線。真ん中下の大岩を左(又白側)に巻き、その後は稜線通し、ピーク直下は右(涸沢側)に巻いた
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4峰の稜線。真ん中下の大岩を左(又白側)に巻き、その後は稜線通し、ピーク直下は右(涸沢側)に巻いた
5峰を振り返る。後ろの表銀座と常念山脈の稜線がきれい
2
5峰を振り返る。後ろの表銀座と常念山脈の稜線がきれい
何ともいえない絶景
2
何ともいえない絶景
まずは4峰ピークに到達
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まずは4峰ピークに到達
4峰から3峰を眺める
4
4峰から3峰を眺める
真ん中にあるチムニー。あそこを通過していく
5
真ん中にあるチムニー。あそこを通過していく
3峰の頂上直下の大岩は右(涸沢側)に巻く。先行者2人組がまさに3峰ピークに到達するのが見える。彼らは大岩の右下(写真中央)のテラスのようなところを通った。私は写真右下あたりを涸沢側に巻いた
2
3峰の頂上直下の大岩は右(涸沢側)に巻く。先行者2人組がまさに3峰ピークに到達するのが見える。彼らは大岩の右下(写真中央)のテラスのようなところを通った。私は写真右下あたりを涸沢側に巻いた
4峰からジャンダルム、西穂への美しい稜線
3
4峰からジャンダルム、西穂への美しい稜線
ジャンのアップ
裏銀座と後立山連峰。針ノ木、鹿島槍、五竜が連なる。鷲羽の右には立山連峰
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裏銀座と後立山連峰。針ノ木、鹿島槍、五竜が連なる。鷲羽の右には立山連峰
こりゃたまらん。風がやたら強いのを除けば素晴らしい4峰ピークのひと時
4
こりゃたまらん。風がやたら強いのを除けば素晴らしい4峰ピークのひと時
後ろを向けば南プス
3
後ろを向けば南プス
涸沢を見下ろすと5・6のコルへのトレースが2本見える。私は下のトレースよりもう少し谷筋に近いところを進んだ
2
涸沢を見下ろすと5・6のコルへのトレースが2本見える。私は下のトレースよりもう少し谷筋に近いところを進んだ
3峰に進む。尾根の下部にある大きい岩を左(又白側)に巻いたのは良かったが、巻きすぎて尾根の真ん中にあるチムニーの左側の壁を通ってしまった。後から写真を見ると恐ろしいところを通過した
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3峰に進む。尾根の下部にある大きい岩を左(又白側)に巻いたのは良かったが、巻きすぎて尾根の真ん中にあるチムニーの左側の壁を通ってしまった。後から写真を見ると恐ろしいところを通過した
先に見える大きい岩を左に巻く。その後に稜線へ戻ってチムニーの正面に出るはずが・・
3
先に見える大きい岩を左に巻く。その後に稜線へ戻ってチムニーの正面に出るはずが・・
何と巻きすぎてチムニーを通り過ぎ、チムニーを上がったところにある大きい岩の下のトンネルに出てきた。巻き過ぎた区間は死ぬほど怖かった
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何と巻きすぎてチムニーを通り過ぎ、チムニーを上がったところにある大きい岩の下のトンネルに出てきた。巻き過ぎた区間は死ぬほど怖かった
チムニー内のトンネル。本来はここを這いつくばって通過してこちら側に抜けてくるはずだった。写真左側の白い部分は、岩に日光が当たっている部分
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チムニー内のトンネル。本来はここを這いつくばって通過してこちら側に抜けてくるはずだった。写真左側の白い部分は、岩に日光が当たっている部分
トンネルを抜けて、身長ほどの岩を攀じ登る。この時ばかりはザックを先に手で押し上げて、二の腕で空身の体を引っ張り上げた。次はこの斜面。またザックを背負って通過
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トンネルを抜けて、身長ほどの岩を攀じ登る。この時ばかりはザックを先に手で押し上げて、二の腕で空身の体を引っ張り上げた。次はこの斜面。またザックを背負って通過
3峰直下まで尾根伝い
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3峰直下まで尾根伝い
登ってきた岩場。眼下に4峰からの下り路が見える
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登ってきた岩場。眼下に4峰からの下り路が見える
4峰からの下りを振り返る。この下りはしばしの息抜き区間だった。後ろに常念
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4峰からの下りを振り返る。この下りはしばしの息抜き区間だった。後ろに常念
涸沢側を巻いて3峰ピークに到達。4峰、3峰の両難所を難儀しながらも無事通過
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涸沢側を巻いて3峰ピークに到達。4峰、3峰の両難所を難儀しながらも無事通過
3峰から2峰を眺める。ピーク直下を右(涸沢側)に巻いた
2
3峰から2峰を眺める。ピーク直下を右(涸沢側)に巻いた
2峰の下り。岩の左側をクライムダウン。右側は多くの方が懸垂下降するところ
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2峰の下り。岩の左側をクライムダウン。右側は多くの方が懸垂下降するところ
クライムダウンを終えた。やれやれ。白い部分(懸垂下降部分)の右側を下りた
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クライムダウンを終えた。やれやれ。白い部分(懸垂下降部分)の右側を下りた
前穂山頂まであと少し。気を引き締めて
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前穂山頂まであと少し。気を引き締めて
