北アルプス 薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳

2012年08月10日(金) 〜 2012年08月13日(月)

• GPS: 80:00
• 距離: 56.4km
• 登り: 4,235m
• 下り: 4,653m

コースタイム

【8月10日】
富山駅5:35
折立7:35/7:50
太郎平小屋10:45
薬師峠キャンプ場11:00/12:00
薬師岳13:20/14:00
薬師峠キャンプ場15:00

【8月11日】
薬師峠キャンプ場5:10
太郎平小屋5:25/5:37
北ノ股岳6:55
黒部五郎岳10:00/10:25
黒部五郎小屋11:45/12:15
三俣山荘テント場14:20

【8月12日】
三俣山荘テント場5:25
鷲羽岳6:20/6:30
水晶岳8:20/8:50
水晶小屋9:05/9:15
野口五郎岳11:30/
烏帽子小屋13:45

【8月13日】
烏帽子小屋5:30
烏帽子岳6:00/6:10
烏帽子小屋6:45/7:10
ニゴリ沢8:50/9:15
高瀬ダム9:45
七倉山荘10:45
葛温泉11:20

天候

8/10快晴
8/11曇り
8/12晴れのちくもり
8/13くもり時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【8月9日】
新宿19:35（→19:48）JR中央線快速
東京20:12（→21:21）とき347号（新潟行）
越後湯沢21:30（→23:26）はくたか26号（金沢行）
富山23:26着

※ビジネスホテル泊で翌日8/10日早朝の折立への直行バス乗車（富山駅5:35→折立7:35)

コース状況／危険箇所等

最終日、思っていたより早く高瀬ダムへ下山出来たので、頑張って七倉を経て葛温泉まで歩きました。（計8kmくらい?）が、トンネルが多く一人で歩くのは少々不安でした。七倉のゲート手前までの1kmあるトンネル（山の神トンネル）内は霧が出ていて両方向の光が全く見えず、かなり不気味で方向感覚を失いそうになるほど。後ほど葛温泉から信濃大町まで乗車したタクシーの運転手に伝えたところ、「そこは車で通るのも正直怖いですよ〜。」と言ってました。

※富山駅→折立　直通バス 3400円
※葛温泉での日帰り入浴：700円
※葛温泉〜信濃大町駅までのタクシー：5680円

写真

折立登山口

三角点

テント装備なのにガツガツ登る女性

薬師岳が見えてきた

なだらかではあるけど太郎平までは長い道のり

ヘリがバンバン飛んでました　剱に向かう救助ヘリかな

太郎平到着

薬師峠テント場までは太郎平小屋から15分ほど

薬師峠テント場　トイレ、水場、管理小屋有り。
管理小屋ではこの時期14:00〜17:00の間に受付とビールの販売をしてくれるのでありがたい！

薬師岳へピストン

薬師岳山荘

もうすぐ頂上

北薬師岳

薬師岳頂上到着

薬師岳2926m

頂上はガスったり晴れたり

お隣のカップルに本格的なエイヒレ頂いちゃいました。ハート❤付

オトナリさんPart2　ZIN君

お隣の陽気なカップル　
この後トランプ宴会してもりあがる。

北ノ股岳へ

お花畑

ガスってましたが幻想的な光景でした

黒部五郎岳が見えてきた　デカイ

デカイ…

黒部五郎のカール

黒部五郎のカール　を下るコース

黒部五郎頂上到着

黒部五郎のカール　NZみたい

カッコいい大岩

お花畑

黒部五郎小屋

待望のリンゴ　激ウマでした

三俣蓮華岳の頂上への道と三俣山荘への巻道の分岐

お花がすごいっす

三俣山荘が見えてきた

山荘到着　食堂あり、診療所あり

三俣山荘

テントからの覗く鷲羽岳

なんと3年前に北アルプスですれ違った山口県出身の好青年！　また会えるはず！

北鎌尾根の上に虹！

北鎌がカッコ良すぎる…

シャドー＆黒部五郎

鷲羽岳山頂到着

北鎌＆鷲羽池

全然雨は降りません。

ワリモ岳

水晶小屋

水晶岳山頂から　涙が出そうになる素晴しい風景でした。

こんなとこにもトレランマン

読売新道、黒部湖、立山、白馬方面全て見えました

水晶岳から鷲羽岳方面

野口五郎岳への稜線

水晶小屋が遠くに

野口五郎岳

野口五郎岳へ

北鎌撮影がやめられない

北鎌＆お花畑

真砂岳　湯俣への分岐

野口五郎岳　水晶へ向かう人はいるが自分と同じ烏帽子岳方面へ向かう人がいない…

水晶岳がもうあんな遠くに

北へ

野口五郎小屋

コマクサ

烏帽子岳が見えてきた

烏帽子小屋への最後の稜線

烏帽子小屋到着

烏帽子小屋テント場

烏帽子岳

幻想的な朝の光景　高瀬ダムがある谷

烏帽子岳頂上

猿がわんさか

日本三大急登、ブナ立尾根を下る

高瀬ダム　タクシー使わず歩く

七倉まで頑張って歩くけど怖〜いトンネル内

感想

teqqei

【8月9日】
仕事を終え、そのまま東京駅発の上越新幹線にのり越後湯沢経由で富山へ。
富山駅近くにある1泊2900円のビジネスホテルに宿泊。

【8月10日】
朝5:00富山駅前発の折立行き直行バスに乗る予定が少々寝坊してしまい焦って次の5:35発のバスに乗車。夏山用の直行バスは予約制で5:00発のを予約していたのでかなり焦ったが、5:35発のバスも自分を含めて6名程度で余裕でした。ただこれが土日だと全く状況は変わってたかも。

