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Yamareco

記録ID: 358451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳(上高地から周回。槍沢を登り、屏風のコル経由で下る。槍ヶ岳山荘と北穂高小屋泊)

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月15日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
36.9km
登り
2,487m
下り
2,485m

コースタイム

【13日】
04:50 さわんど駐車場(2台目に乗車)
05:30 上高地バスターミナル
07:50 横尾(20分休憩)
09:30 槍平ロッジ(40分休憩)
09:05 岳沢小屋(30分昼食)
11:10 大曲(水俣乗越・東鎌尾根方向との分岐点)
12:00 天狗原分岐点
13:40 殺生ヒュッテ(20分休憩)
14:35 槍ヶ岳山荘(着)
15:10 槍ヶ岳山荘(発)
15:40 槍ヶ岳(10分休憩)
16:10 槍ヶ岳山荘(着)
【14日】
07:00 槍ヶ岳山荘
07:15 飛騨乗越(槍平・親穂高との分岐点)
07:30 大食岳
08:10 中岳
09:05 天狗原分岐点(5分休憩)
09:35 南岳
09:45 南岳小屋(25分昼食)
11:25 長谷川ピーク
12:00 A沢コル
13:20 北穂高小屋
【15日】
06:15 北穂高小屋
06:25 奥穂高への縦走路との分岐点
08:15 涸沢小屋(10分休憩)
08:30 涸沢ヒュッテ(35分休憩)
10:00 屏風のコル
12:00 新村橋
12:15 徳沢
13:40 河童橋(30分休憩)
以下、記録無し
天候 【13日】晴 朝は0〜4℃ それ以降は10℃前後 殆ど風は無し
【14日】晴 4℃〜12℃ 殆ど風は無し 風の当たらない日向は暑い
【15日】曇のち雨 6℃〜12℃ 風は3〜4m/s 10時から雨が降り始め時間雨量1〜2mm程度
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道の飛騨清見JCTから中部縦貫自動車道へ乗換え高山ICで一般道へ下りる。
国道41号から国道158号を走り東へ。平湯トンネルと抜けると安房峠道路の平湯IC
や平湯温泉街に着きます。
平湯温泉街を抜ける国道158号から有料の安房峠道路を越えると市営さわんど駐車場が
有りますので看板を頼りに探してください。
地図を見ると判りますが何箇所も駐車場があります。
さわんどには12日の夜10時位に着きましたが空いている駐車場が多かったと思います。
始発のバスに確実に乗りたい方は、さわんどバスターミナルで乗車してください。

コンビには高山IC付近にあるのが最後です。
平湯温泉街周辺には有りませんので注意して下さい。

アルピコ交通│さわんど駐車場〜上高地シャトルバス
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima
10月13日(日)あかんだな駐車場の始発便は4:40
10月15日(火)上高地の最終便は17:00

沢渡・平湯乗換えマップ| 上高地公式ウェブサイト
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/
駐車場は約850台 500円/日(24時間出入可、車庫前の駐車料金は先払い)

NEXCO 中日本 安房峠道路におけるETC割引
http://www.c-nexco.co.jp/navi/etc_guide/pdf/etc_abotoge.pdf
平日日中は3割引で550円 それ以外は5割引で400円
コース状況/
危険箇所等
【コース状況/危険箇所等】

上高地バスターミナルに登山ポストの有。下山届は見当たらなかった。

奥穂高岳で驚きの熊との遭遇 [山行記録] - ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-224066.html

穂高周辺では熊が度々、目撃されています。
くわしくは検索してください。

山岳へルメット着用奨励山域の指定について 長野県山岳遭難防止対策協会
http://www.togakuren.com/%E3%81%B8%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E7%9D%80%E7%94%A8%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf
今回登山したルートの大半はヘルメット着用奨励山域です。
落石の恐れがある場所が多いため音にも気を配ってください。

また自分が石を落とさない事も心がけてください。
ハシゴや鎖場、急な斜面では登山者同士が間隔を開け、貰い事故を起こさない様にしましょう。
お互い辛い思いをしますから。

あと大きな浮石も有るので注意して下さい。
調子に乗っているとヒヤッとする目に私は遭いました。

上高地から槍ヶ岳山荘までの道は問題なし。
整備されているので、登山道の通り進んでください。

ただし大曲の下で登山道が崩れ補修を行っています。
仮設の登山道は沢を渡りますので降雨には注意して下さい。

槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳山頂まではハシゴ、鎖場あり。
滑落もありえますが基本の三点支持を確実にやれば問題ありません。
岩場に不慣れな方は行かないで下さい。