北尾根登攀成功!山頂から2峰を眺める。右横に3峰ピーク
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北尾根登攀成功!山頂から2峰を眺める。右横に3峰ピーク
そして3000m峰26座完登。奥穂からジャンを背景にしてお姉さんに取ってもらった。緊張でまだ顔が引き攣っているような・・
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そして3000m峰26座完登。奥穂からジャンを背景にしてお姉さんに取ってもらった。緊張でまだ顔が引き攣っているような・・
目障りなおっさんのいないバージョン
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目障りなおっさんのいないバージョン
こちらは槍をバックに
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こちらは槍をバックに
上高地を挟んで焼岳と霞沢岳。奥に乗鞍と御岳
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上高地を挟んで焼岳と霞沢岳。奥に乗鞍と御岳
焼岳アップ。2月に登ったな
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焼岳アップ。2月に登ったな
焼岳の奥に乗鞍岳。こちらは3月に登った
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焼岳の奥に乗鞍岳。こちらは3月に登った
乗鞍の左に御嶽山。一番好きな山。早く登れるようになるといいな
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乗鞍の左に御嶽山。一番好きな山。早く登れるようになるといいな
左手前に霞沢岳、右奥に御岳と乗鞍
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左手前に霞沢岳、右奥に御岳と乗鞍
奥穂からジャン
奥穂の山頂に人が見える
2
奥穂の山頂に人が見える
ジャンの頂上にも
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ジャンの頂上にも
西穂へ続く稜線
槍から北穂
右に高妻山、左に妙高、火打、焼山の頚城三山
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右に高妻山、左に妙高、火打、焼山の頚城三山
明神の1峰、2峰。しばらく岩はいいかな(笑)
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明神の1峰、2峰。しばらく岩はいいかな(笑)
八ケ岳。こちら方面はずーっと雲海だった
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八ケ岳。こちら方面はずーっと雲海だった
左から富士山、すぐ右が甲斐駒。その右に白峰三山、写真中央右が塩見岳、その右に荒川三山、さらに赤石岳、その右が聖岳
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左から富士山、すぐ右が甲斐駒。その右に白峰三山、写真中央右が塩見岳、その右に荒川三山、さらに赤石岳、その右が聖岳
富士山アップ
左から北岳、すぐ右手前に仙丈ケ岳、さらに右に間ノ岳、農鳥岳
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左から北岳、すぐ右手前に仙丈ケ岳、さらに右に間ノ岳、農鳥岳
一月ほど前に登った塩見岳
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一月ほど前に登った塩見岳
左から荒川三山と赤石岳
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左から荒川三山と赤石岳
聖岳と右に上河内岳
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聖岳と右に上河内岳
手前が昨日登った屏風の耳。後は常念から大天井の稜線
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手前が昨日登った屏風の耳。後は常念から大天井の稜線
さて下りよう。最後にもう一度前穂山頂から北尾根を眺める。冗談抜きで生きて到達してよかった
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さて下りよう。最後にもう一度前穂山頂から北尾根を眺める。冗談抜きで生きて到達してよかった
紀美子平への下り
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紀美子平への下り
紀美子平
紀美子平から吊尾根
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紀美子平から吊尾根
眼下に岳沢小屋が見える
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眼下に岳沢小屋が見える
西穂への素晴らしい稜線を眺めながら下りる
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西穂への素晴らしい稜線を眺めながら下りる
岳沢小屋
いい感じに色づき始めています
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いい感じに色づき始めています
こちらも
一昨夜の台風16号の爪痕か
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一昨夜の台風16号の爪痕か
河童橋手前。最高の天気だった。ありがとう
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河童橋手前。最高の天気だった。ありがとう