折立から順調に太郎平まで3時間程度で到着。薬師峠のテント場にテントを準備しアタックザックで薬師岳へ。コースタイムよりもだいぶ早く余裕を持てたので頂上でゆっくりした割には15:00にはテント場に戻ってこれた。
このテント場は太郎平小屋より15分ほど離れているのでビール買うの遠いな〜と思いきや、テント場横に小さい管理小屋があり、そこで14:00〜17:00の間、大学生のバイト君2名がテントの受付とビールとジュースの販売をしてくれる！

夜はテントのお隣さんで薬師岳の頂上でも会ったZIN君と乾杯。そしてそのうち別のお隣さんである関西からの陽気なカップルお二人とも仲良くなり、テント場でトランプなどして大盛り上がり。山で会った人と酒飲んでわいわいするのは本当楽しい！


【8月11日】
昨晩知り合った3人は雲ノ平へ向かうとの事で自分ひとり黒部五郎方面へ向け出発。
少々霧が出ていたけど雨は降りそうにないのでそのまま半袖で取り合えず北ノ股岳へ。途中お腹ピーゴロ問題もありつつ、どうにか黒部五郎岳に到着。荷物はデポして頂上へはピストンしてカールを下るコースへ。ここは素晴しいカールで別世界、日本とは到底思えない。ニュージーランドっぽいかな？　黒部五郎小屋に到着する前にものすごくフルーツを食べたいと思っていたらそこでリンゴが売ってたので即購入。でエネルギー補給してゆっくりしてしまった。
割に三俣蓮華方面へはいきなり急騰でバテる。
どうにか三俣に到着し雨が降り出しそうだったので急いでテント準備。
でこのテント場では2つビックリハプニング。北鎌尾根が微妙に見えるのですがその上に虹が！で落ち着いてテントに戻るときに何となくみた事ある人物がと思ったら本当に何となく何年か前に槍〜北穂の稜線ですれ違った山口県出身の好青年が！あっちは覚えてなかったようだがこっちはなんか自分で覚えてて会えた感動で嬉しくなってしまい写真を一枚撮らせてもらった。それ以上名前も何も聞かなかったがまた次回3回目に会うときには名前も聞いて飲みにさそおうかな。こんなかすかな出合も山では面白い。
この日はかなり疲れてた。でもビール2本飲んでご飯食べて18:30には就寝。


【8月12日】
朝起きる前から天気がどうなるのか緊張してたけど、雨が全く降ってない。快晴ではないようだがテントは濡れずにパッキング出来ると思ってとりあえず出発準備。でもなんか北鎌見えてるし空は白というより青い。全然天気良い!!
でとりあえず1時間で鷲羽岳登頂。あまりに天気いいので晴れてるうちにと、ひたすら北鎌の写真をバシバシ撮る。でワリモ岳〜水晶小屋まで行くけど引続き天気は崩れない。水晶岳の山頂は360度北アルプスが間近に見えて感動して涙が出そうでした。そんなもんでなかなかもったいなくて降りるに降りられず40分も長居してしまった。これがこの日の全てのピークでした。
水晶からは野口五郎岳に向けて出発。野口五郎岳周辺でもうバテバテ。この山はざらざらしてるだけであまり好きではないかも。そこからだらだらと烏帽子小屋までどうにか歩きテント場到着。またお決まりのビール2本飲んでご飯食べて就寝。

【8月13日】
隣のテントが3時前より出発準備をしはじめごそごそうるさいので起床。下山するだけなので急ぐ必要はないものの天気は風が強く不安定に見えるので準備し5時半には出発準備完了。曇っているがザックを烏帽子小屋にデポさせてもらい、烏帽子岳をピストン。頂上の岩場に登ったとたんにサ〜と雨が降り出し。早々に下山。烏帽子小屋から三大急登とされているブナ立尾根を下る。約2時間弱でニゴリ沢の河原まで出る。そこから吊り橋、トンネルを歩き高瀬ダム到着。ここではタクシーが数台待っていたが時間があるので葛温泉まで2時間弱頑張って歩く。七倉のゲート手前の山の神トンネルは長くて霧が立ち込めていて恐怖の1kmでした。無事葛温泉に到着し4日分の垢を流してスッキリ！

コメント

zin

お世話になりました！
薬師峠キャンプ場ではお世話になりました。

ソロテント登山だと出会いが楽しいですが、今回はteqqeiさんのおかげでとくに楽しく過ごすことが出来ました。お肉美味しかったです。大富豪も楽しかったですね、自分は弱かったですが。。。

またどこかの山でお会いしましょう