槍ヶ岳山荘から南岳小屋までの道は問題なし。
ただしガレ場が多い。

大キレットは滑落の危険大。三点支持の技術が必須。
長谷川ピークより北側は、ハシゴに鎖場があるもののそれほど難しく有りません。
長谷川ピーク付近は、ナイフリッジになっている岩の上を歩かなければなりません。
鎖を掴んでいても怖い場所が多いです。
(私が実際に鎖を握ったのは、槍ヶ岳山頂直下の下りでホールドが見つかった1箇所だけ。
でも、こんなのは只の自己満足です。失敗して事故になったら最悪。)

A沢コルから北穂高山荘の間は、かなり急です。
ゆっくり確実に進んでください。

北穂高から涸沢カールへの下りも中々急です。
鎖場、ハシゴもあります。

パノラマコースは涸沢ヒュッテから屏風のコルの間は道は細く固定ロープが設置されている場所が多数あります。
また細かいアップダウンが続きますので地図で見たより疲れます。

屏風のコルから下部も急な道が続きます。
砂、ガレ場、大きな岩場の上を歩き続けるので、これも予想以上に疲れます。
滑って石に体をぶつけたら痛いだけでは済みませんので注意して下さい。

【夏場の公衆トイレ設置箇所】

上高地ビジターセンター内、小梨平キャンプ場、
徳沢キャンプ場、横尾キャンプ場、ババ平キャンプ場

【山荘利用メモ】

槍沢ロッヂ TEL 090-3135-0003
公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/yarisawa/
収容人員150人 5人以下は予約不要
10時から14時30分まで食事が出来ます。
無料の水場は玄関の向かいに有ります。

槍ヶ岳山荘 TEL 090-2641-1911
公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/
収容人員650人 5人以下は予約不要
寝具は敷布団と掛け布団、枕のみで毛布無し。防寒着を着て寝てください。
一泊二食9,000円 消灯は20時30分。
夕食は複数回に分けられますので指定の時間に食堂へ。
朝食は5時から先着順。
売店は日中開いている様です。
水1L当たり200円。水場は入口脇。宿泊者は無料。テント泊は有料。
屋外各階トイレ有。1Fトイレは男女別(他は調べていません)
トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。
靴は各寝室入口横の下駄箱へ。玄関に外用スリッパ有。上履き用スリッパ無。
乾燥室あり。

南岳小屋 TEL 090-4524-9448 今年の営業は10月14日の泊りまで
公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/minamidake/
収容人員80人 少人数でも予約推奨
10時30分から14時まで食事が出来ます。
水場は売店横。1L当たり200円

北穂高山荘 TEL 090-2641-1911
公式サイト http://homepage3.nifty.com/kitaho/
事前の予約推奨(5人以上の場合は特に)
一泊二食9,000円 夕食は17時。朝食は5時。
11時から13時まで食事が出来ます。
水1L当たり200円。水は売店か受付で容器を渡す。宿泊者は無料。
屋外トイレ有。男女共同。トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。
靴は受付横の下駄箱へ。玄関に外用スリッパ有。上履き用スリッパ無。

涸沢ヒュッテ TEL 090-2641-1911
公式サイト http://www.karasawa-hyutte.com/
収容人員180人
売店は日中開いている様なので何時でも食事が取れます。
水は無料。売店裏に水場あり。
トイレ有り。男女共同。トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。
徳沢はテントで一杯
徳沢はテントで一杯
3連休だからか、こんな朝早くから人が沢山。

土曜は低気圧が東へ過ぎ軽い西高東低。
2500m以上では雪が降ったみたいです。
前日の冷え込みでベンチも真っ白。
3連休だからか、こんな朝早くから人が沢山。

土曜は低気圧が東へ過ぎ軽い西高東低。
2500m以上では雪が降ったみたいです。
前日の冷え込みでベンチも真っ白。
お腹がすいたので 糖分補給。
お腹がすいたので 糖分補給。
槍ヶ岳へ向かうので、つり橋を渡らずワサビ沢方向へ向かいます。
槍ヶ岳へ向かうので、つり橋を渡らずワサビ沢方向へ向かいます。
二の俣谷の橋
槍沢は綺麗な所だ。
槍沢は綺麗な所だ。
疲れ始めてるので「もうすぐ」って
どれだけだよ!と思ってしまう
疲れ始めてるので「もうすぐ」って
どれだけだよ!と思ってしまう
小型の水力発電。
どれぐらい発電できるんだろう?
小型の水力発電。
どれぐらい発電できるんだろう?
槍沢ロッジ到着。
槍沢ロッジ到着。
寒いので暖かいものが欲しい。
ということでシチュー。