感想

水曜から金曜まで休暇を予定していて、3泊4日で東北の山をぶらりとする予定だった。ところがシルバーウィークに続いて、またもや台風や秋雨前線に阻まれ、断念せざるを得なくなった。やむなくプランBを発動し、木曜と金曜に2日間晴れそうな北アに行き先を変えた

実は今年の3月末に、一足早く60歳になり定年扱いで退職した同期が、数年前に初めて山に出かけ、山登りに取り付かれた。富士山である。以降、3000m峰21座を登ると言い出した。先輩面して山のうんちくを語ってきた自分としては、先を越されるわけには行かず、未踏の3000mの峰々を登ってきた

若い頃には南プスにはほとんど行かなかったので、ここ数年は手付かずの南の3000m峰を登ってきた。おかげですっかり南プスファンに(笑)。最後に残ったのは自分でも意外な前穂。どう記憶をたどっても頂に立った覚えがない。というわけで30年ぶりに聖地上高地へ。今回の前穂で世に言う3000m峰26座を完登することができた(以下の一覧を参照されたし)

上高地から涸沢の小屋は、どこもきれいな立派な小屋になっていて驚く。ただ、昔の記憶がほとんど飛んでいるので、具体的にと言われると・・。あくまで印象レベルの話だ。当時の写真も実家のどこかに散逸して容易に見つけられない。今はヤマレコのおかげで記録を備忘録として残せ、本当にありがたい

今回の前穂北尾根は、私にはいささか背伸びしすぎたルートだった。若い頃にやったジャンの直登をいくつか繋ぎ合わせるくらいに安易に考えて挑んだが、これがとんだ間違いだった。siriusさんはじめ、諸兄のレコを参考にし、それなりにルートは頭に入れていたつもりだったが、実際にその場に立つと、巻く方向は分かるものの、適切にルーファイできず、とんでもないルート取りで危険を冒してしまった

3峰のチムニーを巻いてしまった岩壁では、どうにもこうにも身動きが取れず、スリング状の紐が古いハーケン3本に通されたものを掴んで攀じ登ったり、別の古いハーケンに指をかけて全体重をかけて体を引っ張り上げたり、股下が谷底まで何もない岩と岩を目一杯足を広げて通過したり、今から思えばぞっとする。無事に通過できたことを天に感謝するばかりである

北尾根は岩稜の登攀がメインで、二の腕をフルに使って体を引っ張りあげたせいか、今回は足よりも二の腕の筋肉が痛い。久々に岩登りを堪能し、達成感に浸ることができた。もうしばらくは岩はいいかなと思いつつも、早速図に乗って次は同じ「北」のつくあの尾根をぜひとも・・・と、次の夢を膨らませている。でも来シーズン以降だな

