沢登りをするには、沢専用のシューズ、もしくは、タビが必要。シューズの方が底が固いので、長距離や岩場などで、有利らしい。
しかし、自分は足裏感覚が良くなるので、最初は沢タビを使うことをお勧めしたい。(遡行時間が短いということが前提で。)
人は靴になれているので、足裏を一枚の板のように使いがちだが、これは足の使い方が根本的に間違っている。足の骨を自在に動かしてこそ、足の機能が働く。
また、足をきちんと使えないと、結局、土ふまずも退化して、扁平足になったりするのだろう。とにかく、底の柔らかいタビで石ころだらけの沢を歩くと、歩きが安定するので、沢タビをお勧めしたい。
●モンベルサワーシューズ
これは定番。足首がウェットスーツの生地なので、砂利など、ほとんど入らない。その分、着脱がつらい。基本的にソックスは履かない。(履けない?)
●【秀岳荘 オリジナル商品】フェルト付き地下タビ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/shugakuso/k026.html?sc_i=shp_pc_watchlist_item_mdWatchlistItem_4
なかなかいいが、砂利が入りやすい。渓流スパッツや厚手の靴下で、対処したい。厚手の靴下なら、モンベルの「ウイックロン トレッキング ストリームソックス」がお勧めだ。
なお、これを「フェルジカ」と呼ぶ人がいるが、フェルト地下タビは、秀岳荘の特許などではない。紛らわしい呼び方はするべきでないと思う。
●月星 ジャガーシグマ
いわゆる、「上履き」(笑)だが、藤沢山岳会もこれを推奨している。
自分はネットで、2600円で入手したが、その辺の靴流通センターで1000円で売っているという話を聞いた。
●ハイパーV
下記参照。
http://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-122515
●ワラジ
地下タビにワラジは、沢歩きの定番スタイルだ。もちろん、沢タビ、沢靴に主役の座をうばわれたが、水ゴケでのグリップの良さは、一番だ。
今では、ワラジも結構高い。地下タビにくくりつけるタイプのものが、1000円程度で売っている。もちろん、耐久性はあまりない。
●サンダル
ラフティングガイドも使用しているという売り込みのテバハリケーンを持っているが、水ゴケにはほとんど無力。ジャガーシグマの方が全然使える。
ただ、最近では、普通のサンダルでもグリップするものがあると思っている。チャコのサンダルなど、底が非常に柔らかいタイプのものもあるそうなので、そういった製品なら、グリップの良いものがある可能性があると見ている。
ちなみに、マリンシューズなどは沢では滑るので、注意が必要。
普通に登山していても、沢の渡渉が必要な山がいくつかある。そういった時にも、沢タビを携帯しておけば、快適に歩けるだろう。
なお、ゴムソールは岩などの立ちこみには、有効だが、水ゴケには弱いので、注意が必要。特に水ゴケの生育する盛夏や9月は注意が必要。
一方、フェルトは、水ゴケでは滑りにくいが、フェルトそのものがもともとグリップが強いものではないので、特性は良く理解して使いたい。
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