燃料は20ml位。
用意してから10分程度で完成。
寒いので暖かいものが欲しい。
ということでシチュー。

燃料は20ml位。
用意してから10分程度で完成。
固形燃料やアルコールストーブって
簡単な仕組みで湯を作れるので感動する。
1
固形燃料やアルコールストーブって
簡単な仕組みで湯を作れるので感動する。
槍沢ロッジに長居してしまった。
槍沢ロッジに長居してしまった。
望遠鏡で槍が見えるというので覗く。
もう山頂に沢山、人がいる。
望遠鏡で槍が見えるというので覗く。
もう山頂に沢山、人がいる。
山の中腹辺りが紅葉している。
山の中腹辺りが紅葉している。
ババ平のテント場。
ここも一杯、テントが建っている。
ババ平のテント場。
ここも一杯、テントが建っている。
まだまだ先は長いなあ。
水俣乗越を経由という案は無謀だ。
普通に上ります。
まだまだ先は長いなあ。
水俣乗越を経由という案は無謀だ。
普通に上ります。
天狗原との分岐点。
ここら辺から足が前に上がらなくなってきた。
天狗原との分岐点。
ここら辺から足が前に上がらなくなってきた。
西岳(2758m)と赤沢山(2670m)が良く見える。
西岳(2758m)と赤沢山(2670m)が良く見える。
赤丸を付けたあたりから落石が何度かあった。

この辺りで落石が起こらない場所は無いから仕方が無いか。
赤丸を付けたあたりから落石が何度かあった。

この辺りで落石が起こらない場所は無いから仕方が無いか。
槍が近づく度に足取りは重くなる。
時間はあるし、無理せず休憩しながら登るか。
槍が近づく度に足取りは重くなる。
時間はあるし、無理せず休憩しながら登るか。
殺生ヒュッテとの分岐点まで到着。
槍ヶ岳山荘までお腹が持たないので殺生ヒュッテに立ち寄ります。
殺生ヒュッテとの分岐点まで到着。
槍ヶ岳山荘までお腹が持たないので殺生ヒュッテに立ち寄ります。
殺生ヒュッテでビールを1本貰いました。
殺生ヒュッテでビールを1本貰いました。
なんとか槍ヶ岳山荘に到着。
なんとか槍ヶ岳山荘に到着。
さらにビールとオデン。
おいしゅうございました。
さらにビールとオデン。
おいしゅうございました。
宿泊の手続きも済ませ、荷物を寝床に置いたので槍ヶ岳に登りますか。
でも渋滞気味だなあ。
宿泊の手続きも済ませ、荷物を寝床に置いたので槍ヶ岳に登りますか。
でも渋滞気味だなあ。
昨日の雪が残ってて結構、怖い。
昨日の雪が残ってて結構、怖い。
裏銀座方向。
ここも行ってみたいなあ。
裏銀座方向。
ここも行ってみたいなあ。
山頂での写真の順番待ち。
山頂での写真の順番待ち。
槍ヶ岳山頂。
順番が回ってきたので山陰とともに撮影。
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槍ヶ岳山頂。
順番が回ってきたので山陰とともに撮影。
三角点。
古いままの様ですね。
三角点。
古いままの様ですね。
槍ヶ岳山荘の夕食。
本日のメニューは酢豚。


大きい小屋だから、食事が少し冷えてるのは仕方が無い。
でも椅子が冷たいのは辛かった。
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槍ヶ岳山荘の夕食。
本日のメニューは酢豚。