ご参考までに以下に3000m峰の一覧を記す。30代、40代は山をやめていたので、ほとんどが20代と50代後半に集中している。50代の登頂は記録を追えるが、20代以前は初登頂が何才だったかも定かでなく、年代で記すことをお許し願いたい。26座以外で残った3000m峰の乗鞍岳(大日岳)と富士山の7峰は、そのうちに訪れよう。今後は百名山と百高山をちょっと意識しながら、好きな山に登っていきたい

それにしてもまたやってしまった。年寄りの冷や水である。30年ぶりに穂高に登るというのに、いきなり前穂の北尾根に挑んでしまった。もういい加減にこういう冷や水を止めなくては・・・

最後にsiriusさんはじめ、レコを参考にさせていただいた諸兄に、この場をお借りして御礼申し上げたい。皆さんのレコがなければ、とても挑戦できなかったし、登り切ることもできなかった

  山名        標高   登頂年代
--------------------------------------------------
1. 富士山(剣ケ峰)  3,776   50代
2. 北岳        3,192   50代
3.奥穂高岳      3,190   20代
4.間ノ岳       3,190   50代
5.槍ケ岳       3,180   10代
6.悪沢岳(荒川東岳). 3,141    50代
7.赤石岳       3,120    50代
8.涸沢岳       3,110    20代
9.北穂高岳      3,106   20代
10. 大喰岳       3,101    20代
11.前穂高岳      3,090   50代
12.中岳         3,084   20代
13.荒川中岳      3,083   50代
14.御嶽山        3,067   10代
15.西農鳥岳      3,051    50代
16.塩見岳(西峰)   3,047   50代
17.仙丈ケ岳      3,033   50代
18.南岳         3,033   20代
19.乗鞍岳(剣ガ峰)  3,026   50代
20. 立山(大汝山)    3,015    20代
21.聖岳        3,013    50代
------------ 以上、3000m峰21座 --------------
22.中白根山      3,120    50代
23.小赤石岳      3,081    50代
24.荒川前岳      3,068   50代
25.農鳥岳       3,026   50代
26.立山(雄山)    3,003   20代
------------ 以上、3000m峰26座 --------------
27.ジャンダルム    3,163    20代
28.塩見岳(東峰)   3,051    50代
29.丸山        3,032   50代
----- 27-29、登頂したその他の3000m峰 ------
30.乗鞍岳(大日岳)  3,014
31.富士山(白山岳)  3,756
32.富士山(久須志岳) 3,725
33.富士山(大日岳)  3,735
34.富士山(伊豆岳)  3,749
35.富士山(成就岳)  3,733
36.富士山(駒ケ岳)  3,722
37.富士山(三島岳)  3,734
---- 30-37、名前のある未登頂の3000m峰 -----
(注)Ⅱ峰とかⅢ峰のような数字の3000m峰は含めなかった

この他にも名前のついた3000m峰があるかもしれない。ご指摘いただければ今後の励みになるので幸いである

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コメント

登るより・・・
ピンさんこんにちは!

写真で見る方がコワイwww穂高の特徴ですかね。前穂は去年紀美子平からパスして吊尾根に向かってしまいました。いっときゃよかったです。行っていればせめて北尾根を見ておけたのに・・・!と後悔しきりです。downdown

その重太郎新道に入った時の安堵感、勝手乍らバシュっと感じてしまいました。3000m26座、あといくつかなぁ・・・ 立山にどうしても足が向かないのを課題に頂きまして、冷や水なんて仰らずお好きなところに登られていくお背中を引き続き追いかけたいと思います!

