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Yamareco

記録ID: 327377
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳全山縦走

2013年07月28日(日) 〜 2013年07月29日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
57.9km
登り
4,506m
下り
4,282m

コースタイム

1日目 小淵沢駅12:52ー2:20ヘアピンカーブ2:28ー3:05観音平ー3:43雲海展望台3:51ー4:27押手川4:38ー5:55編笠岳6:13ー7:47権現岳8:05ー9:31キレット小屋10:18ー11:012700m付近11:10ー11:57赤岳12:15ー13:08横岳手前13:16ー14:11硫黄岳山荘14:19ー15:29夏沢ヒュッテ15:36ー16:23根石山荘16:30ー18:14黒百合ヒュッテ 20:40消灯
2日目 6:02ー7:18高見石小屋7:28ー8:32麦草峠8:44ー11:15北横ヒュッテー13:42双子池13:56ー15:42蓼科ヒュッテー18:18女神茶屋18:29ー20:49東急ハーヴェスト出発 2時間ほどで車に拾ってもらう
天候 7/28晴れ後曇り
7/29雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
往路:中央線小淵沢駅より観音平まで徒歩
復路:東急トレッキングコース入口より杜鵑峡上バス停まで徒歩、中央線茅野駅までヒッチハイク
コース状況/
危険箇所等
 大河原林道は雨池峠への分岐から先が通行止め。
 黒百合ヒュッテ〜雨池峠まで、雨天時は道幅いっぱいに水溜りができるところが多い。靴下を濡らさずに歩こうとすると時間がかかりそう。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
今晩は晴れてよかった
2013年07月28日 02:50撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 2:50
今晩は晴れてよかった
南ア
2013年07月28日 06:09撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 6:09
南ア
中ア
2013年07月28日 06:09撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 6:09
中ア
世界遺産
2013年07月28日 06:09撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 6:09
世界遺産
権現よりギボシの方が目立つ
2013年07月28日 06:10撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 6:10
権現よりギボシの方が目立つ
赤岳に不穏な雲が・・・
2013年07月28日 11:15撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 11:15
赤岳に不穏な雲が・・・
赤岳山頂
2013年07月28日 12:13撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 12:13
赤岳山頂
県境尾根
2013年07月28日 12:52撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 12:52
県境尾根
コマクサ畑
2013年07月28日 13:59撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 13:59
コマクサ畑
人だらけの硫黄岳
2013年07月28日 14:40撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 14:40
人だらけの硫黄岳
凄惨な火口壁
2013年07月28日 14:42撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 14:42
凄惨な火口壁
行く末
2013年07月28日 14:43撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 14:43
行く末
来し方
2013年07月28日 14:48撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 14:48
来し方
小屋から火口壁
2013年07月28日 15:36撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 15:36
小屋から火口壁
ダウン寸前です・・・
2013年07月28日 16:21撮影 by  iPod touch, Apple
7/28 16:21
ダウン寸前です・・・
雨の雨池
2013年07月29日 09:44撮影 by  iPod touch, Apple
7/29 9:44
雨の雨池
ここから下山したいんだけど・・・?
2013年07月29日 18:19撮影 by  iPod touch, Apple
7/29 18:19
ここから下山したいんだけど・・・?

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25,000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 ライター 保険証 飲料 バンドエイド 雨具 防寒着 ビニール袋 替え衣類 シュラフ シュラフカバー ザックカバー 食器 水筒 時計 日焼け止め 非常食
共同装備
テント テントマット コンロ ガスカートリッジ コッヘル(鍋) ファーストエイドキット 医薬品 カメラ

感想

 これも高校生の頃から温めていた計画である。尤も4年の間に種々の変遷を経て、この日程とコース取りに決まったのは今年度に入ってからだが。
 本当は2泊3日で霧ヶ峰、美ヶ原を通って松本駅まで歩くはずだった。