大きい小屋だから、食事が少し冷えてるのは仕方が無い。
でも椅子が冷たいのは辛かった。
寒かった槍ヶ岳山荘を後にして、次の目標になる大キレットに向かいます。
南岳小屋で昼食を取るために遅めの出発。
寒かった槍ヶ岳山荘を後にして、次の目標になる大キレットに向かいます。
南岳小屋で昼食を取るために遅めの出発。
飛騨乗越。
下を見ると5人ぐらいは槍平から上がってきていた。
飛騨乗越。
下を見ると5人ぐらいは槍平から上がってきていた。
大食岳から槍ヶ岳を振り返る。
大食岳から槍ヶ岳を振り返る。
次は中岳に向かいます。
次は中岳に向かいます。
もっと緩やかな所が続くと思っていたら、時々怖い所がある。
もっと緩やかな所が続くと思っていたら、時々怖い所がある。
中岳への登り。
大食岳を振り返る。
大食岳を振り返る。
中岳山頂下の2連ハシゴ。
中岳山頂下の2連ハシゴ。
昨日、しんどい思いをした槍沢を眼下に見る。
昨日、しんどい思いをした槍沢を眼下に見る。
次は南岳。
テンポよく進むので楽しいな。
次は南岳。
テンポよく進むので楽しいな。
中岳を振り返る。
中岳を振り返る。
南岳手前。
ペンキの指示では手前の岩場を越えることに成っていますが、東側のガレ場を通る方が簡単です。
南岳手前。
ペンキの指示では手前の岩場を越えることに成っていますが、東側のガレ場を通る方が簡単です。
後ろのお爺さんはペンキの指示通りに進んでいる。
後ろのお爺さんはペンキの指示通りに進んでいる。
天狗原の分岐点。ザックがデポされている。
ここから南岳方向ではザックを担いでいない人は居なかったので槍ヶ岳に向かったのかな?
1
天狗原の分岐点。ザックがデポされている。
ここから南岳方向ではザックを担いでいない人は居なかったので槍ヶ岳に向かったのかな?
もう直ぐ南岳。
南岳の北側は道が綺麗。
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もう直ぐ南岳。
南岳の北側は道が綺麗。
南岳小屋。
今日(10月14日)の宿泊までが営業との事。
南岳小屋。
今日(10月14日)の宿泊までが営業との事。
南岳小屋の昼食は10時からだと思っていたら10時半だった。
ここで長居するのもアレなのでカップめんを頂きました。
南岳小屋の昼食は10時からだと思っていたら10時半だった。
ここで長居するのもアレなのでカップめんを頂きました。
本当はカレーが食べたかったな。
本当はカレーが食べたかったな。
南岳を過ぎる大キレットが始まる。
2
南岳を過ぎる大キレットが始まる。
いきなりハシゴは2つ。
2
いきなりハシゴは2つ。
長谷川ピークまでは、それほど難しい所はない。
2
長谷川ピークまでは、それほど難しい所はない。
ハシゴの次は鎖場。
奥のほうに石を並べて置いている所が有りますが、間違った方向だという印です。
後ろで黄緑の服を着ていた人が間違えて降りようとしていた。
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ハシゴの次は鎖場。
奥のほうに石を並べて置いている所が有りますが、間違った方向だという印です。
後ろで黄緑の服を着ていた人が間違えて降りようとしていた。
後ろから二人に追いかけられる。
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後ろから二人に追いかけられる。
「長谷川ピークまでは、それほど難しい所はない。」と書きましたが、それは基準がオカシイレベルだからですよ。
「長谷川ピークまでは、それほど難しい所はない。」と書きましたが、それは基準がオカシイレベルだからですよ。
西から雲が沸いてきた。(11時撮影)
西から雲が沸いてきた。(11時撮影)
まだ道に見える。
まだ道に見える。
所々、道に見えなくなってきた。
所々、道に見えなくなってきた。
南岳を振り返る。
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南岳を振り返る。
道というより尾根を無理に歩いている感じがする。
1
道というより尾根を無理に歩いている感じがする。
道に見える所があると、ほっとする。
道に見える所があると、ほっとする。
もう、何これ。
長谷川ピークに到着。
ここからが本当に辛い所。
長谷川ピークに到着。
ここからが本当に辛い所。
本当に、これから何処を歩くんでしょうね?
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本当に、これから何処を歩くんでしょうね?
もう全然、道に見えません。
もう全然、道に見えません。
鉄製のステップが見えた。
1
鉄製のステップが見えた。
一番、怖かった太い鎖場。
4
一番、怖かった太い鎖場。
ここを歩いてきましたよ。
4
ここを歩いてきましたよ。
ここを下りてきましたよ。
2
ここを下りてきましたよ。
やっと北穂高に取付まで来れた。
2
やっと北穂高に取付まで来れた。
感覚が麻痺してきて、この程度では怖いと思わなくなってきた。
2
感覚が麻痺してきて、この程度では怖いと思わなくなってきた。
A沢コル。
長谷川ピークから北穂高を見てきたんだけど、上部北側は人が歩けそうな所は無い様に見えたので不安が残る。
北穂高から来た人と擦れ違っているのにね。
長谷川ピークから北穂高を見てきたんだけど、上部北側は人が歩けそうな所は無い様に見えたので不安が残る。
北穂高から来た人と擦れ違っているのにね。
長谷川ピークを振り返る。
2
長谷川ピークを振り返る。
そうですか。真っ直ぐ上にあがれと。
1
そうですか。真っ直ぐ上にあがれと。
足をかける所はあるのね。
安心した。
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足をかける所はあるのね。
安心した。
2番目に怖かった所。
岩が滑りやすい。
2
2番目に怖かった所。
岩が滑りやすい。
ここを擦り抜けます。
この後の登山道は北穂高の東側へ回りこみます。