大事な備忘録にこんな軽いコメント入れていいのか悩みました が、完登おめでとうございます!
2016/10/8 18:08
Re: 登るより・・・
カッパさん、いつもながらコメントありがとうございます

3峰のチムニーを又白側に巻き続けてしまったあの岩壁はまずかった。右に左に少し登っては断念して後戻りしながら、結局は最初のルートに戻って強引に突破したりと、身長182センチのリーチを最大限使って前へ進んでしまいましたが、今から思うとあそこだけは冷静さを欠いていました。あそこは戻ってルートを確認し直すべきでした

この他にも何回か最善ルートを外しましたが、総じて何とかなったかなと思います。でも、やはりルーファイ能力が鍵ですね。若い時ならもっと強引に突っ切ろうとして事故を起こしたかもしれません。身軽さやパワーが衰え、その分、年の功により慎重さが増して達成できたようにも思います

まだ東北の山は諦めていません。短縮してでも天候を見計らって出かけたいと狙っています
2016/10/8 20:36
とても参考になりました。
pinballさん、はじめまして。

レコ、たいへん参考になりました。
私も20代後半からブランクがあり、50代からニョーボを巻き込んで山に帰ってまいりました。
前穗に再び立ちたいし、やるなら北尾根って思ってましたが、一時諦めてました。ただ最近になって諦め切れなくなり、どうやったらやれるか画策してました。

レコを見させて頂き、何とかやれそうな気がしてきました。古い手描きの記録を書き直していますので、このレコの写真は一部メモ用に使わせて下さい。

「北」って、あの北○尾根ですね。ぜひ挑戦して下さい、レコを楽しみにしています。

ダン之助でした。
2016/10/8 18:16
Re: とても参考になりました。
ダン之助さん、初めまして。レコをご覧いただき、ありがとうございました

少しでも参考になれば幸いです。拙いレコですが、ご自由にお使いください。すでにご覧になっているかと思いますが、私のレコよりも、1か月半くらい前のsiriusさんのレコが大変参考になると思います

私の反省としては、10キロ位のザックを背負って行ってしまったことです。ここはやはりアタックザックで身軽にして臨むべきでした

私は運よく好天に恵まれましたが、雨や霧の後は岩が滑りやすいので、天候のコンディションにもご注意ください。釈迦に説法みたいでおこがましい限りですが・・・

なお、慌ててレコをアップしたので、写真をもう一度精査し直しました。私の記憶を頼りに5・6のコルから2峰山頂までの時間を記入していましたが、写真の撮影時間を確認し、コースタイムを修正しました。また、3峰山頂直下の写真(先行2人組が写っている写真)を「4峰直下」と誤って記載していましたので「3峰直下」に訂正しました。さらに「3峰山頂」としていた写真は「4峰山頂」の誤りで、「2峰山頂」としていた写真は「3峰山頂」の誤りでした。お詫びして訂正いたします
2016/10/8 20:50
スゴイですね
Pinballさん、そのうち北アに、とは聞いていましたが、前穂の北尾根とはスゴイですね。バリエーションとはいえ、そんな行き方があるとは知りませんでした。写真で見ても、かなりスリリングですね。私には行けなさそうです。ご無事で何よりでした。

また、3000m峰26座の完登、お疲れさまでした。私も少し意識してみようと思います。
2016/10/8 20:44
Re: スゴイですね
eurekapapaさん、コメントありがとうございます

確かにそれなりのバリエーションルートですが、eurekapapaさんなら十分にできると思います。でもお勧めしません。お嬢さんの花嫁姿を見届けられるまではやめておかれたほうが良いです。万一のことがあってはいけないので・・・