 0日目
 終電で小淵沢駅に向かう。八王子で乗り継ぎの時間が余ったので駅前の書店で立ち読みして時間をつぶす。柳田国男の「山の人生」を買う。山行中はほとんど読む時間がなくて無駄ボッカだった。
 八王子から2時間半、1760円で小淵沢着。水汲みと体操をしてすぐ出発。幸い月は明るい。駅前の通りを右に進んで突き当たりの地下道を潜る。道なりに北へ進むと直ぐに中央道に突き当たり、トンネルを抜けてなおも直進。ずーっと直進。爽やかな別荘地を通る道で気分が良い。正面に牧場が現れたら左折。直ぐに大通りに出るのでそれと平行する手前の細道を行く。1140.6の三角点から暫く車道とは思えない悪路が続き不安になる。20分ほどで再び立派な道に出る。ここまでは山と高原地図どおり。
 山と高原地図ではこの先途中で右折することになっているが、大通りの方が精神的に楽なのでそのまま進む。地形図で標高1400m辺りのヘアピンカーブから観音平に延びている登山道は見当たらなかった。尚も2車線の立派な車道を行く。途中夜景のきれいな場所があってしばし休む。
 観音平には50台ほど車が止まっていてほぼ満車だった。雲海展望台まで、道がごちゃごちゃしてわかりづらい。木立は疎らで月が明るいためあまり怖さは感じない。押手川でヘッドライトを外す。
 編笠山までの登りで疲れが出始め、5分歩いては立ち止まるのを繰り返す。前半が緩やかな車道歩きだったとはいえ、ここまでの4時間で1700m標高を上げている。男体女峰以来の標高差だ。この日の最後までずっとこんな調子だった。
 押手川からほぼエアリア通りのタイムをかけて編笠山に着く。とても見晴らしがいい。が、風が強くて寒い。一通り写真を撮って出発。青年小屋への下りの最後は大岩がゴロゴロ堆積していて歩きにくい。
 ギボシの山頂あたりは岩場だがどうということはない。眠いので権現岳の山頂はパス。眠い。高尾三頭でも同じようなタイムテーブルで行動していたのにこの差は何だろう。標高差の大きさが影響しているのか。座って休んでいると、時々辺りが暗くなる。瞼が降りたような一様な暗さではなく、周りの景色が月明かりの下で見ているように仄暗く見えるのだ。でも行動している時は不調を感じないので先に進む。
 キレットからの400mの登り返しはきつかった。いつもなら何でもないような岩場でも、このコンディションだと危なっかしく感じる。注意して進む。
 赤岳山頂はガスで何も見えない。写真を撮ってすぐ出る。横岳の辺りも岩場続きで気が抜けない。

 知り合いに読まれると思うとどうも文章がぎこちなくなる。面倒だから以下箇条書きにする。
 ・麦草峠まで行く予定だったが時間切れで黒百合ヒュッテに泊まる。幕営料700円。高い。トイレはきれい。レトルトカレー食べてテント立ててコーヒー飲んですぐ寝る。
 ・長めに寝て4:40起床。近所のカルディで安売りしていたソルレオーネのクリームペンネを食べる。サタケのマジックパスタに比べればましだが進んで食べたくなるようなものではない。やはり朝は茶漬けに限る。のんびり撤収するつもりだったが、雨が強まってそうもしていられなかった。
 ・レインウェアが水を吸いまくり1ピッチでびしょぬれになってしまった。余りにも不快で麦草峠から下山したかったが、意地で白樺湖までは歩くことにする。これは沢歩きなんだと自分に言い聞かせたら幾らかましになった。
 ・今年の残雪で通った茶臼と縞枯は雨池経由で巻く。笹原と疎らな林の平らな道で爽やか。晴れていれば。長靴でもなければ靴下を濡らさずには歩けそうもない。
 ・北横岳から先は下山までは昨日と打って変わって一人の登山者にも会わなかった。
 ・白樺湖まであと1ピッチというところで、あろうことか道を間違える。八子ヶ峰から西に行くはずが、南の東急リゾートに降りる道に入ってしまった。道を間違えて30分位して気づいたが、もう辺りは真っ暗で登り返す気がしなかったのでそのまま降りてしまった。これで八子ヶ峰〜白樺湖間の1時間くらいの行程を中途半端に残してしまった。我ながら情けない。
 ・東急リゾートから茅野駅までもバス代節約のため歩くことにする。5時間ほど歩いて午前1時頃到着するつもりだったが、2時間ほど歩いたところで親切なおじさんが車に乗せてくれた。地獄に仏。30分くらいで駅に着く。西口の東屋のところで降ろしてもらったのだが、何とその30分後に駅から10分の幸楽苑で奇跡の再会を果たす。幸楽苑で閉店時間まで粘った後、東屋で始発の時間まで仮眠。東京に着いたのは午前10時くらいだった。



 まとめ:1日目の眠さと怠さ、2日目の最後の車道歩きは本当にきつかった。もう二度としたくない。次からはもっと真面目な登山をする。でも来年の今頃になったらきっとまた同じような山行をやって同じように後悔するんだろう。最後の道間違いは要反省。

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