しかし日陰に入り風が冷たい。
上着を出す余裕なんて無いよ。
ここを擦り抜けます。
この後の登山道は北穂高の東側へ回りこみます。

しかし日陰に入り風が冷たい。
上着を出す余裕なんて無いよ。
残雪が凍っている。
スリップしたら終わりなので地味に怖い。
2
残雪が凍っている。
スリップしたら終わりなので地味に怖い。
誰が書いたんでしょう?
2
誰が書いたんでしょう?
あと200mって言われても、100m進むのに時間が結構かかるのに。
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あと200mって言われても、100m進むのに時間が結構かかるのに。
西からの雲が大部、近づいてきました。
西からの雲が大部、近づいてきました。
鼻水するずるの状態で北穂高山荘に、やっと到着。
鼻水するずるの状態で北穂高山荘に、やっと到着。
寒いので熱燗を購入。
さらに自前でホットウィスキーも用意する。
寒いので熱燗を購入。
さらに自前でホットウィスキーも用意する。
雲が一度、稜線を越えましたが直ぐに消えました。
1
雲が一度、稜線を越えましたが直ぐに消えました。
体が温まったのでビール。
すでに何かがオカシイ気がする。
1
体が温まったのでビール。
すでに何かがオカシイ気がする。
本当は涸沢ヒュッテで泊まるつもりでしたが、北穂高山荘の方がご飯がおいしいと他の登山者から教えていただいたので、予定を変更して泊まることにしました。
本当は涸沢ヒュッテで泊まるつもりでしたが、北穂高山荘の方がご飯がおいしいと他の登山者から教えていただいたので、予定を変更して泊まることにしました。
山荘に荷物を置き、スリッパのまま山頂へ。
雲海が綺麗だ。
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山荘に荷物を置き、スリッパのまま山頂へ。
雲海が綺麗だ。
山では何時も見上げている雲を眼下にある。
苦労して登ってきた結果の一つなんだろうな。
2
山では何時も見上げている雲を眼下にある。
苦労して登ってきた結果の一つなんだろうな。
西側は、すっと雲海が続いている。
笠ヶ岳が見えるだけ。
2
西側は、すっと雲海が続いている。
笠ヶ岳が見えるだけ。
北穂高山荘で晩御飯。
名物の豚のしょうが焼き。
昨日と違って、おかずも椅子も暖かい。
美味しい。嬉しい。
3
北穂高山荘で晩御飯。
名物の豚のしょうが焼き。
昨日と違って、おかずも椅子も暖かい。
美味しい。嬉しい。
まだ飲むか。俺。
でも、これを飲み終わったら布団に直行。
朝まで爆睡しました。
まだ飲むか。俺。
でも、これを飲み終わったら布団に直行。
朝まで爆睡しました。
北穂高山荘で朝御飯。
ご馳走様でした。
2
北穂高山荘で朝御飯。
ご馳走様でした。
後は下るだけ。
でも下るだけと言っても先は長い。
後は下るだけ。
でも下るだけと言っても先は長い。
涸沢はナナカマドの実が綺麗でした。
涸沢はナナカマドの実が綺麗でした。
涸沢小屋に到着。
涸沢小屋に到着。
名物のソフトクリーム。
アイスだけでは寒いのでコーヒーも頂きました。
名物のソフトクリーム。
アイスだけでは寒いのでコーヒーも頂きました。
屏風岩のパノラマコースで帰ろうかな。
屏風岩のパノラマコースで帰ろうかな。
涸沢ヒュッテに移動。
涸沢ヒュッテに移動。
おでんを頂きました。
おでんを頂きました。
醤油ラーメンも頂きました。
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醤油ラーメンも頂きました。
腹も一杯になったのでパノラマコースで帰ります。
腹も一杯になったのでパノラマコースで帰ります。
紅葉が綺麗ですが、ここの道は悪いです。
地図には載らない細かいアップダウン。
足場が細く固定ロープを設置してくれている箇所が多数です。
紅葉が綺麗ですが、ここの道は悪いです。
地図には載らない細かいアップダウン。
足場が細く固定ロープを設置してくれている箇所が多数です。
槍ヶ岳が見える。
雲が出てきたのが気になる。
早く帰ろう。
槍ヶ岳が見える。
雲が出てきたのが気になる。
早く帰ろう。
梓川が、あんなに細く見える。
梓川が、あんなに細く見える。
屏風のコル。
平日なのに沢山の人がデポして登っている。
凄いなあ。
1
屏風のコル。
平日なのに沢山の人がデポして登っている。
凄いなあ。
台風が心配ですし体力も残っていないので屏風の耳はスルーして帰ります。
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台風が心配ですし体力も残っていないので屏風の耳はスルーして帰ります。
荷揚げのヘリ。頭上を飛ばれるので少し怖い。
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荷揚げのヘリ。頭上を飛ばれるので少し怖い。
ナイロンザイル事件は、前穂高北尾根が現場でしたね。
ナイロンザイル事件は、前穂高北尾根が現場でしたね。
やっと新村橋
河童橋。
平日なのに、人が沢山。
河童橋。
平日なのに、人が沢山。