私の場合も、アルパインクライミングのような本格的なものでなくても、自分の安全を最低限確保する道具とそれを使う技術を身につけて挑むべきだったと反省しています。結果論的に使う使わないは別として、技術や道具があれば、あそこまで喉がカラカラになることはなかったでしょう(笑)
2016/10/8 22:09
おめでとうございます!
Pinballさん、はじめまして&山頂で写真撮りました(笑)久しぶりの上高地でこの山行!素晴らしすぎます!天気も最高でしたねd=(^o^)=bそして3,000メートル級完登だなんて。まだまだ私にはほど遠いこと。尊敬します!
2016/10/9 2:07
Re: おめでとうございます!
thistle1216さん、コメありがとうございます。
前穂山頂では登頂証拠写真を撮っていただき、重ねてお礼申し上げます。
山は天気の良い平日に仕事を休んで登るのが最高です(笑)。
人気の北ア涸沢の紅葉シーズンともなると、これ以外にはありえないですね。
今年から北アに復帰しました。これから時々再訪すると思いますので、またお会いしたら証拠写真にご協力よろしくお願いします。
2016/10/9 11:10
ゲスト
前穂
代替え案が北アとはいいですね。
あまり無理なさらないでくださいね
今季はことごとくアルプス中止になり、不完全燃焼のまま遠のいてしまいました。まさにアルプス不足に陥っています。
素晴らしいですね、3000m峰の記録。
私も晴れ男パワー発揮して、いつか完登できればと思います。
お疲れ様でした。
2016/10/10 22:41
Re: 前穂
Jimnyさん、コメありがとうございます
そうなんですよ、悪天続きで未実行の計画ばかりが増えてしまう今シーズンです
でも東北のぶらぶら山旅、あきらめていません
紅葉のあるうちに行ければ良いのですが・・
2016/10/11 8:24
北尾根ソロ
昨秋に同じくソロでやった者です。
3峰のチムニーとトンネル、3峰P直下の大岩エッジを乗越したテラス、2峰のクライムダウン・・、ヒリヒリしたあの時の臨場感が想い出されるレコと写真ですね。自分もビバーク装備の重荷で苦労したので次回やるなら軽装でアタックしてみたいと思ってます。
北◯尾根w、魅力にハマり3年続けて行ってますが、岩稜登山技術的には北尾根が出来るならなんら問題無いとは思います。技術よりも体力、天気、ルーファイの方がポイントになります。
2016/10/10 23:23
Re: 北尾根ソロ
hatsuさん、コメントありがとうございました
hatsuさんのレコを下調べの際に見ていれば、北尾根3峰はもう少しまともにルーファイできたかなと悔やまれました

北鎌の逆行レコ、これまで順行の写真ばかり見てきたので、大変参考になります。「岩稜登山技術的には北尾根が出来るならなんら問題無い」とのお言葉、心強い限りです。残るはご指摘の通り、体力、天気、ルーファイですね。特に北鎌のコルまでが長く、そこからの本格勝負にどれだけ体力を残せるかだと思っています

私は登攀道具や技術がないので、最低限は身につけなくてはと思っています
いずれにしても、あの北鎌尾根を夢見て精進します
2016/10/11 8:21
おめでとうございます
こんばんは。

30年ぶりで北尾根とは・・・凄いですね。
ルートはバリエーションですから自由ですけど、
チムニーの左の壁を巻くとは大胆でしたね。
ともあれ無事に登攀されて何よりです。

北○尾根は登攀要素は少なく、体力とルートファインディングが肝心です。基本、稜線通しでいいかと思います。
来年の楽しみですね。
2016/10/17 21:04
Re: おめでとうございます
siriusさん、ありがとうございます
まったく年寄りの冷や水で、無茶なことをしたものです

北穂の東陵と槍へと続くあの尾根、来シーズン還暦を迎える年にW達成したいとひそかに燃えています。まずは体力とルーファイ能力とバランス力が課題だと思っています

年取ると些細なことでバランスを崩し、しかも踏ん張りがきかず、よろよろしてしまうんです。精進してかかりたいと思います
2016/10/17 22:35
凄い
59才で北尾根ですか…しかもソロ、丸腰で。
かなり入念に下調べされたようですね。
唾が渇く感覚、分かります。
山にかける情熱に頭が下がります。
この山行は勲章じゃないですか。
2020/8/12 11:49
Re: 凄い
トムさん、こちらのレコにもコメントいただき、ありがとうございます

北尾根は北鎌尾根に比べて短いながらもピリ辛です
天候などのコンディションさえよければ、快適な岩稜登攀が楽しめます
一方で、先行者や自然による落石に要注意です

3峰のチムニーを外してしまったルートミスが心残りで、何とかもう一度できないかと画策中です

お互い、気を付けてやりましょう!
2020/8/12 16:11
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