感想

また北アルプスに来てしまいました。しかも初めての連泊。
事前の天気予報とおり土曜の天気の崩れと台風接近の間を縫っての
登山となりました。予想が当たってくれて良かったです。

土曜の雪で、私の予想より気温が低く体温調整が難しかったです。
槍ヶ岳山荘は断熱が、あまり無い様で屋内でも寒かった。
何度か体調を崩しかけたものの、風邪薬、インナーシーツと防寒着で
何とか耐え切りました。

次に槍ヶ岳に行く時は評判の良いヒュッテ大槍(要予約)に宿泊したいと思います。

今回の登山計画を考えたときに、本当は逆順(上高地→北穂高→槍ヶ岳)を考えて
いましたが三連休で、どの山小屋も混むだろう。
それに大キレットで渋滞に合いたくない。
なら連休中は槍ヶ岳の大きな小屋に泊まる方が、まだマシだろう。
槍が混んでいたら14日の平日に登れば良いだけ。
ということで、この順番に変更しましたが正解だったようです。
13日の宿泊は涸沢ヒュッテも北穂高山荘も1枚の布団に複数で寝なければ
ならない状態だったそうです。

今回の目標は槍ヶ岳と大キレットを通る事が達成で着てよかったです。
大キレットを通るのが無理だと思ったら南岳小屋→槍平→新穂高という
エスケープルートも考えていましたが使わずに済みました。

研磨屋と野あそび。:シンプルと小細工。
http://rikuren.naturum.ne.jp/e1458664.html
アルコールバーナーの風防は、こちらを参考にさせて頂きました。
ウコンの力で作ったオーソドックスなサイドバーナー式アルコールストーブは頑丈。

燃料アルコールは健栄製薬の100ml消毒用エタノール容器に入れています。
この容器が偶然、ウコンの力で作ったサイドバーナーがスッポリ被せれるのに気づいた。

ライターや蝋燭、自作の風防も全部モンベルのチタンクッカー#1に、
ちょうど入るし3シーズンの非常用熱源として良い組み合わせが出来た気がする。

【メモ】
持って行った水分 2.0L
途中で補給した水 横尾まで0.8L(缶ジュース) 槍沢ロッジ0.5L 槍ヶ岳山荘2.0L 北穂高山荘2.5L 涸沢ヒュッテ0.5L
出発時のバックパック総重量は7kg弱(各所で買い食いするので荷物は軽い)

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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